田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

悪魔の愉しみ

2012-08-29 13:54:32 | ヒゲの盤上の世界
先日のTVで、東京の将棋会館でのアマチュアの集いがありました。
小学生が多い光景がヒゲを驚かせた。
小学生や女性の方も将棋を指している!
しかも、将棋盤の横には、灰皿が置いてない?
ひょっとして、会館は禁煙なのか?
なんと健全な環境で、対局を楽しめる時代でしょうか。
升田幸三九段にお見せしたい所だ。
今は、どこでもこんななのか?
新宿辺りに在った将棋道場でも禁煙なのか?
マア、健全な環境で悪いハズがないから、別に文句は無いが。

ヒゲの中学生時代の、熊本市の将棋会所。
灰皿には、溢れるばかりの吸い殻の跡。
会所に場違いな女性や中学生が来ると大変な目に。
将棋の対局より先に、ヤニの洗礼が待ってます。
主に、子女には年配者が相手をしてました。
たちまち、ジンタンの臭いが混じったタバコの煙りが、貴女の鼻を襲います!
将棋の対局どころではありませんでした。 (笑)

70年代、ヒゲのチェス対局。
勿論、禁煙ではありませんでした。
紆余曲折を経て、局面は終わり近く、とっておきのシガレットを出します。
相手の投了二手前に、ゆっくり火を点けると、甘い香りが。
好敵手は、最後の試みの長考に沈みますが、もはや手立てはありません。
ジッとその投了を待ちながらの、 『 アントニー y クレオパトラ 』 の美味い事。
コレぞ、チェス・プレイヤーの至福の時でございました。

                       

細巻きの、使い勝ってが良いモノでしたが、何処にでもはありませんでした。
当時、熊本市のT屋デパートのミハナタクシー側の、地下への階段を降りて行きますと、
輸入タバコの店が在りました。
此処にしか置いてないシガレット。
なにぶん、学生には高価なモノでしたので、二箱だけ頂きます。
それを懐に忍ばせて対局します。
勝ちゲームに、一本だけ取り出します。
しかもゲームは、やはりチェスじゃないとカッコ付きません。
今、対局場が禁煙ならば、ヒゲ唯一の至福の一服が愉しめ無いじゃありませんか?
「 そんなモン、外で愉しめば! 」
ダメです。 
やはり、テーブルを挟んで、苦悶する相手を見遣って喫う、
『 アントニー y クレオパトラ 』 なんですネ~  (笑)

       
シガレットではありませんが ・・・ こんな写真がありました。
学生時代、京都のアパートのようです。

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6 コメント

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将棋クラブとタバコ (ayu)
2012-08-29 15:17:15
昔、福岡市中央区の春吉というところに将棋クラブがありました。

楢原先生というおじいちゃんが経営しているクラブでした。
前のクラブが火事にあって焼け出されて、そこに
引っ越してきたということでした。

そのおじいちゃんは、入れ歯を口の中で縦横無尽に動かしながら
話す人で、見ているだけでおもしろかったですね。

人柄も昔のおじいちゃんという感じでした。
頑固一徹


タバコ
ほんの数時間いただけで、服から髪の毛までしっかり、
たばこのにおいがしみ込んでいましたね。

家に帰ると、母から「タバコ臭い」と小言を言われていましたが。

その当時、父も叔父たちも、はては親戚のおばあさんたちも
たばこを吸っていたのでそれ自体は全然苦になりませんでした。



ただ変なおじさんがいて、たばこの煙をこちらの顔に吹きかけるんですね。
気持ちワル、と思っていたのですが
見ているとほかの人たちの対局のときにも同じようにやっていましたね。

どうやら形勢を損ねている時に、無意識にそのしぐさが出ているようでした。


それから、別のおじいさんは、タバコをスパスパ吸いながら
先手番で、こちらが負けようものなら、
「これは、先手が勝てないという結論が出るよ」というのが口癖でしたね。


初めのころは負かされていたのですが、後のほうでは手合い違いになってきて
私に、そのセリフを言うことができなくなりましたね。
そして対局を組まれることもなくなりました。

他にもいろんなタバコ吸いがいて
タバコの吸い方にも、十人十色、人のいろんな癖が出ていましたね。


ひげさんのエントリーで、その当時のことがよみがえってきました。
返信する
紫煙の愉しみ (ヒゲ)
2012-08-29 20:23:16
今日のブログの下に、Googleから「 禁煙するなら
禁煙外来へ」のCMが着いて来てます。なんと
目ざとい連中でしょう。(笑)
それにしても、将棋クラブの場所名が、春吉なんて
シャレてる!今の子供さん達が、昔の紫煙の環境を
味わったら、腰を抜かす事でしょう。昭和は遠くな
りにけり?ですか。
返信する
>将棋クラブの場所名が、春吉なんてシャレてる! (ayu)
2012-08-29 22:28:04
その名の通り、その昔はそういうお宿が
あったところだったみたいです。
昔風に言うとレッド・ライン。

その当時その将棋クラブは、
福岡でもトップクラスの人たちが出入りしていました。


のちにアマ名人になった人も来ていたかと。

そこで大会があった時、準優勝してもらった景品が
二寸の桂の将棋盤でした。今も持っています。


タバコの吸い方を見ていると、十人十色と書きましたが
ほんと思い起せば、いろんな吸い方があり

タバコは習慣の産物ですから、人それぞれの癖が出ていますね。

タバコを片方の手の二本指で挟み、盤面を見ている人。

タバコの煙が煙いのに、口にくわえたまま盤面を見ている人。

灰皿の上に、火の付いたたばこを持っていったまま盤面に見入り
ハッと気づいて、その煙草をもみ消す人。

でも、今の将棋クラブでは、そういう光景は見れないでしょうね。

ほんと、「昭和は遠くなりにけり」ですね。
返信する
タバコの悪習 (ヒゲ)
2012-08-30 04:21:47
学生の時までは、紫煙の愉しみ。商売始めてからは
タバコとの戦い? 酔っ払い達のタバコ癖のワルさ!
テーブル焼きや畳焦がしと、気が休まる暇なく、
注意しとかないといけませんでした。新調した青畳
を、その日の内に棒状に黒コゲにしてあった時は
天を仰いでました。(笑)
返信する
猛女 (ayu)
2012-08-30 09:01:03
ほんとですね。
酔っぱらいのタバコはたまんないですね。

その昔マンションを購入して、新居祝いに仲間を呼んだところ
ダイニングの絨毯の上に、タバコの火が落ちそうで
気が気ではなかったですね。


ところで
その春吉の将棋クラブに、あの猛女の
林葉女史が来ていました。

勿論、その頃は小学校2年生か、3年生だったかと思います。
あんな整形をした豊満ボディーではなかったですが。

私は、そのおじいちゃん席主に対局するように言われ指しました。

内心、こんな小さな女の子と指すのかと思っていました。

まだ、その年齢でしたから腕の方は初段の上、二段の下の方
くらいだったかと記憶しています。

今思えば、その年齢ですから十分ですよね。

2局指して、2勝しました。もちろん私がですよ。(笑)

しばらくすると、林葉女史のお母さんが来ました。
まさに瓜二つ、お母さんは、すごい美人でした。
ほんと、林葉女史をそのまま大人にしたような感じでした。


やおら、お母さんは、林葉女史に尋ねました。
「どうだった?」

林葉女史
「2回負けた」と残念そうに答えていました。

その時、お母さんは、ちらとこちらも見やり
確かお礼を言われたような、それとも「この人そこそこやるのね」
とみられた。記憶は定かではありません。(笑)

そして、親子そろって、そそくさと退散していかれました。
タバコの煙、もうもうの将棋クラブの中には長居したくなかったでしょうね。
返信する
博多の猛女 (ヒゲ)
2012-08-30 13:30:11
ウッワー!其れは、貴重でうらやましい体験をなさ
ってますネ。その場にヒゲが居ったなら、直リンは
アユさんに任しといて、私は「 奥さん、どうです?
その辺でチョット一杯、軽く付き合いませんか」と
ナンパに走った事でしょう。(笑)
ああっ、ウチの肥後の猛婦には内緒ですヨ!
返信する

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