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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

数をこなせ

2021-01-28 17:24:37 | 田園ものがたり
この写真は、1/19日の熊日新聞に載ったものです。
    

独自の緊急事態宣言が出されたあとの、熊本夜の街。
  ヒゴの~酒場通りには~  年寄り夫婦がふたーりー 💦 🎵
          
熊本有数の繁華街 “酒場通り” の、歩く人もまばらな寂しい光景をとらえたもの。
で、この手前の方に向かって3分ほど歩くと、かっての田園栄通り店がありました。

さて、熊本の緊急事態宣言で、飲食店には協力金として4万円が保障されるようです。
一律4万円と云うのも、どうかと思いますが、役所はこんなモノ。
4万円と聞くと、この栄通り店で思い出すことがあります。
ヒゲがひとりで調理していた頃。
少しずつですが、やっと、客がついて来始めました。
人気のヒラメの活き造りを3匹ほどこなすと、やれやれと疲労感でため息が。
最終の売り上げを聞くと、4万ちょっと。
こんなモンか? ガッカリ 

なかなか5万円の売り上げは壁でした。
それでも、単品の注文が増えると、何とかこの壁をクリア。
次の目標は、10万円!
その頃、一人前のヒラメ刺しは1300円でしたから、活き造り一台こなすと
約5000円になり、まぁ悪くない価格。
問題は、捌くスピードとこなす体力でした。
ヒラメ3匹でも、フッといいます。
それを、5〜8匹をひとりで短時間に料理するのが、大きな壁でした。
で、ヒゲは色々考えた。
              
いかに楽に、省エネで料理出来るか。
手順 〜 配置 〜 課題はいっぱいです。
一番の壁が、使い過ぎて柳包丁の切れ味が劣化する事でした。
切れ味が悪くなると、刺し身を切る時に無駄な力が要ります。
疲労の元なんですね。

それが、ひょんなことから解決した。宮本武蔵方式です。
と言っても、二刀流開元シーンではありません。
闘いの場所は、吉岡一門との一乗寺下り松のシーンです。
          
大勢をバッタ斬りするのに、多くの研いだ替え刀を用意した巻がありました。
そう!
思いついたのは、常に替えの研いだ柳包丁を用意して置く事です。
なんて言うことないコロンブスの卵的な発想ですが、これで疲労度は激減した!
       
更に数をこなす内に、ヒゲの体力も付いていきます。
仕事も省エネ的なプロセスを経て、ひとり仕事でも夢の売り上げ
10万円を超えたのでした。

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