あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

野菜の別荘地

2009-07-01 08:51:00 | くらし

  立派なトウモロコシにじゃがいも、サルビア、柿の木まで生えている、ここは・・・・・



 「野菜の別荘地」と、よんでおります。 
 畑として畝たてもせず荒れたまま放置している一角なんですが、ここに植えたはずのない野菜や花が次々と芽を出して、1週間に1度、10日に1度の小雨にもかかわらずぐんぐん大きくなり、


 トウモロコシなどは、先に蒔いたのを追い越して、もう実をつけていますよ。



 


 これがほんとうのトウモロコシ畑。 まだ小さいでしょ?



 


 トウモロコシの足元で育つジャガイモも実に元気です。


  


     風光明媚な? 別荘地で育った野菜は実に元気でたくましく、収穫したらさぞかしおいしいだろうと思われます。

  さて、別荘地の種明かし。 
  実はここはゴミ捨て場なんですね。 冬に畑で取れた白菜やキャベツの外側の葉を捨てたり、引き抜いた草を捨てたり、台所の野菜くずを捨てたり、花の枯れたのを捨てたり・・・・とにかく土に帰るものをここに捨てておりました。
 その結果、捨てられたトウモロコシや秋ジャガイモの小さな小さないもから芽が出てこんなに大きくなったというわけです。 5月6月の日照りで畑の土がからからに乾いているときも、ここだけは土はしっとりほかほか、信じられないくらいの保水力を保っていました。 


 ジャガイモの花が咲いています。  しっかりとした茎と青々とした葉、普通のジャガイモよりも大きく凜と咲く白い花。  まさに掃き溜めに鶴。



  
 
 以前、無農薬有機栽培をしているお茶屋さんの見学をしたことがあるのですが、そのとき言われたのは、まず良い土を作って病気や虫に負けないお茶の木を育てることが大事なんだということでした。 
 この別荘地を見ると、その言葉に納得がいきます。 ゆっくりと大地に返った草や野菜が土を肥やし、こんなにりっぱなジャガイモやトウモロコシを育てたのです。 消毒をしてないにもかかわらずこのトウモロコシには虫がついていません。 


 今はまた別の所に別荘地を開拓中です。 ここからはトマトやすいかが生えてくるかもしれません。
 生ゴミを肥料に変える容器なども売っていますが、こちらは、お手軽でゴミの減量にも一役買って土も肥えてーとずぼらなわたしにぴったりなのです。 とはいっても広い土地なので、こんなことをしても雀の涙ほどの効果ではあります。 それに、住宅地でこれをしたら確実にひんしゅくものでしょうね。 


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コメント (10)
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