あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

宇和島の鯛飯

2009-07-20 23:53:29 | お出かけ

 海の日の今日、かねてからの計画通り家族で出かけました。 
 


 が、しかし



 南予地域に入った途端、バケツをひっくり返したような雨。 ワイパーを最速にしても見えないほどの・・・・
 高速道路の脇にたまった雨水が噴水のように車に降りかかります。
 始めは、台風女のぶじこが一緒だからねえと冗談まじりだったわたしたちですが、 
 「妹が帰ってきたとき一家4人が死んでたらかわいそう・・・」と、ぶじこが真剣に言い出した頃には、山の多いこの道で土砂崩れでも起きたらーと、わたしもちらっと不安がかすめました。


  わたしたちは、南予の南楽園という庭園を目指していたのですが、もう、宇和島の鯛飯でも食べて帰ろうやと、いうことになりました。 ちょうどお昼になっていました。


 宇和島市のきさいや広場です。 



 地元で採れた野菜や魚をとても安い値段で売っていました。


 天井にずらっと張られた大漁旗。 とても威勢がいいです。



  レストランでは、宇和島の郷土料理のメニューがたくさんありました。 日向飯、 宇和海で採れたウニの丼、海鮮丼、そして鯛飯・・・・ どれもおいしそうで迷いましたが、初志貫徹で鯛飯を。


  これが鯛飯です。 画面からはみ出してしまいましたが、これに白いご飯があります。



 わかめとちりめんじゃこのお吸い物、宇和島名産のジャコ天、漬け物がついています。


 瀬戸内海側の鯛飯は、ご飯に鯛を丸ごと炊き込んで、炊きあがったら身をほぐして混ぜ込みます。多分中予地方もこのタイプだと思います。しかし、こちらの鯛飯は、鯛の刺身を垂れに漬け込み、それに生卵をまぜてご飯にかけて食べます。



 隣接している中予と南予とでこれだけの違い。 われわれ東予人にとって南予は、異文化に溢れた魅力的な地域です。


 わたし以外はみんな宇和島の鯛飯を食べたのは初めてでした。 鯛の切り身が新鮮でぷりぷりしていてとてもおいしかったです。


 その後、うしおにの展示場を覗いてみました。


  


 うお~、おっきい~



  頭が天井に届きそうです。


  顔は怖そうでいてどことなくユーモラス。 体の毛はシュロの皮でできています。


 


  


  頭の部分だけで人間の背丈より高いです。


 


 牛鬼は、宇和島市にある和霊神社の祭りに登場します。 和霊神社の夏祭りはもうすぐ、22日からだそうです。 こんな大きな牛鬼が市内を練り歩くところを想像するとワクワクしてしまいます。大学時代、宇和島市出身の級友が、夏休み前になるとそわそわしていたのを思い出しました。


 それにしても、なんだか奇抜な山車です。 東予地方はまつりと言えばだんじりと太鼓台、中予はけんかみこし。 文化の違いはこんな所にも表れていました。


 さて、問題の雨は小降りになって、わたしたちは予定通り南楽園へ向かいます。ー続くー


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ネムノキの花

2009-07-20 02:58:13 | 植物

 この時期、桜三里にはネムノキの花があちこちに咲いています。 
 
 若い頃女優宮城まりこさんの講演を聴きました。 
 彼女はねむのき学園という障害を持った子どもたちのための施設を作り、やがては学校、成人のための施設など、彼女の理想を実現すべく次々と施設を拡大していきます。 そこで花開いたハンディを持った人たちの芸術的な才能が世に知られるようになりました。 


 ねむのきという優しい響きが宮城まりこさんの優しさと重なりました。 そして、ふわふわの化粧パフみたいな花に憧れていました。 結婚して桜三里を行き交うようになって、実際にネムノキの花を見られるようになったのです。


 毎年近くで見てみたいなあと思いながら車をとめることなく通り過ぎてきました。


 今年こそは・・・・・・


 桜三里をとおるたび、間近で見られそうなネムノキの位置を確認しました。 大きな木は花の位置も高いですからダメです。 近くに車をとめる場所がなくてはなりません。 さらに、花はなるべくきれいに咲いているように。 と、いろいろ条件に合う場所を探しました。おまけに、わたし自身に時間の余裕のある日でないとダメだし、お天気悪くてもいけないし・・・・ そうこうしているうちに、なんだか花が少なくなったような気がしてきました。


 先週の土曜日、最も理想的な場所(レストパーク桜三里)の前にあったネムノキの写真を撮ってきました。 でも、なんだか元気がありません。



 残念!もう花が終わりかけたのでしょうか。 遠景にもアップにも耐えられそうもない花でした。 でも、今年はひとつ貯金があるのですよ。


 


 一月ほど前にあじさいを見に行った白猪の滝、なんとそこの駐車場のそばにネムノキがあったのです。



 


 でも、ネムノキってそばで見ると思ったほどきれいじゃないのよね~



 終わった花がしおれてひっかかっているのが気になります。


 


 きれいに咲きそろったのをアップで撮りたかったけど、むしろ葉っぱの並びの方がおもしろいようなー。



 それでもう1回良い写真を撮ってからブログに書こうと思っていたのですが、これ以上遅くなると花がなくなってしまうかもしれません。 それでレストパークに車を止めて再チャレンジしたというわけです。


 が、案の定、花の盛りは過ぎたようで、結局先に撮った白猪の滝での写真の方がまし、と言うことになってしまいました。 


 夕方、またそこを通りかかりましたら、
 あらら~、何となく花が生き生きしているではないですか。
 昼間、暑さでしおれていただけ? それとも葉っぱがとじて花が目立ってきたの? よく分かりませんが、帰りを急いでいたためそのまま帰ってしまいました。

 葉っぱを閉じたネムノキ、考えてみたら30年以上ここを通っているのに見たことがありません。  


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もうすぐ新米

2009-07-19 00:31:34 | くらし

 広々と広がる水田。 なにやら黒い旗が翻っています。



  


  けっこうぼろぼろ 



 


 そばへ行って稲を見るとすでに花が咲いていました。 米になるのももうすぐでしょう。 黒い旗はすずめよけでしょうね。


 


 一直線に金銀のテープをびらびらさせているところや



 いっぱいかかしをたてているところ



  


 こちらは、ようく見ると細い糸が張り巡らしているのですが、わかるでしょうか。



 テグスのような透明の糸で、見えないのに何かあるというのがすずめを怖がらせるのだそうです。


 まだまだ青い苗の田んぼもある中で、実りを迎える田んぼはきっとすずめの食料庫になるのでしょうね。ほかに、時間をおいて大きな大砲のような音を出す装置で追い払うところもあるようです。 黒い旗はここ数年増えてきましたが、以前は見られなかったように思います。 人間とすずめの知恵比べは永遠に続くのでしょうか?



 我が家の米の備蓄も残り少なくなってきました。 うちでは最も早く新米を食べるために、1年分の米を少なめに買っています。 
 昔、我が家でも米作りをしていた頃、米を供出する前にいつも、夫と義母との間でちょっとした議論が繰り広げられました。
 十分すぎるほど備蓄しておかなければ気の済まない義母と、足りなければ買い足してでもいいから早く使い切り、早く新米を食べたい夫とは、うちに米をなん俵残しておくかで意見が分かれたのです。
 夫は新米がおいしいときに新米を食べたらいいと言い、義母は米が足りなかったらいけないと言います。足りなければ買えばいいという夫に対して、義母は百姓が米を買うなんて「ふうが悪い」(恥ずかしい、体裁が悪い) と言います。 結局は夫の意見通り少なめに残しておいて、食べきった頃に新米がとれるといういいサイクルでやってきました。 
 ある人などは「姑があまりにたくさん米を残しておくので、それを食べきった1月頃には、秋に採れた米も新米ではなくなっている、わたしは嫁いでから新米を食べたことがない」と歎いていました。 新米をいつ食べるか、ただそれだけのことにも、戦時中の食糧難を経験した世代と豊かな食糧事情の中で育ち、おいしいものを食べたい世代との違いがはっきりと現れていました。


 そのころの新米は11月頃だったと思うのですが、だんだんと時期が早まり、今では8月にはもう新米を食べることができます。 我が家で買う新米も、ここらあたりのどこかの田んぼでとれた米なんですよ。 


 おまけ
 遠くからでもハスの花とわかるほどたくさんの花が咲いたレンコン畑。 近くで写しましようとそばへ行ってみましたが、どうしても近づけません。 なんとか隙間を見つけてズームで撮りました。 すごい数の花でしょう?



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白いトウモロコシ

2009-07-18 09:23:36 | くらし

 白い野菜つながりで白いトウモロコシを。


 ピュアホワイトの名の通り、混じりっけない白い実のトウモロコシです。 あれ?黄色い実が混じってますね。わかるかな?



 去年初めて食べたのですが、これがめちゃくちゃ甘くておいしかったのです。 それでぶじおくんは今年もこれを植えました。


 しかし、今年はどうも調子が悪いらしいです。
 去年ほど甘くないし、おかしなことには、同じ1本のトウモロコシなのに一粒一粒味が違うのがあるのです。 一粒はとても甘いのに、その隣のは全く味がない・・・・こんなことがあるのでしょうか、いや現実にあるのですね。


 近くに別の品種のトウモロコシを植えているのですが、ちょっと花の咲く時期が重なったみたいで交雑してしまったのかもしれません。 黄色い実がその証拠です。 


 その、黄色い品種のトウモロコシは、たぬきが食べ放題です。 何とかしなくてはと言いながら何も対策を立てていませんでした。 そして、ぶじおくんが
「たぬきよりもですよ、何とかしないといけないのは。」
と言うのです。


 たぬきよりもひどい虫の仕業とは、 



 もう、茎がボロボロです。 
 きれいに見えたトウモロコシも裏を返すとー



 ひどい虫食いと、歯抜けのばあさん(子どもの頃、実の入ってないトウモロコシをこんなふうに言っていました。) 注:歯抜けは虫の仕業ではありません。


 どうも消毒を一度もしなかったらしいのです。 家族で食べるだけのうちはともかく、トウモロコシを生活の糧にしている農家でこんなのを作ったのでは収入は得られません。


 トウモロコシの虫はなかなかやっかいです。 小さいうちに茎の中や、実の中にもぐり込んで外からは見えないからです。 気づいたときにはすっかり手遅れになってしまっています。 トウモロコシの周りにマリーゴールドを植えると虫が入ってこないとか。 でも、それもあまり効き目がないという話も聞きます。
 


 ついに・・・・・後から植えた、まだ元気なトウモロコシに、ぶじおくんは農薬をふりかけることになりました。
 


 話はそれますが、農薬の問題はなかなか難しいものです。
 無農薬栽培が良いのは当然ですが、虫を取り除く手間と被害の大きさを考えたら、わたしも「絶対無農薬で」とは言えません。 ましてトウモロコシや栗などの見えない虫に対しては。 
 土作りをし、除草など周囲の環境を整え、なお現れた虫を捕殺し、と大変な手間をかけても、それに見合うだけの値段で買ってもらえるかどうか。 完全な無農薬有機栽培の作物は、高くて当然だと思います。 
 消費者の全部が全部そんな高い野菜を買えるわけでもありません。 結局できるだけ回数を減らし、毒性の弱いものを使うというところに落ち着くのではないでしょうか。


 実際、最近の農薬はあまり効き目がないと思うのですが、どうでしょう。 前に芋虫ツアーで紹介した毛虫は、結局農薬散布したのですが死なず、 さらに市販の殺虫剤を頭からスプレーしても死なず、ついに火ばさみで1匹1匹捕獲しました。 その数なんと150匹。 バケツの中で水死させました。


 その捕獲の最中、隣の柿畑の消毒が始まったのです。   


  


 農薬が霧雨のように降ってきました。 この霧雨の中へ、鳩が小枝をくわえて突入していきました。 この霧は我が家の樹木や畑の一部にも降り注ぐのですが、毛虫には影響なし。 
 多分、虫がごくごく小さいうちに散布しなければ効果がないのかもしれません。


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白い野菜

2009-07-16 23:51:25 | くらし

 店で珍しい野菜や果物を見つけたら、あなたはどうしますか?
 


 A 食べ方もわからないけどとりあえず買ってみる。
 B 食べ方や評判をネットなどで調べて、よさそうだったら買う。
 C ひろく世間一般に知られるようになるまでは買わない。


 わたしは断然Aタイプなのです。 
 この間もこんな物を見つけて衝動買いしました。 1個50円でしたからはずれてても被害は少ないとの計算済み。



 甘いお菓子のようにも見えますが、これがなんとズッキーニなんですよ。 
 わたしのそばでこれを手に取って見ていたご夫婦は、「これズッキーニだって」「ズッキーニならここにあるが」と言って普通のズッキーニを買って行かれました。 この方たちきっとCタイプですね。


 二つに切ってみました。 なんだかねこちゃんに見えるのはわたしだけ?



 見かけの堅さとは違って、案外すっと包丁が入りました。 普通のズッキーニより柔らかいような気がしました。 炒め物、みそ汁の具などに使ってみました。 くせがなくて、歯ごたえも柔らかめで、う~ん、ちょっと存在感薄いかなあ。


 こちらは我が家になっている白いナスです。 そろそろ食べ頃になってきました。



 ひとつだけとって切ってみました。
 意外と皮が固いです。 中も真っ白、と、みるみるうちにあくが出て薄汚れてきました。 



  ふつうに存在する緑や紫ではなく、あえて白い野菜を調理する意味はなんなのでしょう。 栄養価が高いとか、特においしいとか・・・・・・ネットでいろいろ調べてみたのですが、これぞ、と言った決定的な長所もないようなのですねえ。 
 「色が白いので、料理したとき他の食材に色が移りません」 って、色だけの問題かい?
 わたしが見つけられなかっただけかもしれません。どなたか知ってたら教えてください。


 せっかくだから、白を生かして調理してみましょうと、白ナス、白ズッキーニ、そしてエリンギを油炒めすることにしました。



 こうしてみるとどれがどれだか分かりませんねえ。 それに白だけじゃ物足りなくてー


 


  結局そこら辺にあったにんじんとシシトウも入れました。 味付けは白を汚さないように塩胡椒のみ。 一緒くたに炒めたら、できあがりが柔らかいのあり、しゃきしゃきのあり、ゴリゴリのありでしたので、炒める順番や切る大きさを変えないといけませんでしたねえ。


 もう一つ、蒸した白ナスとトマトのサラダ。



 これも淋しい気がしてあとからきゅうりを加えました。  ついでに、まんなかのミニトマトはオレンジ色の「あいこ」というとてもおいしいトマトです。 やっぱりおいしく見せるには赤と緑ですわ。


 きっと腕のいいフレンチやイタリアンのシェフなら、白い野菜を上手に活用して絵に描いたようにきれいな料理にできるのでしょうね。 どうもプロ向きのやさいです、というのがわたしの結論です。


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夏草や

2009-07-15 23:57:48 | 植物

 夏草や 兵どもが 夢の跡 芭蕉


 昔そこに何があったのか片鱗さえもみせないほどの夏草の生い茂りよう。 強い日差しにもめげず青々と広がっています。


 ここはもともとみかん畑だったのです。 セミがうるさいほど鳴いて、子どもたちは毎朝ここを探検してはセミの抜け殻をとってきました。 小さなポリ袋にいっぱい!
 でも、みかん畑の記憶など、持ち主と我が家の人間以外消えてしまっているでしょう。 畑地に整備し直してから1年たちますが、相変わらず雑草に埋もれています。


 このあたり一帯はしろざの群れ。 葉の裏が粉を吹いたように白いです。



 


 こちらはヨウシュヤマゴボウの一角。 これ全部に実がついたら・・・・



 ここを通るたぬきさんの毛も紫に染まってしまうのではないかしら。 


 こちらは、ちょっと分かりにくいですが、ほとんどがヒルガオです。 以前からこのあたりはヒルガオの群棲だったのですが、今年のひろがりようはすごいです。



  薄ピンクの花がたくさん咲いて、なかなか楽しいところでした。


 蔓が伸び始めました。 でもすがるところが無くてお互いに寄りかかっています。 力を合わせて伸びていくか、共倒れになるかといったところですが、



 ぜ~んぶトラクターでかきまぜてしまいました。 ヒルガオだけはちょっと惜しい気がする~


 一方、ジャガイモを収穫した畑の方には、


 マルバツユクサがすごい勢いで伸びていました。



 外来種のツユクサで、なんと地中でも花を咲かすのだとか。 花が咲くということは種ができるということですよ。 地上でも種で広がり、地下茎で広がり、おまけに地中でも種をまきちらしたらー凄まじい繁殖力です。


 もう一つ、雨でぐんぐん伸びたのがこれ。


 


 えびす草です。 この実はハブ茶になります。 
 こぼれ種で毎年生えてくるのですが、夫の「ハブ茶なんか飲まんじゃろ。」の一声で、これも処分する決心をしました。 こちらは夫が草刈り機で刈ってしまいました。 刈った後ハブ茶独特の漢方薬のような匂いがただよっていました。


 このあとには枝豆でも植えましょうか。


 せっかく生えてきた草たちはかわいそうですが、こんなことにはめげずまた芽を出して伸びてくるはず。夏は草との闘いです。 油断すると負けてしまうぞ~


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双子のマンゴー

2009-07-14 23:54:37 | 植物

 宮崎産完熟マンゴーの種を植えてみました。 おいしいマンゴーでした。 いえ、自分では買いません、あんな高価なものを。


 食べた後、種を植えました。 完熟と言うからには、種もしっかり熟して必ずや芽が出るに違いないと思ったからです。 ? ほんとかな。 多分・・・・ね。
 


 我が家にはすでに1本のマンゴーが種から育っています。 去年種をうえて、冬の間ハウスで過ごし、梅雨の間にぐんぐん伸びてきました。



 だいたい10日ぐらいで芽が出るそうです。 
 
 ほら! 出てきました。 



 マンゴーはちらっと緑が見えている豆のような部分を栄養にして、芽と根とが同じ場所から出てきます。 緑の部分が元気なので、きっとうまく育つはずです。


 それから数日後、わたしはタイ産の黄色いマンゴーを買ってきました。 宮崎産のマンゴー1個買うお金で、タイ産なら8個は買えそうでした。 そしてお値段のわりにはとてもおいしかったのです。 これも試しに植えてみようと思いました。 あわよくばこのマンゴーも芽をだして・・・・・ マンゴーの木が3本もあったらすてき。


 果肉を取り除いたマンゴーです。  なんだかゴキブリみたいですねえ。 でもこうしないと種がちゃんと見えませんので。宮崎産のとはずいぶん印象が違います。 なんというか、薄っぺらくて中身が詰まってないようなー。



 種を傷つけないように割ってみます。 やっぱり、中身がちょっとしかないです。 若いうちに収穫して、日本へ来る間に追熟させたのでしょうか。 それともこういう品種なんでしょうか。


 とにかく植えてみました。 そして、もう20日以上たつのですが、どうも絶望的になってきました。 やはりあの貧相な種ではむりだったのかもしれません。


 そのかわり!



 宮崎産のマンゴーの種からはもう一つ芽が出て、2本の木になっていたのです。
 ラッキー。  完熟マンゴーの実力を見せつけてくれましたねえ。 これでうちのマンゴーは3本になりました。 
 自家製マンゴーを食べられる日も近い? しかし、 売られているのは接ぎ木した苗だそうです。 実生で育てた木は、本当に実をつけてくれるでしょうか?


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スイカ初どり

2009-07-13 21:33:44 | くらし

 スイカがずいぶん大きくなりました。 この間からぶじこが採りたくてたまりません。 ぶじこは小さいとき、ずいぶん小さいスイカを採って嬉しそうに抱えて帰ったことがあります。 もちろん中は真っ白です。 そのころから待ちきれない子でした。 


 スイカの採り時はどうやって知るのでしょう。 専門のスイカ農家の人は、花が咲いた日を記録してそれから何日目かで採るというのですが、そんなことはしていません。
 よくやるのは、ぽんぽんとたたいてみること。 亡くなった義父はスイカを見分ける名人だったそうです。 たたいただけでおいしいスイカかどうかわかったんですと。 
 でも、わたしやぶじおくんがたたいても、どれも同じようにぽんぽんと響きますしねえ。


 きのう、耳寄りなことを聞きました。 スイカのすぐ両側の関節にある細い巻き毛(やじるしのところ)が枯れていたら採り時だというのです。



 一抱えもある大きなスイカの巻き毛が枯れていました。 なので思い切って採ってみることにしました。 重たかった~。 


 井戸水で冷やしています。 小さいスイカは、草を引いていて間違えてとれてしまったもの。



  大きいスイカはキャノンボールという黒い皮の品種です。 スイカの直径は25センチ以上ありました。


  普通のスイカもあるんですよ。 



 発泡スチロールの座布団を敷いています。 手前に新しい実がなっているのを見つけました。 これにも座布団を敷いてやらなければいけませんね。


 ほどよく冷えたところで切ってみました。


 お~、残念。 

 
ちょっと早かったみたい。 種の色が薄いでしょう? 白い種もあります。 これはまだ十分熟してない証拠です。



 聞き方を間違えたでしょうか。 もしかしたら、スイカのへたも枯れないといけなかったかも。 もう4,5日置いておけばよかったです。 でも、食べてみるとー


 あれ? 意外とおいしいんじゃない? 
 渇いたのどにしみこむ甘さでした。
 念のため糖度を測ってみましたら、ちょうど11度でした。 普通のスイカは糖度が10度から11度らしいです。 十分クリアしています。 だとしたら、完熟したスイカはもっと甘いはずです。 すばらしい! 高級品の味じゃないですか。 


 初めて植えたにしてはお見事なできでした。 残りのスイカは慎重に採りましょうね。


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大輪ダリア黒蝶開く

2009-07-12 09:37:44 | 植物

 ダリア黒蝶 中大輪咲き、直径20センチ以上・・・・・・のはずですが、 花びらの数を見ても分かるように


 



 小さいです。


 直径15センチくらい。 色合いはもう少し黒っぽいです。 (うまく色が出せない) 雨に濡れた姿さえも魅力的。 この春花の終わった鉢植えを格安で買い入れて畑に植えたものです。 小ぶりながら本当にきれいに咲きました。


 もう一つ、名前を忘れましたが、あざやかなピンクのグラデーションの大輪咲き。



 もう10年くらい前から畑に咲き続けています。 植えてから初めて咲いた花は子どもの顔くらいもあって、感動的な美しさでした。 しかし、数年のうちにブルーベリーとランタナの陰で、小ぶりな花が草の中に見え隠れするくらいに貧相になってしまいました。 そこで今年黒蝶と一緒に日当たりの良い場所に植え替えたのです。 あの最初の大きさには及びませんが、道行く人にも美しい姿を見てもらえるようになりました。


 ただ、調べてみると、夏の暑さには弱いようです。 植える場所をまちがえたかなあ、 半日日陰くらいの場所が良かったかなあ、 もしかしたら、あの日陰だったからこそ今まで生きのびたのかもしれないなあ、とまたまた悩みが増えました。 とりあえずゆりと同じように乾き対策をしてやろうと思います。


 さて、そばに植えているゆりのその後
 


 「つぼみのうちから赤い」というキャッチフレーズのゆり。 少々花びらが痛んでいますが咲きました。 期待通りの赤さでした。 白いつぼみには少し赤い色が出てきました。



 これもつぼみがいじけて期待してなかったゆり。 かなり花びらが痛んでいますが咲きました。 花心から黄色いラインがでて、花びらにほんのりピンク。 来年こそは立派に咲かせてやりましょう。



  


 10個ほどのつぼみをつけた・・・・やっぱりカサブランカか? いや、つぼみがかたまってついていますからそれとは違うと思うのですが。  でも、ほとんど純白ですこーしだけピンクがかって美しいです。 たくさん咲きました。



 万歳して真上から撮ろうとしたけれど、残念、わたしの背が低かった。 咲いている花全部は写りませんでした。


 住宅街と違って自然に囲まれた畑の中では、こうした背の高い大きな花が似合います。 しかし、最近売られている花苗はほとんどがプランターでも育つようにミニ化されたものばかり。 大勢の人に花を楽しんでもらうためにはしかたのないことだけど、物足りないことです。


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熱風と雨の間でーふたつのゆりの花

2009-07-11 09:25:47 | 植物

 雨女にふさわしく、盛大に雨に降られて娘は旅立ちました。 

  今年の雨の降り方は激しいです。 一度にどっと降ったかと思うとさっとやんで、その後は衣類乾燥機のような熱風が吹いてせっかくの湿りを乾かしてしまいます。
 おととい(9日)もそんな風が吹き荒れました。 


 おや、まあ!


 パイナップルリリーが倒れてしまいました。



  そして翌日も復活できません。 もうおしまいなのかな?


 わずかに残っているパイナップルリリー。 つぼみがパイナップルみたいでしょ? これもゆり科の花です。



  


 グリーンの花がさわやかです。 もう種ができています。



  パイナップルリリーは比較的乾きに強く、ろくに水やりもしないのにすくすくと育ちました。 でも風には弱かった。


  一方、風にも負けずにしっかりと立っているのは



  ??? なんというゆりだっけ。 カサブランカではなかったはず。 本当は花びらの真ん中に黄色いラインがあったと思うのですが・・・・。 オリエンタルリリーのなかのひとつです・
 ちょうど目の高さで咲いています。 


 他のゆりに比べると・・・・大きいです。 いや、他のゆりが小さすぎるのかも。



 今までゆりは何度植えてもうまく咲かないのであきらめていたのですが、深植をするとうまくいくと知って再度挑戦しました。2年前です。 そして去年も見事に咲きました。 今年はさらに巨大化してつぼみも10個つきました。 
 ところが、つぼみがいじけたようにちぢかってどうもおかしい。 ゆりは乾くとダメだと教えてもらったのはもうだいぶつぼみが大きくなってから。 あわてて水やりの回数を増やし、梅雨の雨が降ってなんとかセーフでした。


 でもほかのゆりはー



 背も低い、まともなつぼみがない。 このゆりはたしか「つぼみのうちから真っ赤です」というのだったけどー。 とてもきれいな形で開くとは思えません。 しかもなぜか他のつぼみは白いし~。 


 あわてて引いた草を足元に敷き詰めて少しでも乾きを防ごうとしましたが、時既に遅しの感があります。
 それにしても、どこもかしもも草だらけですね~。 この雨で草の勢いは止まりません。


 


 風のいたずら。 白い肌が汚れてしまいました。 よ~く見ると花の奥にカナブンが。



  このあとバケツの水をひっくり返したような雨がふりました。 カナブン君、とってもいい避難場所を見つけたのですね。


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