透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

北京オリンピック テレビ観戦記

2008-08-14 | A あれこれ

                  連覇、連覇 信濃毎日新聞

 北京オリンピック、北島康介選手が平泳ぎ200mでも金メダルを取りましたね。2種目連覇、すごいことですね。ここまで日本選手が取った金メダルは全てアテネに続く連覇によるものですが(14日、北島選手の200m優勝まで)、「燃え尽き症候群」とよく戦ったものだと思います。

1992年のバルセロナオリンピックのとき北島選手は9歳、男子平泳ぎ決勝を夜遅くテレビで観て自分もオリンピックに出たいと思ったそうで、そのときから練習に取り組む姿勢が一変したそうですね(0812付 中日新聞のコラムによる)。

オリンピックに出場すること、そしてメダルを取ることを目標に日々練習してきて前回のアテネ大会でそれを達成して、モチベーションが下がってしまうと思うのですが、それを再び上げて大会に臨んで連覇する、どの選手もすごい精神力だと思います。

インタビューで皆同様に家族やスタッフへの感謝の気持ちを表していますが、やはり選手を支える周りの人たちの力も大きいのでしょう。

かつてのオリンピック選手は日の丸を背負って、そのプレッシャーに実力を十分発揮できないということがあったと思うのですが、今の選手たちはそんな意識は無いように見えます。世界のライバルとの試合を個人として楽しむ、そんな姿勢で臨んでいるようです。随分意識が変わったものだと思います。

夏休みとオリンピックが重なって、しかも時差が1時間しかないのでテレビ観戦する時間が多いです。女子柔道の谷本選手が決勝で相手の選手を内またで投げ飛ばしたシーンを何回見たことか。

女子サッカーの予選リーグ最終戦でノルウェー相手に見せた怒涛のゴールシーンも爽快でした。決勝トーナメントでも頑張って欲しいと思います。

や~っ、スポーツって本当にいいですね。