天然酵母パン ざぱん

『 the pan 』という名前は・・シンプルな素材選びから

パンプレートのパン

2011-02-02 | 美奈吉のひとりごと。

温々のmenu「パンプレート」のパンは、ざぱんの「ライ麦20」を使ってもらっています。私は、日中のお店の仕事が始まる前にパンを捏ねます。この所の気温の低さに、パンを作る為の器具が冷え冷えまず、te.to.teさんの工房に着いたら部屋を温め・・・計量をしたら・・・器具を温めます。それでも粉は冷たい(パン屋さんってどうしているのでしょうか・・)

基本的に手捏ねのパン作り。でも、このパンプレートのパンだけは機械で一度に6本分を捏ねています。原始的で笑われてしまうかもしれませんが・・・(全てのパンに)発酵器は使っていませんお店の準備に入る前までに(写真)までの工程を済ませて、パンを衣装ケースに入れて工房の一番上の棚にのせます。あとは・・・わかりますか?日中は、工房では焼き菓子やケーキを焼いているので、部屋の上の方はとても温かくなるのです。「ライ麦20」は、甘くていい香りに包まれて、約7時間かけてゆっくりと膨らんでいます。時々膨らむ様子を見ながら、6本あるパンの位置を変えて・・・なるべく同じように膨らんでくるように調整します。そして、お店の仕事が終わる頃がちょうどオーブンに入れる頃合に。。。短時間で発酵できたら便利なのですが、どうもこの「ライ麦20」はじっくりあがってきた方が・・・狙っている状態になるみたい。だから、なるべく時間はかけて膨らむ条件を整えるようにしています。ずっと焼いてきたパンだから、変化もわかりやすいです。

この季節、手捏ねのパンは湯たんぽにも発酵を助けてもらっています♪