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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その181 『白川郷』 その7

2017年03月09日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
白川郷が日本有数の豪雪地帯であり、また秘境と呼ばれたのは、飛騨地域の中でも山間の険しい地域と、その急斜面地の間を流れる庄川が冬季に周辺との交流を遮断したようです。



白川村の人口(外国人含む)は2016年で1700人弱、世帯数580世帯前後です。



年間に白川村を訪れる観光客数は170万人近くになり、人口の約1000倍の観光客が訪れている計算になります。
白川村を訪れる外国人観光客も26万人を突破し、過去最多を更新しているそうです。



にもかかわらず、居住者のいない民家もあるとのことでした。
これからも人口減少による過疎化は深刻な問題のようです。



観光産業の発展が村内経済に寄与しているのは間違いないでしょうが、その発展の反面、村の自然や社会環境に影響を与え始めている面もあるのでしょう。



観光客用に合掌作りの家を移転させ、新規に保存させているエーリアもあります。



本来、ここに建っていたとは思えない場所なので、個人的にはちょっと違和感を覚えました。



観光客に目立つような大きな白文字の看板などは、景観を損ね始めているので残念です。



トッポパパも高齢になり、もう訪問する機会もないとはいえ、白川郷の自然と調和した環境を是非とも存続させて欲しいと願っています。



それでは白川郷よりお別れです。