TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

海外の都市の紹介、 その58の4 『キューケンホフ公園』

2009年05月31日 | 海外の都市の紹介
キューケンホフ公園の遊歩道の途中で見かけた孔雀です。



遊歩道は全長15Kmもあり、丘の上のほうまで伸びています。



キューケンホフ公園では、同じ敷地に連続して花が3回咲くように調整されています



これは「マルチレベルプランニング」という独自の植え付け方法で開園期間中、常時チューリップやヒヤシンス、ツツジなどの花々が咲き、来場者の目を楽しませてくれます。



1996年にオランダ王立球根生産者協会から発刊された「チューリップ品種の分類と国際リスト」には、約5,600品種もあると記載されています。



チューリップといえば、オランダが世界のチューリップの花の生産量の60%をしめるそうです。
日本はオランダに次いで栽培面積世界2位となってます。



また日本国内では、富山県がチューリップの球根生産量の約半分を占めているそうです。



チューリップの原産地は、バラと同じく中東と言われてますが、歴史的にはバラに比べると、比較的新しく、16世紀頃にオスマントルコに伝わったといわれています。



その後、欧州で大流行の花となり、1934年から4年間の間、オランダを中心にヨーロッパの上流階級で異常な人気が出たチューリップの球根、どんどん値段が上がり続けて、遂に球根ひとつがビール工場と交換される程の投機的価格が付いたこともあったそうです。



続く...................................................................。

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トッポパパは手術前なので、無理をしないで体力の温存につとめています。
この待ち時間は、もっと早く手術の選択をすべきだったかなどと、いろいろと考えてしまいますが、一度決めたことなので、予定通りいこうと自分に言い聞かせています。
ほんとに多くの人に訪問してもらっています。 必ず元気になりますので、もうしばらく待ってください。
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トッポパパのメランコリー、 その6 『院長診察2、 手術決定!』

2009年05月19日 | トッポパパの後縦靱帯骨化症(OPLL)闘病記
トッポ、『パパの決断は?』



2度目の院長診察の日が来ました。
前回はレントゲン写真の追加を撮り、今日は再度のMRI撮影になります。
前回のMRI撮影は、痛み止めの薬を飲んでいなかったので、どうも首が動いたようで、鮮明な写真が撮れませんでした。 
今回は大丈夫だと思ったのですが、やはり、同じ姿勢で4-5分も動かず我慢をしていると、痺れから激痛に変わってしまう。
やはり、神経への圧迫が強いので、長い時間同じ姿勢はきついようです。
しかし何とか歯を食いしばりながら、撮り終えることができました。
その後、写真を持って診察室へ行く。
またまた、ウィッギーさんの横に座ることになり、ちょっと雑談しながら院長の診察を待つ。

今日撮ったMRI写真を見ながら;
院長、『やはり頚椎の2,3から7にかけて狭窄が進んでいます。 特に頚椎3,4が特にひどいようです。(何番の頚椎かは、ちょっとあいまいな記憶です。)』
トッポパパ、『このまま進行すると、右半身及び足腰にも痺れや麻痺が広がるわけですか?』

院長、『必ずしもそうなるとは言えませんが、その可能性はあります。』
トッポパパ、『やはり手術はしたほうが良いのでしょうね。 で、時期的には?』

院長、『一般的に?狭窄率が50%を超えると手術を勧めます。 この場合狭窄率が50%を越えつつありますので、手術をしたほうが良いでしょう。 時期的には、3ヶ月先にするか6ヶ月先にするかは、患者さんの決断になります。』
トッポパパ、『しかし、その間痛みをこらえるために強い薬を飲み続けるのも負担がありそうですし、その間に麻痺が進行するかもしれないので、1ヶ月先での手術をお願いします。』

概ね、この手術のリスクは調べたつもりですが、トッポパパ、『ざっくばらんで結構ですが、手術後の回復度や、職場への復帰はどうなんでしょうか? 色々な面で心構えをしておかなければならないので.......』
院長、『症状の改善は50%ぐらいだと思います。(ということは、多少の痺れや痛みは残る!) 社会復帰(職場復帰?)は可能です。 ただ、どんな手術でもそうですが、患者さんも人間ですし、医者も同じ人間ですので、リスクはあります。 手術前に詳しく説明しますが、了解ください。』

トッポパパ、『入院の期間は?』
院長、『最初に検査入院があり、手術をいれて2-3週間ぐらいでしょう。』
トッポパパ、『とすると、職場復帰はリハビリ期間も考えると、1.5-2ヶ月ですね。』
院長、『....................ですかね。』(いつから職場復帰が出来るかの質問に、少々呆れ顔でした。)

院長、『それでは6月15日の診察予約を入れます。 そこで、最終日程を決めましょう。 部屋が空けば、すぐ入院できると思います。』
トッポパパ、『仮に手術がうまくいった場合、その部位には骨化は進まないのですか?』
院長、『それはなんとも言えません。 原因が分からないので、難病とされているわけです。』
トッポパパ、『......(そうですよね)......よろしくお願いします。』

要約すると、OPLLの慢性的進行を手術でも止めることは出来ない。 しかし、このまま対症療法を続けても、いつかは麻痺が進行する。 麻痺が進行すれば、手術後の回復度合いに影響があるとすれば、選択肢は一つである。
この大学病院は、日本での最先端技術を持っていると信じて、これ以上躊躇することが、後の後悔になるような気がする。 よって、手術に踏み切ることにします。

カーネギーの名言集にでてきた言葉で、『想定できる最悪の事態を受け入れる覚悟をすれば、不安や、怖さを乗り切ることができる。』と聞いたことがあります。
トッポママの、『いざとなったら、私が面倒見てあげるから、運命だと思って手術をうければ.......』の言葉に、人のことだとよく言うよ!と思いながらも、感謝する。

こうなりゃ、信じるものは救われる!で、前向きに考えることにします。
そんなことで、ちょっと明日から海外出張へ行ってきます。

海外の都市の紹介、 その58の3 『キューケンホフ公園』

2009年05月18日 | 海外の都市の紹介
キューケンホフ公園のほぼ中央に、大きな池があります。
今回は池の周辺の景色を紹介します。             

 

キューケンホフとは英語でいうと、『キッチン・ガーデン』の意味です。



15世紀前半にこの土地に暮らしていた、男爵夫人が料理に使うハーブを、ここで栽培していたことに由来するそうで、数百年の歴史を持つ貴族の庭園だったそうです。



公園自体は1949年に建設された展示公園で、約100の球根業者が約700万個の球根を提供して、入園者に花を見せて球根を売ることが主な目的のようです。



しかも、この公園は一年のうちチューリップが咲くころの2ヶ月間だけ公開して、あとの
10ヶ月は次の年の2ヶ月のために養生、準備するそうです。     



公園を設計したのは、アムステルダムの造園家で、イギリス式庭園をイメージしたその造りは、今も設計された1850年当時のままとのことです。



いろいろな色と姿のチューリップ、スイセン、ヒヤシンスなどが会期中に3度咲くように設計した花壇となっているそうです。



池周辺の静かなたたずまいも、この公園の魅力です。



中の小道は、池の散策に合わせて変化をつけて作られています。



続く...................................................................。

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たくさんの人から励ましの言葉をいただき、勇気をいただいています。
本日病院へ行ってきました。
いろいろな選択肢はあるのでしょうが、ここは悩まず、前向きな選択にしたいと思います。
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トッポパパのメランコリー、 その5 『院長診察』

2009年05月14日 | トッポパパの後縦靱帯骨化症(OPLL)闘病記
トッポ、『パパの手術はどうなるのかな?』



月曜日は早朝より家を出て、大学病院へ向かう。
正門から入り、病院の全景を見上げた時、そういえば石原裕次郎が、手術後のファンへの挨拶とかで、屋上のあの辺りで手を振っていたのをテレビで見たことがあると思い出す。

インフルエンザ対策で、物々しい警戒態勢のなか院長の診察を待つ。
隣りで順番を待つ黒人の顔が、どこかで見たような顔だと思ったら、以前テレビで通勤する人に、英語で話しかけていたウィッギーさん(名前違ったかな?)です。

待つこと1時間ぐらいで、院長診察が始まる。
整形外科部長が大学病院院長であると知って、怖そうな(偉そうな?)人を想像していましたが、とても優しそうな、それでいて大学の教授!って感じの先生でした。
助手?の人が、大先生の診察を緊張しながらアシストしています。

初診の場合は、浴衣のようなものを前後逆さに着せられ、背中が開くようにして診察室に入ります。
左手がちょっと不自由なので、うまく紐が結べず、パンツが丸見えなので、トッポママが飛んできて結んでくれた。
院長に現在に至るまでの経過説明をしたところ、レーザー治療に関して、『誰がレーザー治療を選択されたのですか? あの治療はまだ確立されていない治療です。』との厳しい言葉で、叱られてしまいました。 
医学の世界は、難しいものですね。 
一瞬、”白い巨塔”が頭をよぎりました。

院長はMRIとX線写真を交互に見た後、歩行のチェック、その後、体中を押したり、たたいたり、そして曲げ伸ばししながら助手の人に説明しています。 
最近はドイツ語ではなく英語でのやり取りも多く、内容が多少分かるので、うれしいような悲しいような感じです。

再度MRIを見ながら、『結構立派ですね!』(何が!骨化の進み具合のことか?)の話の後、『確かに、後縦靱帯骨化症です。 この病気は国の指定する特定疾患ですので、手術になると、手続きをすれば手術代は国の負担になり、無料になります。』、うれしいようなうれしくないような説明で、微妙ですね。 
宝くじは全然当たらないが、病気名は一発で当たるとは、運がいいようです。

『手術の緊急性は、どうなんでしょうか? あと、来週海外出張へ、どうしても行かなければならないのですが、行ってもいいでしょうか?』と、支離滅裂な質問を投げる。
院長は、MRIの写真に精巧な分度器のようなものをあてがい、骨間の距離を計りながら、『手術の話は憂鬱になるでしょうから、後にしましょう。 MRIの写真が鮮明でないので、わかりにくい部分がありますが、撮影時に動きましたか?』
最初の撮影時には、痛み止めも飲んでいなかったので、痛みで手が痙攣して首も動いたようですと説明すると、『来週、もう一度撮り直ししましょう。 あと、首だけでなく、胸、腰のレントゲン撮影も必要なので、今日撮って帰ってください。』と、どんどん検査予定が決められていく。

『すいません...、出張はいいでしょうか? それから、今飲んでいる薬では、痛み止めが効かないのですけど......』と、目先の心配ごとを再度尋ねる。 
『もっと強い薬を出しますので、それで様子を見てください。』との返事で、出張のことははっきり言わないが、否定もしないので、無理しない範囲で、いいでしょうということにする。

『来週、月曜日に再度撮り直した写真を見て、今後のことは考えましょう。』との話しで、再度院長診察の予約を取り、今日の診察を終えた。 
同行してくれたトッポママの話では、30分近くも診察にかかったそうで、高名な先生に長い時間をかけてもらったことに感謝しなければいけないようです。

その他の手続きをとり、出来るだけ首を固定して、炎症を押さえたほうがよいとのことで、首に巻くカラーを購入し会社へ行く。
しかし暑くて、カラーなんか巻いて仕事などできそうもない。
その後、他の人から話を聞くにつれ、有名大学病院の院長先生じきじきの診察など、めったに考えられないことのようで、人間関係に、あらためて感謝です。

ということで、今後どうなるのかは、また1週間延びたようです。
強い薬を、飲んでも痛さは変わりませんね。 
薬を飲んでも、これだけ痺れ、痛みが走るのは病気が進行しているのかと、ちょっと不安になります。

『痛いと思うからから痛いのだ!、 痛くないと思えば......(やっぱり痛い!)』.......これは、我慢するしかないのでしょう。

てなことで、痛みこらえて痺れますの、トッポパパです。

海外の都市の紹介、 その58の2 『キューケンホフ公園』

2009年05月12日 | 海外の都市の紹介
キューケンホフ公園にはこの季節、世界中から観光客がやってきます。  



キューケンホフ公園にはあらゆる種類のチューリップが700万株も植えられています。



広さは日比谷公園の2倍ぐらいですが、美しい公園ですね。



今回は偶然タイミングが合い、ほとんどの花が満開のようです。



まさに百花繚乱のキューケンホフ公園です。



キューケンホフ公園も期間限定なのです。



何故、期間限定かというとオランダは花産業が盛んであり、球根栽培のためにこれらの花が育てらているからです。



春になると公園の周り一帯が花の絨緞を敷き詰めたようになります。



チューリップ、ムスカリ、水仙、ヒヤシンスなどが各色別に植えられています。



続く....................................................................。

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多くの皆さんより、温かい言葉をかけていただき、元気を頂いています。
何のお礼も出来ず、コメント返しもおもうようにできませんが、綺麗な花でも見ていただければと思います。
院長診断の結果は、近々報告します。
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トッポパパのメランコリー、 その4 『後縦靱帯骨化症と戦う?、共存?』

2009年05月09日 | トッポパパの後縦靱帯骨化症(OPLL)闘病記
GWは休養につとめましたが、少しは歩かないと体もなまるのでトッポに連れられて、みなとみらいを散歩です。



さて、休み中にOPLL(後縦靱帯骨化症)を、いろいろ調べてみましたが、なんとも厄介な病気のようです。

自問自答です;

◎ この病気は、治るのか? (完治するの?)
原因が特定できていないので、治らない。 進行を止めることもできない。

◎ 進行のスピードは?
これが一番の問題のようです。 靭帯の骨化は15-20年かかって育ってきたのかもしれないと、最初のお医者さんは話していた。 
今後の骨化のスピードがどうなるのか、予測がつかない。

◎ 治療はどうするのか?
痛みや麻痺が高度にならなければ、湿布、薬物治療(痛み止め、消炎剤、神経活性剤、ステロイドホルモン局所の安静)、頚椎用装具などで症状の軽減を図る。
但し、 骨化が進むと麻痺が進行するので、手術を勧められる。

◎ 手術
手術は症状によって、色々な方法があるようです。
しかし、基本的には神経組織を圧迫しているのを取り除く減圧手術になるのでしょう。
手術をしても骨化がすすまないという保証はない。

◎ 最後は究極の二者択一?
手術しないで、痺れを進行を覚悟で生活を続ける。 
進行が限度を超えれば、仕事が出来なくなる。 
手術をしないと、神経組織が圧迫されて細くなっているので、事故か何かでいきなり神経切断が起こり、首から下が麻痺すれば寝たきりになってしまうこともある。
手術をするば、多少の痺れは残るが普通に近い生活を取り戻せる。
しかし難しい手術なので、術後の予測は不能のようです。
一般的にはハイリスクなのでしょう。
でも麻痺が進行すれば手術効果も少なくなるというので、難しい選択なのでしょう。

来週の月曜日に、院長自ら診断してもらえるとの事なので、安心して判断を任せようと思います。
診断の後も、検査が続くのでしょうから、今しばらくはバタバタしそうです。

海外の都市の紹介、 その58の1 『キューケンホフ公園』

2009年05月06日 | 海外の都市の紹介
オランダの都市は何回か紹介していますが、今回はチューリップで有名なキューケンホフ公園を紹介します。



キューケンホフ公園は、アムステルダムの中心部から車で30分ぐらいの所にあります。
入口周辺から、きれいに飾られたチューリップが観光客を迎えてくれます。



公園内だけでも、チューリップ、ヒヤシンス、水仙など700万株の球根花が、32ヘクタールの園内に咲いているそうです。



ゲートをくぐると、民族衣装を着た美人のガイドさんが迎えてくれました。



大きなオランダの木靴です。
オランダの木靴は、普通ポプラの自然の木をくりぬいて作るそうです。りますが、
都会ではともかく、田舎では農家の人が履いているそうです。
雪の上を歩くのにも、ポプラが材料なので、軽いので水はしみないし、泥汚れはすぐ落ちるので、かなり使いやすいそうです。



今回の出張で、現地で合流したポーランドからのお客様です。



アムステルダムは年に数回訪問しますが、キューケンホフの花が咲き誇る美しい春にタイミングが合ったのは、今回が初めてです。



全長15キロに及ぶ遊歩道を歩きながら、キューケンホフの魅力を堪能したいと思います。



『キューケンホフ』とはオランダ語で『台所の庭』という意味のようです。
領主のバイエルン伯爵夫人が、お料理用のハープなどを植えていたところから『キューケンホフ』という名前が付いたということです。



続く...................................................................。


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皆様からの励ましの言葉、とてもありがたく、感謝しています。
左手が多少痛みと痺れがあるので不自由ですが、何もしないでいると筋肉も衰えてしまうので、頑張って動かすようにしたいと思います。
GWは、おかげさまでゆっくり休養できました。
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トッポパパのメランコリー、 その3 『OPLLって何だ!』

2009年05月04日 | トッポパパの後縦靱帯骨化症(OPLL)闘病記
トッポ、『今年のGWは、自宅で静養だね。 パパ、頑張れ!』



院長が大学病院への紹介状の内容を看護婦?に伝えている趣旨は、『今回頚椎ヘルニアの疑いでPLDDを希望して来院された患者ですが、MRI画像及びX線写真より、OPLLと推定されるため、貴医院、整形外科部をご紹介いたします。』というようなことだった。

病院よりMRI画像、紹介状を頂き、途中処方箋による痛み止めなどの薬を受け取り会社へ戻る。
すぐに気になっていた、OPLLの意味を調べると(以下はネット情報の抜粋です);

◎ OPLLって何だ?
OPLLとは『後縦靱帯骨化症』という病気です。
後縦靭帯骨化症とは、脊椎椎体の後縁を上下に連結し、脊柱を縦走する後縦靭帯が骨化し増大する結果、脊髄の入っている脊柱管が狭くなり、脊髄や脊髄から分枝する神経根が圧迫されて知覚障害や運動障害等の神経障害を引き起こす病気です。骨化する脊椎のレベルによってそれぞれ頚椎後縦靭帯骨化症、胸椎後縦靭帯骨化症、腰椎後縦靭帯骨化症と呼ばれます。

◎ OPLLは難病(特定疾患)対象
難病(特定疾患)とは? 「難病」は、医学的に明確に定義された病気の名称ではありません。いわゆる「不治の病」に対して社会通念として用いられてきた言葉です。そのため、難病であるか否かは、その時代の医療水準や社会事情によって変化します。
しかし、治療がむずかしく、慢性の経過をたどる疾病もいまだ存在し、このような疾病を難病と呼んでいます。
難病については、昭和47年の難病対策要綱に、「(1)原因不明、治療方針未確定であり、かつ、後遺症を残す恐れが少なくない疾病、(2)経過が慢性にわたり、単に経済的な問題のみならず介護等に著しく人手を要するために家族の負担が重く、また精神的にも負担の大きい疾病」と定義されています。

◎ 原因は?
病気の原因については多方面にわたり研究されています。しかし明らかな原因は不明です。この病気に関係するものとして家族内発症があるということ、性ホルモンの異常が存在すること、カルシウム・ビタミンDの代謝異常、糖尿病、肥満傾向、老化現象、全身的な骨化傾向、骨化部位における局所ストレス、またその部位の椎間板脱出などいろいろな要因が考えられています。特に家族内発症においては遺伝子の研究から有力視されています。

明らかな原因は不明のようです。 だから難病なのか?
家族内発症といっても、誰もそんな病気にかかった家族はいないけど........、まぁ発症する前に死んじゃったのかもしれないし、これはなんといえない。

◎ どんな症状?
症状としては、首、肩のこり、手のしびれ・麻痺、痛み、手が使いづらい、細かい仕事が出来ない、四肢のシビレ・麻痺、知覚障害、筋力低下、運動障害、歩行困難になり、麻痺が高度になれば膀胱直腸障害、腱反射亢進、病的反射出現、痙性麻痺になる。
(トッポパパは現在、最初の4症状ぐらいだが、これから進むとなると冗談じゃない!って、思ってしまいますね。)

◎ 治療法は?
治療には保存的治療と手術療法があります。
保存的治療は骨化によって圧迫されている神経を守ることが治療の主目的になります。頚椎における保存的療法ではまず頚椎の安静保持を保つため、頚椎の外固定装具を寝ている時以外に装着します。この時頚椎は快適な位置にあることが必要です。
高さの調節可能な装具がよろしいかと思います。後屈する姿勢は避ける必要があります。2、3週間で症状の軽快を見ます。
場合によっては入院して、持続的に頚椎を牽引することもあります。通院しながらの牽引は他の頚椎の病気の時に行うのと比べ効果があがりません。入院管理の下に持続牽引する期間はおよそ一ヶ月程度です。胸椎や腰椎では頚椎よりも牽引療法の効果は少ない傾向にあります。牽引で経過良好な場合は装具療法に切り替え経過観察していきます。その他薬物療法として消炎鎮痛剤、筋弛緩剤等を内服して自覚症状の軽減が得られることがあります。

症状が強い場合は手術治療します。
これには神経の圧迫を取るため骨化部位を摘出して、その部位を自分の骨で固定する前方進入法と骨化部位はそのままにして神経の入った脊柱管を拡げる後方進入法があります。胸椎では背骨が丸くなっているため、前方進入法が選ばれますが、難易度の高い手術です。腰椎では後方進入法がよく選ばれます。前方固定を行うと約3カ月の骨がつく期間を要します。

◎ この病気はどういう経過をたどるのですか
後縦靭帯骨化症は黄色靱帯骨化症、前縦靱帯骨化症を合併しやすく、骨化部位は縦方向や横方向に増大、伸展していきます。骨化があればすぐに症状が出現するわけではありません。症状のない方は定期的にレ線写真検査をする必要があります。症状が重度になると、日常生活にかなり障害がでてきます。介助を要することもあります。一般に脊髄神経症状は慢性進行性です。また軽微な外力で四肢麻痺になることがありますのでその存在を知っておく必要があります。

ということで、トッポパパが厄介な病気にかかったことは間違いないようです。

友人の協力を得て、大学病院への紹介状及びMRI画像などは、すでに有名なK大学病院へ提出しました。
GW明けの月曜日に、K大学病院長(整形外科部長)が診断してくれる予約を取ることができました。

現在は痛み止めが効いているのか、睡眠も取れるようになり体調は回復してきているようです。
後は、この病気とどのように闘うかでしょう。
そう簡単に負けるわけにもいかないので、目の前の敵をもう少し勉強してみます。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その67の8 『小石川後楽園』

2009年05月03日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
大堰川を渡る、飛び石です。



『得仁堂』です。
二代光圀が建てた園内で最古の建物で、光圀が感銘を受けた「伯夷叔斉」の木像を安置しています。
堂の名は論語の『仁を求めて仁を得たり』によるそうです。



枝垂れ桜右奥に小山が見えます。



案内板によると、中国の名勝地「廬山」にちなみ、京都の清水寺一帯が「小廬山」と呼ばれている。



一面ブンゴザサでおおわれた、円い築山です。



その姿、形が中国の景勝地・廬山に似ていることから江戸の儒学者・林羅山が名づけたものです。



山頂より庭園を見おろせます。



最後に枝垂れ桜をもう一度見て帰りました。



青空に溶け込んだ、枝垂れ桜です。



長くなりましたが、これで小石川後楽園より

トッポパパのメランコリー、 その2 『頚椎ヘルニア???』

2009年05月02日 | トッポパパの後縦靱帯骨化症(OPLL)闘病記
トッポ、『トッポパパが考え込んでいる時が多くなった。』



帰国した週末の金曜日に、急遽某病院の院長先生のスケジュールに空きができたと連絡がある。
早速、時間を繰り上げてMRIおよびレントゲン撮影をしてもらい、その後院長先生が診断してくれる予定になる。
さらに検査結果がPLDDの手術が適用であれば、日時は構わないので、最短での手術を希望する。

金曜日当日、早朝一番で病院を訪問し、病院長に現在までの症状説明をして早速検査に入る。
MRI検査は、3-4分の断続的検査で30分ほどかかる。
検査までは、痛み止めの薬などを飲んでいないので不安である。
MRI検査中は、頚椎周辺を動かしてはいけないのだが、普段でも寝ていると、上腕部に痺れ、麻痺が起こり、その後激痛が起こるので我慢できずに少し動いてしまう。 
それでも、歯を食いしばって痛みを堪え、1-2回のやり直しでなんとか撮り終えることができた。
その後のX線は簡単な撮影なので、すぐ終了し、その後院長先生に呼ばれるのを待合室で待つ。

診察室に呼ばれ、MRI画像とX線写真を前にして院長が話を始めた。
院長、『あぁ! こりゃダメだね。 これはPLDDでは手術できません。(キッパリ)』
トッポパパ、『手術できませんか! どうすればいいのでしょうか?』
院長、『これは頚椎ヘルニアとは違います。 頚椎の中の靭帯が肥大して、神経を圧迫している状態です。』
トッポパパ、『???(説明を受けるが、専門的でよく理解できない。)』

もっと大変な病気に罹ったのかという気持ちで、頭が真っ白になる。
院長先生より、大学病院での診断、手術を勧められたので、紹介状をお願いする。

紹介状を口頭で看護婦さんに指示している間、飛び交う専門用語を不思議な感覚で聞いていた。

その時の専門用語を思い出し、ネットで調べて、更なる衝撃を受ける。

続く....................................................................。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その67の7 『小石川後楽園』

2009年05月01日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
トッポパパじゃないですが、水面にたれる枝垂れ桜も、突然の風にざわめいています。



バタバタしているうちに、桜の季節も終わってしまいました。



水戸光圀の希望で、山城国の大堰川をうつさせた浮石に玉石を多く配置して大堰川を現しています。



奥の橋が、『渡月橋』です。



石の配置を巧みに使い、広く浅く見せる苦心が見えます。



上流には朱塗りの通天橋が架かっています。



西湖の堤です。
中国の風景を取り入れ、西湖と呼ばれるです。
大堰川の水の末ながれて淀となり、御園の西に在り唐の西湖を写すの意味です。
長堤堤は本園以後の日本の各地の大名庭に伝えられています。



『屏風岩』です。
岩が屏風のように屹立しているところから、屏風岩と言われています。
3代法軍家光も、この地によく足を運び、この周辺の岩に腰をかけ、大堰川をながめたそうです。



続く.................................................................。

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痛み止めの薬を飲みだして、若干左手の痛みが軽減されているようです。
痺れはありますので、のんびり入力ですが、何もしないより気分が紛れそうです。
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