TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

海外の都市紹介、 その12の8 『バンコク』

2006年05月31日 | 海外の都市の紹介
ワット・ベンチャマボピット(大理石寺院)を紹介します。
タイの寺院としては珍しくローマ様式の円柱やステンドグラスが見られます。



ラマ5世の時に再建され、屋根瓦を除いて、建物のほとんどの部分に、イタリアのカララ市からから直輸入された大理石が 使われています。 
そのため、大理石寺院ともいわれているようです。
大理石の白と鮮やかなオレンジ色の屋根瓦のコントラストは見事なものです。



これらの写真は中庭より本堂周辺の写真です。
寺院の名前は、1829年、ラオス軍との戦いでラーマ二世の4人の兄弟と息子が活躍したので、『五人の王者』という意味があるようです。



中庭も、みごとに大理石が敷き詰められています。



中庭に面した回廊に、アジア各国から集められたブッダ像が並んでいます。



すばらしいブッダ像に、敬虔な仏教徒でなくても思わず足を止めてしまいます。



どのブッダ像も、それぞれ表情が違いみていて飽きないものです。



この扇風機は、何のために設置してあるのでしょうね。 
炎天下の中、ブッダ像を見に来た人々へ、ゆっくり涼みながらブッダ像を見てくださいという優しい配慮のようです。



ここは、朝訪問すると東向きに立てられた正面が、朝日を受けて浮かび上がるように見えるそうです。
次回は正面と内部の様子を紹介します。

続く.............................。

神奈川の景勝50選、 その34の1 『陣馬山』

2006年05月31日 | 神奈川の景勝50選
久しぶりに神奈川の景勝50選に戻ります。
じつはゴールデンウイークに1日だけ景勝地を訪ねようとしたのです。
そして残りの50選のなかで選んだのが、もっとも遠い『陣馬山』です。
早朝7時頃に横浜を出発、首都高速で都心を抜け中央高速直前で出口である相模湖まで渋滞3時間、ユーターンして帰えろうかとも思ったのですが、我慢して昼ごろ相模湖出口へ到着です。



陣馬山は神奈川県藤野町と東京都八王子市の境にあり、標高857mの山です。
途中、数時間の渋滞の間、トッポが珍しく落ち着かずクゥークゥー鳴くので、トッポも渋滞でイライラしているようでした。
(本当の理由は後ほど
相模湖出口で降りて、だんだん細くなる山道を走ること40分ほど、みごとな鯉のぼりを見て、途中下車しました。



都会ではあまり見ることが少なくなった、たくさんの鯉のぼりです。



トッポも男の子なので、記念撮影です。
しかし、何故かいまいちトッポが元気がなく、落ち着かないようです。



藤野町の人々が、お店を出してちょっとしたお祭りのようなお店をだしていました。
お昼もすぎているので、少し食べて山登りをしようと飲み物と、焼き鳥を少し買って簡単な昼食です。

トッポ、『僕にも、くれー! 腹減った!』
トッポパパ、 『お前は少しだけ、太るから
ワイワイ、ガヤガヤしながら、ちょっとだけあげて山道を歩き始めました。



和田峠に到着、これから最後の山登りになります。
5月のはじめですが、まだ桜が残っていました。



和田林道完成記念の石碑がありましたので、記念撮影です。



トッポ、『あの、林道を歩いて行くの? 僕元気ない!』
トッポパパ、『何言ってんだ!4本足があるのに、パパは2本しかないぞ!』
ってなことで、山頂まで、あと30分です。
(途中バテてしまったので、実際は40分ぐらいかかりました。



トッポがいつもの元気が無いのが心配でしたが、山道をスタスタ(ママとトッポ)、ヨタヨタ(トッポパパ)と歩きはじめました。
トッポの元気のない理由は後半で!

続く..............................。

海外の都市紹介、 その12の7 『バンコク』 

2006年05月30日 | 海外の都市の紹介
王宮から徒歩で20分ぐらいのところに、国立博物館があります。



この博物館はラマ1世から5世までの副王の宮殿を遷都200年を記念して、国立博物館として公開しました。
下の写真は、タイの歴史を伝えるギャラリーになっています。



こちらが、ラマ1世時代の仏像や、ブッダの生涯を描いた壁画が見られる礼拝堂になっています。
内部は、撮影禁止場所もあり紹介できませんが、見事な壁画ですので機会があれば見られることをお勧めします。



チャオプラヤー川からの景色を撮ろうと、ゴチャゴチャした家並みの狭い路地を抜けると、写真のような民家の船着場に出ました。
現地の人から、この場所からの写真が良いと進められて、撮影代?を払い撮った対岸の写真を紹介します。



バンコクの人の命の源であるチャオプラヤー川は、いつも穏やかに流れています。
海上輸送も盛んで、ここからアユタヤまでクルーズできる1日ツアーもあるようです。



昼間なので残念ですが、この対岸に見える仏塔が、朝夕に美しくシルエットを浮かび上がらせることで有名なワット・アルン(暁の寺)です。



ラマ3世の時代に完成し、タイ最大のクメール様式の仏塔です。



望遠を最大にして浮かび上がらせて見ましたが、中国陶器でモザイクされた大仏塔の輝く写真は無理でした。 
やはり朝夕の写真が、素晴らしいそうです。



くやしいので、無理やりソフトを利用して朝の写真にしてみました。



こちらは、夕方の夕日を浴びたらこんな写真かな?

トッポパパの遊びですが、気分だけ味わってください。

続く.................................。

トッポと春の海、逗子海岸へ。 その4

2006年05月30日 | トッポの世界
トッポも波打ち際まで行くのですが、波がくるとこのように戻ってしまいます。
もう少し暑くなったら、海に入れてあげたいのですが、まだちょっと寒そうです。



ウインドサーフィンが一艇、近くまでサーフしてきましたのでパチリです。
翼見ると、羽にもいろいろなデザインがあるのですね。



だんだん風が強くなってきました。
トッポも少し寒くなってきたのか、ママの傍に寄って来て海を眺めています。



トッポが変な顔していたので、海を見ると一艇が波にとられて転覆してしまいました。
でも、すぐに上手に立て直して沖に出て行きました、元気ですね。



寒くなってきたら、自分だけさっさとバッグの中に入って風除けです。



このくらいの風がサーファーにとっては、一番楽しいのでしょう。



最後に疾走するウインドサーフィンを紹介して、逗子の海岸の紹介を終わります。
夏には是非、トッポの泳いでる写真を紹介しますので、お楽しみに!

海外の都市紹介、 その12の6 『バンコク』

2006年05月29日 | 海外の都市の紹介
エメラルド仏寺院には、ラーマキエン物語が描かれている回廊があります。
この壁画の修復作業に携わっている多くの人がいるようです。
毎日厚いのに、一心不乱に拡大鏡を使い細部の修復をしている人たちには頭が下がります。



僧侶のあとを、仏門に入った若い人たちが歩いています。
この衣装を見ると、昔の映画『ビルマの竪琴』を思い出します。



ここがボロム・ピマーン殿と呼ばれている建物です。
この建物は1903年にラーマ5世が皇太子であるラーマ6世のために建てたそうで、ラーマ9世まで御所として使用され現在は迎賓館になっているようです。
この日は来賓があったのでしょう、ゲートが閉じられていて、近くでの撮影はできませんでした。



王宮の中には、時々こんなヒョウキン〈失礼)な銅像にも出会い、笑えました。



この建物は1782年に建設された国王のチャックリー・マハー・プラサート宮殿で、ラマ5世によって建てられ、1882年のバンコク王朝百年祭に完成しました。
この宮殿は中央の玉座のある謁見の間とその両翼搭で構成されています。
ここで、国王が各国大使に接見されたり、公式の宴会を催す場所だったそうです。



あまりに広い王宮なので、案内していただいた現地の人と途中ではぐれてしまい、車を停めた公園まで先に戻りしばし待機です。
この叔父さん、どこでもよく登場しますね。



ものすごい数の鳩が集まっています。
誰かが餌をあげると、昔見たヒッチコックの映画の、『鳥(バード)』を思い出しました。
多すぎると、ちょっと引けますね。



友達にも出会えましたので、王宮を離れて別のところへ向かいます。

続く.............................。

トッポと春の海、逗子海岸へ。 その3

2006年05月28日 | トッポの世界
トッポも海岸の雰囲気に慣れたのか、ウインドサーフィンをしている海の方が気になるようです。
紹介が遅れましたが、このトッポの洋服もdogfreeさんに作ってもらった洋服です。 
ちょっと走った後なので、着こなしが悪いですけど。

dogfreeさんのお店はこちらから



海上をみずすましのように、サーファーがウインドサーフィンを操っています。



トッポ、『大きな犬がきたよ。ボク逃げないからね!』
トッポパパ、『オッ、少しは慣れてきたか?』



トッポ、『大丈夫だけど、あのワンコ太りすぎじゃない?
トッポパパ、『最近ちょっと痩せたからって、そういうこと言わないの!



最近のウインドサーフィンの羽?は、トンボの羽みたいですね。



しばらく、海を見た後は、娘と一緒に散歩です。



人と一緒だと、安心するのか一人前に尻尾を振りながら歩いています。

続く...............................。

海外の都市紹介、 その12の5 『バンコク』

2006年05月28日 | 海外の都市の紹介
この建物はプラサート・プラ・デッビドンと呼ばれ、ラマ1世から8世までのバンコク歴代国王の彫像を安置した御堂です。
『ロイヤル・パンテオン』とよばれ、典型的な十字型のタイ寺院建築様式ですが、屋根の中央の尖塔はクメール様式になっています。



回廊には、インドの叙事詩『ラマーヤナ』のタイ語版である、『ラーマキエン』を題材とした壁画が、色鮮やかに描かれています。



これがワット・プラケオ(エメラルド寺院)の本堂です。
本尊として、66cmのエメラルド仏〈正式名ラナタコーシン)が安置されています。
ここでは、ブッダの生涯を描いた壁画、天国、地獄、現世を対比した壁画も見学できますが、撮影は禁止のため、中の紹介はできないのが残念です。



中庭には、近代的な庭園が造られています。



実に、ごみ一つなく管理されているこのワット・プラケオ周辺は、仏教に敬虔な人々の戒律の厳しさを感じます。



詳細は分かりませんが、これも歴代の王様の仏塔だと思われます。



観光客だけでなく、現地の人も多く訪問して祈りをささげている風景がいたるところで見れます。



本当に、この風景を見ているとタイの国民が、敬虔な仏教徒だと実感します。
日本人は、困ったときのお祈りが大半ですが、比較の対象にならないようです。



続く..................................。

トッポと春の海、逗子海岸へ。 その2

2006年05月27日 | トッポの世界
トッポは駐車場で車を降りた時から磯の香りを感じて、鼻をヒクヒクさせています。



風が多少強かったのですが、若い人たちが? ウインドサーフィンを満喫していました。



トッポはいつものように、波打ち際を徘徊しています。



風が強いので、しばらく歩くとすぐに娘に抱かれて甘えています。



小さいヨットが、波打ち際からセイリング開始です。



乗り物大好きなトッポも、乗りたそうです。



海の散歩は、何も書くことがなくて楽でいいですね。 (トッポパパ独り言

続く..................................。

海外の都市紹介、 その12の4 『バンコク』

2006年05月27日 | 海外の都市の紹介
タイはおよそ国民の95%が仏教を信仰しています。
インドから北周りで中国や日本に伝わった仏教が大乗仏教と言われ、インドからセイロン〈現在のスリランカ)経由で伝わったタイ仏教を上座部仏教と言うそうです。
信じるものはすべて救われるという大乗仏教と違い、個人の修行と戒律を重んじるのが上座部仏教だそうです。



タイの男性は一生に一度は仏門に入らないと一人前とは認められないそうです。
タイではこうした一時的な臨時僧と本職の僧侶が混在しているのも特徴です。
許可をいただいて写真をとらせていただきましたが、僧侶の柔和な顔に仏様のような雰囲気を感じました。



王宮のワット・プラオケ(エメラルド寺院)、最古の仏塔プラ・スワナ・チャルディです。
ラマ1世が両親に捧げるために建立したものです。
台座を、神話『ラーマキエン』に登場する半人半獣のハヌマーン(猿神)と悪魔が台座を支えています。



数多くの仏塔が建てられています。
多分それぞれが歴代の王様の関係する仏塔と思われます。



境内には、19世紀末にラーマ四世によって造られたアンコール・ワット Angkor Wat (アンコール寺院)の精巧な模型があります。 
これもその一部のような気がします。



仏塔を少しアップで撮ってみます。



ズームアップを最大にすると、黄金の彫像が浮かびあがりました。
しかし、派手ですが見事な仏塔ですね。



後世まで、その名を惜しんで、このような仏塔を建てられたのでしょうが、それにしてもみな見事な仏塔です。

続く...............................。

トッポと春の海、逗子海岸へ。 その1

2006年05月26日 | トッポの世界
鎌倉を後にして、今度は海を見ようと逗子まで走りました。
春風に吹かれてと言いたいのですが、ちょっと風が強すぎました。
ウインドサーフィンを楽しむ若い人たちが、たくさん集まっていました。
逗子の海岸の景色です。



トッポパパ、『さぁ、思い切って走っていいぞ! こっちに来い!』



トッポ、『ぼたんより、こっちの方が気持ちいいね。』



トッポ、『ヨッシャー! 行くぞ!』



トッポパパ、『ずいぶん早く走れるようになったな!』
皆さんのおかげで、トッポもずいぶん元気になり、病気をしたことなどうそのように思えます。



海の上では、ウインドサーフィンやボートで遊ぶ人たちの歓声が聞こえてきます。



しばらく海を見ながら、のんびりと過ごすことにします。

続く..............................。

海外の都市紹介、 その12の3 『バンコク』

2006年05月25日 | 海外の都市の紹介
現在のバンコク王朝の開祖、ラマ1世チュラローク王が、1782年にバンコクへ都を移した時に建てた王宮を訪問することにしました。



先代のラマ8世、アーナンタマヒドン王までは実際に、ここの王宮に住んでいたそうです。
四方を1900mの白壁に囲まれ218,400平米の敷地内には、歴代の王様がタイ芸術の粋を集めて築き上げた宮殿が建ち並んでいます。



白壁の周りには、観光客相手のトゥクトゥクと呼ばれるタイ名物の小型オート三輪車列を作っています。 
価格は言い値の半分ぐらいが妥当らしいです。



左に見えるのが、プラ・シー・ラタナ・チェディと呼ばれる黄金色の輝きをはなっている仏舎利搭です。内部にはブッダの遺骨が納められている僧ですが、公開はされていません。
この仏塔はラマ4世が、アユタヤにある仏塔を模して建立したそうです。



下の写真の左の建物は、プラ・モンドップと呼ばれる経堂です。
金と青ガラスで装飾された柱が並び、屋根には尖塔が配置されています。



この経堂には、ラマ1世が著した経典『金の法則』が収められています。



建物の周りには、タイ独特の庭園が綺麗に整備されています。



これは本堂横にあった、王宮の模型のようですが、オリジナルが何処にあるのか分かりませんでした。



とても広い、王宮ですので順番に紹介するようにします。

続く.................................。

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本日帰国しました。 出張中にもかかわらずたくさんのコメントありがとうございました。
これから、ゆっくり皆さんのブログを拝見させてもらいます。
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ロンちちさんへ。
ロンちゃんが天国へ旅立たれたそうで、言葉がありません。
15年もの長い間、家族の一員として一緒に生活をしてきたので悲しいですね。
長寿であったことがせめてもの慰めですが、ご冥福を祈ります。
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トッポの鎌倉鶴岡八幡宮初散歩、 その7

2006年05月24日 | トッポの世界
鶴岡八幡宮の本宮(上宮)です。
源頼義が1063年、由比郷鶴岡に京都の石清水八幡宮を勧請し鶴岡若宮を称したのが始まりです。
源頼朝は1180年に現在の地に移し、鎌倉の街づくりを開始、1191年の火災を機に、上下両宮の現在の体裁となりました。

過去にたびたびの火災で消失していますが、今の社殿は1828年将軍家斉が造営した、「流権現造」という典型的な神社建築の様式担っています。



鎌倉は当時、京都と並び政治の中心となり、ここで、幕府の儀式や行事がすべて行われていた。また、鶴岡八幡宮は関東の守護、国家鎮護の神社となり、全国各地に八幡宮が氏神様として祀られるようになったようです。
ところで、八幡宮の額の字に書かれた八の字は鳩の形をしているのですね、知っていました?



本宮への石段の前に舞殿が建っていますが、現在修復中なのか、カバーがかけられていて紹介できません。
舞殿は吉野山で捕らえられた義経をしのびながら静御前が舞った場所とされ、

『よしの山みねの白雪ふみ分けて入りにし人のあとぞ恋しき』
『しづやしづしづのだまきくり返し昔を今になすよしもがな』

頼朝の怒りをかい、義経の子と、自らの命を失うことになったそうです。



神奈川県天然記念物指定の大銀杏です。
樹齢1000年以上で、高さ30メートル以上、胴回り約7メートルもある大きないちょうです。
     


 鎌倉は当時、京都と並び政治の中心となり、ここで、幕府の儀式や行事がすべて行われていた。また、鶴岡八幡宮は関東の守護、国家鎮護の神社となり、全国各地に八幡宮が氏神様として祀られるようになった。
 境内には鎌倉幕府三代将軍源実朝を暗殺した公暁が隠れていたという「隠れ銀杏」と呼ばれる大銀杏(樹齢推定1000年)を見ることができる。



舞殿から暖葛方面を見た景観です。



これで、鎌倉鶴岡八幡宮の紹介を終わります。
また機会があると思いますので、それは続編で紹介いたします。

海外の都市紹介、 その12の2 『バンコク』

2006年05月22日 | 海外の都市の紹介
バンコクの市街地は、いまでも渋滞がひどく約束時間までに客先に訪問できるのかと、日本人はせっかちなのでイライラしながら車に乗っています。
今日は、王様の宮殿を訪ねる途中で、市街地をちょっと外れると写真のような素敵な通りに出会いました。
タイの王様がフランスのシャンゼンリゼのような町並みを作りたいと思い、完成したのがこの通りです。

ちなみに、パリのシャンゼリゼはこちらからどうぞ!



目を凝らしてよく見ると、パリの凱旋門の代わりにお城が見えます。
あと何10年もしたら、通りの沿った建物のも歴史を反映した建物に変化させてくるのか楽しみですね。



このタイのシャンゼリゼ通りをまっすぐ、お城に向かって進むと名君の誉れ高いラマ5世、チュラロンコーン王の彫像が見えます。
皆さんが良く知っている、映画の『王様と私』、『アンナと王様』の主人公はラマ4世です。
ラマ4世、モンクット王(1851-1868)は27年間僧として過し、47歳で即位しました。
仏教の改革に取り組み、西欧文化にも通じて事実上の開国に踏み切ったわけです。
この時代背景が、映画になったのですね。

しかし、この開国が海外からの植民地戦争に巻き込まれ、タイも激動の時代に入っていくわけです。



ラマ5世は、何故名君の誉れが高いかというと、フランスの植民地化に対し、その領土の一部を譲渡しても独立を維持し、西欧を訪問し友好関係を促進しタイの近代化を推し進めたことで、タイの人々にはタイ王朝を開いたラマ1世と同時に国民に崇拝されています。



ウィマンメイク宮殿です。
ラマ5世の別荘と呼ばれた『雲の上の宮殿』を現シリキット王妃の尽力で博物館としてオープンされているようです。
タイ・ヨーロッパ建築の宮殿としてはタイ最大の宮殿です。



31もある展示室には、ヨーロッパ、中国、日本から集められた、歴史のある工芸品、貴金属が集められ展示されています。



これから、タイの歴史の象徴である寺院を、紹介していきます。

続く...............................。

トッポの鎌倉鶴岡八幡宮初散歩、 その6

2006年05月21日 | トッポの世界
白旗の立つ源氏池を撮ってみました。



本殿下の神社です。
白旗神社と書かれていたと記憶しているのですが..............??.
頼朝は観音堂として持仏堂を建て 観音像を安置し信仰したそうで、頼朝の死後は法華堂と呼び毎年頼朝の命日には将軍が参拝していたらしい。
明治維新に白旗神社と改められたとのこと。



この近辺の、階段を上がっていくと頼朝のお墓があるようです。
トッポを担いでの階段の上りはきつそうなので、全員一致であきらめました。



方向転換して、池を渡り本宮へ向かいます。
これは社務所の庭のようですが、緑に囲まれて雰囲気の良い庭でした。



途中で、トッポが何か見つけたようです。



リスです。そーっと近づいてパチリです。
伊豆でもリスと遭遇しましたが、リスは結構いろいろなところに繁殖しているようです。



リスのアップ写真です。
今の時期はリスも食べ物には、不自由しないのでしょうね。



続く...........................。

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ドイツの都市を移動中ですが、天候が悪く閉口しています。
アップは、なんとかできますがコメントへご返事は、帰国後にまとめてさせていただきます。
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海外の都市紹介、 その12の1 『バンコク』

2006年05月20日 | 海外の都市の紹介
今回は、バンコクの紹介です。
バンコク王朝ガチャオプラヤー東岸に遷都した際、新しい都が繁栄するようにとの願いを込めて『神の化身である王が住む土地は天使が住む。』という意味で、バンコクと命名したそうです。



最初にバンコクの街中にある、いくつかのモニュメントの紹介です。
これは戦勝記念搭です。 1939年植民地化を狙って進行してきたフランスとの戦いに勝利したことを記念し、また犠牲者を慰霊するために1940年に建設されました。



銃剣をイメージして作られた50mもある白亜の搭です。



陸、海、空群、警察、市民のヒーローの像が囲み、プレートには犠牲者の名前が刻まれています。



国際観光都市バンコクが抱える一番の問題は交通渋滞です。
これを少しでも解消しようと、1999年に完成したのが、高架鉄道BTSです。
バンコクでの、観光はこのスカイトレイン利用が一番お勧めです。



この建物は、1932年の立憲革命による王政廃止、議会制民主主義導入を記念する民主記念塔です。



この記念塔は、1940年に建設され翼のような形をしています。 



案内してくれた現地の人の車にも、写真のような仏像がおかれています。
タイに行かれると分かりますが、タクシーに乗っても、ほぼ90%以上の車が同様の仏像を車に取り付けていることに気がつくでしょう。
いかに、タイの人々が、敬虔な仏教徒であるかの証でもあります。

続く..............................。