PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

大晦日に思う。

2022-12-31 | ニュース

ロレックス時計において、2022年は買いづらい年でありました。

ロレ並行店においては、年初の価格から一転し、5月に持ち直すと思いきや、小ぶりのアップダウンを繰り返して、最高値の5割近くの

買取価格は落ち込んだようです。

現在、都内は中共人よりも、タイやマレーシア、からの華僑が多く観光とショッピングをされているようです。

免税のメリットよりも、まだ円安基調を享受すべく活動を再開されています。

ここ、10年、毎年のようにロレフリークらが、モデル予想、特にプロフェッショナルモデルの予想を楽しんでいますが、

メーカー自体も調子に乗って感化されているところは、懸念されます。

GMTのレフティーは、ペプシとそう変わらない金額まで落ち込み、チャレンジは結果、不発に終わるでしょう。

なぜなら、世界に差ほどの余裕はなく、大衆の実用性から考えると、両者はまったく不必要だからです。

ただし、アンティークは違います。

ロレックスの話は、深いのでこれぐらいにします。

一方のパテックフィリップはどうかと言いますと、

このコロナ期間中、ロレックス以上に単価の高い時計なのは分りますが、もう中産階級ではワイフに同意を得られないほどの

定価になってしまいましたね。

もう、時計と言うよりも、アート、というか、美術工芸品の域でございます。

過去に買ったパテックフィリップを大切に、それこそパテック社のプロパガンダのように親から子、子から孫へ受け継がれる時計、

という風格が出てきています。

そういった、何世代にもわたって修理可能な時計は、パテック・フィリップとAPの二社だけです。

またこのメーカーとしての責任を、最近のロレックス社も別料金でスイス本社扱いですが、行うようになりました。

2022年のパテックのカタログを見て心底ほしいモデルは、ほぼありません。

これから、ちっちこちゃんと、かがやきで金沢に向かいます。

どうぞロレフリークの皆様、正月早々、寒空に並んで、116500LN白も買えず、コロナとインフルのダブル感染にならぬよう、

ご自愛ください。


2022年大晦日

PATEX HUNTER

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