田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

棋士といえば?

2017-06-26 19:35:16 | ヒゲの盤上の世界
「 棋士といえば? 」 と問われたら ・・・・
「 将棋は『 升田幸三 』、囲碁は『 藤沢秀行 』でしょう。 」 と答える。
昭和のヒゲには、棋士と言わず、“碁打ち” “将棋指し” の方がイメージです。
             
二人とも、博打打ち、無頼の輩を彷彿とさせる風貌。
殺し屋マサオの大石を仕留めたり、駅馬車の闘いと云って、ドスやピストルが
飛び交う物騒な盤上。
鬼気迫る顔で両切りの煙草を吹かし、体臭は酒とヤニのブレンドと化す。
対局後は、浴びるように大酒を喰らい、徘徊して女の所に転がり込む。 (笑)
                   
平成の現在は、棋士の食べる“スイーツ”が話題です。
当時は、3時のおやつ(!)の注文聞きなんて場違いでした。
「 なんだとう? (怒) おやつ(!)は、何がイイだとう? 」
先ずは、ヘビーなピースの煙りをお見舞いされます。

「 いいか、にいちゃん。ポナペ島では、芋虫が一番のご馳走や 。
      トローとして最高のスイーツやでぇ? www.  」
笑うと、欠け歯が見えて不気味です。

さて、そんなイメージが多かった将棋指し。
やがて、谷川名人の登場で、将棋界も一変します。
エリートサラリーマンか大学教授を思わせる雰囲気。
対局にのぞむ姿は、座ればボタンでした。
                 
博徒の集団(!?)の将棋界から、徐々に棋士の集まりにと変化します。
                 
ヒゲ的には、升田幸三・大山康晴から始まり、谷川・羽生の時代を経て、
AIとプロ棋士との死闘。
ニコ生放送での思いも掛けない “ 観る将 ” ファンの台頭。
       
女流人気やらで盛り上がり、そして狂乱の藤井四段フィーバー。
今じゃあ、まさかの空前の将棋ブーム。
                    
この変遷を、一部始終リアルタイムで目撃出来たヒゲは、まあオモロい人生なのかも。

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コメント (5)
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