あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

梅 桃 桜

2008-04-09 23:57:35 | 植物

 娘のぶじこは、梅と桃と桜の区別がつかないと言います。
 なんと!! 花も木も全くちがうではないか、これがわからないなんてー。 ぶじこはイモムシの判別なら得意なのですが・・・・


 でも、でも、


 それも無理ないか、と思えることもあります。10日ほど前のことですが、

 え? 3月も終わるのに梅が咲いている?



 ようく考えてみたら、これはすももでした。  


 こちらはすでに新芽が出た梅の木です。 すももとよく似ているでしょ? 


 


 一週間前には、
 


 あれ、あれ? あんなところに桜がー。



 近寄ってみるとこれは桃。 桜の「陽光」によく似た色です。 


 そういえばまだつぼみの時に写真を写したっけ。



  


  はっきりと桃とわかるのもありますが、



 


さくらかももかわからないのも。


 


 梅と桃と桜の区別くらいついて当たり前ーでもないか。
 


 なぜ、こんなにまぎらわしいのか。
 思うに、畑の梅や桃は、実がよくなるようにそして収穫しやすいように意図的に枝振りを変えているからではないでしょうか。 庭木の梅や桃もまた、鑑賞に堪えるように姿よく仕立てています。 その結果、似たような姿になるのではないでしょうか。  
 もし、自然に伸びるままにしておいたら、どんな木になるのでしょうか。 「桜切るバカ」と言って、桜はあまり切られることがありません。 桜こそ、人の手が加わらない自然の姿だと思うのですが、 梅や桃を自然にのばしたら桜のように伸びやかに広がっていくのでしょうか。
 自然のままに育った梅や桃を見てみたいものです。 


 おまけ


 桃畑で見つけたつくし。 鳥肌が立つほど生えていました。 母は採りに行きたくてうずうずするでしょうが、どうも除草剤をまいているみたいなのであきらめてもらいます。



 

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春のてんぷら

2008-04-09 00:05:53 | くらし

 お寺で花見をしたとき見つけたものがあります。すぐ裏の斜面にはえていました。



 タラの木です。 新芽は苦みと香りがあって天ぷらや和え物にします。 



  本来自然に生えている山菜ですが、最近は栽培もされているようです。 採ろうかなあ、でもこの山の持ち主の物だからなあ、と思案していると、母が、「うちの畑にも植えてある」と、言います。 行ってみると、ずいぶん背の高いタラの木が3本、隅っこに植えられていました。 たびたびここに来たのになぜ気づかなかったのだろう。 大根みたいな高菜の写真を撮ったすぐそばにありました。


 タラの芽が手に入りましたので、夕食は天ぷらにすることにしました。



 皿の上の方にあるのがタラの芽の天ぷら。 右の赤い物は小エビ。 その下の長いものがつくし。 へへへ・・・ これは失敗です。 つくしは水分が多すぎて、油に入れたとたん、じゅわじゅわじゅわっと泡が出て飛び散りました。 そして、くたっとなっただけ。 あぶらでべちょべちょになってしまいました。


 そして、一番量の多い、葉っぱは?  


 あげる前はこんな葉っぱでした。 さて、何でしょう。



 答えは、これ。



 え? これじゃわからない?


 これはキーウィの新芽ですよ。 天ぷらにしたのはレッドキーウィという、果肉が赤い品種です。 産直市場に売られていたのですが、パックに「おいしすぎー」とマジックでかかれてありました。


 こりゃ、一度は食べてみなければー


 今回、小麦粉ではなく、上新粉で衣を作りました。 なんでも、米粉にはグルテンがないので粘らずからっと揚がるのだとか。 粘りがない分、素材にくっつきにくく油の摂取も控えられるんだそうです。 


 さて、お味の方ですが、


 おいし~い。 歯触りはぱりぱり、なんだかポテトチップスに似ていました。 毒じゃなかったです。 ちゃんと生きていますから。


 産直市場のおかげで、今までいろいろ珍しいものを食べさせてもらいましたが、でも、キーウィの葉っぱまで食べようとは ^0^  これを食べてみようと思いついたのは誰なんでしょうね。 もし、体に悪い物だったらどうしたんだろう、体を張ってまで食べなくてもほかに食べ物はいっぱいあるのに。   

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