娘のぶじこは、梅と桃と桜の区別がつかないと言います。
なんと!! 花も木も全くちがうではないか、これがわからないなんてー。 ぶじこはイモムシの判別なら得意なのですが・・・・
でも、でも、
それも無理ないか、と思えることもあります。10日ほど前のことですが、
え? 3月も終わるのに梅が咲いている?
ようく考えてみたら、これはすももでした。
こちらはすでに新芽が出た梅の木です。 すももとよく似ているでしょ?
一週間前には、
あれ、あれ? あんなところに桜がー。
近寄ってみるとこれは桃。 桜の「陽光」によく似た色です。
そういえばまだつぼみの時に写真を写したっけ。
はっきりと桃とわかるのもありますが、
さくらかももかわからないのも。
梅と桃と桜の区別くらいついて当たり前ーでもないか。
なぜ、こんなにまぎらわしいのか。
思うに、畑の梅や桃は、実がよくなるようにそして収穫しやすいように意図的に枝振りを変えているからではないでしょうか。 庭木の梅や桃もまた、鑑賞に堪えるように姿よく仕立てています。 その結果、似たような姿になるのではないでしょうか。
もし、自然に伸びるままにしておいたら、どんな木になるのでしょうか。 「桜切るバカ」と言って、桜はあまり切られることがありません。 桜こそ、人の手が加わらない自然の姿だと思うのですが、 梅や桃を自然にのばしたら桜のように伸びやかに広がっていくのでしょうか。
自然のままに育った梅や桃を見てみたいものです。
おまけ
桃畑で見つけたつくし。 鳥肌が立つほど生えていました。 母は採りに行きたくてうずうずするでしょうが、どうも除草剤をまいているみたいなのであきらめてもらいます。