あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

黄色いタンポポ

2008-04-03 00:35:00 | 植物

  たんたんたんぽぽたん 黄色いお花のこうしんだ~


 これは、わたしが教師になって初めての年、運動会で指導したダンスの歌の一節です。 タンポポといえば黄色。 絵本に出てくるのも、歌に出てくるのも。 でも、黄色いタンポポなんてどこにあるの?
子どもの頃、わたしは黄色いタンポポなど見たことがありませんでした。


もう半月ほど前からタンポポが咲いています。 でも白花です。



 黄色いタンポポが見たい。 子ども心によく思ったものです。 このへんのたんぽぽはなぜ白いのか? あるのは愛らしいタンポポのイメージとはかけはなれた(と、当時は思っていました) せいの高い、大きな白い花のたんぽぽだけ。 大人になって、タンポポの葉っぱはおひたしや天ぷらにして食べられるんだということを知りましたが、たしかにやわらかくておいしそうな葉っぱでした。


 大人になってからはあちこちで黄色いタンポポを見るようになりましたが・・・・・・


 実家の近くでも。



 アスファルトの間からひときわ目立つあざやかな黄色の花。かわいいですねえ。 


 子どもの頃あこがれていた黄色いタンポポ。 ついに黄色いタンポポが咲くようになりましたかー。 いつ頃から黄色いタンポポが咲き出したのでしょうか。 今の気持ちは複雑です。 なぜならこれは外来種。 在来種を脅かす存在だからです。
 


 黄花タンポポのすべてが外来種というわけではなく、在来種にも黄花があるらしくて、そのちがいは、総苞のそりにあるらしいです。 総苞がイナバウワーのように反り返ったのが外来種らしいです。


  この白いたんぽぽは? 苞が開いてはいますが反ってはいないようですね。 背の高さといい、花の大きさといい、これが子どもの頃から見なれたたんぽぽです。 こどものころは不満だった白い花。 今は懐かしく、郷愁を呼び起こす花になりました。


 


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コメント (4)
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