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動物園 動物写真その52 『ピグミーゴート & ヤブイヌ』

2017年03月10日 | 動物園 動物紹介
今回は横浜ズーラシア動物園の『ピグミーゴート & ヤブイヌ』の紹介です。
ピグミーゴートは西アフリカのカメルーンが原産といわれる超小型の家畜ヤギです。



成獣でも体高40-50cm、体長60-70cm、体重20-35Kgぐらいです。
股が短く、体が小さいことが特徴で、粗食に耐えます。



1950年代にアメリカに持ち込まれ、そのおとなしい性格からペットとして大人気になりました。
体色も黒・白・茶とバリエーションがあります。



ピグミーゴートは山岳部の岩場に生息し、ヒヅメは4本で後ろ2本の指は浮いていて、険しい岩場で滑らず動き安くなっています。



ヤブイヌです。
約1000万年前から今の姿のまま続く、イヌ科の中でも古い種族といわれています。



ヤブイヌはイヌの仲間よりも上下の大臼歯が1対少なく、足の指の間には水掻きのようなものがあり、泳ぎが巧みと言われています。
また、胴が長く、四肢も短いので、一見アナグマに似た感じがします。



ヤブイヌは南アメリカ北部の森林や草原などに広く分布し、英語でBush Dogと呼ばれています。



全身はがっしりとして、毛色は前身が黄褐色や暗褐色、灰褐色などで、後身や下腹部、四肢、尾などはそれよりも黒っぽいです。
森林や草原に広く分布し、特に水辺を好みます。



小型哺乳類や鳥類、魚介類などを食べています。
10頭程の群れで生活し、カピバラなどの大型齧歯類を集団で狩ることもあります。
尿によるマーキングは雄が片足を挙げるのに対して、雌は縄張りを示すため、逆立ちしておしっこをするそうです。



つぶらな瞳に短足で胴長の体は愛嬌たっぷりです。
藪で暮らすためにとても便利な体型で、巣穴で暮らすうえでも役に立ちます。



続く...............................................................。