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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その181 『白川郷』 その3

2017年03月05日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
5月初旬の春の和田家です。



枝垂桜が春を告げています。



長瀬家です。



長瀬家は250年つづく旧家で、初代から三代目までが医者でした。そのため、江戸期の医療道具が残されています。



長瀬家は5層建ての合掌造り家屋で、約11メートルの一本柱(合掌柱)が上から下まで貫き、大きな屋根を支えています。



合掌柱の材木は樹齢150年以上の天然檜を用い、そのほか樹齢300年を越える桂、栃、欅等が随所に使われています。



3,4階は、養蚕の作業場で、5階は、薬草の干し場です。



年末訪問時は、柿がたわわに実っていました。



合掌づくりとは茅葺きの屋根が掌(てのひら)を合わせたような急勾配で、山形をしています。
白川郷では屋根の両端が本を開いて立てたような形の『切妻合掌づくり』と呼ばれるます。



白川郷の重く多い積雪に耐える風土に適した構造で、築材の接合には木製のくさびや、ねそ(マンサク)などが用いられ、金属の釘やかすがいは使われていません。
屋根の骨格は風雪に強く、年月とともに強度を増すという、風土に生きた先人の知恵が込められています。



続く.............................................................。