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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

緊急事態⑦〜悪夢のカイリ

2021-01-26 21:23:52 | 2人3脚チンタラ道中
12/22(火曜日) 朝食抜きで病院へ。
腹部のエコー検査が始まる ・・・ 随分長い時間かかるなぁ~?
検査技師が、痛む箇所をぐるぐるとチェックする。
終了後、ストレッチャーで横になっていると情報が入る。
 「 乖離(かいり)かも!? 」
周辺に居る看護師さん達の空気が変わるのを感じる。
大動脈乖離なら、数分で容態が急変する可能性があるからです。
最近では、 “ 爆笑・・田中 ” の前脳動脈乖離のニュースの記憶が。
カァちゃんが、ヒゲに言います。
「そうなら、此処ではメンバーが揃わないから、熊大か国立に移動よね?」

99年の乖離の折、小さい腹部大動脈瘤はそのままにしてある。
コレが、ずーっと変化なくお利口にしていたのだが、いよいよヤバいのか?
いやはや、再び大手術になるとは ・・・ 
人生2回目の乖離手術、いやいや3回目になる。
10年前に、修復(?)の為のステント挿入手術をしているのだ。
それにしてもだなぁ~ 疑問が ・・・ ?? 
症状が全く違うし、カイリで血尿になるのかな?
              
暫くして、「 念のために、造影CTをしましょうよ。 」 と。
万歳体制で、点滴しながらの検査が今日はシンドい。
終了して横になっていると、看護師さんが心電図検査の設置をする。
いよいよ点滴か? やっと、待っていた治療が始まるんだ。
所が何も始まらず、先生がやって来て 「カイリは以前のモノでした」と。
更に、「検査は尽くしたけど、何も見つかりません。」 と言われる。
ヒゲ夫婦は、帰宅するしかありません。
20年も前の画像データ(それも別の病院の)を、各部署で比較検討するのは、
瞬時には難しい事だったとは思うが、うやむやの落ち着かない気持ちは、
どうしようもないものでした。
なら、どうして、脚が麻痺しているんだ?

病院を出て家路に着くヒゲ夫婦。
アゲンストの寒風が吹き付ける中、車椅子をトボトボと押すカァちゃんの後ろ姿。
まるで、劇画・子連れ狼のラスト・シーンみたいです。
お腹を空かした大五郎が言います。
 「 ちゃーん!? ナンにも貰えなかったネー
    ほんのちょっとでも、そう、何か点滴ぐらい欲しかったのに ・・・ 」
              
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