当時、フランクミュラーは斬新な時計だった。
1990年代から2010年までの間、その顔、ともいえる時計だった。
だからだろう、まだ私が事業も確立していない当時と、フランクミュラーが重なってしまってその初期モデルを正規品で未だに
探しているのはある意味、郷愁、にほかならない。
この郷愁が、私が幼いころの雰囲気を色濃く残していたロイヤルオークのジャンボ(当時の現行はエクストラシン以前の15202)や
ノーチラスのジャンボ(当時の現行は5711/1A)に発展し展開することは時計コレクターとして必然の帰結であったといえるのだ。