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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その182 『松本城』 その4

2017年03月15日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
一の門を見上げると、鉄板を貼り付けられた太い柱に築城した石川家の家紋「五七桐」が描かれた装飾金具が付いています。
それでは本丸庭園に入ります。



現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城、松本城が目の前に現れます。



記念撮影用のマスコットが設置されています。
松本市市制施行100周年のマスコットキャラクターだった『アルプ』ちゃんです。



2008年4月からは、松本市のマスコットキャラクターとして再出発しました。
もともとは帽子は北アルプス、服は豊かな自然を表す緑色、楽都イメージしたバイオリンを持ち、花いっぱい運動の発祥地であることから花の飾りを頭につけたアルプちゃんでした。



こちらのアルプちゃんはバイオリンの代わりに刀を持ち甲冑をつけた松本城バージョンでしょう。



幸いなことに、平日、早朝、小雨模様ということもあり、観光客もまばらです。
どこが本丸公園から撮るベストスポットか探してみます。



松本城は標高590メートルの盆地内平地に築かれた平城です。
松本城は城郭を囲む三重の堀と土塁・石垣を備え、出入り口や土塁の上に櫓や城門などが築かれました。
武士を三の丸内に居住させて、防備を固めていました。



手前の芝生広場は本丸御殿跡で芝生広場内に黒い瓦で線が引いてあるのが往時の本丸御殿の外周です。
本丸御殿は、天守の完成後の建造で、城主の居所と政庁を兼ねていました。
往時は政治の中枢部でしたが、享保12年(1727)に焼失してしまい、以後、再建されませんでした。
現在では、本丸庭園として整備されています。



松本城は秀吉の時代、江戸の家康を監視する城として、甲府城・高島城・上田城・小諸城・沼田城とともに秀吉側の城主が配置された江戸包囲網のひとつの城といわれています。



これらの天守群は、昭和4年(1929)に制定された「国宝保存法」により、昭和11年(1936)4月20日国宝に指定されました。



続く....................................................................。