あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

椿のトンネル

2008-04-04 23:14:12 | 植物

 花見客でにぎわう道後公園の片隅に、人通りの少ない静かな一角があります。 ちょうど子規記念博物館の裏側、いろいろな種類の椿が植えられていてトンネルになっているのです。



椿の木のトンネルで心に残っているのは、壱岐の島と足摺岬ですね。 椿のトンネルは、うっそうと暗いのになぜか暗くて怖いという感じがなくて、むしろロマンチックな感じさえします。 頭上に花があるからでしょうか。 道後公園のトンネルはとても短くて、抜けると華やかな桜の広場になります。


 たくさんの花をつけているやぶ椿。



 近くで見るととてもかわいいです。  



 花びらが八重になっているのもあります。



 清楚な白椿



 斑入り。



 こんなふうにいろいろな椿があって、今花盛りです。


 こちらは実家に咲いている八重の白椿。 バラのように華やかです。



 この椿はわたしが幼稚園の頃にはすでにありました。 だから樹齢は・・・・・・  あまり大きな木ではなく、昔も今も1メートルほどの高さです。 家を建て替えたとき元あった場所から移されたのですが、枯れずに残っています。


 子どもの頃わたしはこの花が好きで、よく、ままごとに使ったり、探偵ごっこに使ったり(椿の花びらを撒きながら逃げていった子のあとをつけていくのです)したものです。 なにより好きだったのはその色。 白椿だけれど純白ではなく、ほんのりとピンクがかっています。 淡く、清楚なピンクです。 思えば、わたしが色の美しさを意識したのは、この椿のピンクが最初だったように思います。


 ちなみに、配色の美しさに目覚めたのもこのころです。塗り絵の女の子の帯が市松模様で、それをピンクとブルーに塗り分けたとき、色の取り合わせによって印象がちがうことに気づいたのです。 ピンクとブルー、ちょうど今頃の青空と桜の色ですね  


 

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道後でお花見気分

2008-04-04 00:11:53 | くらし

 春の県展に出す作品がほぼできあがりました。 いつもは(といってもまだ3回目ですが)今頃は花なぞには目もくれず、大車輪で制作に励んでいる頃。 
 ことしは締め切りまでにまだ2週間もある。 よゆうのよっちゃんです。 ちょっとほっとしたところで道後公園の桜を見て帰ることにしました。


 桜の季節に道後公園に行くなんて何年ぶりかなあ。 
 この前ここで桜を見たのはー ええっ もしかして30年以上前?!

 愛媛県の教員として採用されて辞令をもらって次の日からさっそく研修があったと思うのですが、研修が終わってみんなで道後公園へ行ったと思うんですね。 そのころはまだ動物園があって、堀にかかった橋を渡って右側が動物園、左側が公園になっていて、確か入り口近くのべンチにすわって出店のたこ焼きか何かを食べたと思う・・・・・ 
 なぜこんなことを覚えているかというと、そのとき知らないおじさんに写真を撮られたんです。 ぱちっと撮ってさっさと行ってしまったおじさんにあっけにとられていたわたしたち。 後で腹が立ってきました。 さんざん悪口を言ったけど、当のおじさんはすでに消えていました。 きっとわたしたちの器量がよくて・・・・ いえいえ、いい年をした娘3人そろって「花より団子」の様子がおかしかったんだと思います。


 そのころに比べると公園も広々として、桜の木がたくさん植わっています。 満開ではないけれど、じゅうぶんきれいです。 


 夜桜見物も場所取りがたいへんなようでー。



 お店もスタンバイOK。



 たくさんの荷物を持ち込んで、さあ、宴会の準備です。


 


 時間がたつにつれ、次々と人がやってきて、徐々に、うきうきとお花見気分が高まってくるようでした。


 でも、少し山の方に登ると、人も少なく、鳥たちがたくさんさえずっています。


 


 そしてはやくもツツジが咲いていました。



 きょう、母と叔父、伯母たちが道後公園に花見に行ったそうです。 とてもきれいで人が多かったと言っていました。 今週末はきっとすごい人出でしょうね。


 


 


 

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