中国・広州でアジア大会が開かれている。日本選手は、尖閣問題で完全アウェーのなか、けなげによく頑張っている。中国選手だけでなく、どこの国の選手と戦っても、日本選手は、大ブーイングをあびて試合をしている。
きのうは、柔道女子63キロ級の準決勝で、上野順恵が北朝鮮のキム・スギョンに左目を数回殴られた。完全な反則だが、主審は反則をとるどころか、うずくまる上野に試合続行を要求したのだ。
しかし、上野は負けなかった。こうぶしで殴りかかった、この朝鮮人を延長戦で破り、決勝で台湾選手に一本勝ちして優勝した。
だが、きょうのテレビのスポーツ・ニュースに、このニュースがまったくない。テレビがどういう勢力に占拠されたか、じつに分かりやすい。
柔道・上野、左目ふさがれても金メダル http://sankei.jp.msn.com/sports/other/101115/oth1011151202024-n1.htm
上野が殴られた映像提出へ=全柔連、IJFに問題提起 アジア大会 http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2010111500541
アジア大会 柔道の上野は左目負傷、検証求め文書提出 http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/101115/mrt1011151639000-n1.htm