田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

父から娘への伝授

2010-01-15 16:33:52 | よもやま話・料理編
“ 蕪蒸し ” を作った娘から、メールが来た。
「 美味しく出来たけど、“ 水分 ” が少し多かったかな? 」 と、少々残念がっている様子。

あん掛け物の蒸し物で、水分が器の底に溜まっていて、それが折角の “ あん ” と
混ざり合うのは、ちょっと悔しい。
今日は、その修整術を娘だけに伝えるんはもったいないので、オープン・メールにする事に。

                 

蒸し物料理で、 “ 水分 ” が出るのは、よくある事。
しかし、あん掛け物で、水気が残っているのは残念なもの。
そこで ・・・ 蕪蒸しは蒸し上がったが、水分が溜まっている時 ・・・
    布巾を左手に乗せ、器を受けましょう。
    ちょっと前方に傾けると、水分が寄ってきます。
    右手を具の上に、そっと置きます。
    そして、な~んと、その器を上の方にポーンと放り上げるんです。
    その後直ぐに、右手で動きを押さえます。
    すると、水分だけが、器から離れて飛んでいくのです! 慣性の法則ってなヤツです。
    2・3回繰り返せば、水気はなくなります。
慣れるまで、豆腐と水で練習すれば良いでしょう。
ちなみに、この技は、京都の料理人独特のものらしいです。
熊本では、ヒゲ以外でやっている者を見たことがないから ・・・ ?

         
          《 爪切り中の父娘・こんな時代もありました 》

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