梅雨晴れの合間をぬって田んぼに行きました。
これ、なんだと思いますか。
花も咲いていました。
これは取り残しのごぼうが大きくなって花を咲かせたものです。 アザミの花のような、栗のイガのような、アレンジに使っても通用するようなかわいさです。
そう言えばこの間植えたサトイモはどうなったかなあ。 食べるつもりで置いてあったサトイモから芽がでてしまったので、ダメで元々と土に埋めておいたのです。
見れば勢いよくのびる草の中で精一杯背伸びをしているように見えました。 雨の降らないうちに草を引いてやりました。
草の中からでてきたのは・・・・・
やられました~。 ガイコツのようになった、無惨なサトイモの葉。
まだ食べるところの残っている葉っぱに、いもむしが2匹くっついていました。 真っ黒のビロードのような光沢を持った体に、黄色やオレンジの丸が2列に並んだやつ。 頭かしっぽか分からないけど、アンテナのような角もありました。 でも、いたのはそこだけではなかったー
結局18匹のいもむしを捕獲しました。 手袋をした手でつかんだんですよ~。 わたしはあの柔らかいような芯のあるような、触るとぐにゅっと動く感触が苦手です。 手では触りたくないです。 でも、掴むものが何もなかったから・・・・ああ、気持ち悪かった。
サトイモの葉っぱを一枚犠牲にしてその上に全部乗せました。 そして川流しの刑に処しました。 いもむしさんたちごめんね~。 でもこうまで葉っぱをやられてはサトイモが育ちません。 まあ、植えっぱなしで草引きにも来なかったわたしが悪いんだけどね。
ところでこのいもむしの正体ですが、調べてみるとセスジスズメガの幼虫でした。 幼齢虫のときは緑色、それが大きくなるにしたがって黒、褐色となり模様もだんだん強烈になるんですね。 実物もよく見ますが、10センチ近くになった幼虫はそれこそセスジがぞくぞくするようなすごいものです。
記事はここで終わります。 お読みくださってありがとうございました。 どうしてもこのいもむしを見たいと思われる方は下に画像があります。
サトイモの葉表
裏を見たら
さらに興味のある方は検索してみてください。 覚悟して見てくださいね。