先日、娘がデジカメを買いかえました。
今時の、画素数が1万以上あって、人気歌手のあ○が宣伝している薄くてかわいいのにするか、 黒くて大きくてどう見ても無骨だけど、光学ズーム10倍、レンズも明るめのパワーショットにするか、ずいぶん悩んだようですが、結局見かけより性能を取ったみたいです。 今までのカメラよりいろいろなことができるーと喜んでいます。 フフ・・・少しは大人になったのかしら。
カメラケースも一緒にと店内を見たのですが、縦横7センチ×11センチ、厚さ4,5センチのカメラのはいるケースは売っていませんでした。 そこで、
ジャ~ン、母の出番ですよ。
端革で作っちゃいました。
この間手芸店で端革を量り売りしているのを見つけて、色のきれいなのを買っていたのです。 その中から気に入ったのを娘に選んでもらいました。 ちょっと渋めの深紅、青、ややオレンジがかった黄色の3色を選びました。 信号機カラーです。 これが意外と可愛いの。
手紐にも3色使っています。
手紐が少し長かったので切り落として、付属のポーチに貼りつけてみました。 このポーチには電池やカードの予備を入れるようになっています。
形ですが、かぶせを深く取ってマグネットで留めるようにしました。 デジカメにマグネット? いいのかなあと思ったのですが、 ジャンバーホックなどですと、とめる時押さえすぎて液晶を傷つけはしないかと心配です。 市販のケースを見たところけっこうマグネットを使っていましたので、まあ大丈夫なのでしょう。
サイドにDカンをつけて手紐を取り付けるようにしていますが、ふと思いついて一方だけキーリングを付けてみました。
じゃらじゃらといろいろぶら下げることができますよ。
今、電池用のポーチをつけています。 カメラのストラップもこれにつけておくといいですね。 そして真ん中の鎖のついたリングですが、これには手紐を付け替えることができます。 そうすると手紐が長くなって手提げとして持てるのです。 手紐を短くしておくと、ベルト通しに引っかけてウエストポーチのようになります。 もちろん、バッグの紐にかけてバッグアクセサリーのようにして持つこともできます。 これで、ジーンズのベルトにも通せるように、との娘のリクエストに応えることができました。
内部の写真がないのですが、別のカメラケースで説明しますと、
表革に硬いテキソン芯を貼り、その上にスポンジを張り、さらに、接着剤つきの起毛した布を貼っています。 これはめがねケースの裏に貼る布で、レンズを傷つけないようにしているのです。 外側は固く、内側は柔らかくして、カメラを守るように作ったつもりです。 ハイテク機器を入れるものって、気を遣いますわ。
あとは、箱を組み立てるように手縫い縫っていきます。 ポーチも手縫いです。 ちょっとは手縫いをしておかないと手作りに見られないときがあるものでー。
このケースにカメラを入れて、娘は明日外国へ出発します。 今回は数ヶ月帰ってこない予定。 親としては気がかりなこともありますが、きっとたくさんのものを得て帰ってくるはず・・・そう信じて送り出してやりましょう。
旅の無事を祈ります。