黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

寒い、眠い、ちょい辛い……

2012年11月17日 09時00分51秒 | 自転車
11月17日分。

 毎度。本日の関東地方というか、東京都区外西部の天気予報は雨……。幽霊です。この寒い時期に、ただでさえ風の中を突っ切って走るロードバイクで、更に雨天走行はリアルに死ねます。

 ということで、私に許されていた選択肢はあまり多くはなく。
 一つ、まあお天道様には勝てない、と諦めるか。
 二つ、もう他の日に走れば良いじゃないの、とこれまた諦めるか……。

 いやしかし、待てよ? もう一度、天気予報をよく見てみるんだ、私。
 今日の天気予報は確かに雨だが、完全に「一日中」雨のマークがついているわけじゃない。一時間単位での予報を見るに、どうやら午前十時までは曇りマークのままのようじゃないか。
 ……ならば? そうか、雨が降ってくるより前に走って戻ってきていれば済む話じゃないかい?

 ……まあ、そんなことを思いついてしまったわけでして。
 じゃあ、実際に雨が降るより前に走って戻ってくるには、何時に部屋を出れば良いのか? 逆算してみたら、笑ってしまうような時間が判明しました。午前四時半、と。
 大体ですが、普段の多摩サイ上流向かい左岸コースを走ると、65km前後で四時間から五時間かかっています。純粋な走行時間自体は三時間程度なのですが、休憩が入る分、伸びるわけですね。
 雨が降ってきそうなのが、午前十時以降。ここから五時間を差し引いて、午前五時なら無難。
 ただ、できれば三十分ほど更に余裕を見ておくと……というわけで、午前四時半という計算結果になったわけです。ゴルフにでも行くのか、って時間ですな。





 ええ、走ってきましたとも。午前四時に起きて、午前四時半に出発して、午前八時十分くらいに部屋へ帰還しました。雨には降られず、セーフ。
 いやもう、寒いだろうと予想はしていましたが、本気で寒い。
 当然のことながら、まだ日の出ていない時間帯の出発なので、気温は一桁。吐く息もゴジラのごとく真っ白。歯はカチカチ鳴るし、脚はかくかくするしでもう……何やってんだろ、とため息をつくわけですが、それも白い。
 それでも……走り始めてしまえば、快適でした。
 車がほとんどいない。人間もいない。まだ眠ったままの街中を、街道を、無言で走り抜ける。自分の吐く息の音、タイヤが路面を掴む音、ホイールの回る音。ときたま、すれ違うか追い抜いていく車の音。
 いつも以上に、誰にも邪魔されない走行でした。良かった。でも寒い。







 どうでしょう、こんな寒い日に、余計に寒そうな写真を撮ってきました。
 橋の街灯がともっているのも、いつもの写真より薄暗いのも、「夕方」じゃなくて「明け方」だからです。実際、このくらいまで明るくなったのは道中の真ん中くらいからで、前半は「夜中」のままでした。
 上の二枚と、最初のうちのお嬢様を撮った一枚は、大体午前六時半手前くらいの頃合い。
 午前五時台の内はまだ暗くて、しかも多摩サイは街灯が無いので、見事にまっくらでした。まっくら、くらい、くらい……。道がどこにあるんだか、誰も知らない……じゃない、ろくに見えない。
 まあそこは予想済みだったので、サングラスを外して、レザインの強いライトで道を照らして、ゆっくり走行でした。そんな時間なのに、もう河原を走る人がいたことに驚きましたが。一人二人じゃなかったんですよね、しかも。私も人のことは言えませんが。

 速度のログを見るに、やっぱり前半、特に暗い内は安全の問題もあって、平均速度がかなり遅め。せいぜい22km/hとかくらいです。普段なら、かなりノンビリ走っているときの速度です。
 いやもう、寒いわ身体がこわばるわ、いつ歩行者がライトの範囲内に入るか分からないわで、速度を出したくても出せるコンディションでは全くなかったのですけれども。
 逆に、明るくなって、燃料補充をしなおした帰り道は平均ペースが一気に上がって、27km/h程度をなるべく保ちながら戻ってきていたみたいです。最後の一般道で、平地MAXでは37km/hまで瞬間的に出た模様。

 さて、後は撮ってきてまだ貼っていない写真を貼り付けてお終いです。ちょっとした紅葉写真をどうぞ。











 まだ薄暗い内に撮影しているので、いまいち色に鮮やかさがありませんが……。

 じゃあ、私は今から寝直します。さすがに、午前四時起きでそのままは辛いんですよ。
 ではでは。ひゅう、どろん。

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