TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの再々闘病記、 『頸動脈閉塞! バイパスが頑張ってるぞ!』 その5

2014年01月18日 | トッポパパ再々闘病記 頸動脈閉塞
トッポパパは昨年7月以来の定期検査で大学病院へ行ってきました。
体調は可もなし不可もなしの小康状態ですが、精密検査となると少々緊張しました。

前々日の検査結果を聞きに、朝早く家を出て担当医と面談しました。
トッポ、『で、大丈夫だった?』



昨年1月の検査結果では右内頸動脈は完全に閉塞、左は65%狭窄と言われ、7月の検査結果では右の閉塞は変わらず、左は68%と言われてしまい、誤差範囲とは言われても狭窄数値が進行していれば憂鬱になってしまいました。

で、今回は
トッポパパ、『どうですか? 進行していますか?』
ドクター、『(詳細数値を見比べながら)進行してないですね、薬が効いているのでしょう。』
ということで、いまのところは大丈夫のようです。



今回はドクターとゆっくり話ができました。
トッポパパ、『左内頸動脈で脳内の血流を支えているわけですから、狭窄が進んだら手術はしてもらえるのですか?』
ドクター、『狭窄が進めばステントで狭窄部を広げるか、手術も考えますが、それは狭窄の状態をみてから判断するようになります。』
トッポパパ、『右の内頸動脈が閉塞しているのでリスクが高すぎるということもあるのですね。』
ドクター、『(それには答えず)ステントで広げた際に、一部はがれてその先の血管を詰まらせる可能性もあるから状態を判断するのです。』

ネット情報だと片側が完全に閉塞している場合、術前術後の結果に有意点がみつからないというデータもあるようです。
トッポパパの素人考えでは、左が狭窄していても、まだ元気なうちに右をバイパス手術で復元できないのかと考えてしまいます。



トッポパパ、『まだ元気なうちに、緊急の場合はすることも考えると言われた右のバイパス手術はできませんか?』
ドクター、『現段階では血流も4本のうち3本で確保されているので、バイパスをしても脳が必要ないとすると機能しないこともあります。脳梗塞などで血流不足になった場合は別ですが.....』
トッポパパ、『??? (いま3本って言った!)』

以前は左頸動脈が右頸動脈の血流範囲を脳内の自然バイパスが補っていると聞いていました。
トッポパパ、『3本とは右外頸動脈、左内、外頸動脈からのバイパスということですか?』
ドクター、『脳の中の血管は複雑に入り組んでいて、そういうことも考えられるます。』

以前は、幼児の場合はバイパスがどんどんできることがあっても、成人はその可能性がない(少ない?)と聞いた記憶があるが、血流が以前と変わらず確保されているということは、トッポパパの脳内血管はいろいろな自然バイパスができた?のかもしれない!、と思うことにします。(超楽天的であるが)



トッポパパ、『いままでどおりの生活(健康管理)でいいですね、 運動も(ゴルフ)も問題無いですか?』
ドクター、『結構です。 何か急変した場合は来院してください。』
トッポパパ、『左手の痺れは関係ないですね。』
ドクター、『慢性的な痺れはOPLL(頸椎の骨化症)の後遺症で、完治は難しいでしょう。(これはOPLL
の担当医からも聞いてる。) 脳梗塞の場合は連続的ではなく一過性が多く、ある時バタッってくるので、一過性のほうが注意しないといけませんね。 そのため血流不足で脳梗塞にならないように薬を飲んでいるのです。』

ゴルフに左の痺れは致命傷なのだが、これは諦めることにします。
これぐらいのハンディでは仲間に負けないように、もっと練習することにします。

この後多少気分が良くなったので、最近耳下腺手術後の右耳たぶのふくらみが気になっていたので、急遽再診を申し込み耳鼻咽喉科で検査してもらいました。
こちらの検査結果も、耳下腺腫瘍の再発ではなく切開した耳たぶに脂肪の塊ができたので、経過観察して大きくなるようなら簡単な手術で摘出できますとのことで一安心です。
そういえば耳下腺腫瘍摘出手術後、右耳たぶは神経が切れているので無感覚になると言われていましたが、いまはちょっとつねるだけで痛みを感じるので、神経まで再生されたようです。
首から下はいたって健康なので、トッポパパの身体再生能力は結構高いのではと自画自賛です。



この先のことは誰もわかりませんが、余命?数ヶ月の命が1年3ヶ月経っても持ちこたえているので、まだまだくたばらないで頑張れそうに思います。
トッポ、『良かったね、じゃあ俺のこと宜しく!』
トッポも抱かれていると安心なのか、すぐにお休みモードに入ります。



とりあえず、経過報告です。

トッポパパの再々闘病記、 『頸動脈閉塞! まだ頑張ってるぞ!!』 その5

2013年07月16日 | トッポパパ再々闘病記 頸動脈閉塞
横浜も35度前後の猛暑が続き、トッポもいつもの寝場所から涼を求めてフローリングの床を転々としています。
トッポパパは1月の検査から半年が経過したので、大学病院での再検査です。

トッポはお医者さんから、ダックスは20度前後が体調管理には最適温度と言われているので、トッポだけはエアコンフル可動の部屋で心地よさそうに寝ています。



時々夢をみているのか、手足を動かしながら寝言?を言っています。
真夏には涼を求めて川遊びに出かけたのも、ずいぶん前の思い出になりました。
昔のブログ掲載記事から、川遊びの写真を見つけて再度張り付けてみました。



トッポは初めて海に入ったときから、水を怖がらずにすぐ泳ぎ始めました。



結構泳ぎもうまく、体が温まると自分で水の中に入って行くぐらいでした。



きっと、夢の中で水遊びをしているのかもしれませんね。



トッポ、『ところで、頸動脈の検査結果はどうだった?』



昨年10月に右内頸動脈が閉塞、左内頸動脈は65%の狭窄と診断され、脳の中でバイパスができていて首の皮一枚で命を永らえている状態だと診断されました。
完全閉塞まで(余命?)数ヶ月と言われ身辺整理を済ませ、今年1月の検査では何故か?進行していないようなので次回の検査は、今月まで伸びました。
今回はえらく長く感じた超音波検査の後、ドクターと面談。
結果、右はやはり閉塞のまま、左は狭窄率68%と告げられました。
(この数値は、お医者さんも本人も、よく生きているねぇ!って感じです。)
65%が68%いなったことは狭窄が進んだのですねと聞くと、このくらいは誤差範囲でしょうとの説明でした。
喜ぶべきなのか、悲しむべきなのかよくわかりませんが、誤差範囲と受け止めることにして、現状維持と良い方向に考えることにします。

トッポ、『僕と同程度?だから、まだ頑張れる!』
トッポも皮下点滴を止めたらアウトなので、ある意味では同じですね。



日常生活で特に注意することを聞いても、『普通で結構です、ただし水分補給は忘れず、麻痺が起きたらすぐ病院へ来てください。』と前回と同じです。
つまり、現状では何もできず、生活に支障がないうちはリスクの高い手術は避けたい、ひっくり返った場合は生死をかけてでも手術の選択をしましょう、ということのようです。

真綿で首を絞められているような気がしないこともありませんが、トッポパパの年齢になるといつ何が起きてもおかしくないゾーン(笑)に足を突っ込んでいるので、考えすぎないようにして毎日を楽しむことにします。
ということで、熱中症だけは細心の注意を払い、ゴルフとガーデニングに精を出すことにします。

トッポ、『.............よくわからないけど、大丈夫そうだから寝る!



てなことで、ひっくり返るまでは大丈夫ということです。
いろいろとご心配をおかけしていますが、もうちょっと頑張れそうです。

トッポパパの再々闘病記、 『頸動脈閉塞! まだ大丈夫そうだ!』 その4

2013年01月11日 | トッポパパ再々闘病記 頸動脈閉塞
トッポパパは昨年末でハッピーリタイアメントして新年を迎え、現在は365日連休となり晴耕雨読とまでいきませんが、毎日のんびりと過ごしています。
右側内頸動脈閉塞という思いもかけない診断結果に、残された日々を有意義に?過ごさなければと頑張っています。
1年前より始めた玄関周りの庭いじりも、冬場はほとんどの植木が休眠期に入るのでそれほど手間がかかりません。
今はシクラメンに加え、冬咲きのチューリップが元気に開花しました。
栄養が良すぎるのか70cm以上の丈になり、こんな大きなチューリップになるんだと感心しています。



最近の日課は、ゴルフの練習、買い物がてらの散歩、植木の手入れぐらいで、疲れたら昼寝と今までの生活とは180度の様変わりです。
うたた寝のトッポパパに時々姫が遊びに来ます。

トッポパパの病気をあんじてご心配のお言葉を頂いていますので、現状報告です。
昨年の10月12日に、右内頸動脈閉塞に加え他動脈も狭窄があるので、脳梗塞を発症するまでの期間はどのくらいとの質問に、大学病院の先生は”数ヶ月ですかね”と言われて、それじゃあ身辺整理をしておかなければと思い、それなりに整理してしまいました。

あれから3ヶ月が経ちました。
数ヶ月 - 3ヶ月 = ??? 残りは??



姫の誕生もあるので、そう簡単にくたばってたまるかです。
定期診察も兼ねて、先日超音波による頸動脈の血流の状態を検査しました。
検査技師?はトッポパパの過去の検査データは知らないようで、まず右頸動脈からの検査です。
右の内頸動脈は閉塞しているので、なにか戸惑いながら何度も何度も検査をくりかえして、『頭はふらつきませんか? 痛くはありませんか?』と何度も聞かれてしまいました。
検査技師は右側にいましたので、左の検査はトッポパパにも画像が見える検査になります。
数mmの頸動脈の内部が画像に映し出されると、確かに狭くなっていて自分で見ても結構無理して血液を送っているものだと他人事のように眺めていました。
血流の音がザァーザァーと響くのを聞き、まだ結構流れているじゃないかと感心しながら、『結構狭くなっていますか?』と聞くと、『そうですねー........』.............その後は沈黙でした。
確かに、お医者さんじゃないのでコメントはできないのでしょう。



どうやら最後の砦の左頸動脈も狭窄が進んで、こうやって姫と遊ぶのも限りが近いのかと少し気が落ち込みました。
2日後の今日、検査結果を担当の医者から聞くために早朝より大学病院へ向かいました。

ドクター、『その後いかがですか?』
トッポパパ、『多少疲れやすいのと、たまに軽い立ちくらみがあるのと、あとは薬の影響なのか頭痛はあります。 でも、どれも一過性で、日常生活に支障は感じませんが..........』
ドクター、『さて、(画像をみながら)左頸動脈の狭窄率ですが、65%ぐらいです。』
トッポパパ、『65% (やっぱり狭窄が進んでいるのか?)』
前回、どの程度の狭窄ですか?と聞いた時は半分ぐらいと聞いたのに、65%とは残り35%か..........。

トッポパパ、『前回の検査結果と比べて狭窄が進んだ?ということですね。』
ドクター、『(前のデータを観ながら)進行はしていないと思います。』
??、ということは前の検査でも65%の狭窄率だった、でも進行はしていないということのようです。
もうちょっと最初から正確に伝えてくれよと思いながら、これって喜んでいいのか悲しんでいいのか微妙ですね。

トッポパパ、『リスクは承知していますが、手術で改善?することはできませんかね?』
ドクタ-、『65%の狭窄率は手術に踏み切るかどうかのボーダーラインではあります。 ただ、ほぼ無症状であること、右側が閉塞していること、手術も100%の保証できるものではありません。 患者さんの要望があれば手術をすることも考えられますが......................,でも手術をしても、今より軽快になることはないと思います。 ならば生活に支障が出る症状が出た時に手術するほうが良いと思いますけど。 ただし、左ですね。』
トッポパパ、『右は無理なんですよね。(右外頸動脈はどうなるんだ!)』
ドクター、『緊急の場合は、バイパス手術も考えられますが..........』

トッポパパ、『左の場合はステントを入れるということですか?』
ドクター、『バイパス手術も考えられますが、狭窄部は石灰化しているようで、ドロドロ状態ではなさそうなのでステントでいけると思います。』

トッポパパはOPLLの時もそうですが、骨化が進むとか石灰化とか、よくよく固まるのが好きな体質のようです。
ただ説明を聞くにつれ、ドロドロ状態より石灰化のほうが、今の場合はよさそうである。 
ドロドロ状態だと、何かの拍子(高血圧など)にドロドロの塊?の一部が隔離して小片が脳血管内に入ると脳梗塞に直結する場合があるようです。
血液をサラサラにし血管拡張剤でもある薬を飲んでいるので、ドロドロ状態が増しているということではなさそうです。(ならば、よし!)



トッポパパも一応最善を尽くすということで、健康管理には注意してきました。

直近の血液検査データでも、AST(GOT):23、ALT(GPT):32、γGTP:26、HDLコレストロール:40、LDLコレストロール:81、中性脂肪:81、クレアチン:0.91、尿酸:6.0、HbA1C:6.0(新基準)とすべてほぼ完璧に正常範囲です。
『世の中、もっと悪い数値の人がたくさんいるのに! なんで俺だけ! これ以上、何を頑張れというのか!........................Mattaku!』

首から下はバッチリ正常なのに、なんでいつも首から上だけ深刻な病気になるのでしょうね。
愚痴を言ってしまいました。 すいません。

ドクター、『今の薬での経過が良いので、いましばらくこのまま継続観察にしましょう。 次回の検査は半年後の7月にしましょう。』
トッポパパ、『???それまで大丈夫ということですか?(この前数ヶ月と言ったじゃないか!)今度は半年後でいいのですか?』
ドクター、『石灰化はありますが(あるので??)、血流も確保されていますので大丈夫でしょう。 また次回の検査結果で手術のことは考えましょう。 水だけはしっかり飲んでください。 』
トッポパパ、『(保証はないけど、ちょっと命が伸びたようだ!)(水ぐらいいくらでも飲みます。)薬は3ヶ月分下さい。(そうすれば3ケ月後にまた相談はできる。)』

あとは、いつでも具合が悪い時は来院してくださいとのことでした。(できるだけ来たくないけど)
最初の段階ではドロドロなのか石灰化なのか分からなかったのでしょうかね。 
たしかに結構時間かけて検査していたようですが.....................。

まぁ、深刻に考えてもしょうがないので、とりあえず半年命が延びる可能性があるということで良しとします。
(座右の銘は万事塞翁が馬!なので、いい方にしか考えないことにしています。半年経ったら、今度は1年延びるかも!................欲張りすぎかな!)



孫の成長をもう少し観ていたいというのは本音ですからね。

てなことで、突然ひっくり返ったらその時はその時ですが、トッポパパはまだくたばりませんので、いましばらく宜しくお願いいたします。

トッポパパの再々闘病記、 『頸動脈閉塞! くたばってたまるか!』 その3

2012年11月23日 | トッポパパ再々闘病記 頸動脈閉塞
またまた長いご無沙汰になってしまいました。
最近思考回路が鈍くなってきたのか、なかなかブログに手がつけられる余裕がなくまったくのご無沙汰です。
トッポもトッポパパもくたばってしまったのかと思われる人もいるのではと、久しぶりの近況報告です。



トッポは15歳の誕生日を迎えましたが、毎日の点滴が効いて体調が良いのか食欲もあり元気にしています。



ここ数日寒さが厳しくなりましたので暖房シートを敷いてあげると、食餌時間以外はほとんど気持ちよさそうにうたた寝をしています。
先日もお医者さんに輸液と数種の薬をもらいに行き、お医者さんに、『あとどのくらい頑張れそうですかね? まだ1年ぐらい元気でいられそうですか?』と聞くと、『状態がよさそうなので、大丈夫だと思います。』の返事をいただき喜んでいます。
トッポパパもこの歳になって大学生一人養っているくらいトッポの薬代がかかるのはちょっと頭が痛いとこですが、あまりお酒を飲まなくなったので飲代を考えればイーブンパーだと思うことにしています。



さてトッポが元気だとすると、トッポパパもそう簡単にくたばるわけにもいかないと気合を入れなおさなければいけないようです。
トッポパパの現状ですが、体調管理が優先と中性脂肪、コレステロール、血圧を正常値内に維持するため食事制限でさらに2-3kg減量しました。
いろいろな検査、通院もあり、会社には温情に甘えて少々迷惑をかけていますが、40数年働きずくめだったので体調管理を優先させてもらい無理を聴いてもらっています。
薬を飲み始めたとはいえ、右内頸動脈閉塞、他の頸動脈狭窄の状態で無症候?に近い状態が不思議だと思いながら、俺の頭の中はどうなっているのかなー!!と無理だけはせず毎日を過ごしています。

我が家のリフォーム後2階から1階に移動したトッポパパは、現在はトッポと共同部屋で仲良くしています。
これから冬に向かい、外気温が10度以下になるのでシクラメンを部屋の中に移動するため窓際に棚を作りました。



トッポのおしっこシートとの共有の棚は、アンバランスですが共有部屋ですから止むを得ないですね。
数年前にはガーデニングなど考えも及ばなかったトッポパパですが、やり始めると凝り性のトッポパパには結構時間つぶしになります。
いままでたくさんの花を咲かせ続けてきたハイビスカスも、良く頑張ってくれたお礼に越年させてあげようと部屋の中に入れてあげました。
まだ咲こうとたくさんの蕾を蓄えているハイビスカスを観て、植木の生命力にあやかりたいとも思っています。



トッポパパは現在、お医者さんから朝晩きちんと飲みなさいとプレタール錠を服用しています。
動脈閉塞患者に使用されるこの薬は、血液をサラサラにしたり血管拡張作用があるそうですが副作用も個人差はあるとはいえ半端ではないです。
トッポパパの場合は服用すると、頭痛、吐き気、悪寒が付きまといますが、伏せっていても埒があかないと気分転換にトッポパパが撮りためた写真を時系列的に全部整理してみました。



国内訪問先が5冊、海外が8冊と、一冊200枚のアルバムですので、これだけで2600枚にもなりました。
まだトッポやブログで以前紹介した神奈川景勝50選などもあり、全部で3000枚のアルバムが完成です。
ブログ上にも16000-17000枚の写真があるので、おそらくカメラで撮った写真は20万枚ぐらいでしょうから、カメラもレンズもこれだけ撮れば満足でしょう。



てなことで、トッポパパはトッポも元気なので、そう簡単にはくたばってたまるかと自分に言い聞かせています。
たぶん今頃は、頭の中はトンネル工事とバイパス建設工事が突貫工事で進んでいると信じる(妄想?)ことにします。
運動不足で身体が鈍ってはいけないと今日もゴルフの練習に行ってきました。
近々、またブログをアップできるよう頑張ります。

とりあえず近況報告でした。

トッポパパの再々闘病記、 『頸動脈閉塞! 出口がない!』 その2

2012年10月13日 | トッポパパ再々闘病記 頸動脈閉塞
その後、トッポパパどうしているのか、大丈夫なのかとご心配のメールや電話を頂き大変恐縮しています。

結論から先にお話しすると、今回の頸動脈閉鎖にはさすがのトッポパパも、『まいったね、これは!』でなかなか良い出口が見つからず、本音を言わせてもらえば暗澹たる思いです。

大学病院での2度の脳の血流検査(アイソトープ検査)他検査を続けてきましたが、どうも暗闇の中に光明を見いだすのは難しいようです。
そんな時は孫を抱かせてもらっているときが一番癒されます。



多くの方にその後どうだった? 大丈夫か? と何度も連絡いただき、その都度説明しているも大変なので私事のことですが報告します。

12日に最終的に今後の加療方針の相談を大学病院で行いました。
他の期間での検査結果をすべて持ち込み、ドクターにも見ていただきました。

右頸動脈(厳密には右内頸動脈で、右外頸動脈はまだ狭窄の段階で閉塞はしてない。)閉塞の再検査の結果は、ドクター曰く、『やはり閉塞しているようです、仮に血流が流れているとしてもごく微量のようです。』

トッポパパ、『特に大きな自覚症状がなく、どうして生きているのですか?』
ドクター、『頸動脈の閉鎖が徐々に進み、左頸動脈流からのバイパスができて血流をカバーしているようです。 そのため、いまのところ大きな症状が出ていないのでしょう。(無症候性動脈閉塞?)』

暫く、いろいろ説明を聴いた後、
トッポパパ、『血流は十分確保されているのでしょうか?』
ドクター、『安静時(正常時?)は別として、血管拡張時の検査では、本来右頸動脈でカバーすべき脳血管の血流は弱いようです。』

ドクターの説明によると、通常脳の血管(血流)は左右の内頸動脈(外頸動脈は目や顔の方?)と頸椎の後方?からくる動脈(2本が一本になり脳に入る)で保たれているそうです。
ただ、トッポパパの本来右内頸動脈でカバーされる分野は画像を観る限り左内頸動脈からの自然のバイパスのみでカバーされているようです。

トッポパパ、『右内頸動脈の再生手術(バイパスも含め)は可能ですか?』
ドクター、『一度閉塞した血管の再生は、その血管が現在どのような状況なのかの判断も含め難しく、いまだに有意義な手術を推奨するデータが確立していません。』
トッポパパ、『(想定内でしたが).......、無理ということですね。』

トッポパパ、『左頸動脈の狭窄も進んでいると最初の検査で言われましたが、どの程度の狭窄率ですか?』
ドクター、『そうですね、半分程度?の狭窄のようです。』

ということは左右の頸動脈の血流ルートを100とすると25%程度でトッポパパの脳血管の血流がカバーされているわけです。

トッポパパ、『(左頸動脈が命綱なので)左の頸動脈のステント(バルーン)手術はできないのでしょうか?』
ドクター、『(ちょっと歯切れが悪く)今の状態で一番ベストな加療方法を検討すると、現在は血液をサラサラにする薬他、動脈硬化を抑制する薬もいろいろあるのでその経過を観て、手術も視野に入れます。』

トッポパパ、『このまま狭窄が進むと、どのような症状になりますか? 痺れとか痛みが出るのですか?』
ドクタ-、『狭窄が進み脳梗塞になると、あなたの場合は最初に左半身、顔、手足などの麻痺になります。』

そうか...............、ただ麻痺を待てというのも辛いものがありますね。

左頸動脈の手術の可能性を多少期待していたのですが、ネッと上の頸動脈狭窄や閉塞の手術の可否にかかわる論文では、閉塞がある場合のその部位はもちろんのこと、反対側に閉塞がある場合でも手術を有意義に推奨するエビデンスが揃っていないという報告ばかりでした。

ただ、麻痺の症状が起きた場合は手術できるように(準備?)しておくとの話でした。
結局のところ、推測ですが現在何の症状が出ていない状態でリスクある手術は有意義ではなく、麻痺がおこれば麻痺を回避できるかもしれない手術には対応するというスタンスなのでしょう。

あまり長いお話は次の患者さんもいるので最後に、聞きたくないけど聞かなければならない質問です、
トッポパパ、『話辛いでしょうが、片方の頸動脈が閉塞した場合、どの程度もちますか? そのスパン(期間)はどの程度でしょう。』
ドクター、『数ヶ月か.........(その後は沈黙)』

そうか、そういうことならば手術をしても仕方ないのでしょう。
結局、薬を飲み続けて体質改善をもっと進めて、この発症までの数ヵ月がどの程度伸ばせるかの選択がベストということのようです。

ドクター、『左も急激な閉塞の場合は最悪の事態になります。』
トッポパパ、『分かりました。(これ以上聞くことはない!)』

以上がトッポパパの解釈で、ほとんど想定内でしたが、検査結果に基づきはっきりお医者さんに言われると最終結論として受け入れざるを得ないのでしょう。

トッポパパ、『ところで、これからの普段の生活は? 運動は? ゴルフはしても大丈夫ですか?(笑)』
ドクター、『いいですよ、普通で構わないと思います。』

つまり、薬を飲んで体質改善の努力により脳梗塞発症の時期はずらせる可能性はあるものの、安静にしたところで、詰まる時は詰まる! 詰まればそれまで! ということのようです。
ならば限られた余命(??)はそれなりに過ごしてくださいというニュアンスなのでしょうかね。

今後、どのように生きるか? 生きるべきか?の考えはまだまとまっていませんが、 初孫の成長は少しでも長く観ていたい気持ちと、もしトッポを置いていくようになると大変だなー!とぼんやりと考えています。



最近はトッポパパのブログも暗い話が多く申し訳ないと思っています。
まったく、現時点でも体調は万全だと思っているのに、頭の中だけ何が起きているんだ!と、無念です。

一般的には何も知らずに、旅立ちの準備もできず脳溢血である日突然のお別れがあるのですから、多少するべきことはできる時間があるトッポパパは幸せなのでしょう。
でも、退職後楽しむための最近購入したゴルフセット、スマホ、そしてまだ使用していないCANON 5DMARKⅢはどうなるんだ!と未練たらたらの部分もありますけど。

そういうことで、これからは仙人になった気持ちで、自分にできることは何でもして、数ヶ月が数年への記録達成でも目指そうかと思います。

トッポパパの再々闘病記、 『頸動脈閉塞! こりゃ大変だ!』 その1

2012年09月20日 | トッポパパ再々闘病記 頸動脈閉塞
まだ残暑は続くものの朝晩は秋の気配を感じさせる今日この頃です。
初孫の誕生で家族に笑顔が絶えない毎日で、それなりに充実した日々を送っているトッポ家です。

トッポパパもそろそろ第二の人生を視野に入れ、その準備?のためにももう一度身体のチェックをとPETと脳ドックを含めた2度目の総合健診を受けてきました。
前回の検診で、耳下腺腫瘍が見つかり大事に至らなかったことに感謝しつつ、今回は大丈夫だろうとの思いでした。

トッポ、『お帰り! 遅かったね。』
約5時間半に及ぶ検査とその後の面談を終え帰宅したのは、夜の8時近くでした。
トッポ、『で、問題無かった?』
トッポパパ、『最悪! まいったね!』



大枚をはたいてフルコースの検査を終え、面談の時の心配はこの歳になると、やはり癌は大丈夫か?の思いでした。
ドクターより、順番に説明いたしますの言葉にうなずきながら,,,,,
耳下腺腫瘍摘出後はその部位も奇麗になっている、甲状腺関係も問題なし、肺も非常にきれいですと言われだんだん気分良くなる。
胃も大丈夫ですねと言われ、『膵臓は?(膵臓癌は怖い!の感覚があるので)』と聞くと、膵臓、胆のう、肝臓、腎臓そして前立腺も異常なし、精査しましたがデータも前回よりよくなっていると思いますとの回答でした。

血液検査の速報も、肝機能、コレステロール、血圧も正常値内で中性脂肪だけほんの少々正常値の上ですが問題なく、良くメンテしていますねと言われた。

トッポパパは内心、『良し、これで人生予定通り!(何が?)』と喜んでいると,,,,

ドクター、『一つ大きな問題があります。 超音波検査とMRIのデータから、右頸動脈の閉塞が診られます。』
トッポパパ、『右頸動脈が閉塞? それって血液が心臓から脳のほうに流れていないってことですよね。』
ドクター、『そうですね。』
トッポパパ、『狭窄ではなくて閉塞ですか? (完全に閉じてる??)』
ドクター、『......、画像を観る限り、そうですね。』

トッポパパ、『自覚症状もないけど.....、狭窄でも脳梗塞の原因になるのは知ってるけど、......閉塞!  まだ、生きてますけど、.....昨日ゴルフもしてきましたけど。』

ということで、少々パニック状態に陥る。

トッポ、『大変なことになりそうな気がする。』



ドクター、『右頸動脈の内頸動脈(脳に血液を運ぶ動脈)は閉塞していますが、脳に動脈瘤や梗塞の所見はないですね。』
トッポパパ、『    分からん
ドクター、『MRI, MRAの画像から、左頸動脈の通路から自然バイパスができているようです。』
トッポパパ、『ということは、左頸動脈の通路が右の分もカバーしているとのことですか?』
ドクター、『そのようです。』

喜んでいいのか悪いのか,,,,,,,、ただこれはちょっと大変だ!ということは分かる。
通常、検査結果は約2週間後に郵送されてくるのだが、まだ緊急度が分からない。

ドクター、『紹介状を書きますので、大きな病院で精査してもらってください。』
トッポパパ、『急いだ方が宜しいのでしょうか?』
ドクター、『なるべく早い方が良いですね。』
トッポパパ、『では大学病院あてにしてください。(何回もお世話になっているので)』

ドクター曰く、右頸動脈の血流を左でカバーしているわけですから、左に負荷もあるし、また左頸動脈にも狭窄もあるので急いだ方が良いということになるのでしょう。
すぐに一巻の終りになるようではなさそうですが、左が詰まれば、それこそ『はい! それまぁーでぇーよ!』です。

OPLLしかり、耳下腺腫瘍しかり、まったく普通の人には縁のない高度?な病気に罹るものだと嘆いています、それも首から上だけ!。
今度はちょっと難題だけど、まずは自然バイパスができたことで命を救われたことに感謝することにします。
たしかに、トッポの病気、母の他界、家のリフォーム、そして初孫の誕生と激動の年ですが、きっと頭の中はもっと忙しかったのでしょう。

トッポ、『大変だ、パパ大丈夫かな?』

こうなったら考えてもしょうがないので、ベストを尽くすしかないですね。



そう簡単にくたばるわけにはいかない!と自分に言い聞かせているトッポパパです。
まずは、もっと厳しい食生活の改善(血圧、中性脂肪、コレステロールの管理)と禁煙(何度もしてるけど)ですね。
まだ先が見えないのでちょっと塞ぎこんでいましたが、このままでは周りに迷惑をかけるので、死ぬまでは前向きで! で頑張りまぁーす。