スイカがずいぶん大きくなりました。 この間からぶじこが採りたくてたまりません。 ぶじこは小さいとき、ずいぶん小さいスイカを採って嬉しそうに抱えて帰ったことがあります。 もちろん中は真っ白です。 そのころから待ちきれない子でした。
スイカの採り時はどうやって知るのでしょう。 専門のスイカ農家の人は、花が咲いた日を記録してそれから何日目かで採るというのですが、そんなことはしていません。
よくやるのは、ぽんぽんとたたいてみること。 亡くなった義父はスイカを見分ける名人だったそうです。 たたいただけでおいしいスイカかどうかわかったんですと。
でも、わたしやぶじおくんがたたいても、どれも同じようにぽんぽんと響きますしねえ。
きのう、耳寄りなことを聞きました。 スイカのすぐ両側の関節にある細い巻き毛(やじるしのところ)が枯れていたら採り時だというのです。
一抱えもある大きなスイカの巻き毛が枯れていました。 なので思い切って採ってみることにしました。 重たかった~。
井戸水で冷やしています。 小さいスイカは、草を引いていて間違えてとれてしまったもの。
大きいスイカはキャノンボールという黒い皮の品種です。 スイカの直径は25センチ以上ありました。
普通のスイカもあるんですよ。
発泡スチロールの座布団を敷いています。 手前に新しい実がなっているのを見つけました。 これにも座布団を敷いてやらなければいけませんね。
ほどよく冷えたところで切ってみました。
お~、残念。
ちょっと早かったみたい。 種の色が薄いでしょう? 白い種もあります。 これはまだ十分熟してない証拠です。
聞き方を間違えたでしょうか。 もしかしたら、スイカのへたも枯れないといけなかったかも。 もう4,5日置いておけばよかったです。 でも、食べてみるとー
あれ? 意外とおいしいんじゃない?
渇いたのどにしみこむ甘さでした。
念のため糖度を測ってみましたら、ちょうど11度でした。 普通のスイカは糖度が10度から11度らしいです。 十分クリアしています。 だとしたら、完熟したスイカはもっと甘いはずです。 すばらしい! 高級品の味じゃないですか。
初めて植えたにしてはお見事なできでした。 残りのスイカは慎重に採りましょうね。