あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

千本牡丹

2008-04-19 23:35:56 | くらし

 わらびとりのついでに法安寺の牡丹を見に行くことにしました。


 法安寺の牡丹は千本牡丹として、毎年このごろになると必ずニュースになるほど有名ですが、 わたしはまだ一度も行ったことがありません。 


 駐車場がちょっと心配でしたが、地元の自治会がお世話する臨時駐車場ができていました。 平日ではあるし、雨もぼつぼつ降っていたせいか混雑はありませんでした。


 門を入ると、意外と狭い境内は、牡丹と色とりどりのかさと、ちょうちんやら赤いベンチやらでなにやらにぎやかな雰囲気です。


 


 どこを見ても牡丹だらけ。 本堂の周りも、後ろのお墓にも牡丹が植えられています。 ここのお墓にいらっしゃる仏様は、花に囲まれて眠っているわけですね。


  


 雨に当たらないようにかさもたくさんありましたが、とうてい足りません。 雨にぬれた牡丹も風情があってすてきでした。


 


 ただ、牡丹の種類はほとんどいっしょ。 後から植えられたと思われる赤いぼたんがようやく開こうとしていました。 わたしは個人的には白い牡丹が好みですが、白は見あたりませんでした。 


 よく見ると花びらの多いこと。 うへぇ~、これを絵に描くのかあ。 日本画ではよく見る牡丹の絵ですが、ちょっと気乗りがしません。 でもまあ、そのうち描きたくなるかもしれないから写真だけは撮っておこうか、と、次々と撮っていたら残念、バッテリーが切れました。 後で見てみたら、「これは」というような良い写真はなかなかないものです。 でも、これはちょっと気に入りました。 はじらうように開きかけた花びらが、赤いかさの下でいっそうあざやかです。


 


 

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空き地のわらび

2008-04-18 00:14:55 | くらし

 


 桜が終わると若葉の季節です。 柿畑もやわらかな新芽が雨に洗われて輝いています。
 そして、この時期採れるのが、わらび。


 「猫の樹海」の空き地に無数のわらびが出ています。



 母がこのわらびを採りたくて夢にまで見たというので、連れてきました。


 このわらび、サンクが子猫の時は端っこにちょっとあっただけだと思うのですが、ここ数年の間に徐々に広がって、セイタカアワダチソウもセンダングサも後退させるような勢いです。 まあ、わらびだと花粉が飛ぶわけではなく塀を越すほど高くなるわけでなく、あまりめいわくをかけないで、いつでもおいしいわらびを提供してくれるので(わらびは夏頃までとれます)、われわれもはびこるのを大目に見てきたからかもしれません。 


 不思議なのは、どうしてここにわらびが生えだしたかということ。 種で繁殖する植物なら、鳥や獣や風などが運んできたとわかるのですが、胞子と地下茎(たぶん)で広がるわらびの最初の1本はどうして生まれたのか? わかりませんねえ。


 昔夫が、春に先駆けてわらびを採れば高く売れるというので、地面に電熱器を埋めてわらびを栽培しようとしたことがありました。 どうも思うようにいかなかったらしく、すぐにやめてしまいましたが、 その、わらび畑であったところにさえ、今は1本のわらびもありません。 だのに何もないところになぜ? まさかそこから地下茎が伸びて、前の空き地に進出していった? なんてことありませんよね。


 ともあれ、わらびは相当たくさんあったらしく、わたしが別のことをしているわずか4,50分ほどの間に、 母は、袋いっぱいのわらびを採ってきました。


 たまたまやってきた娘婿のぶじお君、母を見て大笑い。 袋が重くて手に持てなかったんですって。



 袋から出してみると、こんなにたくさん。



 さっそく炭酸であくぬきしてわらびご飯を作りました。 春の香りのするごはんでした。


 

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わたしだけのバッグ

2008-04-17 00:31:54 | レザークラフト

 深みのあるグリーンが気に入って買ったバッグ。 やわらかいひつじの革で、中は3つの部分に分かれています。裏にもポケットがあってとっても便利。 ガイドブックや折りたたみかさも入ります。 持ち手の部分は、手提げサイズから斜めがけのショルダーの長さにまで調節できます。 お値段も手頃で言うことなしーなのですが・・・・


 ちょっとシンプルすぎるんではないかなあ。 かぶせの部分が大きさの割にだだっ広くて。



 そこで、ちょっと手を加えてみました。


 こんなパーツを2個作りました。 バッグ本体の色と調和する色を出すのにちょっと苦労しましたが、まずまずのできです。



 それをかぶせの部分に貼り付けて縫いつけます。 かぶせの裏側にひびかないように「すくい縫い」をしますが、これが一番大変かな? といっても小さな物なのでそんなに時間はかかりません。


 量産された既製のバッグが、わたしだけのオリジナルバッグに早変わり。 




 こちらは、キャンバス地のバッグ。 お値段840円也。 中が3つに分かれていて、ファスナーもついていて、これもとても便利なのです。 素人ではなかなかここまでていねいには縫えません。 でも持ち手がビニール製で見るからに安っぽい。 
 そこで持ち手を牛革にし、中央にこれも牛革のレースでステッチしました。
 持ち手を止めるカシメも上等のですよ。
 別にポケットを作り、これもすくい縫いでバッグに縫いつけました。 すると、ほら~



 なかなかいいバッグになったでしょ? 840円には見えません。 
 作業台の上で写したら、染料だの端革だのがちらちらと写ってしまいましたが、撮り直すのもめんどうなので、そのまま載せちゃいました。


 型紙から自分で考えて作るバッグも作りがいがありますが、こんな風に既製のバッグをたったひとつのバッグに作りかえるのも楽しいものです。

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なつかしい草花

2008-04-16 01:25:23 | 植物

 子どもの頃から見なれた草花たち。  実家の周りは田んぼだらけで、「見なれた」といえば畦端に咲く草花でした。 こちらの石ころだらけの畑地では自ずと生えている植物もちがいます。 また、田んぼの方にあった草花でも、なかには次第に姿を消していったのもあります。 ですから、あまり見かけなくなった草花も多いのですが、昔のあぜ道を思わせる植物にであうと、なつかしく、ついついカメラを向けてしまいます。


 びっしりと生えているさぎごけ。 今はもう、こんなに群れて咲いている姿は見かけません。 紫と白とが隣り合わせに咲いていました。



 きらんそう。 実家の田んぼと隣家の敷地とを隔てる石垣にたくさん咲いていて、祖母が採取しては干していたのを思い出します。 何の効き目があるかは理解できませんでしたが、薬効があるのだそうです。 これも最近ではあまり見かけません。



きつねのぼたん。 実が金平糖みたいにかわいいので好きでした。



 ほとけのざ。 この草は逆に今の方がよく見かけます。 耕してない田んぼ全体が薄紫に染まって見えるくらい生えています。



 そして、これ、これ。 
 とても小さくて、花の直径は、2,3ミリしかないでしょう。 勿忘草によく似た花です。わたしは子どもの頃、勝手に「勿忘草」と名前を付けていました。 だって本当に忘れ去られそうな目立たない花だったのです。 でもたくさんある草の中でこの花が一番好きでした。 だって、絵にかきやすいし、青い花だし・・・・・



 東予の方ではあまり見たことがないのですが、わたしが気づかなかっただけなのでしょうか。 それだけに見つけるととてもうれしくて、しばらく眺めてしまいます。


 これらの花は、山のふもとの母の畑近くで見つけました。 このあたりはまだ、4,50年前の植生が残っているようです。 でも、ここにも黄色い外来種のたんぽぽが・・・・。 やがてこの懐かしい植生も姿を変えていくのでしょうか。

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大根の花

2008-04-15 00:32:11 | 植物

 先日、近くの畑の一角が白い花でうまっているのに気づきました。



ははあ~、これは大根の花ですね。 


一輪だとこんな花です。 白い菜の花といったところ。 それにしてもたくさん咲かせたものです。



 大根は、花が咲くとなかにすが入って食べられなくなるので、春になると、普通はこんなふうに頭を切ってしまいます。  



 さらには、それを抜いて、地面に寝かせて埋めておくと永く食べられるんだそうですよ。 ですから、あまり歓迎されない花なんですね。 たまに収穫し忘れた大根の花が咲いているのは見ますが、こんなにたくさんの花が咲いているのは初めて見ました。 何かの理由があって大根の世話ができなくなったのでしょうか。 


 あまり人に愛でられることもなく、ひっそりと咲いて、したたかに子孫を残す大根の花ですが、よく見ると清楚でなかなかかわいい花なんです。 特に、真っ白ではなく花びらの先が薄紫になっているのはきれいです。


 菜の花の明るさもいいですが、白い花の群れもすがすがしくていいなあと思いました。


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花の塩が森

2008-04-13 23:42:34 | くらし

 昨日の夜、塩が森の中腹から山頂まで、明かりがついていることに気がつきました。 夜桜見物のちょうちんの明かりです。
 ラッキー、まだ桜が残ってる!



 塩が森は山の上半分は桜の花で覆われています。 先日の雨で平地の桜は半分以上散ってしまいましたが、下から見る限り、山の桜はまだきれいに見えました。


 今日、父と母を連れて塩が森まで行ってきました。 このところ日曜日はいつもお出かけです。 デイサービスがお休みで、一日中テレビの前に座っているだけの父を運動させる魂胆でー。


 塩が森は昔から航空灯台のあった山。 皿が峰と共に東温市のシンボルのような山です。 昔遠足で行ったときは、細い急な山道をあえぎながら登った思い出がありますが、今は自然公園として整備され、山頂まで車で行けるようになっていました。


 山頂の駐車場から展望広場へ向かう道は桜のトンネルでした。



 山桜。 ソメイヨシノほど華やかさはないけれど、清楚で凜とした姿は、ソメイヨシノよりも好きかもー。



 桜の間には、もみじの赤い新芽が。 秋も楽しめそうです。



 椿もそこかしこに植えられています。



 そしてもう、シャクナゲが咲いていました。


 


 


 昔、山で大きなシャクナゲの盆栽を買って帰ったのに枯らせてしまった思い出があります。 下界ではこんなに見事な木はめったに見られないので、3人で大喜びしました。


 桜の下には咲きかけの山吹の花、地面の草むらには可憐なスミレの花。 塩が森は今、花の山でした。


 桜の間から見える東温市。 遠く、愛媛大学病院が見えました。


 


 そしてこれは山の反対側。


 


 子どもの頃、あの山の向こうには何があるんだろう?と、いつも考えていました。 どこかちがう町があるんだろうか? それとも海があるんだろうか? 親に聞いても明確な答えはなかったように思います。 


 初めてこの目で山の向こうを見た遠足の日。 苦労して登った山頂は大きな木々に覆われていて、その枝の間から見えたのは、まだまだ続く山々と、その間をぬうように走る一筋の白い道でした。 その道の行く手になにがあったのかは木々にさえぎられて見えず、 何も通ってない道は、しんと静まりかえって大きなへびが横たわっているように見えました。 そして子どものわたしには、人一人住んでないこんな山の中に道があるということがなんとも納得のいかないことでした。 


 あれから50年近く月日が過ぎて、薄暗かった山頂付近は大きな木を切られ、見通しのよくなったその場所からは、向こうの山深く続く道と、いくつかの小さな集落が見えました。 そして、帰りにその道を走ってわかったことは、それが遠く久万高原町まで続く道であるということでした。 ひとつ長年のなぞが解けて大満足。 でも次はこの道がどんな道なのか走ってみたい。 次々と好奇心はわいてくるものですね。


 


 


 

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やはり野に置け・・・・・

2008-04-13 00:26:38 | 植物

スミレの群れを見つけました。 わたしの好きな濃い紫のスミレ。



 こんな砂利の中に、一面に生えているのです。 すてき。 でも、これは誰かが植えたんでしょうかね。


 コンクリートの割れ目から生えて大きな株になっているのもありました。 まるでブーケのような愛らしさです。



 近くには白い花のも咲いていました。 これもコンクリートの割れ目から。 見かけの愛らしさとはちがってなかなかたくましい花です。



 こちらは子どもの頃よく見かけたスミレ。 タチツボスミレでしょうか。 これもかわいいのですが、わたしの記憶では、あまりにありふれていて、濃い紫のスミレのほうがうれしかったように思います。  



 うちの庭にいつの間にか紫のスミレが咲き出しました。 わたしはどうしても雑草扱いする気にはならず、こっそりと抜かずにそのままにしておいたら、だんだん増えだしました。 しめしめ、とひそかに喜んでいたのですが、今年はまだ姿を見かけません。 再三の除草剤(夫はすぐ除草剤で草を始末しようとするのです)に負けてしまったかしら。 もし、増えるに任せておいたら、あの砂利の中のスミレのように、庭中紫になってしまうかな!? う~ん、それも困る。


 先日、山の中の桜を見た場所でみつけたすみれ。 これもタチツボスミレでしょうか。 いや、葉っぱや花びらが少し丸い気がします。 水気の多い日陰に咲いていました。 地面が柔らかく、一株持って帰ろうと思ったらそうすることもできたのですが、採らずにおきました。



 持ち帰っても環境が違うとうまく咲かないことが多いので、 わたしはなるべく、とるのは写真だけにしています。


 「やはり野に置け 蓮華草」 
 野に置いた方がいいのは蓮華草だけじゃないと思いますね。

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春の草花遊び

2008-04-11 23:05:56 | くらし

 麦畑の麦穂がのびてきました。 子どもの頃はよく麦畑でかくれんぼしたものです。 昔は畝を高く上げて麦を植えていたので、子どもの体ならかがむと隠れてしまうんですね。 鬼が近づいたら別の畝に移動したりしてー。 麦を痛めない限り、中で遊んでも叱られませんでした。 
 近頃、麦の穂の黒いのを見かけません。 昔は黒穂病の麦がたくさんあって、子どもたちはそれも自由にとることができました。 その茎で麦笛を作るのです。 

 

 麦畑の近くにはレンゲ畑が、広がっていました。 花は5分咲きといったところでしょうか。

 

 れんげといえば、首飾り。 子どもの頃を思い出して3,4本つないでみました。

 レンゲ畑に生えていたスズメノテッポウ。 これを下の方から摘み取り、穂の部分を引き抜いて草笛を作ります。 ぴーぴーと高い音でなります。 でも、くわえ方をまちがえると全く鳴りません。

 地上の星、オオイヌノフグリです。

 花びらをそっと引っ張ると、中のしべを残して花びらだけが外れます。 しべのあった真ん中は穴があいています。 その穴を杉のはのとがったところに差し込むと、杉の葉に花が咲いたようになるのです。 

 子どもの頃を思い出して色々してみましたが、案外難しいものでした。 大人の指では大きすぎるのかな? 子どもの頃はもっと簡単にできたと思うのですが。 
 たとえば、麦笛を作るために爪で茎を細く裂け目を入れます。 ちょっと入れるだけなのですが、上の方まで裂けてあやうくバラバラにするところでした。 
 れんげの細い茎に裂け目を作るのも、オオイヌノフグリの青い花を杉に挿すのも、かなりの集中力とていねいさを必要とします。
 他にも、ノビルの花でかんざしは、茎の一番外側の薄い薄い皮を細心の注意を払って切れないように剥いでいく上級編です。

 昔の女の子たち(わたしたち)は、繊細で壊れやすい草花で遊びながら、裁縫など細々とした生活に必要な器用さを身につけていったように思います。 どんな不器用な子でも、今の子よりは器用だったんじゃないでしょうか。 
 本来子どもの遊びは、大人になるための学習であり、生活そのものだったはずです。 今子どもたちは生活とかけ離れたところで暇つぶしをしているだけになってはいないでしょうか。 

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カラスの群れ

2008-04-11 00:31:35 | 生き物

信号待ちの時ふと上を見たら



 なんとまあ、たくさんとまっていること。 何の鳥でしょう。


 少し近づいて道ばたに車を止めました。 とまっていたのはカラスでした。 物好きにかぞえてみましたら、133羽


IMG src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/bd/352bae292bfc1e99b507f97308a96232.jpg">


 やかましく鳴き立てるわけでもなく、ただとまっているのが不思議な光景でした。 ときどき飛び立って場所を変えたりするのですが、退屈しのぎに動いてみた、とでも言いたげな様子です。 何のために集まっているのか、さっぱりわかりません。


 別の場所で、



 車を止めて写真を撮ろうとすると、誰かが気づいて飛び立ちます。 するとほかのカラスも飛んでちょっと遠くへ移動します。 さすがにこれでは数えられません。 実際は写真に写ってないカラスの方がずっと多いのですけれど。


 冬から春にかけて、カラスが何も植えてない田んぼに群がっているのを時々見かけます。 きっと何かえさを探しているのだろうとは思っていましたが、 ついこの間、面白いところを発見



 トラクターの後をカラスが列になって歩いています。 向こうの方にはおびただしい数のカラスがー。 トラクターの後をついていくサギはよく見かけるのですが、カラスは初めて見ました。 ひょこひょこと歩きながら時々下を向いてつついている様は、なかなかかわいいものでした。 どうやら、土を掘り起こして出てきた虫やミミズなどを食べているらしいです。 道理で、2枚目の写真の田んぼも耕したばかりのようでした。  


 耕すはたからえさを拾っていくカラスは、かなり抜け目のないカラスかもしれません。 その他大勢は、人のいなくなった田んぼでひしめき合いながらえさを取っています。 そして、別の田んぼにたった1羽でえさを探しているからすは、「残り物に福有り」とでもいうのでしょうか。 それとも仲間からいじめられでもして、たっぷりえさのあるところへは行けないのでしょうか。 いっこうに群れの方に行こうとしないカラスがちょっと気になりました。

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梅 桃 桜

2008-04-09 23:57:35 | 植物

 娘のぶじこは、梅と桃と桜の区別がつかないと言います。
 なんと!! 花も木も全くちがうではないか、これがわからないなんてー。 ぶじこはイモムシの判別なら得意なのですが・・・・


 でも、でも、


 それも無理ないか、と思えることもあります。10日ほど前のことですが、

 え? 3月も終わるのに梅が咲いている?



 ようく考えてみたら、これはすももでした。  


 こちらはすでに新芽が出た梅の木です。 すももとよく似ているでしょ? 


 


 一週間前には、
 


 あれ、あれ? あんなところに桜がー。



 近寄ってみるとこれは桃。 桜の「陽光」によく似た色です。 


 そういえばまだつぼみの時に写真を写したっけ。



  


  はっきりと桃とわかるのもありますが、



 


さくらかももかわからないのも。


 


 梅と桃と桜の区別くらいついて当たり前ーでもないか。
 


 なぜ、こんなにまぎらわしいのか。
 思うに、畑の梅や桃は、実がよくなるようにそして収穫しやすいように意図的に枝振りを変えているからではないでしょうか。 庭木の梅や桃もまた、鑑賞に堪えるように姿よく仕立てています。 その結果、似たような姿になるのではないでしょうか。  
 もし、自然に伸びるままにしておいたら、どんな木になるのでしょうか。 「桜切るバカ」と言って、桜はあまり切られることがありません。 桜こそ、人の手が加わらない自然の姿だと思うのですが、 梅や桃を自然にのばしたら桜のように伸びやかに広がっていくのでしょうか。
 自然のままに育った梅や桃を見てみたいものです。 


 おまけ


 桃畑で見つけたつくし。 鳥肌が立つほど生えていました。 母は採りに行きたくてうずうずするでしょうが、どうも除草剤をまいているみたいなのであきらめてもらいます。



 

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