透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

星新一のSF

2014-09-02 | D 新聞を読んで


「日本SF展・SFの国」 世田谷文学館HPより転載



 信濃毎日新聞9月1日付朝刊に「日本SF 熱く」という見出しの記事が掲載された。記事には世田谷文学館で現在開催中の展覧会「日本SF展・SFの国」が紹介されている。日本SFの第一世代を代表する3人の作家、筒井康隆、星新一、小松左京に加え、手塚治虫、真鍋博を重視した展覧会だという。

僕は星新一の熱心な読者ではないが、新潮文庫で何冊か読んでいる。今日、久しぶりに書店に立ち寄って星新一の『つぎはぎプラネット』新潮文庫を買い求めた。カバーの裏面に**入手困難な作品や書籍、文庫未収録の作品を集めた、ショートショートの神様のすべてが分かる、幻の作品集。**とある。

星新一の作品を読むのは学生の時以来か。

今月20日に上京する予定だが、翌21日に展覧会「日本SF展・SFの国」を観に行こうと思う。


 


秋の朝 0902

2014-09-02 | E 朝焼けの詩


秋のフォトアルバム 撮影日時 140902 05:20AM

 時は流れ、季節は移ろう・・・。

秋の気配が漂いはじめた。しばらく前まではナイトパージ的効果を期待して早朝に窓を開けて外気を室内に取り入れていたが、このごろは窓を閉じたままの朝が多くなった。

ここ一週間、くもり空の日が続き、朝焼けにならない。

今朝、リビングの窓から見る東の空はこんな様子だった。気象用語の定義を覚えていないので、近くの里山を薄く覆うのは霧だか、靄(もや)だか、分からない。しばらくこの様子を見ていて飽きなかった。

このような、はっきりしない風景、大雑把なというか、乱暴な言い方をすれば「水の諸相」がつくり出す風景がこの国の特徴と言えるだろう。こんな朝の風景もいいものだ。