PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

時計にプレミアがつく直前の状況について考察してみる 3

2022-07-29 | ニュース

ここ10年ほど前まで、エクストラシンではないSSロイヤルオーク15202はギャラ付きブルーが100万円、

SSノーチラス5711/1Aはギャラ箱タグなしで、139万円だった記憶がある。

ジャンボロイヤルオークの初期はヤバイ銀座でしか売っていなかったので買わなかったが、どうせ同じエボーシュがルクルトならいい

と思い、新品で正規からSSエクストラシン160万ぐらいで買ったが、バックルのネジが頻繁に脱落するし、そのたびに修理に出して、

知らぬ間にベゼルがキズ付けられてしまった嫌な思い出がある。

溝無しリューズがステンレスだから巻き上げで苦労するのだと思い、エクストラシンのイエロー無垢をロウ君にお願いしてポールの正規店

からFedExで事務所に送ってもらった。

2019年頃、ロイヤルオークエクストラシンは、外装がすべて二代目テレスドンや二代目ゼットンのようにデップリとした一般ピーなロイヤル

オークとは流通形態が区別され、SS、PGの15202も当時は正規店で販売されていたが(いまはこれらもブティック限定販売)、ピンクは米国で

ホモと間違われては迷惑だし、ゴールド=イエローゴールドが世界標準だから、ブティックに面識のない私は本来、日本で買いたかったのだ

が、買わずに輸入で対処した。

なぜ、性急に私が15202のイエローゴールドシャンパン文字板を買ったかと言えば、このロイヤルオークは出た直後から早々にディスコン、

という噂が、取り扱いの無い正規店から聞いていたからだ。

アワーグラス限定のイエロー無垢グリーン文字板はあったのだが、ローターに砂時計マーク―がエングレイブされてダサかったので無視して

いたので、15202エクストラシンのイエローゴールドがリリースされた際は小躍りし、シャンパン文字板が出たときはね神のお告げを聞い

た気がした。

25年ほどの時計コレクターの経験から、絶対に買わないといけない時計だと感心していたが、正直、これほどまでに並行店価格が上がると

はどなたも考えていなかった時代であった。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロレチューバ―テル王の番組に... | トップ | 時計にプレミアがつく直前の... »
最新の画像もっと見る