TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

海外の都市の紹介、 その82の7 『ローマ』

2010年08月31日 | 海外の都市の紹介
ローマの市街地を抜け、ヴェネッツィア広場に向かいます。



ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento Nazionale a Vittorio Emanuele II)です。
ヴェネツィア広場に面しカンピドリオを背にして建つ、1870年のイタリア統一の立役者、初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の偉業を称えて建てられた記念堂です。



1911年に完成したもので、ローマの中ではかなり新しい建物です。
ローマっ子はどうもこの建物をあまり好きではないらようで、タイプライター、とかウェディングケーキとか呼んでいるそうです。



ネオ・クラシック様式の建物です。
建物の中央と両脇には、これまた大きな像が建っています。
中央にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の騎馬像があります。
その下には、祖国の祭壇が設けられ第一次世界大戦で命を落とした無名の戦士が祠られています。



ヴェスパシアヌス帝が紀元72年に着工した円形競技場、コロッセオに向かいます。
コロッセオは、80年彼の息子ティトス帝により完成しました。



楕円形のコロッセオは長辺187m、短辺155m。外周壁の高さは約50mと巨大な遠景競技場です。



ローマ訪問者のほとんどの人が、ここコロッセオを訪問します。



コロッセオは、かつては5万人を収容したそうです。
その巨大さはローマの力と不滅の象徴でした。



外観は美しいアーチ型が並ぶ4階建てで、1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式と様式の違うアーチで飾られいます。



続く.........................................................................。

トッポとMM21の夏のイベント巡り、その3

2010年08月30日 | トッポの世界
飛鳥Ⅱは、いつまで見ていても飽きないですね。
これから出港ということで、煙突から煙がたなびいています。



トッポとトッポパパの記念撮影です。



思えばトッポもトッポパパも、同じような病気で大手術を経験し、トッポも人間の歳に換算すれば、二人ともよく頑張っているという歳になってきたようです。



トッポパパの子供のころは、この辺の海は筏が浮いていて、船の上からハゼ釣りをしていたものです。



トッポパパ、『トッポは飛鳥Ⅱに乗れないから、もう一枚記念撮影しよう。』



トッポ、『浴衣着てきたんだから、早く盆踊り観に行こう!』
臨港パークまで歩いて戻り、今年で3回目になる盆踊り大会を観ることにします。



まだ日が落ちていないのに、盆踊りは予定より早く始まったようです。



トッポ、『パパは踊らないの!』
トッポパパ、『



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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その104の3 『仙台七夕祭り』

2010年08月29日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
七夕には、笹竹に色とりどりの短冊や吹き流しをつけた竹飾りを飾ります。
七夕は、日本では農村部のお盆(旧暦の7月15日)として祖霊を迎える禊(みそ)ぎの行事があり、先祖祭りと言って、収穫した麦や雑穀をお供えして、ご先祖さまに感謝します。
のちにこの行事がお盆として定着したそうです。



仙台七夕は、昔から仙台名物といわれてきました。
江戸時代には、伊達政宗公も豊作と技芸上達を祈り推奨したと言われています。
明治時代に七夕は新暦の7月7日になり、東北地方ではひとつき遅れの8月7日に行われるようになりました。



1948(昭和23)年からは8月6日~8日まで3日間開催され、以来今日まで続いています。
昭和46年からは動く七夕(パレード)も始まり、仙台七夕はいっそう華やかなものとなってきました。



優秀賞の七夕飾りです。
七夕飾りに必要なものは、短冊、吹き流し、千羽鶴、紙衣、巾着、投網、くずかごの7つの飾りが中心になります。

短冊は、早朝、サトイモの葉にたまった朝露を集めて墨をすり、色紙の短冊に詩歌を書き、学問や書道の上達を願います。
吹き流しは織姫の織り糸のかたちをあらわし、飾り付けの主役となり、長寿を願います。
千羽鶴は家の長老の年の数だけ折り、家族の長寿を願います。



紙衣は、もともとは布の着物でした。
病気や災害の身代わりとします。また、裁縫や手芸の上達を願います。竹飾りの一番上に吊す習慣があります。
巾着は昔の財布を形作ります。商売繁盛や富貴を願い、節約や貯蓄の心を養います。
投網は魚を捕る網のかたちをあらわし、豊漁や豊作を願います。
くずかごは7つの飾りを作り終わったあとに出た紙くずを集めてくずかごの中に入れます。倹約と清潔の心を養います。
それぞれ、ちゃんとした意味があることを初めて知りました。



仙台七夕祭りの飾りは年々、大がかりのものになり、家庭での七夕飾りとは違い、現代的な飾りも織り込まれているようです。
  


わが国では、平安時代以来、宮中の乞巧奠は清涼殿の東庭でおこなわれたと伝えられています。
これが民間にも普及されたのは江戸時代で、少女は技芸の上達を願い、男の子も字が上手になるようにと、さと芋の葉の露で墨をすり短冊に和歌や願いごとを書供養になりました。



仙台に七夕祭が始まったのは伊達政宗時代と伝えられ七夕祭の飾り付けには、七つの飾り物がつくようになりました。



仙台七夕まつりは近年益々豪華になってきています。
竹飾りも新しい趣向を凝らし、時流に合った飾り付けも登場しています。
しかし仙台七夕は、絢爛豪華な飾り付けばかりが特徴ではなく、よくみると仙台伝統の七つ飾りがどの竹飾りにも下げられていることや、本物の和紙で作られる手作りの七夕飾りなど、400年間続く仙台七夕の良き伝統が現代にもきちんと守られているそうです。



七夕でいろいろ勉強させてもらいました
それでは仙台より

海外の都市の紹介、 その82の6 『ローマ』

2010年08月28日 | 海外の都市の紹介
『サンタンジェロ城』の紹介です。
サンタンジェロ城(聖天使城)は139年ハドリアヌス帝の霊廟として造られたものです。
写真はサンタンジェロ橋正面からのものです。
建造後歴代皇帝の墓となったり、中世以降は要塞や法王の牢獄として使用されたりしましたが、現在は現在国立博物館となっています。



84m四方の基壇の上に直径64m、高さ約30mの円筒形の建物です。
サンタンジェロの名称『聖天使城』は、590年ペストが流行した際、教皇グレゴリウス1世が城の頂に剣を持った大天使ミカエルの姿を見たという伝説に由来します。



この城のあるローマ歴史地区は教皇領、サンパオロ・フォーリ・レ・ムーラ教会とともに世界遺産の文化遺産として登録されています。



橋の欄干には城の名前にちなんでベルリーニ作の天使の彫像のコピーがずらっと並んでいます。



石造りの風情ある橋です。



歴史ある橋の景観はすばらしいです。
残念なのは、川の水がもう少し奇麗であって欲しいですね。



どの橋も博物館のようです。



ティベリ川の河畔にあるイタリア最高裁判所です。



最高裁判所の屋上には馬の像が観えます。



ローマの建築物は、建築が美術のひとつの分野として考えられたのでしょう。



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トッポとMM21の夏のイベント巡り、その2

2010年08月27日 | トッポの世界
赤レンガと大桟橋の間から、海を臨みます。



トッポ、『いつもの大きな船が停泊しているよ。』



またまた飛鳥Ⅱに遭遇です。
飛鳥Ⅱの寄港予定をチェックしているわけではないのですが、よく出会います。
この日も、1時間後には出港でした。



カートから降りたトッポが疾走しています。
通りがかりのお嬢さんも驚いています。 ごめんなさい!



誰もいない海岸線で、飛鳥Ⅱとベイブリッジをバックに写真が撮れました。
ママとトッポの記念撮影になりましたので、ちょっとお気に入りです。



トッポ、『いつか、あの船に乗りたいね!』
ワンコは乗ることは許可されないでしょうが、引退したら世界一周とは言いませんが、のんびりと船旅を楽しめたらと夢を見ています。



飛鳥Ⅱは飛鳥と同じく、優れた造船技術力を持つ三菱重工長崎造船所で生まれ、最高級のラグジュアリーシップとして、欧米で絶大な人気を誇っていた『クリスタル・ハーモニー』が2006年3月、飛鳥Ⅱとして生まれ変わった豪華客船です。。



トッポ、『世界一周だと、いくらぐらいかかる?』



だいたい100日間世界一周で、スイートルームで1人1800万円ぐらいで、一番安いステート・ルームで1人380万円ぐらいとのことです。
100日航海すれば、それなりの追加料金も積みあがるでしょうし、ひとり旅は考えられず2倍となると.............夢ですね。
宝くじが当たったらということにしましょう。
2-3日のクルーズもあるそうですので、そちらの方が、無理すれば現実的なのでしょう。



続く.........................................................................。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その104の2 『仙台七夕祭り』

2010年08月26日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
仙台七夕祭りは、約1万発の花火が打ち上げられ、『七夕花火祭』や『七夕踊り』など新しい構成、演出をめざした多彩なイベントで賑わいます。



見どころは、豪華絢爛な七夕飾りや笹飾り約3000本が仙台市街を埋め尽くします。



七夕のお話です。
昔、はた織りをする『織姫』と牛使いの『彦星』がいました。
2人はとても仕事熱心でしたが、お互い恋に落ちて結婚した2人は仕事を全くしなくなってしまいました。
それに怒った織姫の父、天帝は2人を離れ離れにしてしまいます。
悲しむ2人は仕事も手につきません。
困った天帝は2人に毎日一生懸命仕事をすることを条件に年に一度だけ会わせてくれると約束しました。
そして、毎年7月7日に2人は会えるようになりました。

 

元々「七夕祭り」は,お盆を迎える行事として日本の各地で行われた行事のようです。
それが,ここ仙台地方では伊達政宗公が婦女子の手習い・作法として奨励し,天明の大飢饉の際には,その世直し策として盛大に行われたと言われています。



この時期は、旧暦の7月15日頃にあたり、稲の開花時期でもあります。
そのため、水害などが心配され、人々が収穫の無事を祈りました。
この時に、先祖に祀るための衣服を機(はた)で織る巫女を棚機女(たなばたつめ)と呼んでいました。



棚機女が使っていたのが棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機でした。
このようなことから七夕(たなばた)といわれるようになったとされています。



七夕には、短冊に願いを書いて七月七日の晩に笹の葉につるし、かの有名な織り姫と彦星に短冊に書いた願いごとを叶うようにお祈りします。



江戸風の七夕をとり入れた仙台では、七夕まつりのことを「たなばたさん」といいます。
仙台藩祖政宗公は七夕に関する和歌を8首詠んでおります。この時すでに七夕の行事を取り入れていることがわかります。



七夕の由来は古代中国にあり、日本への伝来は奈良時代になってからとされています。仙台でこれほど大きなお祭りが行われるようになったのは、伊達政宗が婦女子の文化向上のために奨励したためであるといわれています。



ここ仙台七夕まつりでは長さ10m以上の竹を使っています。
また,吹流しは5本1セットで各商店,企業,団体の方々が数ヶ月以上も前から手作りで準備します。
もちろん吹き流しはプラスチックなどではなく,和紙でデザインなど色々工夫を凝らしています。



続く..........................................................................。

海外の都市の紹介、 その82の5 『ローマ』

2010年08月25日 | 海外の都市の紹介
『パンテオン』です。
パンテオンは初代ローマ皇帝アウグストゥスの養子のマルクス・アグリッパによって、紀元前27年ごろに『全ての神々の神殿』として建てられました。
現存しているのはその後の紀元80年の火災で焼失したものをハドリアヌス帝が建て直したものです。



パンテオン(Pantheon)は、ローマ市内のパラティヌスの丘に建造された神殿で、元々はさまざまなローマ神を奉る万神殿であったそうです。



パンテオンの構造は建築学上でも貴重なもので、直径43メートルの球が丸々入るくらいの内部空間を持っています。
ドームを支える壁は最も厚い部分で6mもあります。
そのため、壁に窓を取っていません。



天井にオクルス(眼)と呼ばれる天窓直径約9メートルの穴を開け、明かりをとっています。
1900年近く前の建築とは驚きで、大きな内部空間を確保しています。
頂部の丸い天窓から光が降り注ぐ内部は、開放感もあるようです。
雨が降ると天井直下はどうなるのでしょうかね。
やはり、濡れるそうです。



内部は平面プランの円の直径とドームの高さがともに43.3m、つまり完全な球体になっています。



2006年のヒット映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となった映画『天使と悪魔』にも、この天井の開口部が出てきます。



大理石の床は19世紀末にローマ時代のデザインをそのまま残して修復されました。



2000年前の建物とは思えないその姿は、ローマ古代遺跡の中ではもっとも状態がよいというのもうなずけます。



続く.........................................................................。

トッポとMM21の夏のイベント巡り、その1

2010年08月24日 | トッポの世界
残暑厳しい毎日ですが、家でまったりしていると運動不足になるので、トッポを連れてMM21へ出かけました。
常に何かイベントを開催している赤レンガへ、きょうも多くの人が足を運んでいます。



赤レンガ倉庫は、明治末期から大正初期に国の模範倉庫として建設されたレンガ造りの歴史的建造物です。
創建当時は、横浜港の物流拠点として活躍してきましたが、現在は地区のシンボルとしての存在価値が高いようです。



小さな子どもが中に入って遊ぶことのできる噴水プールも登場し、子供さんが水遊びを楽しんでいます。



トッポ、『僕は入れないの!』



トッポパパ、『うーん、ちょっと無理だね(笑)』



暑さは半端じゃないので、ちょっと水につかるだけでも子供さんは気持ちいいのでしょうが、お母さんたちは汗まみれのようです。



赤レンガ倉庫広場に真っ白い砂浜が出現しています。
オーストラリア、ブリスベーンで採れた天然砂から不純物や有機物などを取り除き精製された清潔な砂です。
太陽の熱で熱くなることがないので、砂の上で安心して楽しむことができるようです。



トッポ、『あっちで、大きな声が聞こえる!』



赤レンガの先で、『横浜レゲエ祭2010』が開催されていました。
MM21に響き渡る音量で、若い人たちの熱狂の声が響いていました。



続く.......................................................................。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その104の1 『仙台七夕祭り』

2010年08月23日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
仙台七夕祭りの紹介です。



一般的に、日本三大七夕祭りは 仙台七夕(宮城県仙台市) 平塚七夕(神奈川平塚市) 安城七夕(愛知県安城市)を指すようです。



ただ、日本三大七夕祭りの3番目はどこ?については、諸説あるそうですね。
1番目と2番目は、仙台と平塚で決定ですが、他にも、3番目だと思っている七夕祭りがあるそうです。



仙台七夕祭りは豪華さや観客動員数ではなく『400年の歴史』なのだと言われています。



JR仙台駅前から中心部および周辺商店街に広がる仙台七夕祭りは、青森のねぶた、秋田竿燈と並ぶ東北三大まつりの一つでもあり、例年200万人以上の人出でにぎわうそうです。



さまざまな趣向を凝らした豪華な七夕飾りが、市内全域を埋めつくします。



そして日本の伝統的行事である七夕は日本でこそメジャーですが、世界ではこのような星のお祭りは珍しいそうです。



七夕とは、毎年7月7日 (旧暦の場合もあり)、織姫と彦星が年に一度だけ会える年とされています。



織姫はこと座の「ベガ」、彦星はわし座の「アルタイル」をさしています。



続く......................................................................。

海外の都市の紹介、 その82の4 『ローマ』

2010年08月22日 | 海外の都市の紹介
移動する前に、もう一度トレビの泉の景観を撮りました。
トレビの泉は映画、ローマの休日にも登場します。
お忍び姿のアン王女を何とか写真に撮ろうするブラッドレーだが、あいにくその時はカメラを持って折らず、トレヴィの泉を見学しに来ていた小学生からカメラを借りようとしますが、引率の教師に見つかり、泥棒と勘違いされてしまいます。



トレビの泉の横を観光馬車が走ります。
時代は変わっても、変わらないものがあるのでホッとします。



トッポパパも30年ぐらい前に乗った経験があります。
本当ですか?という声もあるでしょうから、もう一枚昔の写真です。
分かりますか? ちょっと恥ずかしいですね。



昔も、ここに絵葉書屋が並んでいました。
当時のカメラでは、たくさんの写真を撮りきれないので、おみやげで買った記憶があります。



サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会です。



聖アグネスの殉教の地に建つこの教会は、観光名所のナヴォーナ広場に面しているので有名です。



周囲の街の景観です。
ナヴォーナ広場(Piazza Navona)周辺は、イタリア・ローマにある広場。紀元1世紀、ドミティアヌス帝が造らせた競技場が元になっています。



『四大河の噴水』の中央にそびえうオベリスクは高さ17mあります。
ナヴォーナ広場中央の噴水で、ベルニーニが制作しました。



オベリスクを囲む4人の巨人は、世界の4大河であるアジア大陸のガンジー川、ヨーロッパ大陸のドナウ川、アフリカ大陸のナイル川、南アメリカ大陸のラプラタ川を擬人化したものです。
オベリスクを4つの大河の擬人像が取り囲んでいます。



噴水の中央に立っているオベリスクは、西暦80年のローマの大火のあと、ドミティアヌス帝(在位:81~96)時代に立てられたものです。



続く......................................................................。

トッポと『掃部山公園、,虫の音を聴く会』へ参加、 その3

2010年08月21日 | トッポの世界
トッポ、『あそこに滝ができた!』



掃部山は、江戸時代には『不動山』と呼ばれ、明治に入ってしばらくは『鉄道山』と呼ばれていました。
鉄道建設のために来日した外国人技師の官舎がここにあり、また鉄道開通後も湧き水が鉄道用水として利用されていたようです。



以前は旧湧水の場所として紹介されていたように思いますが、最近新しく造られたようです。
井伊直弼も、ここでお茶会をよく開いたそうですから、昔は豊かな湧水を抱えていたのでしょう。



そろそ日が暮れてきました。



坂本竜馬の行燈もあります。
横浜開港ですから、関係あるわけですね。



鈴虫よりお客さんのほうが多いようです。



トッポ、『僕にもちょうだい!』



鈴虫の音は写真では伝わりませんが、雰囲気だけということで。



残暑お見舞い申し上げます。
それでは掃部山より

海外の都市の紹介、 その82の3 『ローマ』

2010年08月20日 | 海外の都市の紹介
ローマと言えば、ほとんどの人が『トレビの泉』を知っていると思います。
トレビの泉は首都ローマの中心部近くにある噴水で、教皇クレメンス12世の命令でニコラ・サルビが設計し、1762年に完成しました。



ここを訪れた観光客は必ずと言っていいほど、泉に向かってコインを投げます。
後向きになり、右手で左肩からコインを1枚投げ入れるのがルールで、コイン1枚だと再びローマに戻ることができ、コイン2枚の場合は、愛する人と永遠に一緒でいられると言われ、コイン3枚になると、恋人や伴侶と別れることができるそうです。
さて、皆さんは何枚投げ入れますか?



トッポパパも同じようにコインを投げた経験があります。
30年前の写真から、ボケボケですがコピーしてみました。
トッポパパも、こんな若い時があったのですよ。(笑)



毎日投げ入れられるコインの数はかなりの数にのぼるそうです。
イタリア政府によると、世界各国のコインが投げ込まれるそうですが、1日平均、ユーロー換算で1000~1500ユーロにもなるようです。
投げ込まれたお金は、全てイタリアの慈善グループ『カリタス』に寄付されています。



ポーリ宮殿の壁と一体となったデザインで、中央に水を司るネプトゥヌス(海神ネプチューン)が立ち、左に豊饒の女神ケレス(デメテル)、右に健康の女神サルース(ヒュギエイア)が配置されています。



建物の上には天使の像があり、上から人々を見下ろしいます。



トレビとは三叉路という意味だそうで、ここがちょうど三叉路になっています。
ダイナミックな海神ネプチューンの彫刻が中央に有り力強く印象的です。



噴水は、海神ネプチュンがトリトンに操られた海馬を駆って行く姿を描いていています。



元々は古代ローマ時代に皇帝アウグストゥスが作らせたもので、ヴェルジネ水道(ウィルゴ水道、乙女の水道の意)の終端施設としての泉が場所を替えた後、今の位置になったそうです。



ローマ市から数キロ離れたトレビ地区を水源とするアグリッパの水道により、良質の水が供給されています。



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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その103の3 『横浜花火大会』

2010年08月19日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
みなとみらい地区も、年々景観が変わっていくようです。
右下が最近完成した象の鼻パーク?です。



大輪の花火ではなく、ちょっと独創的な花火写真も面白いと思います。
水中花という言葉があったと思いますが、この花火は『空中花』とでも呼びたくなる花火の写真が撮れました。



こちらは単色ですが、どちらもカメラならではの花火写真だと思います。



こちらの写真も大きな線香花火のようでいいですね。



大輪がうまく撮れたと思ったら、小連れの大輪でした。
これはこれで趣きがあります。



これも写真ならではの画像です。



こちら、イソギンチャクかクラゲのような花火です。



最後は2尺玉の雪崩です。



地上に降り注ぐ流星群のような花火で今回の花火紹介を終わります。



今回も冷静になれば、こうして撮ればよかったのだと思うことがいっぱいあります。
来年は今回の失敗を経験にして、しっかりメモして、次回に備えます。
それでは山下公園より

トッポと『掃部山公園、,虫の音を聴く会』へ参加、 その2

2010年08月18日 | トッポの世界
トッポ、『いつもの散歩コースだけど、今日はすごい人出だね!』



例年開かれる虫の音を聴く会の、イベント会場です。



式典が始まったようです。
公園の中心部に銅像があります。
この銅像こそ、公園の命名になっている井伊掃部守直弼です。



井伊直弼は幕末に鎖国政策を解除し開港を決めました。
しかし、朝廷の裁可を得ない独断はけしからぬと、水戸藩士によって、桜田門外にて、暗殺されてしまいました。
この横浜が150年前に開港できたのは、井伊直弼によるところが大きく、そのような縁でこの地に銅像が立ったのです。



1884年(明治17年)に旧彦根藩士が買い取って井伊家の所有となり、1909年(明治42年)横浜開港50年記念に井伊直弼の銅像が建立された。 以後、直弼の官位である掃部頭(かもんのかみ)から、掃部山と呼ぶようになった。

トッポ、『何かやってるよ!』



『虫の音を聴く会』は、茶人でもあった井伊直弼にあやかり、夏の夕暮れに雪洞(ぼんぼり)や万灯(まんとう)をともし、茶席で虫の音とともに尺八や琴を聞くという伝統あるお祭りです。
野点も何カ所か設けられています。



虫の音を聴きながらお茶をいただく設定なのでしょうが、今年の夏は異常な暑さで鈴虫の生育が遅れたとかで、周囲の騒音もありあまり虫の音は聴こえないようです。



お茶は大好きなのですが、トッポパパは正座が苦手なので遠慮しました。



続く........................................................................。

海外の都市の紹介、 その82の2 『ローマ』

2010年08月17日 | 海外の都市の紹介
ローマにはこういうオベリスクが13本建てられています。



オベリスクって何でしょうか?



オベリスクは、古代エジプトの新王国時代に多く製作され、神殿などに立てられた記念碑(モニュメント)の一種です。



バルベリーニ宮(国立古典絵画館)です。
『ローマの休日』のロケ地で、オードリー扮するアン王女が滞在する大使館としてこの建物が登場しました。
映画では、アン王女の宿舎(大使館)生活は、おきまりの言葉と行動に飽き飽きした王女は精神不安定になり、宿舎を抜け出して自由になることを決意し、クリーニング車の荷台に隠れ、この門から抜け出すことに成功します。
また『ローマ』の休日を終え、ブラッドレーとの悲しい別れを終え、宿舎に戻る時にもこのバルベリーニ宮が登場します。



広場から観た『クイリナーレ宮(大統領官邸)』です。



どこか厳粛なムードがあり、衛兵が建物の入口にいます。



この宮殿は、1583年、教皇グレゴリウス13世の夏の住居として建設されそうです。



周囲の壁にも、彫像がたくさん並んでいます。



衛兵?の威厳が伝わる写真です。



続く..........................................................................。