TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その166 『航空ショー、ブルーインパルス』 その3

2016年11月30日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
ブルーインパルスのアクロバット飛行です。
説明は航空自衛隊の広報より抜粋です。



平成7年に松島基地の4空団11飛行隊として「T-4ブルーインパルスチーム」が誕生しました。
以後、全国各地で展示飛行を行い、現在に至っています。



長野オリンピックや日韓合同開催のワールドカップでも会場上空で展示飛行を行いました。
平成9年には、米空軍50周年記念で初渡米し、ネリス空軍基地で華麗なアクロバット飛行を披露しています。



次から次へ繰り広げられる驚異のパフォーマンスに、地上は大きな感動と歓喜の声に包まれます。



スモークの軌跡が5方向に広がる様子が美しいアクロバット飛行です。 



5機のブルーインパルスがループを描きながら、広めの隊形を密集隊形へと徐々に変化させていく、『ワイド・トゥー・デルタ・ループ』と呼ばれるアクロバット飛行です。



華麗なパフォーマンスを披露するブルーインパルスのパイロットは『Dolphin Riders』と呼ばれています。



『レインフォール』と呼ばれるアクロバット飛行は垂直に降下し、5機がそれぞれの方向に開花していきます。



その美しく雄大、華麗にして精密なフライトは、内外から高い評価を得てきました。



次回はまた動物紹介に戻ります。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その166 『航空ショー、ブルーインパルス』 その2

2016年11月29日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
ブルーインパルスの華麗な飛行です。



ブルーインパルスは航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行を披露する専門のチームです。



正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」です。



ブルーインパルスは、「創造への挑戦」を合言葉に、より多くの人に「夢・感動」を与える飛行を続けています。



ダイヤモンド編隊で会場に進入し、4機全機が180度ロール(回転)して背面飛行で行う編隊飛行は『フォー・シップ・インバート』と呼ばれます。



背面飛行では操縦桿の操作が逆になるため、高度な操縦テクニックを必要とします。



初代ブルーインパルスの初代機体はアメリカから供与された当時の主力戦闘機、F-86Fで東京オリンピックで五輪の輪、大阪万博開会式でEXPO'70の文字を空に描いたことで知られています。
またその時の映画制作協力をきっかけに映画会社のデザイナーが担当した塗装案で、『F-86ブルー』のブルーのイメージが定着しました。



国産の超音速高等練習機、T-2が2代目ブルーインパルスです。
T-2はF-86Fに比べて高速性能を重視した機体で、長い助走を使った力強い演技でファンを魅了しました。



現在の航空自衛隊のアクロバットチームである「ブルーインパルス」の三代目機種がT-4です。



二代目機種T-2の後継機として採用され、平成7年度に松島基地の4空団11飛行隊として「T-4ブルーインパルスチーム」が誕生しました。



続く..........................................................。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その166 『航空ショー、ブルーインパルス』 その1

2016年11月28日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
『入間基地航空祭 2016』が埼玉県の航空自衛隊入間基地で11月3日に開催されました。
まるで知識がないので、広報の説明を引用します。



入間基地は作戦部隊として6個部隊、作戦支援部隊として5個部隊、後方支援機関として2個補給処、研究開発等部隊として2個部隊、その他部隊を合わせた計18個の部隊と、そこに従事する約4,300人の隊員を擁する航空自衛隊最大級の基地です。



入間基地に配備されているC-1輸送機、T-4、YS-11FC、U-125、CH-47J、F-15の展示が実施され、陸上自衛隊からAH-1S、OH-1、OH-6、UH-1、海上自衛隊からは、P-3C、SH-60Jなどが参加しました。



T-4のオープニングフライトで開始しました。



入間基地は豊かな自然に恵まれた狭山丘陵の北東、埼玉県狭山市と入間市にまたがって位置しています。



基地のすぐそばを西武鉄道池袋線と新宿線が走っていて、都心とのアクセスは40分~50分ほどです。



入間基地には多くの司令部が配置されており、首都圏・中京・京阪神といった日本の中枢地域を含む最も広い防空空域(本州中部と中国・四国地方東部)を担当する中部航空方面隊の司令部も、ここに置かれています。



春から秋にかけて航空祭は、全国の自衛隊基地内で行われています。



日頃出入りする機会のほとんど無い基地に入れることや、自衛隊航空機を間近で見ることができる事もあり人気のイベントです。



続く...................................................。

動物園 動物写真その20 『プレーリードッグ』

2016年11月27日 | 動物園 動物紹介
今回は高地の草原に生息するリスの仲間『プレーリードッグ』の紹介です。
危険が迫るとするどい声をあげて仲間に伝えますが、この時の鳴き声がイヌに似ていることからプレーリードッグ(草原のイヌ)と名づけられています。



別名、オグロプレーリードッグ、イヌネズミとも呼ばれます。
オグロプレーリードッグはカナダのサスカチュワン州からアメリカ合衆国のノースダコタ、モンタナ、ワイオミングからニューメキシコ、テキサス州に至る地域と、メキシコ北部のチワワ州などに分布しています。



開けた草原地帯やサバンナに生息し、リス科の中では珍しく、大きな群れで生活している。
後脚で立って見張りを行い、危険が迫ると鋭い声で鳴くため「イヌネズミ」の名前が付きました。



プレーリードッグは北アメリカに分布するジリスの仲間で、地下に巣穴をつくることでよく知られています。
巣は地面に穴を掘ってつくりますが、この地下トンネルは縦横に伸びていて、「町」と呼ばれる広大な巣穴を形成する。



ほかのリス科の仲間のように四肢は短いが、プレーリードッグは尾も短いです。



野生では主にイネ科の植物の葉や茎などを食べ、食物は前足をうまく使って食べます。



木の根や球根、木の実、樹皮、花など、季節に合わせて様々な種類の植物を食べますが、プレーリードッグが食べる植物には水分も多く含まれていて、生活に必要な水分は植物と一緒に摂っています。



また、オグロプレーリードッグ冬眠はしませんが、気温が下がる冬季には巣穴の中でじっとしていることが多いそうです。



巣穴の出入り口は複数ありますが、穴の直径は15cmほどで、地下に向かって延びる3-5mのトンネルにつづき、横穴が草を敷きつめた部屋へとつながっています。
各部屋にはそれぞれの目的があるようで、寝室や子どもの飼育部屋などに使われます。



オグロプレーリードッグは国内の多くの動物園で飼育されていて人気者です。
しかし、大きな地下トンネルを掘って、牧草や農作物に被害を与える事から、害獣として駆除され、近年では生息数が大幅に減っています。
日本国内ではペットとしても飼育されていますが、自然に解放され繁殖すると、問題が起きそうです。



次回の動物紹介は『セスジキノボリカンガルー』ですが、ちょっと写真整理で小休止し他の写真を紹介します。

動物園 動物写真その19 『ペンギン』

2016年11月26日 | 動物園 動物紹介
今回はほとんどの動物園や水族館にいる『ペンギン』の紹介です。



ズーラシアのフンボルトペンギンです。
フンボルトペンギンは、フンボルト海流が流れ込む南アメリカのチリやペルー沿岸地域に暮らしています。
フンボルトの名は、ドイツの地理学者であるアレクサンダー・フォン・フンボルトに由来します。



別名ペルーペンギンとも呼ばれ、温暖で乾燥した地域で生息できるペンギン種です。
特徴は胸に太い一本のラインがあります。
胸にラインがないのはまだこともなのでしょう。



南アメリカ沿岸部に生息し、体長は70cmほどで潜水能力が高く、水深10-50m程まで潜るそうです。



食性は動物食で、イワシなどの小型の魚、エビ、イカ等を食べます。



こちらは以前ブログでも紹介した、旭山動物園のキングペンギンです。



旭山動物園ではキングペンギンが餌をとりに集団で海まで歩く習性を生かし、冬期期間中の運動不足解消を兼ね始まった名物のペンギンの行進です。
オレンジ色で、しずくのような形をしているのがキングペンギンの特徴です。



こちらは野毛山動物園のフンボルトペンギンです。
水中を飛ぶようにして泳ぎます。



野生種は2005年には約1万羽にまで減少したとされ、国際自然保護連合 (IUCN) のレッドリストで絶滅の危機が増大している「危急種」 に指定されています。



このような状況の中で、国内では1,500羽近くのフンボルトペンギンが動物園や水族館で飼育されていて、葛西臨海水族園を中心に、国内での個体や血統の管理が行われています。
また、国内では、フンボルトペンギンとよく似たマゼランペンギンも動物園や水族館で飼育されていますが、フンボルトペンギンは胸にある黒い帯が1本ですが、マゼランペンギンには2本あるので、識別することができます。



寿命は野生下で20年、飼育下で30年程度と言われています。



次回は『プレーリードッグ』の紹介です。

動物園 動物写真その18 『アベシニアコロブス』

2016年11月25日 | 動物園 動物紹介
今回はズーラシアと野毛山動物園の『アベシニアコロブス』の紹介です。



アビシニアコロブスはもともと、クロシロコロブスとも言われ、その名のとおり、白と黒のまだら模様をしています



クロシロコロブスはナイジェリア東部やカメルーン、ガボンから中央アフリカなどを経て、スーダン南部やエチオピア、ケニア、ウガンダ、タンザニアなどにかけてのアフリカ赤道部付近に分布しています。
別名でゲレザ、アビシニアコロブスなどと呼ばれているほか、単にコロブスと呼ばれる場合もあります。



白と黒にはっきり分かれた毛色が特徴で、体は全体に黒いが、顔の周りや背中から腰と腹部の境には白くて長い毛が垂れ下がり、尾の先もまで白い毛でおおわれています。



どこかの鳥のように長い尻尾をたらした状態ですが、綺麗な毛の長い不思議なサルです。
顔も帽子をかぶっている様な頭です。



これは2頭なのですが、ちょうど顔が重なり左右対称のような面白い写真になりました。



生まれたばかりの赤ん坊は真っ白で、約3か月でおとなと同じような配色になるそうです。



クロシロコロブスが樹上で夜明けや日暮れ時に太陽の方を向いて座っている姿は、祈りを捧げているような感じを受けることから、現地では「神の使い」とされています。



日中は休んでいることが多く、樹間を敏捷に移動しながら、果実のほか、樹皮や種子、花などを採食します。



森林地帯や樹木が茂った草原などに生息していて、低地から標高3300m程の高地まで姿を見せます。
20頭程の群れで生活しているが、普通は1頭の雄と3~4頭程の雌、その子どもたちからなる8~15頭程度の家族単位で生活していて、時には数頭の若い雄だけのグループも見られます。
野生での寿命は20年程度、飼育下では30年程の寿命をもっていると言われています。



次回は『ペンギン』の紹介です。

動物園 動物写真その17 『ゴールデンターキン』

2016年11月24日 | 動物園 動物紹介
ズーラシアの『ゴールデンターキン』の紹介です。



ターキンには4亜種があるようですが、こちらは中国陝西省に産する亜種で、全身が金白色をしています。



羊の仲間にも見えますがウシ科 に属し、体はウシ、鼻はヒツジに似ています。
体長 170-237cmで、体高は68-130cm、体重150-350Kgです。
分布は中国の中央山岳地帯の一部に生息しています。



標高2,000-3,000mの急峻な山地の森林に小群で棲んでいて、木の葉、草などを食べます。
中国ではジャイアントパンダと並んで、国家第一級の保護動物に指定されています。



ゴールデンターキンは国内の動物園では多摩動物公園とズーラシアで飼育されているようです。



カモシカの仲間で特に北極圏に棲むジャコウウシに近縁であると言われています。
全身から強い匂いのする油状の物質を分泌します。このために、いつも毛がべとついています。
このべとつきは、霧で体がぬれるのを防ぐのに役立っているといわれています。



角は雌雄ともにあり、根元は太くてスイギュウの角に似ているが、最初は外側に向かい、それから後方に向かって伸びる特異な形をしています。



ササやシャクナゲが密生しているようなところを好んで、群れをつくって生活しています。



体は雄の方が大きいが、雌雄共に全体にがっしりとした感じで、四肢は短く、蹄は大きめです。



分布域が限られているほか、元来の生息数も少ないので、国際保護動物に指定されています。



次回は『アベシニアコロブス』の紹介です。

動物園 動物写真その16 『ニホンザル』

2016年11月23日 | 動物園 動物紹介
動物園には各国の多種多様なサルがいますが、まずは最初に『ニホンザル』の紹介です。



上野動物園のサル山は1931年建造の日本最初のサル山です。
ニホンザルは本州、四国および九州に分布する亜種で、ホンドザルとも呼ばれています。



サル類の中では、最も北にまで分布していることで知られています。
中部・近畿・中国・九州地方に多く生息していますが、北方にも生息する数少ないサルです。
青森県下北半島はサル類が生息する北限とされています。



雑食性で、果実や種子、若葉、樹皮、常緑樹の冬芽のほか、昆虫なども食べます。
冬場にエサが不足すると、民家周辺まで来て、農作物などに被害が出ているようですが、うまく共存できるようになってほしいものです。



このサルがいわゆるボスザルのようです。



ニホンザルは秩序ある社会構造をつくっているとされています。
群れはその大きさによって、ふつう1頭から複数の成獣の雄によって率いられています。
リーダーとなる雄は群れ全体を率いていますが、雌とその子どもたちは群れの中でグループをつくり、若い雄などもグループをつくっています。



しかし、ニホンザルの群れは順位や階級があるとされているが、一般に考えられているほど厳しいものではなく、緩やかな仲間意識のようなものから形成されているとも言われています。



こちらはズーラシアのサル山です。
顔はに毛がなくピンク色や赤っぽい色をしていて、若いものは白っぽいが、成熟するにつれて赤くなります。



毛は長く、毛色はふつう暗褐色や褐色、赤褐色などで、腹面は淡く、灰色や白っぽい色をしています。



一般に言われる猿のノミ取りは、「グルーミング」といわれ、 母子などの血縁の間や、仲の良いオスとメスの間でよくおこなわれる親和的な行動です。
実際にはサルに蚤(ノミ)はつかず、シラミ(虱)をとっているそうです。
少しは栄養にもなるようで、時々口に運んでいます。



ニホンザルは芸を覚えるなどの学習能力があることもよく知られていますが、サツマイモを水で洗って食べたり、人の行動を見て、自動販売機に木の葉などを入れてジュースを取り出そうとする様子なども観察されています。



次回は『ゴールデンターキン』の紹介です。

動物園 動物写真その15 『オオツノヒツジ』

2016年11月22日 | 動物園 動物紹介
今回は別名ビッグホーンとも呼ばれる『オオツノヒツジ』の紹介です。



オオツノヒツジはムフロンなどと同じ野生ヒツジの仲間で、アメリカ合衆国西部やカナダ南西部などのロッキー山脈を中心にした山岳地帯に生息しています。



オオツノヒツジは標高の高い山岳地帯に生息していて、険しい岩の断崖や絶壁に近接した草原、草で覆われた山の斜面などで生活しています。
普通は8~10頭程の小数の群れで生活していますが、時には100頭を超す群れをつくることもあるようです。



オオツノヒツジは急峻な岩場や断崖などでも容易に移動することができます。



日本の動物園では、金沢動物園と多摩動物公園だけでみることができます。



オオツノヒツジの自然環境に合わせて、金沢動物園は急峻な岩場や断崖持つ生活環境を与えているのは、とても素晴らしいと思いました。



スペースの問題はあるとしても、一部の動物園の動物居住区が動物保護団体からクレームが出そうだと思われるのもあり残念です。



ヒツジと呼ばれていますが、偶蹄目科のウシ科に属します。



体長142-170cm、体高80-112cm、体重45-135Kgです。
食性は植物食で、主として牧草、スゲ(湿地の草)や雑草を食べます。



オスにはカーブした大きな角があり、1mにもなります。
寿命は10~15年です。



次回は『ニホンザル』の紹介です。

動物園 動物写真その14 『チンパンジー』

2016年11月21日 | 動物園 動物紹介
今回は一番人間に近いともいわれる『チンパンジー』の紹介です。



野毛山動物園のチンパンジーです
2016年9月4日にチンパンジーの赤ちゃん(男の子)が誕生しました。
子供のチンパンジーのかわいい姿を見たいと思ったのですが、母親が抱きかかえたまま見せてくれません。



チンパンジーは動物園で人気があるようです。
遠くから見ていると小柄に見えるが、立ち上がると1.5~1.7m程になり、人の身長とほぼ同じくらいの高さがあります。
ゴリラやオランウータンに比べると小さいですが、飼育下の大きい雄では、体重が90kgを超えるものもあるそうです。



チンパンジーはセネガルからガーナ、ナイジェリアなどの西アフリカの他、カメルーンやコンゴ、中央アフリカ、ウガンダ、タンザニアなどに分布し、生息地によっていくつかの亜種に別けられています。



知能も大変高く、道具を使うほか、簡単なものなら道具を作ることもできるようです。
今は子育てに必死なので、動こうともしませんでした。



動作や顔の表情は、人に近いものがあります。
毛色は亜種によって多少の違いがあり増すが、おおむね全身黒色で、顔には毛がなく、成獣では黒いか黒っぽい色をしています。



こちらはズーラシアのチンパンジーです。
ゴリラに比べると樹上性が強く、移動は地上ですることが多いです。
チンパンジーが後ろ足で立って歩くのは、物を持っている場合や、芸をするなどの特別な場合以外は、あまり見かけることはないそうです。
しかし、樹上や地上での行動はすばやく、跳躍力にもすぐれています。



動作を見ていると、他の動物より明らかに人に近い動きをしてくれます。
果実や木の葉、草の根、樹皮など、植物質のものを主に食べますが、昆虫やシロアリなどのほか、コウモリやリスなどの動物質のものも食べます。



チンパンジーの群れは、複数のオスと複数のメス、子どもを含む数10頭で構成されています。



チンパンジーは熱帯雨林などに生息していると思われていることが多いが、生息環境は多様で、サバンナや雑木林などのほか、標高2700m程の高地の森林にも生息しています。
昼間に活動し、夜間は高さ9~12m程の木の上に巣をつくって休むが、巣の高さは3m程のものから、中には40mを超える高さにつくられているものも見られます。
しばらく眺めていると、性質は陽気で、人と同じような笑いの表情を見せ、声をたてて笑うこともあります。



次回は『オオツノヒツジ』の紹介です。

動物園 動物写真その13 『マレーバグ』

2016年11月20日 | 動物園 動物紹介
『マレーバク』の紹介です。



黒と白の大胆なツートーンの体色をもったマレーバクはゾウほどではありませんが、少し伸びた鼻のある顔つきがユーモラスです。
マレーバクはアジアに分布している唯一のバクの仲間で、体の色が白と黒にはっきりと分かれていることが、南米などに分布している他のバクとは違っています。



バクは現存している有蹄類の中ではもっとも原始的な動物のようです。
約2000万年前から生態がほぼ変わっていないそうです。



ずんぐりとした体つきは、一見したところブタの仲間のようにも見えますが、サイやウマの仲間です。



夢を食べる動物といわれるバクですが、これは中国の想像上の動物「獏」に関してのいい伝えであるとされています。
想像上の動物だけあって、その容姿は鼻はゾウ、目はサイ、体はクマ、足はトラ、尾はウシといった姿をしていたといういい伝えです。



マレーバクは体長180-250cm、尾長5-10cm、肩高90-105cm、体重250-540Kgです。
前脚の指が4本、後脚の指が3本です。



夜行性の動物で、暗くなってから水中の水草や、森の中で草や木の葉などの植物や果実を食べるが、この時長くのびた口先をうまく使って菜食します。
鼻は上くちびると一緒になってのびていて、かなり自由に動かすことができます。



頭部から肩、四肢の体色は黒。胴体中央部の体色が白いため、夜間では白い部分が強調されることによって、かえって輪郭がぼやけてしまい、カモフラージュの役目を果たしていると言われています。



首周りの皮膚は2.5cm程もあって、牙をもつ動物に対しての防御にもなっていて、首以外を噛まれた時などは、近くにある樹木に相手を叩きつけるようです。
普段の動きはゆったりとして、性質もおとなしいが、犬歯が発達しているので、怒らせたりすると危険な動物でもあるようです。



かつてはベトナムやカンボジア、ラオスなどにも分布していましたが、近年の森林開発などによってマレーバクの生息地は減少していて、ほかのバクと同様、生息数の減少が危惧されています。
現在では国際自然保護連合の保存状況評価によって、マレーバクは絶滅危惧種(EN)としてレッドリストに指定されています。



次回は『チンパンジー』です。

動物園 動物写真その12 『コアラ』

2016年11月19日 | 動物園 動物紹介
『コアラ』の紹介です。



コアラはオーストラリア東部に分布しています。
有袋類で、雌はカンガルーなどのように育児嚢をもっています。



コアラは標高600m以下のユーカリ林に生息し、食性はきわめて特異的で、主にユーカリの葉しか食べません。
体長 72~78cm、体重 7.5~8.0kg、メス5.5~6.0kgです。



体は全体にがっしりとしていて、一見してクマの子どものようにも見えることから、別名でコモリグマなどと呼ばれることもあります。



毛色は、背面が灰色や暗灰色などで、腹面は白っぽく、体毛は羊毛状で密生していて、四肢の先まで毛で覆われています。
耳は大きく、全体に厚く毛が生えているが、口先には毛が生えていません、また、尾はほとんどありません。
四肢には5本の指があり、前肢の第1指と第2指はほかの指と向かい合っていて、物をつかむことができます。



コアラは地面に降りることは稀で、ほとんど樹上生活しています。
地上での動きはゆっくりとしていますが、樹上では前肢の鋭くて丈夫な爪を使って巧みに移動します。



夜行性の動物で、日中はほとんど木の上で眠っているか休んでいます。
早朝や夕方には活発に行動するそうですが、1日のうち18時間ぐらい眠っているそです。



性質はおとなしく、寿命は野生下で12~13年程と考えられていますが、飼育下では15年程と少し長く、中には20年を超える記録が知られています。



金沢動物園のコアラですが、飼育員にはとてもなついているようです。



可愛い目をしていて、まるでぬいぐるみのようです。



次は『マレーバク』の紹介です。

動物園 動物写真その11 『パンダ』

2016年11月18日 | 動物園 動物紹介
今回は子供たちに一番人気の『パンダ』です。
休日の上野動物園は大混雑でゲートもパンダ舎も長蛇の列でした。
ネットの動物図鑑の説明を紹介します。



ガラス越しの撮影なので、人混みのガラスへの写りこみを避けて焦点を合わせるのはひと苦労でしたが、まあまあの写真は撮れました。



国内で「パンダ」という場合、レッサーパンダではなく、このジャイアントパンダを指すようですが、中国では「熊猫」、「大熊猫」などと呼ばれています。
ジャイアントパンダの外見は猫には似ていないが、これは先に発見されたレッサーパンダが「熊猫」、あるいは「小熊猫」と呼ばれていたことから名付けられたと言われています。



1869年にジャイアントパンダは発見されました。
しかし、いまだに野生下の生態はよく分かっていません。
中国南西部の四川省、陜西省、甘粛省の標高1300~3500mの湿った竹林のある山岳地帯に生息しています。
主に若タケやタケノコを食べますが、平均的な個体は1日の半分近くを食事に費やし、およそ13kg程の笹を食べます。



しばらく眺めていましたが、堅い竹を上手に割き食べる様子は可愛いものです。
しかし、堅い竹を消化できるのですから、よほど頑丈な胃をしているのでしょう。



もっとも希少な哺乳類のひとつで、野生のジャイアントパンダは中国の中西部におよそ1000頭が生息するだけと推定されています。



体は雄の方が少し大きいが、雌雄共に目の周りや耳、後ろ足、肩から前足にかけては黒く、そのほかは白い色をしています。
この白い部分の毛の1本1本は無色透明で、光の反射によって白く見えるようになっていて、ホッキョクグマの毛に似ています。



四肢は短く、それぞれに5本の指があり、前肢の爪は後肢より長くて鋭いそうです。
また、寒冷地に適したように、毛は厚くてフサフサとしていて、足の裏にも毛が生えています。
尾はほとんどなく、13~20cm程度の長さしかありません。



体長は120~150cm、体重は75~160kgです。



また、ジャイアントパンダは他のクマ科のように冬眠することはなく、冬には標高の低いところに降りてきます。
高い山の竹林で群れや家族を形成せず、基本的に単独で生活しています。



また、その可愛らしい外見とは別に、気の荒いところもあり、目も上がり気味で鋭い目付きをしています。



飼育下での寿命は35年を超えたものが知られていますが、普通は25年程度、長くても30年程と考えられています。
また、野生下ではこれよりも短くなり、15~20年程度だと言われています。



ジャイアントパンダの赤ちゃんは約4年で大人になるそうです。



クマ科の動物はふつう物をつかむことができませんが、ジャイアントパンダは笹などをつかめるよう、手の構造が違っていて、笹を食べる時には、手首から長く伸びた指状の突起を使ってうまく食べます。



食事が終わると、うしろ足を前に投げ出して座り、気にもたれかかってお昼寝です。
こうなると、寝ているパンダしか見ることができません。
パンダの食事時間をチェックして、見に行かれるのが賢明です。



次回は『コアラ』の紹介です。

動物園 動物写真その10 『レッサーパンダ』

2016年11月17日 | 動物園 動物紹介
『レッサーパンダ』の紹介です。
人気があるのか、ネットにたくさんの情報がありましたので、抜粋して説明します。
画像は野毛山動物園とズーラシアで撮ったものです。



最近はパンダと言えばジャイアントパンダを誰もが思い浮かべますが、もともとパンダという呼び名はジャイアントパンダが見つかる前にこのレッサーパンダーに付けられた名前でした。



この名はネパール語の「panya」という単語をも とにして、笹と植物を食べるものという意味があるそうです。



レッサーパンダは、中国やネパールの山岳地帯に生息し、中国系で大型のシセンレッサーパンダとヒマラヤ系のニシレッサーパンダに分類されます。
インドなどの生息地の比較的西の方に住ん でいるニシレッサーパンダと中国などの北東の国々に住んでいるシセン(四川)レッサーパンダが知られています。
日本の動物園はニシレッサーパンダが多いようです。



その後ジャイアントパンダの存在が世界に知れると彼らは「小さいパンダ」という意味の「Lesser Panda」と いう名前で呼ばれるようになってしまいました。
もともとレッサーパンダの方が本家本元のパンダなのです。



別名、クマネコとも呼ばれていて、頭部は丸く、耳は三角形です。
四肢は短いが、それぞれに5本の指をもっていて、爪は猫のように少し引っ込めることができる。



毛は長くてやわらかく、四肢と腹部は黒褐色で、口のまわりや耳の端は白いです。



レッサーパンダの体長は80-120cmで、そのうちのなんと30-60cmぐらいがしっぽです。
この長い尾は樹上でバランスをとる役目を果たしているが、地上を歩く時には尾を水平に持ち上げて、真っ直ぐに伸ばすようにして歩きます。



木登りが得意で、採餌はほとんど樹上で行います。
絶滅の危機から救うため、飼育下における世界的な繁殖計画が立てられています。



主に若タケやタケノコ、ドングリ、草、果実、木の実などを食べますが、動物質としては、鳥や鳥の卵、小動物なども食べるそうです。



1日の半分は木の上で休息しています。



寝ている姿も可愛いものです。



一番人気のパンダの紹介がないとの声もあり、上野動物園に行ってきます。
次回は『パンダ』の紹介です。

動物園 動物写真その9 『エランド』

2016年11月16日 | 動物園 動物紹介
『エランド』紹介です。



エランドはウシの仲間でレイヨウ類の中でも最大の動物で、オオカモシカの別名で呼ばれることもあります。



体長はオス 2.4~3.4m 、メス 2.1~2.7m、体重はオス 400~1000kg、メス 300~600㎏です。
体長だけを見れば、エランドはクロサイほどの大きさがあります。



エランドはウシの仲間なので、ツノは雌雄ともにはえています。
ツノは根本付近がねじれていて、その先はまっすぐ伸びます。



大きな体ですが、ジャンプ力があり、1.5~2mくらいの高さを飛び越えることもあります。
体毛は茶色、茶褐色、灰褐色などで、ふつうは体側部にいくつかの白っぽい線があります。



主にアフリカの南部に分布し、大きな群れをつくる傾向があります。



エランドは乾燥した環境を好み、湿地帯や深い森林地帯などでは見られず、シマウマやローンアンテロープなどの群れと一緒にいることもあります。



決まった縄張りはなく、一年を通してかなりの距離を移動する動物です。



水がある時は大量に飲みますが、砂漠地域などの水の乏しい地域では、かなりの間水を飲まなくても生活することができます。



これは、エランドがラクダのように体温を下げる能力をもち、体内にある水分の発散を抑えることができるからです。



次回は『レッサーパンダ』です。