■米国の権威ある漫画賞「アイズナー賞」で「コミックの殿堂」受賞
原爆や戦争の悲惨さを告発する自伝的漫画「はだしのゲン」の作者で、2012年に73歳で死去した中沢啓治さんが、米国の権威ある漫画賞「アイズナー賞」(正式名称:ウィル・アイズナー漫画業界賞)で、優れた功績がある漫画家を顕彰する「コミックの殿堂」を受賞したことが分かりました。
原爆や戦争の悲惨さを告発する自伝的漫画「はだしのゲン」の作者で、2012年に73歳で死去した中沢啓治さんが、米国の権威ある漫画賞「アイズナー賞」(正式名称:ウィル・アイズナー漫画業界賞)で、優れた功績がある漫画家を顕彰する「コミックの殿堂」を受賞したことが分かりました。
▲中沢啓治作・漫画「はだしのゲン」第1巻「青麦ゲン登場の巻」
■長らく平和教材として活用も、2023年に広島市が削除
中沢啓治さんは1939年に広島市に生まれ、6歳で被爆。原爆で、父、姉、弟を失いました。 漫画家となった中沢さんは、1968年に発表した「黒い雨にうたれて」を皮切りに原爆や戦争の悲惨さを告発する漫画を発表し続け、1973年から週刊少年ジャンプで連載を開始した自伝的漫画「はだしのゲン」は、平和教材としても活用されてきました。
しかし、戦後78年を迎えた昨年(2023年)、広島市の平和教育副教材から漫画「はだしのゲン」が削除され波紋が広がりました。(2023年5月7日付け、8月16日付け当ブログ参照)
その背景には、漫画「はだしのゲン」の中に描かれている「天皇の戦争責任」を問う場面に対し、歴史認識を巡る表現を理由に、学校や図書館からの撤去されたという見方があるとか。
■受賞を機に「核兵器の恐ろしさを知ってもらいたい」――中沢夫人
アイズナー賞は「コミック界のアカデミー賞」とも呼ばれ、過去に同賞で殿堂入りした日本の作家には、手塚治虫さん、宮崎駿さん、高橋留美子さん、萩尾望都さんらがいるということです。
今回、このアイズナー賞で「コミックの殿堂」入りしたことは中沢さんが、漫画「はだしのゲン」に盛り込んだ平和への想いが世界に認められたことになります。
翻訳権代理会社を通じてトロフィーを受け取った妻ミサヨさんは「受賞は本当に光栄。主人も喜んでいると思う」と語りました。
そして、取材に対しミサヨさんは「夫は原爆を二度と使ってほしくないとの思いで描いてきた。今回の受賞を機に『はだしのゲン』がもっと広がり、核兵器の恐ろしさを知ってもらいたい」と話しました。
【出典参考】2024年8月23日配信「北陸中日新聞」
※パレスチナに平和を!イスラエルはガザへの軍事攻撃を止めろ!
(※緊急行動は終わりました。)
※ #ロシアはウクライナ侵略をやめろ!
※平和、いのち、くらしを壊す 大軍拡・大増税に反対しよう!
■署名用紙は下記「憲法共同センター」ホームページから
https://www.kyodo-center.jp/wp-content/uploads/2023/01/20230123shomei.pdf
※ #統一教会の宗教法人解散を求めます
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(9条改憲NO!全国市民アクション)http://kaikenno.com/?p=1826
■これまで取り組んできた「安倍9条改憲反対!改憲発議に反対する全国緊急署名」に変え、新しい情勢に合わせた「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組みます。
■ネット署名
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■署名用紙(プリントしてお使いください)
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2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効へ!
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♯日本政府は核兵器禁止条約に背をむけるな
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