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古い曲が気になる

ソ連共産党政府は、パステルナークのノーベル賞受賞を許さなかった

2010-11-17 | 日記・エッセイ・コラム

                              

1965年(昭和40年)の大ヒット映画に「ドクトル・ジバゴ」がある。わたしが高校生のときだった。モーリス・ジャール作曲の「ララのテーマ」もヒットした。

ドクトル・ジバゴ アニバーサリーエディション [Blu-ray]

    「ドクトル・ジバゴ」Lara's Theme (演奏101ストリングス)http://www.youtube.com/watch?v=4Yd2PzoF1y8&feature=related

                          

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ボリス・パステルナーク

映画の原作は、ボリス・パステルナークの小説だ。ボリス・パステルナークは、1890年に生まれたロシアの詩人、翻訳家、小説家。1960年に亡くなった。

父親は、ロシアの印象派画家、レオニード・パステルナーク。モスクワ絵画・彫刻・建築学校の教授で、トルストイの小説「戦争と平和」の挿絵で知られた、ロシアでは著名な画家だった。母親ローザ・カウフマンはピアニストだ。パステルナークは小さいときから音楽家を志し、作曲をアレンクサンドル・スクリャーピンに師事した。だが、挫折する。そして、モスクワ大学とドイツのフィリップ大学マールブルで哲学を学んだ。

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父レオニード・パステルナークに抱かれるボリス・パステルナーク。

1914年、詩集『雲の中の双生児』(Близнец в тучах)を出版して、詩と散文を精力的に発表する。そして、第2詩集『我が妹 人生』(Сестра моя ? жизнь 1922年)が高く評価され、ロシア叙情詩の正統派詩人としてロシア国民に愛読された。

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(ロシア人は詩が好きだ。そのロシアの詩は声に出して朗読する。そのように書かれる。音韻が重要だ。それは日本もおなじだった。かって日本の和歌も声に出して朗唱するように書かれた。宮中の歌会始にその伝統は残っている。

ロシア人とおなじように、かって日本人も詩歌が好きだった。万葉集、古今集を学び、西行、芭蕉、蕪村を愛し、石川啄木、与謝野晶子、萩原朔太郎、宮澤賢治、高村光太郎、中原中也を愛読した。正月には百人一首のかるたで遊んだ)

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父親が描いた少年ボリス・パステルナーク。

しかし、1930年代、パステルナークはソヴィエト共産党政府から批判される。パステルナークの詩は、軟弱で、叙情的で、いかん、というわけだ。つまり、革命的でない、労働者農民を歌ってない、レーニンを、赤軍を、社会主義革命を賛美してない、小市民的だ、というわけだ。

叙情詩人が、国民に愛され、ヒットしたことが、社会主義者・共産主義者の嫉妬をかい、憎まれ、そして、恐れられたのだ。そして、やつら共産党政府が、若い詩人のパステルナークに目をつけたのは、なによりユダヤ人だったからだ。ユダヤ人の裕福な知識階級の出身だったからだ。

この非難をうけて、パステルナークは詩の発表をやめる。二十年ちかく詩人としての筆を折ったのだ。きっとそうしなければ、シベリアの収容所で衰弱死するか、精神病院にいれられ、電気ショックと薬で廃人にされたことだろう。

こうして、パステルナークは、シェークスピアの戯曲やグルジアなどの詩の翻訳を中心に著述をつづけた。パステルナークがロシア語に翻訳した「ハムレット」を、のちにヴィソツキーが演じて評判をとる。もちろん、ヴィソツキーは、詩人パステルナークが、ソ連の圧政のなかで翻訳した「ハムレット」だからこそ、パステルナークのシェークスピアを演じたのだろう。共産党政権の言論統制になかで、自由な芸術活動ができない状況は、ヴィソツキーもおなじだった。だからこそ、パステルナークの苦しい立場に共感したのだろうか。

世代は違っても、ともに社会主義者の圧政に生きる芸術家だ。ヴィソツキーの世代の、ソ連の芸術家にとって、ボリス・パステルナークこそ、尊敬するヒーローだった。(パステルナークは、1890年~1960年。ヴィソツキーは、1938年~1980年)

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パステルナークが詩の発表をやめ、過去の詩集が絶版にされても、ロシア人はパステルナークの詩を愛した。手書きの写本やガリ版刷りの本を、手から手に渡して読まれたのだ。借りた写本を書き写して自分のパステルナーク詩集をつくる。こうしてソヴィエト共産党の圧政のロシア、ウクライナで、KGBの目を恐れながら、パステルナークの詩が愛読された。

(わたしの友人、橋本時比康くんは、わたしの持っていた中城ふみ子歌集「乳房喪失」を、手書きで写本を作っていた。帯広三条高校一年Eクラスのときだ。あのころは、コピー機なんてものがなかった。夭折の歌人・中城ふみ子さんは、わたしの高校の大先輩(昭和14年卒業)で、わたしの伯母と雪組の同級生だった。そのころ、わが帯広三条高校は、北海道庁立帯広高等女学校といった)

             

1950年代後半、パステルナークは、小説「ドクトル・ジバゴ」を書きあげた。だが、ソ連政府は、出版を認めなかった。原稿は、イタリアに持ち出されて、まずイタリア語で出版され、すぐに英語版もでた。1957年のことだ。英語版は、1958年~1959年のニューヨーク・タイムス紙ベストセラーリストで26週間トップだった。

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(最初のロシア語版は、CIAとイギリス諜報機関が作った、という説が数年前にでていた。イタリアに運ばれる途中の原稿をCIAが写真撮影して、西側の物じゃないソ連製の紙とソ連製の活字を使って印刷したというのだ。イタリアで出版されるまえに、そのCIA私家版のロシア語「ドクトル・ジバゴ」本を、CIAがスウェーデン・アカデミーに持ち込んだ、という暴露話だ。50年もたってからの話だ。           

その話の真偽はともかく、スウェーデン・アカデミーは、1958年のノーベル文学賞をボリス・パステルナークに決定したと発表して、パステルナーク本人に連絡した。2日後にパステルナークから受賞を、驚きと喜びをもって受諾します、という電報がくる。

しかし、ソ連共産党政府は、パステルナークに、ノーベル賞を受け取るな、と強烈な圧力をかける。(おそらく、授賞式に出席すると家族の安全は保証しないぞ、とか、卑劣な脅迫をしたのだ)。そして4日後、パステルナークは、スウェーデン・アカデミーに電報をうって、ノーベル文学賞受賞を断るのだ。「わたしの属する社会にとって、この受賞の意味することを考えると、やはりお断りするべきです。どうか、わたしの自発的な辞退をせめないでください」

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ボリス・パステルナークは、この2年後の1960年に肺がんで亡くなった。映画「ドクトル・ジバゴ」が世界でヒットするのは、それから5年後のこと。小説「ドクトル・ジバゴ」がソ連で出版されたのは、イタリアで出版され、世界中でベストセラーになってから30年後の1987年(昭和60年)のことだ。ノーベル文学賞は、1989年、ボリスの息子エフゲニー・パステルナークが受け取った。「父は生きているあいだ、一度も賞というものをもらったことがなかった」

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  映画の音楽を作曲したモーリス・ジャール自身の指揮する「ドクトル・ジバゴ」の映像がある。

   モーリス・ジャール指揮「ドクトル・ジバゴ」 http://www.youtube.com/watch?v=3X-Q4nmYqc4 

    

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パステルナークが、「ドクトル・ジバゴ」を書き、亡くなった家。


「仙谷総理大臣!」

2010-11-17 | 日記・エッセイ・コラム

                     

  「仙谷総理大臣!」 http://www.youtube.com/watch?v=WiwxPyyD298

きょうの参議院予算委員会で、議長が菅直人を「仙谷総理大臣」と呼んだ。議長の前田武志委員長は、民主党の議員なのだ。身内からの痛烈な皮肉だ。この政権はもうボロボロ、末期症状そのものだ。

   国民と国会をナメきった柳田法務大臣 http://www.youtube.com/watch?v=4KNAVb5e9LQ


バリシニコフがヴィソツキーで踊った

2010-11-16 | 日記・エッセイ・コラム

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ヴィラジーミル・ヴィソツキーは、モスクワ芸術座付属演劇学校を卒業した舞台俳優で、映画俳優だ。そして、1970年代のソ連でもっとも人気のある詩人、シンガーソングライターだった。だが、生前、ソ連では一枚のレコードも発売できず、一冊の詩集も出版できなかった。政府が許可しなかったのだ。

ソヴィエトで5枚のシングル盤を録音したが、政府が許可せず、レコードが発売されることはなかった。しかし、ロシアのすべての家庭でヴィソツキーが聴かれていた、といわれるほどソヴィエト体制のロシア人にヴィソツキーは愛された。

ロシア人たちは、テレビにもラジオにも流れない、レコードでも発売されないヴィソツキーの歌を、テープにダビングして聴いたのだ。そして、ガリ版刷りの詩集がまわし読みされた。大むかしの話じゃない。ジョン・レノンが「イマジン」を発表しているころだ。

外国のプロモーターから招聘をうけても、政府が外国公演を許可しなかった。ソ連政府は、ヴィソツキーの亡命をもっとも恐れ、ヴィソツキーの歌が西側で聴かれることを恐れたのだ。

 

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ヴィソツキーと妻マリナ・ヴラディ。マリナ・ヴラディはフランスの女優だが、両親はロシア出身だ。父親は、パリ・モンテカルロ・オペラ座の人気のオペラ歌手。母親は、パリで活躍した花形のプリマドンナだった。マリナ・ヴラディの3人の姉もフランスの女優だ。

                                

エルトン・ジョンやビリー・ジョエルなど西側世界のシンガーソングライターが、数百万枚のレコードを売って、リムジンに乗り、自家用ジェットでコンサートツアーをやっている同じとき、ソ連で一番の人気のシンガーソングライターは、一枚のレコードも発表できず、ロシアの町々を歩き、学校の体育館や町の集会所でギター一本で歌っていた。音響設備は、会場の拡声器だ。その録音テープをロシアの人々はむさぼるように聴いた。

1980年7月25日、ヴィソツキーが急死した。政府が管理しているテレビや新聞のニュースにはならなかった。ただ新聞の死亡欄に4行の記事がでただけだ。しかし、葬儀がおこなわれたモスクワのダンカン劇場に数万人の市民が花をもってやってきた。無許可で人が集まることは禁止していたから、警官が人々を解散させようとした。だが、その数のすさまじさに、警察が制止することは不可能だった。

沿道では、数十万人のモスクワ市民が沿道にでて、ヴィソツキーの遺体をのせたバスを見送った。そのとき、モスクワ・オリンピックが開かれていた。だが、スタジアムの観客はヴィソツキーの葬列を見送るために沿道に出ていった、という。いまも、ヴィソツキーの墓地は、ロシア人の巡礼の地、聖地なのだ。

ヴィソツキーは、シンガーソングライターというだけなく、才能ある舞台俳優だった。ハムレットの演技は高く評価されていた。そして、数十本の映画にも出演した。

   ヴィソツキー Городской Романс http://www.youtube.com/watch?v=i-UvoDhhpqk&feature=related 

                                               

ソ連からアメリカに亡命したバレエダンサー、ミハイル・バリシニコフが主演してヒットした映画「ホワイト・ナイツ/ 白夜」(1985年)で、ヴィソツキーの歌で踊るシーンがある。あの曲がきのう紹介した Кони ( 馬 Horses) なのだ。

   「ホワイト・ナイツ/ 白夜」 バリシニコフのダンスhttp://www.youtube.com/watch?v=--LbFRO8SQQ 

 

ホワイトナイツ白夜 [DVD]

                           

  ヴィソツキーの葬儀に集まった人々 http://www.youtube.com/watch?v=OYrDvBX77KI&feature=related

                                           


ヴィソツキーを知ってますか?

2010-11-16 | 日記・エッセイ・コラム

 

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1980年(昭和55年)にジョン・レノンが射殺された。おなじ年の7月25日、ロシアで、ヴラジミール・ヴィソツキーが亡くなった。ヴィソツキーは、ジョン・レノンよりふたつ年上の1938年生まれだ。42才で亡くなった。ヴィソツキーの有名な歌に「大地の歌」がある。詩の翻訳がある。

                     

誰が言ったのだ、「すべては焼けた。
もう大地に種をまいても駄目だ……」なんて。
誰が言ったのだ、大地は死んだなんて。
違う、しばらくひそんでいるだけなのに……

母なる力は大地から奪えない。
抜き去れない、海の水を汲みつくせないように。
誰が信じたのだ、大地は焼け死んだなんて。
違う、黒ずんだだけだ、悲しみのあまり。

切り込みのように続く塹壕
爆撃の痕は……ぱっくりと開いた傷口。
剥きだしの大地の神経は
この世ならぬ苦しみを知っている。

大地はすべてを堪え忍び、時を待つ。
大地は不具者に数えるな!
誰が言ったのだ、大地はもう歌わないなんて、
永遠に黙りこんだなんて。

違う! 大地は鳴り響き、うめき声をかき消す。
すべての傷口、すべてのはけ口を使って。
だって大地は……俺たちの魂、
軍靴で踏みにじってはいけない!

誰が言ったのだ、大地が死んだなんて。
違う、しばらくひそんでいるだけなのに……

 (「大地の歌 Песня о Земле 」  マリナ・ヴラディ著『ヴィソツキー あるいは、さえぎられた歌』から。詩の翻訳は、宮澤淳一氏)

                     

ヴィソツキーは、この詩をこう歌う。
      ヴィソツキー 大地の歌 Песня о Земле http://www.youtube.com/watch?v=5sDunY6ApMs&NR=1

               

フランスの大女優、マリナ・ヴラディが、ヴィソツキーの最後の奥さんだった。そのマリナ・ヴラディが、最愛の旦那ヴィソツキーを回想しているのが、『ヴィソツキー あるいは、さえぎられた歌』だ。本を読んで動揺する。こんな感情が揺さぶられることはないのだが……だから、先を読めない。400ページくらいの翻訳本に、もうひと月もかかっているのだ。

  ヴィソツキー Кони (馬)http://www.youtube.com/watch?v=shi_TBr_TbI

                  

ヴィソツキーが弾いてるギターは、7弦のギターだ。ロシアでは、ジプシー・ギターといわれ、ロシアン・セブン・ストリングス・ギターともいわれるらしい。

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わたしは、ヴィソツキーが弾くギターをみるまえは、7弦のギターを知らなかった。無知だ。


上野順恵、朝鮮人に殴られても金メダルを獲得

2010-11-15 | 日記・エッセイ・コラム

                       

中国・広州でアジア大会が開かれている。日本選手は、尖閣問題で完全アウェーのなか、けなげによく頑張っている。中国選手だけでなく、どこの国の選手と戦っても、日本選手は、大ブーイングをあびて試合をしている。

きのうは、柔道女子63キロ級の準決勝で、上野順恵が北朝鮮のキム・スギョンに左目を数回殴られた。完全な反則だが、主審は反則をとるどころか、うずくまる上野に試合続行を要求したのだ。

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しかし、上野は負けなかった。こうぶしで殴りかかった、この朝鮮人を延長戦で破り、決勝で台湾選手に一本勝ちして優勝した。

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だが、きょうのテレビのスポーツ・ニュースに、このニュースがまったくない。テレビがどういう勢力に占拠されたか、じつに分かりやすい。

  柔道・上野、左目ふさがれても金メダル http://sankei.jp.msn.com/sports/other/101115/oth1011151202024-n1.htm

  上野が殴られた映像提出へ=全柔連、IJFに問題提起 アジア大会 http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010111500541

  アジア大会 柔道の上野は左目負傷、検証求め文書提出 http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/101115/mrt1011151639000-n1.htm


どうして和服を着てもらわなかったのだ?

2010-11-14 | 日記・エッセイ・コラム

                           

横浜でのAPECが終わった。和服での記念撮影はなかった。外国のメディアはそれを報道しているが、日本のテレビも新聞も問題にしていない。いかに日本のメディアがダメになったのか、という証でもあるが……                              

APECでは、集まった各国の首脳たちが、開催国の民族衣装を着て記念写真をとる。これがずっと恒例になっていたのだ。今回も事務方は、和服を用意していたという。ところが、仙谷・菅・売国内閣は、この和服での写真撮影を中止した。中国に配慮した、という。

なんていうやつらなのか! この腐ったアカたちには、日本人のプライドはない。国際会議のホストとしてのプライドもない。そして、日本国民そのものをナメきっている。どこ国の首相だ? どこの国の官房長官なんだ?

                        

APECでは、ホスト国の衣装を着て記念撮影するのが、〈今回日本で開催するまでの〉恒例だったのだ。

日本の国旗、国歌が嫌いだという、菅直人と仙谷由人は、和服もとうぜん嫌いで、中国様のご機嫌をそこなうことは、世界中からバカにされてもやらないわけだ。なんてやつらなのか。経済政策はまったくできないのに、日本の国家と国民をおとしめるのには、やたらと熱心なやつらだ。

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菅直人は、どうして首脳たちに和服を着てもらわなかったのか、それを問題にするメディアはもう日本にはないのか?

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カナダ、オーストラリアで開催されたときは、そろいのレインコート、ジャンパーで記念写真を撮った。

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横浜のAPEC終了後、きょう撮影された記念写真。

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菅直人は、やっと胡錦濤に会わせてもらったようだ。会談したと自慢しているが、ご挨拶をさせていただいた、というところだろう。わずか20分会っただけだ。首相の立場で、この胡錦濤様に会うことが、菅直人の最大の目的だったのだろう。お会いしていただくために、仙谷由人と菅直人は、今度はいったい何を売り渡したのか。まったく、おそろしいやつらだ。

和服での撮影を中国政府が拒絶した、ともいう。多額の税金(170億円)と国民の労力を犠牲にするホスト国に対する礼儀など、野卑な支那人に要求するのが無理か。日本の伝統衣装を着た映像が、本国に流れるのを恐れたのだろう。支那人は、保身のために国際儀礼もクソもない。その支那人に、こびへつらう日本の首相こそ情けない。

                       

ネットに笑うに笑えない写真がアップされていた。小泉→福田→麻生→鳩山→菅、いま、いかに日本が世界で劣化しているか、よくわかる。ルーピー鳩山のバカと、仙谷・菅のアカ政権がわずかの間にいかに日本をボロボロにしたか、よくわかるだろう。写真は、リアルだ。

一番下の写真が、きょうの日本国首相だ。Stupid (バカ、愚かもの)だ。日本の恥だ。

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きょう投票の福岡市長選で、また民主党が負けた。民主党・国民新党推薦、社民党支持の現職が、自民党・公明党支援の36才の新人に敗れたのだ。マスコミがどれほどかばってみても、国民感情は、民主党・菅政権から完全に離れてしまったようだ。

   福岡市長に自公支援の高島氏 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010111400330


秋も深い

2010-11-12 | 日記・エッセイ・コラム

                           

わたしの住むこのあたりは住宅密集地だ。千葉県だが橋を渡ると東京都、電車を乗り換えることもなく、16、7分で東京駅に出れる。東京都日野市や東京都八王子市に住むより、はるかに東京なのだ。わたしの部屋から銀座4丁目まで、歩く時間もいれて30分、電車賃は230円。

(わたしは、東京都日野市に住んでいたこともある。雪印日野工場で、冷蔵庫で働いていた)

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その住宅密集地で、人々は植物をたのしんでいる。最初はそれが猥雑だ、と思った。わたしは、北海道で育って中年まで住んでいた。山登りとハンティングが好きだった。その感覚だったのだ。

しかし、この矮小な庭にも、春がきて秋がくる。これが美しい。それにやっと気づいた。

 

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蓮だ。プラスチックの箱で小さい蓮をたのしんでいる。

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どうして、海保の保安官を自宅に帰してやらないのだ? 三日も拘束する法的根拠はなんだ? こんなやり方は、人権もクソもないだろ。非道だ。

なんてひどい国なってしまったんだ。菅直人、仙谷由人、こいつら腐ったアカに、ただただ腹立たしい。どうして、こんななさけない国になってしまったのか。

左翼、社会主義者たちに政権を渡すと、国家がどんなことになるか痛いほど国民はわかっただろう。だが、いまも、その政権がつづいている。日本人の不幸は、まだまだつづく。やつらのせいで、国の足腰がどこまで弱るか、おそろしい。

仙谷由人は、中国があこがれの国、菅直人は北朝鮮があこがれの国だ。だが、中国も北朝鮮も、国民に選挙権はない。中国には、選挙という概念すらない。


むしろ旗、登場

2010-11-11 | 日記・エッセイ・コラム

                     

テレビ・ニュースにはないだろうが、ついに、むしろ旗が登場した。いよいよ、百姓一揆かな。

きのうは東京で、3000人のTPP反対の農民集会があった。

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きょうは、告発した海保の保安官の自宅を警視庁が家宅捜査している。なんて国になってしまったんだ。ここは、ソ連かい? 菅直人・仙谷由人という腐ったアカが国家権力を握ると、こうして暗黒国家になる。情報公開、開かれた政府、とかが、このアカたちのお題目、お念仏だったのじゃないのか? こういう性悪のアカたちの偽善に、簡単にダマされる国民も愚かだが……

関西のテレビで、青山繁晴さんが「保安官の告発」を解説している。YouTubeの映像があるので貼る。関東のテレビは、ことの本質を避けている。この保安官出頭の報道で、一番信頼できないのは、NHKのニュースだ。ことの本質から焦点をずらして、どこから画像を手に入れたかを問題して、海保の組織の問題、現場の責任とすりかえる手法だ。そういう誘導報道だ。(わたしは、宮崎県の口蹄疫蔓延を、まったく報道しなかったNHKを、国民のための報道機関とは認めない。人民の敵だ!)

想像するに、北海道の新聞もテレビも、政府民主党に不都合な報道はしない、だろうと思う。だから、とくに北海道の人には下のURLをクリックして、YouTubeの映像をみてほしい。

    青山がズバリ! 11月10日  http://www.youtube.com/watch?v=RaeEw8OE6dA
                          http://www.youtube.com/watch?v=u67mjnB-fdQ&feature=related


保安官、名のり出る

2010-11-10 | 日記・エッセイ・コラム

                           

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尖閣ビデオを、YouTubeにアップして告発した海上保安官が名のり出た。「この映像は一般の国民の誰もが見る権利のあるものだ」 ……「一部の政治家が機密でないものを機密として扱うのはどうかと考えた」……「職を失うのは覚悟している。家族はいるが…」 と、いっている。

国民に対してこそ忠義をつくす国家公務員として、民主党のクズ政治家たちより、はるかにまともで、誠実な人物だ。まさしく義士だ。ちがうだろうか?

仙谷・菅・売国政府が、この勇気ある義憤の保安官をどう処分するのか、じつにみものだ。

年の瀬、忠臣蔵の季節、赤穂浪士の討ち入りも近い。日本人は、義士が好きだ。仙谷・菅の売国政府が、思い上がったまま、日本国民の感情を見誤ていると、世論がどう変化して、政権がどうなっていくのか? これからの流れが、じつに興味、深い。

                                       

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驚異的な演奏のヨハン・ハルヴォルセン“ヘンデルの主題によるパッサカリア”を、YouTubeでみつけた。チェロとヴァイオリンを、ウェルス・カニンガム Wells Cunningham がひとりで演奏している。

     ウェルス・カニンガム演奏 ハルヴォルセン“ヘンデルのパッサカリア http://www.youtube.com/watch?v=NseBdxfHk5k&feature=related

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ウェルス・カニンガムは、マイアミ大学とイーストマン音楽学校で学んだチェリスト。マイアミに住んで演奏活動とチェロを教えている。

YouTubeに、ウェルス・カニンガムがアコースティック・ギターを弾いている映像がある。同一人物だ。ヴァン・ヘーレンを弾いてる。この人はチェロのスケールの理論をインターネットで公開している。

   ウェルス・カニンガム Spanish Fly by Van Halen http://www.youtube.com/watch?v=0GjQlALrtjg


「オーケストラ! Le CONCERT 」は、笑って、泣ける

2010-11-09 | 日記・エッセイ・コラム

                         

先週土曜日は、東京で反中国、反民主党政権の5000人を超える、日の丸だらけのデモがあった。きょうは、山形で3000人の農民デモだそうだ。あしたは、東京でも農民デモがあるという。この情勢なら、近いうちに、日の丸とムシロ旗がひるがえる1万人超のデモがあるんじゃないか。

本気の一揆やクーデターが起きるまえに、政府民主党の道はだたひとつ、大政奉還じゃないかな? 民主党に政権能力はない、と国民が知ってしまったし、民主党の国会議員みずから悟ったのじゃないのかな。つかの間でも権力の甘い夢をみたんだ。もうお遊びはいいじゃないか? この政権では、日本がもうもたない。

         「TPP 反対」 農家3000人のデモ 山形 http://mytown.asahi.com/areanews/yamagata/TKY201011080378.html

                                          

オーケストラ! スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

「オーケストラ! Le CONCERT 」は、日本では今年の初夏に封切りになったフランス映画だ。先週からDVDが発売になり、ビデオ・レンタル屋にならんでる。

クラシック音楽のファンだけなく、音楽好きの人すべてが笑えて、そして、泣ける映画だ。とくにチャイコフスキーが好きなら、感動のクライマックスなのだ。ロシアのオーケストラのお話だ。コメディーだが、話の背景は深刻だ。ソ連時代のロシアで、共産党政権に弾圧されて音楽家生命を絶たれたミュージシャンたちの、30年目の復権の話だ。

ソ連では、あらゆる芸術の分野が政府に管理された。作家だけでなく音楽家も監視され、弾圧された。演奏曲目、表現方法にも共産党政府が介入し検閲した。ナチス・ドイツだけの話でなく、共産主義・ソ連でも、ユダヤ人が激しく差別され、弾圧された。すこしでも自由主義的な言動があると、ブルジュア的、西側のスパイ、反革命分子、人民の敵だと逮捕され、シベリアの収容所に送られた。そこで衰弱死するか凍死するか、狂って死ぬ。

共産革命まえからクラシックのすぐれた演奏家は、ユダヤ人だった。その多くは革命を嫌って、ヨーロッパやアメリカに亡命したが、ソ連時代も有能な演奏家の大半がユダヤ人だった。そのユダヤ人音楽家が、ブレジネフ時代に激しく迫害された。シベリア流刑にならなくても、音楽家の職を解雇され、演奏も教職も許されなかった。危険をおかして密出国して亡命するか、ソ連に残って肉体労働者として生きのびるか。

そんなすさまじいことがあったのだ。むかしのことじゃない。ゴルバチョフがソ連のトップになるまで、ユダヤ人芸術家に対する迫害はつづいていたのだ。

ブレジネフ時代に音楽家生命を絶たれて、ロシア社会の底辺で生きてきた人々が、ミュージシャンとして復活する話が、この映画「オーケストラ! LE CONCERT 」なのだ。背景は深刻だが、フランス映画のコメディー仕立てで十分笑える。涙の秘話もあるが、それは書かない。先週からビデオ・レンタルでもリリースされたから、ぜひ、近くのレンタル屋に走っていってほしい。(前半はモスクワが舞台だからロシア語会話が楽しめる。後半は、パリが舞台でフランス語だ)。

仙谷・菅内閣の、ほとんどソ連時代のようないまの日本だから、ことさらこの映画がリアルでおかしい。仙谷由人や菅直人のごう慢・不遜な態度・表情・物言いは、ソ連の共産党幹部のやつらによく似ている。イデオロギーが同じだと、国家権力をにぎると、ごう慢不遜で野卑な、同じツラ、同じ腐敗の老臭になるようだ。

   映画「オーケストラ!」公式サイト http://orchestra.gaga.ne.jp/#/main

   映画「オーケストラ!」 Final http://www.youtube.com/watch?v=zvR6qaMmBOE&feature=related


きょうは、ヘンデル

2010-11-08 | 日記・エッセイ・コラム

                                    

インターネットの衆議院TVで、予算委員会の録画をみていると、首相・大臣の、あまりの無能・無責任な白々しい答弁にあきれはてる。野党は、補正予算の衆議院での採決を拒否して、政府与党に強行採決させるのがいい。きっと国民はそれを支持する。

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国会中継の口直しに、きょうは、ヘンデルを聴いた。

ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685年~1759年)は、ドイツの人だが二十代の後半にイギリスに渡り、イギリスに帰化した。

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カツラをかぶってないヘンデルの肖像画。

チェンバロ(ハープシコード)組曲 第1集第7番を、ノルウェーの作曲家ヨハン・ハルヴォルセンが、ヴァイオリンとヴィオラの曲にアレンジした。ジャニーヌ・ヤンセンとジュリアン・ラクリンが演奏する映像がある。これがじつに熱い。

     ヨハン・ハルヴォルセン ヘンデルの主題によるパッサカリア  http://www.youtube.com/watch?v=HeAlX2S1UwM&feature=related

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オリジナルのヘンデルの曲がまたいいのだ。
    G.F.ヘンデル チェンバロ組曲 第1集第7番 (演奏 ポール・ニコルソン) http://www.youtube.com/watch?v=KV1uXsWdJHk&feature=related

                        

ハルヴァルセンの「ヘンデルに主題によるパッサカリア」は、ヴァイオリンとチェロでも演奏される。ヴァイオリンがユリア・フィッシャー、チェロがダニエル・ミューラー・スコットの映像がある。
     ヨハン・ハルヴォルセン  ヘンデルの主題によるパッサカリア http://www.youtube.com/watch?v=qNsxXued784

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ヘンデルのチェンバロ組曲のサラバンドは、スタンリー・キューブリック監督の映画「バリー・リンドン」(1975年)につかわれた。オリジナルのチェンバロの曲をオーケストラで演奏して、これもみごとだ。
        ヘンデル チェンバロ組曲 第2集第4番 サラバンド http://www.youtube.com/watch?v=bVRkn5CgrhU&feature=related

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「バリー・リンドン」のオーケストレーションは、レナード・ローゼンマン(1929年~2008年)。レナード・ローゼンマンは、映画音楽の作品も多いアメリカの作曲家、南カリフォルニア大学の教授だった。「バリー・リンドン」と「バウンド・フォー・グローリー」の音楽で二回アカデミー賞を受賞している。「エデンの東」もテレビシリーズの「コンバット」も、レナード・ローゼンマンの音楽だ。
      映画「バリー・リンドン」のヘンデル「サラバンド」http://www.youtube.com/watch?v=91sfrw106xs&feature=related

バリーリンドン [DVD]

   

    ジャニーヌ・ヤンセン オフィシャル・サイト http://www.janinejansen.com/

    ジュリアン・ラクリン オフィシャル・サイト http://www.julianrachlin.com/

    ユリア・フィッシャー オフィシャル・サイト http://www.juliafischer.com:8080/index.jsp?lang=eng

    ダニエル・ミューラー・スコット  オフィシャル・サイト http://www.daniel-mueller-schott.com/

            

クリスタル~クラシカル・フェイヴァリッツ

   ヘイリー・ウェステンラ Lascia Ch'io Pianga (G.F.ヘンデル) http://www.youtube.com/watch?v=RcP83h9AQmc

   ヘイリー・ウェステンラ オフィシャル・サイト http://www.hayleywestenra.com/


マニタス・デ・プラタは、フランス人

2010-11-07 | 日記・エッセイ・コラム

                

Camargue De Manitas

パコ・デ・ルシアは、1970年代になって日本に紹介されるが、1960年代に日本でも人気があったフラメンコのギタリストがいる。1921年生まれのマニタス・デ・プラタだ。

パコは、スペイン人。フラメンコのギタイリストが父親で、母親がポルトガル人の歌手。兄弟はみんなミュージシャンだ。

マニタ・デ・プラタは、フランスの人だ。スペインに近い南フランスの出身、ロマ(ジプシー)のフラメンコ・ギタイリストだ。デビューは鮮烈だった。ピカソやジャン・コクトーが絶賛したという。アメリカ・デビューは、カーネギー・ホールのコンサートだ。

    マニタス・デ・プラタ Porel camino de Ronda http://www.youtube.com/watch?v=Eex1aqbfP08

Manitas De Plata at Carnegie Hall

1960年代の終わりころ、創業したばかりのCBSソニーから国内盤が何枚か発売されて、わたしの店でも若者によく売れた。しかし、いま調べてみるとコロンビア・レーベルの国内CDはもう発売されてない。いまはもう、フラメンコギターを聴く若者などいないのかな。(ジプシー・キングスの音楽もフラメンコの進化形なんだが)

    マニタス・デ・プラタ&マネーロ・バリアルド Rumba http://www.youtube.com/watch?v=lj_WZZqyMoI&NR=1

                      

ジプシー・キングスも南フランス出身のグループだ。グループのレイエス兄弟とマニタス・デ・プラタは親戚なのだ。

ジプシー・キングスのレイエス兄弟の父親、ホセ・レイエスは、マニタス・デ・プラタといっしょに演奏していたフラメンコのシンガーだ。

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    ホセ・レイエス Dime dime http://www.youtube.com/watch?v=5-eRtuLDnLs&feature=related


きょうも、大きなデモがあった

2010-11-06 | 日記・エッセイ・コラム

                              

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きょうも、東京で大きなデモ行進があった。中国の尖閣諸島侵略と政府民主党の外交政策に抗議する集会とデモだった。日比谷野外音楽堂を出発して、外堀通りを有楽町交差点、東京駅前と歩いて、常磐橋で解散した。2キロの行進だった。

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NHKニュースでは、3800人と発表していたようだが、わたしの見た感じでは、5000人を超えている大デモ隊だった。老人・中年だけでなく、若者も女性もたくさんいた。若いカップルや若い女性の参加者も多い。年令の幅はじつに広い。

これだけの人々が、政党や労働組合に組織されたわけじゃなく、ネットの呼びかけで集まるのだから、すごいことだ。渋谷、六本木、きょうの銀座と、これで三回目だが、どんどん参加者が増えていく。

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土曜日の夕暮れ、買い物客で最高ににぎわう銀座に、日の丸がひるがえるのも、なかなか気持ちのいい眺めだ。これが、対中国、対ロシア、そして民主党政府に対する、いまの日本の民意ではないのかな。沿道から拍手をする人、声援をおくる人たちもたくさんいる。

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七五三帰りのような子連れの母さんもいる。

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NHKを批判する手書きのプラカードがいっぱいあった。

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反中国、反政府民主党のデモだが、じつに整然とおとなしい。冷静な大人たちのデモだ。暴徒となって店舗を打ち壊し、略奪をする、支那のやつらとは圧倒的に民度がちがう。民族としての洗練度がちがう。と、きょうも痛感した。

                      

八ッ場ダム建設中止を中止した、と馬淵国交大臣が発表した。

わたしは、八ッ場ダム建設中止はナンセンスだ、と以前も書いた。利根川水系の治水、一都五県との共同事業がすでにスタートしていること(すでに多額の地方自治体の税金が支出されてるんだ)、流域住民との契約・約束、やっと同意してくれた水没村落の住民の多大な犠牲、すでに建設に従事している多数の作業員の雇用。わたしは、あらゆる意味から八ッ場ダムの中止は、間違いだ。選挙目当てのパフォーマンスに利用するような軽い問題ではない。じつに長い年月をかけて進めてきた事業なのだ。だから、「中止を中止する」のは、適切な判断だ(普通に考えれば、当然の結論だが)。

しかし、民主党は、「コンクリートから人へ」とか中学生のようなスローガンで衆議院選挙を戦い、「八ッ場ダム建設中止」はその目玉で、マニフェストに明記していたのじゃないのか? よくよくブレまくる政権だ。いったい八ッ場ダム中止の根拠はなんだったのか? いったいやつらに、選挙公約とは何なんだ。(こんあ売国政党にダマされる有権者も、愚民だが。) 

   八ッ場ダム 中止方針を棚上げ http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E4E2E3988DE2E4E3E3E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2


尖閣ビデオ流失、岡本行夫氏の正論

2010-11-06 | 日記・エッセイ・コラム

                          

尖閣ビデオ流失で、NHKと民放テレビは、政府の意向にそった非難をしていて、ブザマだ。しかし、今朝のNHKテレビに出演した岡本行夫氏の見解は、じつに正論だった。その正論に、しばし言葉を失うアナウンサーの動揺がおかしい。民主党御用達のNHK的には、想定外の激しい政府批判だったのだろう。(下にその映像を張っておくのでクリックを)

    岡本行夫、尖閣ビデオ流出と日本外交を斬る
 http://www.youtube.com/watch?v=0odDNMNtW1U


映像流失が問題? ちがうだろ。

2010-11-05 | 日記・エッセイ・コラム

                                                   

ユーチューブに、尖閣事件の映像がアップされて大騒ぎだ。領海侵犯した中国漁船が海上保安庁の巡視船にむかってくる映像だ。

仙谷・菅直人政権は、この映像を隠した。どうして、仙谷由人と菅直人は、ここまで支那をかばうのだろう? どうして、6時間あるというビデオ映像を全部、国民に公開しないのだろう?

どうして、こんなソ連みたいな国になってしまったのだ。どうして仙谷由人や菅直人のようなゴロツキの社会主義者が国家のトップになれたのだ?

ソ連圏のチェコやハンガリーやポーランド、東ドイツをみたらわかるように、仙谷由人や菅直人のようなイデオロギーのやつらが政権をとると、どんな国家になるか、ふつうの知恵ではわかる。去年の日本人には、その基本的な知恵がなかったのか?

映像が流失するのは当然だ。民主党のなかにも、仙谷由人や菅直人のようなゴロツキの社会主義者と違う政治家はたくさんいる。海保、公務員も、命をかけて仕事をしてる。学生運動だの市民運動だの、チャラチャラやってきた仙谷由人や菅直人とは違う人生の人が、世の中にたくさんいる、ということをごう慢・不遜のゴロツキの社会主義者には、わからないだろう。人権派弁護士? これくらい胡散臭いやつらもこの世にいない。

政府とNHKは、ビデオの流失を問題にしている。違うだろ。政府が、このビデオを隠したことが問題なんだよ。こういう危険な政府を、国民が選んだという自己責任は、重い。