埼玉県知事選からみ、参院埼玉選挙区「当選枠５」に拡大か

夏の参院選で埼玉選挙区が風雲急を告げています。改選数が３から４に増えたことに加え、国民民主党の大野元裕参院議員（非改選）が８月２５日投開票で行われる埼玉県知事選に出馬する意向を表明したことから、補欠選挙と合わせて当選枠が５に拡大する可能性が高まったためです。

 

ただ現職を公認した自民党は２人目の候補擁立に慎重な姿勢を示しています。

 

補選の日程は大野氏の議員辞職の時期で決まります。
公職選挙法によると、参院選の公示までに大野氏が辞職すれば補選は参院選と同じ日程になり、当選枠は５に増えます。その場合、当選5人のうち、得票順に上位４人目までが任期６年で、５人目は大野氏の残りの任期３年を務めることになります。
　
一方、大野氏が公示以降に辞職するか、８月８日告示の県知事選に出馬して失職すれば、１０月２７日に補選の投開票が行われるということです。

大野氏は６月５日の記者会見で「国会が終わるまでは仕事をしたい」と述べ、辞職の時期を明言しませんでした。
　
現在、埼玉選挙区は７人が立候補を表明し、自民、公明両党は現職の２議席確保を目指しています。

自民党関係者は「埼玉選挙区は公明党が重点区とし、自公で相互推薦している。無理に２人目を擁立すれば将来、禍根を残しかねない」と話しているということです。

 

【出典参考】2019年6月6日配信「産経新聞」

 

＜上田清司氏、埼玉知事選５選不出馬へ＞

 

大野元裕参院議員が出馬意向を表明している8月２５日投開票で実施される埼玉県知事選に、現職の上田清司知事が出馬しない意向を一部の関係者に伝えていたことが６月１３日、分かりました。上田氏は１４日にも県庁で記者会見し、進退を表明する見通しです。

 

 

【出典参考】2019年6月13日配信「時事通信」

 

 

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