TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

豪華客船シリーズ その5-4 『Queen Elizabeth』

2016年03月31日 | 豪華客船シリーズ
満足する写真が何枚か撮れましたので、満足そうなトッポパパです。



世界で最も知名度の高い歴代の『Queen Elizabeth』の紹介です。



初代『Queen Elizabeth』はイギリス国王・ジョージ6世の妃・クイーンエリザベスにちなんで命名されました。
1930年代にスコットランドのクライドバンクのジョン・ブラウン・アンド・カンパニー造船所で建造され、処女航海は1940年です。
総トン数 83,673t、排水量 約83,000+t、全長 314m、全幅 36m、全高 71m、出力 200,000馬力、最高速力 32.0ノット、乗客2,283名、クル1,000+で就航当時は世界最大の客船でした。
その後56年間その座を保持した。
第二次世界大戦中は徴用船として1968年まで就航し、毎週サウサンプトンからシェルブール、ニューヨークまで20年以上運航されました。
その後 1975年、香港で解体されます。
この時代に、現在の飛鳥Ⅱより大きい客船です。



二代目『Queen Elizabeth』は20世紀後半を代表する客船である。
イギリスのキュナード・ラインのフラッグシップとして1969年に就航し、最後の大西洋定期横断航路専用客船として使用されました。
同定期路線からの撤退後はクルーズ船として使用され2008年に引退した。
総トン数 70,327トン、長さ 293.5m、幅 32.03m、高さ 52.2m、出力 119,680PS、速力 32.5ノット、旅客定員 1,778名、乗員1,016名 です。



そしてこちらが今回紹介してきた三代目『Queen Elizabeth』です。



十分写真を撮らせてもらったので、そろそろお別れです。
この写真だけ見ると、海に浮かぶ高級マンションのようです。



帰路、大黒埠頭に日本初のポストパナマックス型自動車専用船、『アリエス・リーダー』が着岸していました。
車7000台積載可能な自動車専用船で、全長199.98m、全幅35.80m、総トン数 69,931トン と大型です。
それにしても7000台積載とはすごいですね。



出発したとき大桟橋に着岸していた日本で唯一のエンターテイメント レストラン船、『ロイヤルウイング』です。



旅客定員630名様を誇る大型客船で、横浜港内を2時間弱かけて運航しています。
横浜のウォーターフロントの夜景を撮りに、一度乗船してみようと思います。



赤灯台からMM21の景色です。
その昔、赤灯台まで船に乗り釣りに来たことがありましたが、今のMM21の景観は想像もできませんでした。



豪華客船もいろいろ調べてみると面白いですね。

豪華客船シリーズ その5-3 『Queen Elizabeth』

2016年03月30日 | 豪華客船シリーズ
トッポパパはまだ新米マニア?なのですが、客船マニアも結構いるようです。



『Cunard Line)キュナード・ラインは、アメリカ合衆国のカーニバル・コーポレーション傘下のイギリスの海運会社です。
3代目『Queen Elizabeth』の処女航海は2010 年10月で、最初の乗船券はキュナード史上最速の29分14秒で完売の記録を樹立したそうです。



トッポママの広角レンズで撮ったほうが、船首の迫力が増します。



グランド・ロビーの一角には、エリザベス女王の肖像画が飾られているそうです。



トッポママはすっかりくつろいで観船のようです。



『Quantum of the Seas』でも感じたのですが、大型客船が事故に遭遇したときの救命ボートやライフラフト(救命筏)は乗船者全員を救出できるほど十分にあるのか気になって仕方がありません。
数千名が乗る写真のような大型客船の救命ボートの定員は50-100名前後のようですが、他にも多数の救命ボートが格納されているのでしょうかね。



ネット上にあったタイタニック号の写真です。
総トン数、46,328トン、全長269.1m、全幅28.2m、高さ53m、旅客定員は1等旅客 329人、2等旅客 285人、3等旅客 710人 、乗組員 899人でしたので乗船者合計は2千数百名でしょう。
処女航海中の1912年4月14日深夜、北大西洋上で氷山に接触、翌日未明にかけて沈没し、イギリス商務省の調査によると、この事故での犠牲者数は1,513人にも達し、当時世界最悪の海難事故といわれています。
当時は絶対に沈まないと信じていたのか、救命ボートも乗船客の半分しか確保されていなかったようです。



ネット情報では現在の豪華客船の救命ボートは不測の事故に備えて片方の舷側に吊り下げた救命ボートだけで乗客・乗員の総数を収容出来るようになっているそうですが、見た感じではそうとも思えないのですが.................................トッポパパの年寄りの危惧ならよいのですけどね。
きっと、どこからか出てくると信じましょう。(笑)





豪華客船が沈没!など考えたくもないですね。
最近は物騒なテロが多発しているので、標的にならない事を祈りたいです。





続く.....................................................................................。

豪華客船シリーズ その5-2 『Queen Elizabeth』

2016年03月29日 | 豪華客船シリーズ
観光クルーズ船は最初、船主に回り込み撮影開始です。
トッポパパはクルーズ船からの2度目の撮影です。
クルーズ船が乗船者の撮りやすいように船首の向きを変えてくれるのが分かっていましたので、少々余裕でのんびり撮影します。



世界一周する英国の豪華客船『Queen Elizabeth』は20日、2年ぶりの横浜入港です。
出航後大阪や広島など6つの日本の港に立ち寄り、その後ドバイなどを巡りながら5月中旬までクルーズを続けるそうです。



トッポパパは時々デッキから降りて、下からアップで狙ってみました。



1940年に就航した初代『Queen Elizabeth(1940年就航)』は、当時世界最大を誇る豪華客船でした。
2010年10月にデビューを飾った三代目『Queen Elizabeth』は初代をイメージしたアールデコ調のインテリアなどが施され、新女王の名にふさわしい気品に満ちた雰囲気が漂っています。



『Queen Elizabeth』は、就航:2010年、船籍:英国、バミューダ、総トン数:90,900トン、乗客定員:2,081人、全長:294m、最大幅:32.25mです。



2014年に横浜港に初入港した『Queen Elizabeth』ですが、高さは56.6メートル、これに対して横浜ベイブリッジの高さが55メートルでしたが、潮位が下がる時間に合わせ、橋梁すれすれに通過したそうです。
今回は入出港の時間帯の潮位に無理があったのでしょう。



トッポママも広角レンズ片手に頑張っています。



側面から見ると、白を基調としたほかの大型客船に比べて落ち着いた雰囲気です。
現英国女王エリザベスⅡ世に命名され、グランド・ロビー2階の壁画にはエリザベス女王の肖像画や、クイーンズ・ルームの一角には先代のクイーン・エリザべスから引き継いだゴールドの胸像が飾られているそうです。



新女王の船内は、初代クイーン・エリザベスをイメージしてデザインされ、木をふんだんに使ったアールデコ調のインテリアが施され、女王の名前にふさわしい気品に満ちた雰囲気を醸し出しているそうです。



飛鳥Ⅱもいいですが『Queen Elizabeth』も一度乗ってみたい豪華客船です。



続く...........................................................................................。

豪華客船シリーズ その5-1 『Queen Elizabeth』

2016年03月28日 | 豪華客船シリーズ
今回は皆さんが知っている豪華客船、『Queen Elizabeth』の写真を撮りに出かけます。
今回はクルーズ船での観光客が多いので、埠頭ビルからデッキが広い船で出港です。



山下公園に係留されている『氷川丸』を眺めながら、よく考えると山下公園側から船尾を撮ることはありますが船全体を撮ることがありませんでした。
『氷川丸』は日本海運の夜明けでもある昭和5年(1930年)に、シアトル航路用に建造された貨客船です。
太平洋戦争前には、秩父宮ご夫妻、チャーリー・チャップリンなど著名人が乗船していました。



先進の安全性を誇り、太平洋横断254回を重ね、引退後は、係留地横浜で指定有形文化財にも指定され多くの人々に親しまれています。
全長163.3m、総トン数 1,622トン、先客数289名の船体は、まだまだ航海できそうな雰囲気です。



海上から見るベイブリッジがきれいです。
横浜ベイブリッジは、横浜国際航路を横断し、本牧ふ頭と大黒ふ頭を結ぶ高速湾岸線の一部を構成する2層構造の斜張橋です。
現在世界の超大型客船20船ぐらいはベイブリッジを通ることができませんが、当時はまだ日本にはレジャーとしてのクルーズを楽しむ客船はなかったので、残念ですが日本に大型クルーズ客船が何隻も来るという予想は難しかったのでしょう。



今回はトッポママも同行です。



会場から見上げるとつばさ橋も美しいフォルムです。



振り返るとMM21が見渡せます。



つばさ橋の真下から撮ってみました。



『Queen Elizabeth』の船尾が見えてきました。



『Queen Elizabeth』も貨物船が着岸する岸壁に寄港したくないのでしょうね。
やはり新しい大型桟橋が必要ですね。



ゆっくり、優雅な豪華客船を撮ってみたいと思います。

続く.................................................................................。

豪華客船シリーズ その4-3 『飛鳥Ⅱ』

2016年03月27日 | 豪華客船シリーズ
以前にトッポと一緒に大桟橋から飛鳥Ⅱを見に行った時の写真です。
デッキ上にある棒状の腰掛?にうまくバランスをとって座り、飛鳥Ⅱを眺めるトッポです。



少し広角レンズで撮ると、飛鳥Ⅱの迫力が増します。



デッキ上の芝生の上を駆け下りてくるトッポです。



飛鳥Ⅱの出港です。



見送りながら大あくびしていました。





赤レンガ周辺の桜も間もなく開花です。
雲の流れがとてもきれいな写真です。





豪華客船なので、側面の白い船体の汚れがちょっと気になりました。
きっと再ペイントの直前なのでしょう。



広場の一角にプラットホームがあります。



旧横浜港駅プラットホームです。
注意深く散策すると、いろいろな歴史を伝えるものが残されているようです。



明日香はまだ何回も撮る機会がありそうなので、またいい写真が撮れたら紹介します。

豪華客船シリーズ その4-2 『飛鳥Ⅱ』

2016年03月25日 | 豪華客船シリーズ
ペリー来航後、日米和親条約、日米修好通商条約の締結を経て、江戸時代の長く続いた鎖国時代が終わります。
その後横浜村が開港の場所と定められ、横浜の都市としての歴史が始まります。
1911年開港当初は横浜には船舶が着岸できる岸壁がなく、1896年大桟橋の前身である鉄さん橋が完成しました。
そして1899年現在の横浜赤レンガ倉庫(当時は横浜税関新港埠頭倉庫と呼ばれていました)がつくられました。
2号倉庫は1911年の完成です。
歴史ある建築物ですので、いつまでも残してほしいものです。



日本が誇る豪華客船、飛鳥Ⅱは今年で就航25周年の節目を迎えます。



トッポママが撮ってくれた写真をもう一枚アップです。



トッポも飛鳥Ⅱは何回も見ています。



飛鳥Ⅱの前身は世界の客船マーケットで高い評価を受けた客船、『クリスタル・ハーモニー』です。
最高級のラグジュアリーシップとして、欧米で絶大な人気を誇っていた『クリスタル・ハーモニー』が2006年3月に飛鳥Ⅱとして生まれ変わりました。



女優の岸惠子さんがゴッドマザーとして本船を飛鳥Ⅱと命名したそうです。



日本の客船ならではの細やかなサービスと気配りが随所に見られるそうで、日本人が安心して乗船できそうです。





トッポが大桟橋から飛鳥Ⅱの出港を見送りした写真です。



屋上にスライディングルーフ付きの豪華なプールがあるそうです。



続く..........................................................................。

豪華客船シリーズ その4-1 『飛鳥Ⅱ』

2016年03月24日 | 豪華客船シリーズ
今回は日本の豪華客船を紹介します。



この日も好天に恵まれ、また赤レンガまで出かけました。
平日とはいえこんなに閑散とした赤レンガ周辺の風景を撮れるのは珍しいことです。
これも暇な老人の特権ですね。



飛鳥Ⅱはトッポとの思い出がたくさんあり、トッポの写真を振り返りながら紹介します。
トッポお気に入りのキャリーバッグです。
キャリーバッグを床に置くと、出掛けるのが分かるのか自分で潜り込んでいました。



トッポママも一緒でしたので、記念写真を撮ってもらいました。
若干ボケていますが、本人もボケかけているので、この程度がちょうどよいのでしょう。



大桟橋に着岸した飛鳥Ⅱです。
日本の豪華客船は飛鳥Ⅱ、 にっぽん丸(後日紹介予定)と最初に紹介したPacific Venusの三船です。



日本船三船中、毎年世界一周クルーズを行っているのは飛鳥Ⅱだけです。



飛鳥Ⅱの船籍港は横浜港なので、大桟橋に着岸する機会が多いのでよく見に行きます。



トッポママはもう見飽きたのか、豪華客船に興味がないのかベンチで休憩です。
乗船には興味があるようですが、観るだけでは不満足というのが本音のようです。



トッポが元気だったころは、この芝生の上をよく駆け回っていました。



飛鳥Ⅱの船体データは、建造年:1990年(2006年改装)、総トン数:50,142トン 、全長:241m、全幅:29.6m 、航海速力:23ノット(最大)、デッキ数:12層(乗客スペース8層)です。
客室は400室(全室海側)で乗客定員は800名です。
 


続く..........................................................................................................。

豪華客船シリーズ その3-2 『Quantum of the Seas』

2016年03月22日 | 豪華客船シリーズ
フェリーに乗りMM21の写真を撮った時がありましたが、波と船のスピードが速いのでうまく写真が撮れませんでした。
海上観覧クルーズ船は写真を撮る人がメインの乗客なので、豪華客船の周辺海上を何度も角度を変えて停船してくれるので助かります。
このようなクルーズ船があるとは知りませんでしたが、客船愛好家にはとてもいいサービスです。

日本の港に寄港した過去最大の豪華客船は英国籍のクイーン・メリーⅡで、総トン数148500トンなので、『オアシス・オブ・ザ・シーズ』は歴史に残る豪華客船の寄港です。



上部にアームのようなものがありますが、これは世界初の可動式展望カプセル『ノース・スター』です。
洋上90mぐらいからのパノラマを楽しめるそうです。
また船上でスカイダイビングの疑似体験ができる『スカイダイビング・シュミレーター』や、多彩なスポーツやアトラクションが楽しめる巨大屋内施設『エンターテインメント体育館』などがあり、ちょっとしたアミューズメントパークのようです。



先日、テレビで船の『トン』とはどういう単位かという林先生の説明がありました。
15世紀頃、イギリスでは船に積むことができるブドウ酒の大樽の数で、船の税金を決めていたようです。
この酒樽をいくつ積めるか数えるとき、棒で酒樽をたたくので『タン、タン(トン?)』と音がするので、『何樽』というかわりに『何タン(トン)』というようになったようです。
現在、船の大きさは総トン、純トン、排水トン、載貨重量トンなど、船の容積や重量であらわされるそうです。
そういえば、日本ではそのむかし、船の大きさを五百石船とか千石船と言いましたが、当時の日本経済は米を基準のものさしとしていたので、石数であらわすほうが便利だったからでしょう。



現在世界一大きな豪華客船は総トン数225,000トン、全長360mの同じイロイヤルカリビアン社所有の『オアシス・オブ・ザ・シーズ』です。
『Quantum of the Seas』は同型船を含め世界で2番目の大きさになります。



4500人もの乗船者がいる大型客船のライフラフトを搭載していますが、ついタイタニックの映画を思い浮かべてしまいます。
4500人の乗り降りだけでも数時間かかると思われますので、大事故の場合は大惨事になってしまうのではと余計な心配をしてしまいます。



こんな豪華客船のエンジンの馬力はどのくらいなのか調べてみましたが、世界一大きな豪華客船『オアシス・オブ・ザ・シーズ』で約81,500馬力とのことなので、同じぐらいの馬力なのでしょう。
普通の自動車は150-200馬力なので、桁違いの馬力のようです。



船尾に近寄ってみましたが、どちらを船首にしてもいいようなフォルムです。
デッキ6から13まではすべて客室です。
ここだけ見ると高層マンションのような雰囲気です。



船尾には270度の眺望が開けていて、吹き抜けのラウンジが設けられています。
船体には大きなロイヤル・カリビアン・インターナショナルの大きなロゴが入っています。



ちなみに1週間前後の乗船で夕食時の服装はカジュアル3回、スマートカジュアル1回、フォーマル2回とのことで、お洒落にも気を遣わないといけないようです。



短時間の寄港でしたが、乗客の観光用に60台前後のバスが用意されたそうです。
爆乗りの中国人観光客が爆買いに出かけたのでしょう。

昨日のニュースで、神戸港に初入港した際、ツアー用のバス約100台が岸壁に並び、港は中国人観光客で活気づいたが、大半は大阪に流れこんでしまい、地元で期待された特需はなかったと報道されていました。
バス百台の移動!とは驚きです。



あまりの大きさに多少は沈まない理屈はわかっていても、やっぱり『よく沈まないなぁ!』と思ってしまいます。



好天に恵まれたことに感謝して、つばめ橋をくぐり帰路につきます。



今度は飛鳥Ⅱ、そして皆さんご存知の有名な豪華客船を撮りたいと思います。

豪華客船シリーズ その3-1 『Quantum of the Seas』

2016年03月21日 | 豪華客船シリーズ
日本に寄港する過去最大の豪華客船、『Quantum of the Seas(クァンタム・オブ・ザ・シーズ)』横浜に入港しました。
あまりに大きすぎてベイブリッジをくぐることができず、大黒埠頭の岸壁に着岸しました。



大桟橋に着岸できないので、上の写真の埠頭ビルより京浜フェリーポートの海上観覧クルーズに乗船し写真を撮りに出かけました。
海上から山下公園、マリンタワー、歴史あるホテルニューグランドを眺めます。
こちらは歴史を刻んできた古き良き時代の横浜の顔です。



つばさ橋をくぐり大黒ふ頭に向かいます。
斜張橋としては日本国内3位、また全長1020mは一面吊りの斜張橋としては世界一の長さです。



日本に来航する客船として最大の『Quantum of the Seas』が見えてきました。
鉄道マニア(鉄道オタク)が多いのは知っていましたが、客船愛好家も多いようです。



ロイヤルカリビアンが運航するカジュアルタイプの超大型客船です。



『Quantum of the Seas』は全長348mで、16階までデッキがあります。
まるで高層ビルが海に浮かんでいるようです。



昨年8月が横浜への初入港の予定でしたが、台風の影響で中止となってしまい今回が初めてなのでタイミングが良かったです。
左右に張り出したブリッジの大きさだけでも半端じゃありません。



こうして一枚の写真にしてしまうと大きさが伝わりにくいですが、近くで眺めると圧倒されるくらいの大きさです。
東京港や横浜の大桟橋に着岸できない理由は、横浜のベイブリッジの航路限界高は55m、レインボーブリッジが52m、東京ゲートブリッジが54.6mが限界だからです。
ちなみに『Quantum of the Seas』の海面からの高さは62.9mなのでどの橋もくぐることができないわけです。
今後は大型客船が首都圏の玄関に着岸できるように、外洋のほうにターミナルを造る案も出ているそうですがオリンピックには間に合いそうもありません。



新聞の発表によると今回のクルーズには乗客4,473人が乗船しており、国籍の内訳は中国3,638人、香港220人、米国96人、オーストラリア93人、カナダ69人、日本65人とのことです。
中国人の爆買いならぬ爆乗りですかね...............



同船は同日神戸に向けて横浜港を出港し神戸経由上海へ戻る航路で、大黒埠頭には半日ぐらいの寄港なので写真を撮れたのは千載一遇のチャンスだったようです。



『Quantum of the Seas』は運行会社がロイヤル・カリビアン・インターナショナルで全長348m、総トン数:167800トン、全幅:41m、巡航速度:22.0ノット、客定員:4180人ですが、乗組員を足すと4500名近い人が乗っているのでしょう。



もう少し回り込んで後方からの写真も撮ってみます。

続く....................................................................................................................。

豪華客船シリーズ その2-2 『Artania』

2016年03月18日 | 豪華客船シリーズ
『Artania(アルタニア)』はアルタニアに改名前、ダイアナ妃がゴッドマザー(命名者)を務め、ロイヤル・プリンセス (Royal Princess)と呼ばれていただけに優美な豪華客船です。



トッポが一緒だったら、たぶんこんな感じで豪華客船を眺めていたでしょう。



『Artania(アルタニア)』の今回の航路はイタリア→ヨーロッパ→中南米→オーストラリア等→アジア等(キールン→石垣島→那覇→鹿児島→大阪→清水→横浜→ウラジオストック→プサン→チェジュ→シャンハイ→ホンコン)→東南アジア→中東等→イタリアと12/22~5/10 140 日間という長い航海です。
全航路乗るとするといくらかかるのでしょうかね??



就航は1984年ですが、メンテナンスがいいのかまだまだ美しい船体です。



中央上部にアルタニアのロゴが見えます。



後部は階段状のおしゃれなデッキになっているようです。



ランドマークタワーを背景とした赤レンガの景観は何回見ても飽きないですね。



赤レンガ倉庫の港側に何回か紹介した『かもめハープ』オブジェがあります。
社団法人横浜青年会議所が創立50周年(2001年)を記念し、横浜市へ寄贈したものです。



トッポもここで遊んでいました。



海上保安庁(Japan Coast Guard)の世界最大クラスの大型巡視船『あきつしま』です。



尖閣諸島の警備にもあたるそうです。



いつかは豪華客船に乗ってみようという夢はありますが、海に浮かぶ船を眺めるだけでも結構満足感があります。
船の中では、乗っている船の海に浮かんだ全体像はわからないですから..................乗れない人の屁理屈です。



ASセンサーの動きがよくなり、望遠レンズでもベイブリッジを走る車がわかります。



一人で散歩がてらの写真撮影でしたが、好天に恵まれ素敵な写真が撮れたのでよい一日でした。



偶然なんですが、3月は豪華客船の横浜寄港のピークのようで超大型客船を撮りに行ってきます。
お楽しみに!

豪華客船シリーズ その2-1 『Artania』

2016年03月17日 | 豪華客船シリーズ
今回紹介する豪華客船は『Artania(アルタニア)』です。



天気もよかったので、赤レンガ方面から写真を撮ることにしました。
まずはベイブリッジです。
AFセンサーのクリーニングが効いたのか、焦点合わせが楽になりました。




『Artania(アルタニア)』(MV Artania)は、ドイツのフェニックス・ライゼンが運航しているクルーズ客船です。
1984年にプリンセス・クルーズのロイヤル・プリンセス (Royal Princess)として就航し、アルタニアと改名し現在に至ります。
プリンセス・クルーズの船名は1984年11月15日にダイアナ妃により命名されたそうです。



散歩コースの赤レンガに来ると、やはりトッポを思い出しますね。



トッポの赤レンガでの写真を再度アップしました。



『Artania(アルタニア)』は総トン数 44,656トン 、全長 213.00m、全幅 29.00m、乗客定員 1,200名、就航 1984年11月、船籍 バミューダ で運航会社はフェニックス・ライゼンです。



今日は人出も少なく、ランドマークを背景にした赤レンガの落ち着いた写真が撮れました。



大桟橋に着岸した『Artania(アルタニア)』は船首を陸側に向けていたので、船首側に移動します。



トッポもこのあたりでいつも記念撮影していました。
このときは大きな船にもさして感心がなかったのですが......................暇ですから



『Artania(アルタニア)』としては初入港です。
今回はイタリア発140日間の世界一周クルーズの途中寄港で、ウラジオストックに向けて出港します。



船首を陸側に着岸してくれると、望遠レンズさえ持ち込めば海側からの写真が撮れるのでいい写真が撮れます。

続く.....................................................................................。

豪華客船シリーズ その1-2 『Pacific Venus』

2016年03月16日 | 豪華客船シリーズ
大桟橋からみなとみらい地区は数百メートルと至近距離ですが、海越しに見たほうがより港町、横浜の実感がします。



トッポもここでよく写真を撮りました。



『Pacific Venus』がまもなく接岸です



タグボートが大きな客船を上手に牽引しています。
近くに来るとその大きさを実感します。



平日ですが、多くの人が集まってきています。



数年前はトッポも一緒に見に来ていました。



客船が西日を背にするので、背景がボケてしまうのが残念です。
超大型豪華客船ではありませんが、日本が保有する客船では大きいほうなのでしょう。



船首はどの船も洒落な設計になっています。



屋上デッキから眺めているのは艦長ですかね。



船尾も格好よくまとめています。



大桟橋には結構いろいろな国の豪華客船が入港するので、しばらく豪華客船を追いかけてみたいと思います。
どこまでトッポパパが飽きずに撮り続けられるかお楽しみに!


豪華客船シリーズ その1-1 『Pacific Venus』

2016年03月15日 | 豪華客船シリーズ
三寒四温とはいうものの寒暖差の厳しいこの時期、年寄りには気温の変化に対応しながらの体調管理が大変です。
特に理由もないのですが、ネタなしを理由にしばらくブログを放置してしまいました。



久しぶりに海を見たいと思い、大桟橋まで出かけてきました。



山下公園に隣接する大桟橋は、みなとみらいを見渡す絶景の場所です。



トッポとなんどもきた大桟橋、デッキの上での昔の写真を引っ張り出してみました。



ベイブリッジを通り抜ける豪華客船が遠くに観えます。



日本クルーズ客船株式会社の豪華客船、『Pacific Venus(ぱしふぃっく・びーなす)』が大桟橋に寄港します。
総トン数:26,594トン、全長:183.4m、全幅:25.00m、航海速力:18ノット、乗客定員:620名、乗組員:204人、客室数:238室、就航(改装年):1998年4月とのことです。



大桟橋に近づくとタグボート?が牽引して着岸させるようです。



『Pacific Venus』の主な航路は ●日本近海 ●東南アジア ●オセアニア●南太平洋 ●アラスカ ●世界一周 となっています。



大桟橋のデッキ上は独特な曲線を構成しています。



日本籍で2番目に大きなクルーズ客船がこれより着岸です。



続く.............................................................................................。

久しぶりにカメラを取り出し撮影しましたが、どうも焦点が合わせにくく調子がよくありません。
後日修理点検をしたところ、AFセンサーに汚れがあったようです。