岸田内閣の崩壊が止まりません。10月24日、いわゆる統一協会をめぐる問題で辞任（事実上の更迭）した山際大志郎経済再生担当相に続いて、今度は自身の発言問題で葉梨康弘法相が11月11日、辞任（事実上の更迭）しました。
■死刑執行命令の権限を持つ大臣として不適切な発言
葉梨氏は9日、自民党議員のパーティーで「大体、法務大臣というのは朝、死刑のハンコを押しまして、それで昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職なんですが」などと発言。それ以前にも、同様の発言を複数回繰り返したことを認めています。
■「旧統一協会の問題に抱き付かれた」「法務大臣でもお金は集まらない」発言
葉梨氏の問題発言は、これだけではありません。同じパーティーで、葉梨氏は「今回は旧統一協会の問題に抱き付かれてしまいまして」などと発言していたのです。
「被害者の人たちに抱き付かれてとの発言か？」との記者の質問に、葉梨氏は「旧統一協会の問題に抱き付かれてということで。その表現自体もあまり適当ではないと謝罪をして撤回をさせて頂いた」と。
さらに「法務大臣になってもお金は集まりません。票も入りません」とも発言していました。
■与野党から批判が噴出、自民党内からも「不愉快な思い」
こうした葉梨氏の発言に、与野党から批判が上がるのは当然です。
立憲民主党・安住国対委員長は「こういう軽薄な人間が死刑執行をする刑務官の皆さんのトップに立たせておくわけにはいかないんではないでしょうか？」
日本共産党・小池書記局長も「金を集めるために法務大臣になっているのか。もうこの発言をもって即罷免をすべき」と批判しました。
与党の自民党からも批判が出ます。塩谷立・安倍派会長代理は「やはり法務大臣としてね、あのような発言は問題だと思います。ああいう（政治資金）パーティーで、皆さんに少しサービスのつもりで多分言ったんだと思うんだけどね」「しかし、それはもう大臣ですから、慎んでもらわなきゃなりません。中身自体もね、あまり褒められた言葉ではないなと思いますので、気をつけていただきたい」と苦言を呈しました。
■葉梨氏「死刑という文言を軽率に使った。国民に不快な思いさせた」
当初、葉梨氏は辞任を否定。岸田首相も続投させる方針でした。しかし与野党の批判に、とうとう本人は「死刑という文言を軽率に使ってしまった。国民の皆さまに不快な思いをさせた。国会日程にも影響を与えることになった」などと述べ、辞表を提出。その上で、「政治生命を国民のために尽くしてまいりたい」と引き続き国会議員として活動していく考えを示し、議員辞職は否定しました。
■葉梨氏の辞任は当然。岸田首相は予算委員会を開き、説明責任を
本来であれば、岸田首相は本人からの辞任の申出という形で辞めさせるのではなく、首相の責任で、直ちに更迭し、国会に対して自らの任命責任を明らかにすべきでした。
11日、岸田首相は、辞任した葉梨氏の後任に、斎藤健・元農相を起用しましたが、斎藤氏についても同日、秘書が旧統一協会関係団体の会合に参加していたことが発覚しています。
大臣の事実上の更迭は、山際経済再生担当相に続いて2人目。これまでも“ドミノ辞任”が繰り返されてきましたが、岸田首相はいつも、本人の「説明責任が必要」と指摘するものの、自ら任命した責任を棚に上げ、追及から逃げ続けてきました。自身の「丁寧な説明」「決断と実行」も口ばかりであることは、国民はお見通しです。もはや、岸田首相自身の問題でもあります。
岸田首相は、予算委員会で、これら、この間の経緯について説明責任を果たすべきです。（サイト管理者）
【出典参考】2022年11月10日配信「テレ朝news」、「朝日新聞デジタル」、11日配信「FNNプライムオンライン」
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ！
※新たな「憲法改悪を許さない全国署名」にご協力を。
（９条改憲ＮＯ！全国市民アクション）http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍９条改憲反対！改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
https://chng.it/R2YgNbLD
■署名用紙（プリントしてお使いください）
http://kaikenno.com/wp-content/uploads/2021/12/%E6%86%B2%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%82%AA%E3%82%92%E8%A8%B1%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%BD%B2%E5%90%8D.pdf
2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ！
引き続き署名国・批准国を増やし、実効性ある条約に！
♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
♯米国など核保有国は核兵器禁止条約に参加、署名・批准を
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール（「とだ九条の会」ＨＰをご覧ください。）に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」ＨＰに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
＊「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo
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■死刑執行命令の権限を持つ大臣として不適切な発言
葉梨氏は9日、自民党議員のパーティーで「大体、法務大臣というのは朝、死刑のハンコを押しまして、それで昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職なんですが」などと発言。それ以前にも、同様の発言を複数回繰り返したことを認めています。
■「旧統一協会の問題に抱き付かれた」「法務大臣でもお金は集まらない」発言
葉梨氏の問題発言は、これだけではありません。同じパーティーで、葉梨氏は「今回は旧統一協会の問題に抱き付かれてしまいまして」などと発言していたのです。
「被害者の人たちに抱き付かれてとの発言か？」との記者の質問に、葉梨氏は「旧統一協会の問題に抱き付かれてということで。その表現自体もあまり適当ではないと謝罪をして撤回をさせて頂いた」と。
さらに「法務大臣になってもお金は集まりません。票も入りません」とも発言していました。
■与野党から批判が噴出、自民党内からも「不愉快な思い」
こうした葉梨氏の発言に、与野党から批判が上がるのは当然です。
立憲民主党・安住国対委員長は「こういう軽薄な人間が死刑執行をする刑務官の皆さんのトップに立たせておくわけにはいかないんではないでしょうか？」
日本共産党・小池書記局長も「金を集めるために法務大臣になっているのか。もうこの発言をもって即罷免をすべき」と批判しました。
与党の自民党からも批判が出ます。塩谷立・安倍派会長代理は「やはり法務大臣としてね、あのような発言は問題だと思います。ああいう（政治資金）パーティーで、皆さんに少しサービスのつもりで多分言ったんだと思うんだけどね」「しかし、それはもう大臣ですから、慎んでもらわなきゃなりません。中身自体もね、あまり褒められた言葉ではないなと思いますので、気をつけていただきたい」と苦言を呈しました。
■葉梨氏「死刑という文言を軽率に使った。国民に不快な思いさせた」
当初、葉梨氏は辞任を否定。岸田首相も続投させる方針でした。しかし与野党の批判に、とうとう本人は「死刑という文言を軽率に使ってしまった。国民の皆さまに不快な思いをさせた。国会日程にも影響を与えることになった」などと述べ、辞表を提出。その上で、「政治生命を国民のために尽くしてまいりたい」と引き続き国会議員として活動していく考えを示し、議員辞職は否定しました。
■葉梨氏の辞任は当然。岸田首相は予算委員会を開き、説明責任を
本来であれば、岸田首相は本人からの辞任の申出という形で辞めさせるのではなく、首相の責任で、直ちに更迭し、国会に対して自らの任命責任を明らかにすべきでした。
11日、岸田首相は、辞任した葉梨氏の後任に、斎藤健・元農相を起用しましたが、斎藤氏についても同日、秘書が旧統一協会関係団体の会合に参加していたことが発覚しています。
大臣の事実上の更迭は、山際経済再生担当相に続いて2人目。これまでも“ドミノ辞任”が繰り返されてきましたが、岸田首相はいつも、本人の「説明責任が必要」と指摘するものの、自ら任命した責任を棚に上げ、追及から逃げ続けてきました。自身の「丁寧な説明」「決断と実行」も口ばかりであることは、国民はお見通しです。もはや、岸田首相自身の問題でもあります。
岸田首相は、予算委員会で、これら、この間の経緯について説明責任を果たすべきです。（サイト管理者）
【出典参考】2022年11月10日配信「テレ朝news」、「朝日新聞デジタル」、11日配信「FNNプライムオンライン」
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■署名活動はオンライン署名サイト「Chage.org」で行われます。
https://chng.it/YYVtM9Wr8G
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■これまで取り組んできた「安倍９条改憲反対！改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
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2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ！
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＊「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
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＊「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
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