透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

氷のコーティングは雨氷でした。

2010-02-13 | A あれこれ

 前稿の写真のような木の枝をコーティングした氷を「雨氷」ということが分かりました。で、「雨氷」を検索。以下はウィキペディアの記事の要点をまとめたものです(かなり端折りました)。

「過冷却」の雨(着氷性の雨)は物にぶつかって瞬間的に凍結して透明な氷になる。この氷が雨氷(うひょう、あめごおり)。

過冷却の雨は、地上付近の薄い冷気層(気温が0℃以下の空気層)の上に暖気層(気温が0℃以上の空気層)が発生した(逆転層の発生)ときに降る。通常大気の温度は上空になるほど下がるから逆転層の発生は稀。

暖気層の上にある冷気層の雲から雪が降ると暖気層でいったん雨となり下層の冷気層で再び冷やされて過冷却状態の雨となって地上に降ってくる。ただし地上付近の冷気層が厚いと雨が凍結して凍雨となる。

冷気層と暖気層が逆転する逆転層の発生には低気圧や前線の影響のほかに地形も関係していて平野部では発生しにくく、山間部で発生しやすい。

雨氷はいくつかの条件が重なって局地的発生する珍しい現象なんですね。それが11日から12日にかけて発生した、というわけです。

雨氷の被害の記録がウィキペディアの記事に載っています。私が昔見たのは1969年(昭和44年)の1月に長野県で発生した雨氷だったのかもしれません。1980年(昭和55年)にも長野県中部で発生して被害が出ていますが、その頃は東京で生活していましたから。

雨氷について12日の夕方長野地方気象台に電話で問い合わせをしました。6年前、2004年の4月4日に着氷注意報が出ているそうです。

着氷現象は霧氷や融雪の再凍結などでも起こりますから、そのときの着氷が雨氷だったかどうか、定かではありません。

今回、架線に雨氷が発生して中央東線の塩尻のみどり湖駅付近で給電が滞り、電車が運行できなくなるトラブルが発生したとのことです。



13日の信濃毎日新聞朝刊に載った記事では雨氷に?が付いています。「雨氷」現象が発生した可能性がある、と書いてあります。雨氷だと断定できないということでしょう。

水って様々な現象を引き起こすんですね・・・。