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ブルーインパルス「感謝飛行」に賛否両論――軍事費削り病院支援に

2020年06月05日 | 国際・政治
航空自衛隊の曲芸飛行専門チーム「ブルーインパルス」が5月29日に、新型コロナウイルスに対応中の医療従事者へ「感謝と敬意」を示すとして6機編隊で約20分間、東京上空を飛行し、病院屋上でこの「感謝飛行」に手を振って応える医療従事者の姿がテレビで放映されました。

しかし、この件で、SNS上では賛否両論が相次ぎました。

安倍首相はツイッターで「ブルーインパルスと共に、医療従事者をはじめとした皆様へ、心からの感謝と敬意を込めて、拍手をさせていただきました」と投稿。

一方、市民からは「どうして自衛隊機が東京上空を飛行することが医療従事者への感謝の気持ちと結びつくのか、私にはさっぱりわからない」といった投稿もありました。

実は、こうした「感謝飛行」は自衛隊オリジナルではなく、米軍が米国で「アメリカ・ストロング作戦」と称して大々的に実施してきたもの。米軍曲芸飛行専門チーム「ブルーエンジェルス」がこの5月初旬に約2週間、ほぼ1日おきに「感謝飛行」を行った、いわばその“模倣”です。

政府は反応が良かったと2回目、さらには他都市での飛行も検討しているようですが、この経費は360万円。

安倍政権が本当に医療従事者に「感謝」しているなら、米国を模倣したパフォーマンスではなく、過去最高額規模に膨れ上がった軍事費を削り、厳しい状況にある病院経営を支えるなど、医療支援に力を尽くすべきではないでしょうか?

ちなみに、テレビに放映された医療従事者が屋上に集まってブルーインパルスに手を振る映像は、東京都世田谷区の自衛隊中央病院だったということです。

【出典参考】2020年5月31日、6月3日付け「しんぶん赤旗」

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