とだ九条の会blog

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「とだ九条の会」が「落語と講演の夕べ」を開催

2010年10月24日 | 国際・政治

P1010151 「とだ九条の会」は、2010年10月20日(水)午後7時より、戸田市文化会館にて「落語と講演の夕べ」を開催。市民ら135人が参加しました。

はじめに「とだ九条の会」の高柳美知子代表が主催者を代表して挨拶。
つづいて「基地のない平和な沖縄をめざす会」の長谷部洋子理事(川口市在住)の「沖縄からの報告」の訴えの後、講演では埼玉憲法会議事務局長の青木努弁護士が、菅首相の私的諮問機関である「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」(新安保懇)が先頃発表した報告書の危険な内容を告発しました。
青木弁護士は、報告書が①これまでの必要最小限度の防衛力を整備し、相手の意図や能力に反応するのではなく、奇襲的に行われる侵略に充分な警戒態勢をとるという「基本的防衛力構想」から、周辺の脅威に連動させ防衛力を整備するという「所要防衛力構想」へ回帰していること、また、②憲法論や法律論からスタートするのではなく、「現実」を見て必要ならば憲法九条を事実上変えてもよいとする主張になっている、という問題点を指摘しました。
そして、民主党が提案する衆院比例定数を80議席削減する策動についても言及し、これは「民意の切り捨て」にほかならず、実施されれば衆院は改憲を主張する民主・自民両党で独占され、憲法が危なくなることなど民主党政権下で進行している、より危険な実態を解明。法人税減税と引き換えの消費税増税の狙いについても解説しました。
メイン企画の落語では、立川談之助師匠が笑いの中に民主党政権や腐敗した国会議員の痛烈な批判を含めた噺を展開。最後に「禁演落語」の一席を披露して、こうした落語を禁止した戦時中がいかにひどい状態だったかを紹介しました。参加者は談之助師匠の演芸に魅了され、大爆笑の中に平和の大切さを実感すると共に憲法九条を守ろうとの確信を深めあう有意義な夕べとなりました。

なお、この夕べは「とだ九条の会」と「憲法改悪反対戸田共同センター」の共催で行われました。

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