山火事4日目、今治市のシクロ農園に行きました。



木に上がりたかったんだね。たった一匹しかいないこの子を私はお預かりして帰りました。もちろん、無事にチョウになったらここに返すつもりです。

素敵な山里の一日中でした。
こんな日にお伺いしてもいいのかしら、と、ちらっと思いながら。まえまえから約束していたので。
気になる周越農道の渋滞はやはりひどかったです。時速20キロぐらいで動くのでイライラ感はさほどではないのですが、峠の下からまっすぐな上り道を見上げたら、車が数珠つなぎになっているのか小さくかすんで見えました。やれやれ、あのトンネルを抜けたら少しはマシかなと思ったら、今度は曲がりくねった下り道の木々の間からいまばり方面、車が霞んで見える向こうまで数珠つなぎでした。
今回は春休み中のウマオ、ヨウコ、ケイタをお供に連れて行きました。道中のまあ、賑やかだったこと。
何回か電話のやり取りの後、ようやく着きました。思えば秋に行った時も同じところをぐるぐるしたのです。
入り口でオーナーのkさんが待っていてくれました。


スモモも花盛り



キジムシロかな?

子供たちは山の上のツリーハウスやブランコで遊びほうけ、私とkさんは落ち葉をひっくり返して探し物。
入り口付近は菜の花だらけ。そして斜面には桜が咲いていました。
まだ小さな桜。色の濃い陽光です。


スモモも花盛り

アンズの花。うちの方のアンズはもう終わってしまいました。近くで見られてよかつたです。


大きなツバキの木には花がいっぱい




大きなツバキの木には花がいっぱい


どこも花盛りでした。足元にも、クサイチゴも今が花盛り


キジムシロかな?

子供たちは山の上のツリーハウスやブランコで遊びほうけ、私とkさんは落ち葉をひっくり返して探し物。

エノキの落ち葉です。

秋に訪問した時、大きなエノキがあるのを見て、ゴマダラチヨウがいるかも、とお話したのですが、kさん、覚えていて探してくださったみたいなのです。そして先日別の訪問者が見つけたんだとか。
そこで私も幼虫探しをさせてもらうことにしたのです。しかし、一向に見つからず、Kさんは先に見つけて飼育箱に入れて今た幼虫探しに行きました。というのも、入れたはずの幼虫がいくら葉っぱをひっくり返してもいなかったのです。
私は子どもたちが飽きるまでそのあたりで幼虫探し。しかし、私は思ったのです。
そろそろ幼虫が木に登ってくる時期ではないかしら。この大きな木に登ってしまったら、見つけることは難しいなあ。
幼虫探しを諦め下へ下りると、Kさんはまだ飼育箱を探していました。もしかして、木に登っている?
そう思って飼育箱の側面を見たら
やっぱりー

木に上がりたかったんだね。たった一匹しかいないこの子を私はお預かりして帰りました。もちろん、無事にチョウになったらここに返すつもりです。
下の池では、生まれたばかりのヤマアカガエルのおたまじやくしがうじゃうじゃ。

素敵な山里の一日中でした。
家に帰ってみると、我が家のエノキはすでに芽吹いていて、枝を入れてやるとすぐに登っていきました。

翌日は反対向きに。元気に動いていますが葉っぱは食べてないみたい。


翌日は反対向きに。元気に動いていますが葉っぱは食べてないみたい。

生まれ故郷のエノキとは違う葉、ずれている体内時計、ちゃんと食べてくれるまでは心配でなりません。
お花見にでも行かれたのかと思いました
ゴマダラチョウの幼虫探しだったんですね
何とも愛嬌のある幼虫ですね
エノキの葉を食べるんですね
エノキの葉が有るのに食べないのはどうしてなんでしょう
不思議ですね
観察記続き待っています
冬場は、こんな色をしてるんですね。
きっと・孵ったら感動ものですね。
私は去年で(あ・一昨年になるのね)アカボシゴマダラだったけれど。
冬眠から目覚めて、エノキの新芽を探すのが大変でしたよ。
でも、元気に羽化してくれた時の嬉しさ!
その姿の美しさは体験者じゃないと解らないわね。
エノキの葉もだんだん緑色濃くなってくるから心配いらないわ(#^.^#)
そうそう、実は虫探しだったんですよ。飼育の仕方を教えて欲しいと言われて、私の知っていることをお伝えしました。けど見つからなかったんです。多分もう木の上だったのだと思います。
オオムラサキがいてもおかしくない環境なので今後を期待しています。
冬は落ち葉に潜るので枯葉色なんですね。新芽を食べ出したら緑になるはずです。
山でアカボシゴマダラ、オオムラサキも探してみましたがいませんでした。でも、クヌギもたくさんあるのでこれらのチョウがいる可能性はあります。今後が楽しみです。
うちには勝手に生えたエノキがあって切っても切っても生えてくるんです。庭なので困っていたのですが、退治しなくてよかった。えさを食べてくれるようになったらしめたもの。羽化まで楽しみです。