京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。主夫見習い中。
美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京町屋中京(24)廣田家、二軒町屋、峯勘商店、後*家、居酒屋、遠藤(株)、石*家、岸*家、不明

2019-09-30 17:42:19 | 京都の町 町屋・建造物


京町屋中京区の続き、第24回です。

廣田家
京都を彩る建造物認定番号第137号
中京区
廣田家は代々麻布業を営む家で,江戸時代より新町通に店を構えていました。
現在の建物は昭和元年(1926)の竣工とされ、当時は通りの向かいに店舗を構えていたため,同建物は居宅として建築されたものです。
通りに面して高塀と表門を構え,前庭を挟んで主屋を配し,北側に雁行させて奥に離れを設けています。
主屋は木造2階建,桟瓦葺の大塀造形式を踏襲した建物で,表側より洋館,玄関棟,居住棟となります。
玄関から奥に北側廊下を延ばし,南側に居室や水廻りを配置しています。
主屋から離れにかけての南面には枯山水で水の流れを表現した庭が設けられ,織部灯篭,春日灯篭などが各所に置かれています。
奥の離れは平屋建で,奥座敷,仏間の2室からなっています。
両室とも丸太長押を用い,奥座敷の床廻りは床柱に檜木の四方柾を用い,黒漆塗の床框とするなど格式の高い意匠です。
また縁廊下の天井は網代張りと化粧屋根裏からなり,見所となっています。
鉾町に残る昭和初期の大規模で極めて質の高い町家建築として高く評価されています。










二軒町屋
ラーメン店と居酒屋に改装されています。ばったり床几はそのままです。





峯勘商店
法衣店のようです。





近くに二宮二尊徳象があります。





後*家
一階庇の横一直線と格子、虫籠窓の縦のラインが美しい京町屋です。









居酒屋「露地」





遠藤株式会社
呉服関係の商売です。









石*家





岸*家





不明(表札なし)











京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。
ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。
駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。
鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。


各種建造物指定の説明
国・登録有形文化財
緩やかな規制により建造物を活用しながら保存を図るため,平成8年度施行の文化財制度で,登録された建物が登録有形文化財です。
登録文化財には,築後50年を経過している建造物で,国土の歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものといった基準を満たす建造物が対象となります。
京都市では,近代の建造物を中心に積極的に登録を進め,市内243件(平成31年1月末現在告示分)が登録されています。

景観重要建造物
 平成16年に制定された景観法に基づき,地域の自然,歴史,文化等からみて,建造物の外観が景観上の特徴を有し,地域の景観形成に重要なものについて,京都市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には,所有者等の適正な管理義務のほか,増築や改築,外観等の変更には市長の許可が必要となりますが,相続税に係る適正評価や,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。

歴史的意匠建造物
 歴史的な意匠を有し、地域の景観のシンボル的な役割を果たしている建築物等を京都市が指定するものです。

歴史的風致形成建造物
 平成20年11月に施行された、歴史まちづくり法に記載された重点区域内の歴史的な建造物で,地域の歴史的風致を形成し,歴史的風致の維持及び向上のために保存を図る必要があると認められるもので,京都市長が建造物の所有者及び教育委員会の意見を聞いて指定した建造物。
指定を受けた建造物には,所有者等の適切な管理義務のほか,増築や改築,移転又は除却の届出が必要となりますが,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。


京都を彩る建物
京都市内には京都の歴史や文化を象徴する建物が,所有者のたゆまぬ努力により,世代を越えて継承されています。
しかし,その存在と魅力が十分に伝わっていないものや,維持・継承が危ぶまれているものもあります。
そこで,京都の財産として残したい建物や市民から募集し,市民ぐるみで残そうという気運を高め,様々な活用を進めることなどにより,維持・継承を図ろうというものです。
京都を彩る建物は市民から推薦を受け、審査委員会で選定された建造物です。
京都市内で世代を越えて継承され,京都の歴史や文化を象徴し、概ね50年以上の建造物(国又は地方公共団体が所有しているものは除く)です。



























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真如堂の彼岸花

2019-09-30 05:32:30 | 京都めぐり


真如堂は紅葉の名所ですが、四季折々の花が咲き続けるところです。
初秋の今は、萩や酔芙蓉、コムラサキに貴船菊が見頃を迎えます。
また彼岸の期間中には境内のあちこちに彼岸花が咲きます。
田んぼの畦道に咲く彼岸花もいいですが、緑に囲まれた彼岸花も良いものです。
















白彼岸花










三重塔を背に咲いています。





















手水舎





三重塔
















赤とんぼ アキアカネですね。
子供のころ空いっぱいにアキアカネが飛んでいました。
虫とり網で簡単にアキアカネを捕まえることができました。
いつからでしょう、こんなに少なくなったのは。

































彼岸花が終わると秋が深まっていきます。

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植物園の彼岸花、白色彼岸花、八重彼岸花、桃色彼岸花

2019-09-29 16:58:43 | 2019 花



植物園のあちこちで咲いていた彼岸花(曼珠沙華)です。

















白彼岸花































































八重彼岸花














彼岸花










桃色彼岸花















彼岸花









白彼岸花


















































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妙蓮寺 満開の芙蓉、酔芙蓉、彼岸花

2019-09-29 05:41:23 | 京都めぐり


上京区妙蓮寺の芙蓉、酔芙蓉、彼岸花が見頃を迎えています。
総門前、境内中に芙蓉、彼岸花が咲き誇っています。




































芙蓉の下には彼岸花満開です。
























境内





















白彼岸花




















寺務所























境内のあちこちに彼岸花が咲いています。














本堂














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京町屋中京(23)京都大宮旅館、寺*家、木*家、三*家、Ratna Cafe、三原家、T家・Sumaoすまいの雑貨店

2019-09-28 16:57:49 | 京都の町 町屋・建造物


京町屋中京区の続き、第23回です。

京都大宮旅館
改修が終わったばかりのようです。










寺*家





木*家










三*家









二軒町屋(T家・Ratna Cafe)






三原家
京都を彩る建造物選定番号第4-007号
中京区
間口が広く,格子の前にお地蔵さんがある町家です。
大正時代に改装されたと思われる2階の洋間や,通り庭の吹き抜けにある欄間などに特徴があります。





二軒町屋(鳥*家・Sumaoすまいの雑貨店)






京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。
ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。
駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。
鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。


各種建造物指定の説明
国・登録有形文化財
緩やかな規制により建造物を活用しながら保存を図るため,平成8年度施行の文化財制度で,登録された建物が登録有形文化財です。
登録文化財には,築後50年を経過している建造物で,国土の歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものといった基準を満たす建造物が対象となります。
京都市では,近代の建造物を中心に積極的に登録を進め,市内243件(平成31年1月末現在告示分)が登録されています。

景観重要建造物
 平成16年に制定された景観法に基づき,地域の自然,歴史,文化等からみて,建造物の外観が景観上の特徴を有し,地域の景観形成に重要なものについて,京都市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には,所有者等の適正な管理義務のほか,増築や改築,外観等の変更には市長の許可が必要となりますが,相続税に係る適正評価や,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。

歴史的意匠建造物
 歴史的な意匠を有し、地域の景観のシンボル的な役割を果たしている建築物等を京都市が指定するものです。

歴史的風致形成建造物
 平成20年11月に施行された、歴史まちづくり法に記載された重点区域内の歴史的な建造物で,地域の歴史的風致を形成し,歴史的風致の維持及び向上のために保存を図る必要があると認められるもので,京都市長が建造物の所有者及び教育委員会の意見を聞いて指定した建造物。
指定を受けた建造物には,所有者等の適切な管理義務のほか,増築や改築,移転又は除却の届出が必要となりますが,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。


京都を彩る建物
京都市内には京都の歴史や文化を象徴する建物が,所有者のたゆまぬ努力により,世代を越えて継承されています。
しかし,その存在と魅力が十分に伝わっていないものや,維持・継承が危ぶまれているものもあります。
そこで,京都の財産として残したい建物や市民から募集し,市民ぐるみで残そうという気運を高め,様々な活用を進めることなどにより,維持・継承を図ろうというものです。
京都を彩る建物は市民から推薦を受け、審査委員会で選定された建造物です。
京都市内で世代を越えて継承され,京都の歴史や文化を象徴し、概ね50年以上の建造物(国又は地方公共団体が所有しているものは除く)です。




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法然院 秋の白砂壇と彼岸花 安楽寺彼岸花

2019-09-28 06:48:24 | 京都めぐり


前回は中秋の名月だった法然院の白砂壇でしたが、今回はどうでしょうか。

茅葺山門






白砂壇左は陽射しが強く見えにくいですが、左右の白砂壇とも水に流れるもみじです。
もう秋本番の白砂壇模様に変わりました。


























彼岸花










青苔がきれいです。





























もみじ










山門の苔





扉は板が多いですが、法然院は竹です。





茅葺





安楽寺





ここでも彼岸花が咲いています。




















法然院、安楽寺とも彼岸花が終わると、まだ後になりますが紅葉が楽しみになります。


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平野神社彼岸花、白彼岸花、鍾馗水仙

2019-09-27 16:55:32 | 京都めぐり


平野神社の彼岸花が見頃を迎えています










白彼岸花










ショウキズイセン(鍾馗水仙)
四国から沖縄にかけて分布する彼岸花科の花です。
















































































酔芙蓉






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昨日の梨木神社と常林寺の萩

2019-09-27 06:53:17 | 京都めぐり


昨日、萩を愛でに梨木神社と常林寺に行ってきました。
梨木神社は「萩の宮」ともいわれ、京都を代表する萩の名所として知られています。
毎年萩まつりが行われ、拝殿で献華式、弓術披露、狂言、舞、琴、尺八などの奉納行事が行われます。
ただ毎年萩まつりのときはまだ萩の開花が少ないので、今回は萩まつりの後に行ってきました。





社殿










まだ咲きはじめです。









市民から献詠された短冊が下げられています。




















京都三名水の一つ染井の井戸





参道も萩が咲き誇っていたらきれいですが、まだ早かったです。





旧茶室





参集殿















酔芙蓉





次に向かったのば出町柳常林寺です。
ここも萩の名所で知られています。
ここの萩は見頃終盤です。梨木神社と大きな違いです。




















寺務所










彼岸花




















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北嵯峨野の彼岸花見頃(2)

2019-09-26 16:31:44 | 京都めぐり


北嵯峨野の彼岸花の続きです。
広沢さんと大覚寺の間にある田んぼの畦道に見頃になった彼岸花が咲き誇っています。
多くの田んぼの稲刈りが終わり、今年の収穫を喜んでいるような咲きっぷりです。















コスモスは咲きはじめです。






























































































愛宕山










稲刈りが終わる頃をみはらい、野鳥撮影愛好家も増えてきました。
秋の彼岸は今日までですが、市内のあちこちで彼岸花が咲いています。
わが家の彼岸花も開花直前です。






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北嵯峨野の彼岸花見頃に

2019-09-26 05:34:01 | 京都めぐり


昨日は朝から秋晴れの一日になりました。
向かったのは嵯峨野の彼岸花です。
広沢池と大覚寺の間に、昔から変わらない田んぼの景色が広がっています。
今年は例年より少し開花が遅れている彼岸花ですが、それでも彼岸明け前には見頃になりました。
田んぼの畦道には情熱的な赤い彼岸花が咲き誇っています。
稲刈りを終えた田んぼが多くなっています。
私の知っているかぎりでは、京都市内での彼岸花群生では一番ではないでしょうか。










































































































7時過ぎの広沢池










遍照寺山








続く。






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京町屋 中京(20)三上装束、久保田家、なが田、鳩居堂、染殿院、 すき焼き三嶋亭、浮世絵西春 

2019-09-25 19:17:14 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋中京区の続き、第20回です。

三上装束
創業慶応三年(1867)、京装束の老舗です。
狩衣、衣冠束帯、巫女装束、京神具、御神楽











久保田家
京都を彩る建造物選定番号第3-041号   
中京区
漆喰を塗り直し,戸袋や室外機格子カバーを設置等の改修を行われました。





なが田










鳩居堂
創業1663年の京都の老舗です。
建て替え中で仮店舗です。










以前の鳩居堂
寛文3年(1663)に現在の場所に店舗を開く老舗です。





染殿院 京町屋ではないですが。
京都を彩る建造物選定番号第5-006号   
中京区
「安産祈願のお地蔵さん」として名高い寺院です。
建物はどんどん焼けの際,仮堂として建てられたものと云われています。
喧騒な通りから一歩境内に入ると厳かで静かな雰囲気を味わうことができます。










すき焼きの三嶋亭
創業は明治6年(1873)の京都のすき焼きの名店です。
京都百味会HPより
「明治初頭、寺町通の三条から四条にかけての界隈は京の文明開化の中心地となり、繁華街としてにぎわうようになったという。
西洋菓子店や写真館、見世物小屋などが建ち並ぶ中、明治六年、初代・三嶌謙吉とその妻ていは、寺町通三条角で牛鍋屋を創業した。
この夫妻はもとは御所勤めをしていたとのこと。二人は御法度を破るかたちで相愛の仲になり、本来なら手討ちになるべきところを主人のはからいによってひと包みの金を渡され、放免されて長崎に移った。
ペリ-の来航以来、日本には西洋文明の波が押し寄せ、それまで国内ではタブ-視されていた肉食文化も、長崎などから流入した。
夫妻はそこで牛肉の調理法を学び、明治維新後、京に戻って商いを開始したのである。
三嶋亭のすき焼きは、創業以来変わらぬ独特の手順で調理される。
まず、炭火に近い性質の熱が得られることから、昭和初期に採用された電熱器の上で、八角形の鍋を充分に温める。
次に砂糖を薄く広げ、その上に客の数だけ霜降り肉を並べて焼き、割下をかけて焼いてから肉を一枚食べる。
その後は、通常のすき焼きと同じように、葱や糸こんにゃく、豆腐などの具を入れ、肉とともに焼いて食べるという具合だ。
肉は丹波・但馬地方を中心に、全国から選りすぐりの和牛肉を仕入れており、まさに最上級の牛肉を賞味することができる。
すき焼きの他に、オイル焼きや水だき、本田味噌本店の味噌を使った「牛肉みそ漬」などもあり、様々なかたちで牛肉の美味しさを存分に楽しめる料理店である。」










浮世絵 西春 
江戸時代の後期(1800~1867年)創業、三嶋亭の隣、浮世絵古版画の専門店です。






京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。
ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。
駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。
鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。


各種建造物指定の説明
国・登録有形文化財
緩やかな規制により建造物を活用しながら保存を図るため,平成8年度施行の文化財制度で,登録された建物が登録有形文化財です。
登録文化財には,築後50年を経過している建造物で,国土の歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものといった基準を満たす建造物が対象となります。
京都市では,近代の建造物を中心に積極的に登録を進め,市内243件(平成31年1月末現在告示分)が登録されています。

景観重要建造物
 平成16年に制定された景観法に基づき,地域の自然,歴史,文化等からみて,建造物の外観が景観上の特徴を有し,地域の景観形成に重要なものについて,京都市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には,所有者等の適正な管理義務のほか,増築や改築,外観等の変更には市長の許可が必要となりますが,相続税に係る適正評価や,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。

歴史的意匠建造物
 歴史的な意匠を有し、地域の景観のシンボル的な役割を果たしている建築物等を京都市が指定するものです。

歴史的風致形成建造物
 平成20年11月に施行された、歴史まちづくり法に記載された重点区域内の歴史的な建造物で,地域の歴史的風致を形成し,歴史的風致の維持及び向上のために保存を図る必要があると認められるもので,京都市長が建造物の所有者及び教育委員会の意見を聞いて指定した建造物。
指定を受けた建造物には,所有者等の適切な管理義務のほか,増築や改築,移転又は除却の届出が必要となりますが,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。


京都を彩る建物
京都市内には京都の歴史や文化を象徴する建物が,所有者のたゆまぬ努力により,世代を越えて継承されています。
しかし,その存在と魅力が十分に伝わっていないものや,維持・継承が危ぶまれているものもあります。
そこで,京都の財産として残したい建物や市民から募集し,市民ぐるみで残そうという気運を高め,様々な活用を進めることなどにより,維持・継承を図ろうというものです。
京都を彩る建物は市民から推薦を受け、審査委員会で選定された建造物です。
京都市内で世代を越えて継承され,京都の歴史や文化を象徴し、概ね50年以上の建造物(国又は地方公共団体が所有しているものは除く)です。



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京町屋中京(22)植村商店、西村酒店、西*家、東*家、二軒町屋、雅文化教室、真蓮寺門徒会館三休堂

2019-09-25 17:50:40 | 京都の町 町屋・建造物


京町屋中京区の続き、第22回です。

植村商店













西村酒店











西*家





東*家





二軒町屋





うちは一軒は京町屋のお宿





雅文化教室





真蓮寺門徒会館三休堂





雲・小宮














京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。
ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。
駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。
鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。


各種建造物指定の説明
国・登録有形文化財
緩やかな規制により建造物を活用しながら保存を図るため,平成8年度施行の文化財制度で,登録された建物が登録有形文化財です。
登録文化財には,築後50年を経過している建造物で,国土の歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものといった基準を満たす建造物が対象となります。
京都市では,近代の建造物を中心に積極的に登録を進め,市内243件(平成31年1月末現在告示分)が登録されています。

景観重要建造物
 平成16年に制定された景観法に基づき,地域の自然,歴史,文化等からみて,建造物の外観が景観上の特徴を有し,地域の景観形成に重要なものについて,京都市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には,所有者等の適正な管理義務のほか,増築や改築,外観等の変更には市長の許可が必要となりますが,相続税に係る適正評価や,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。

歴史的意匠建造物
 歴史的な意匠を有し、地域の景観のシンボル的な役割を果たしている建築物等を京都市が指定するものです。

歴史的風致形成建造物
 平成20年11月に施行された、歴史まちづくり法に記載された重点区域内の歴史的な建造物で,地域の歴史的風致を形成し,歴史的風致の維持及び向上のために保存を図る必要があると認められるもので,京都市長が建造物の所有者及び教育委員会の意見を聞いて指定した建造物。
指定を受けた建造物には,所有者等の適切な管理義務のほか,増築や改築,移転又は除却の届出が必要となりますが,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。


京都を彩る建物
京都市内には京都の歴史や文化を象徴する建物が,所有者のたゆまぬ努力により,世代を越えて継承されています。
しかし,その存在と魅力が十分に伝わっていないものや,維持・継承が危ぶまれているものもあります。
そこで,京都の財産として残したい建物や市民から募集し,市民ぐるみで残そうという気運を高め,様々な活用を進めることなどにより,維持・継承を図ろうというものです。
京都を彩る建物は市民から推薦を受け、審査委員会で選定された建造物です。
京都市内で世代を越えて継承され,京都の歴史や文化を象徴し、概ね50年以上の建造物(国又は地方公共団体が所有しているものは除く)です。

















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そうだ京都行こう。祇王寺

2019-09-25 05:30:24 | 京都めぐり


初秋の祇王寺に行ってきました。










拝観受付前にミニチュアとポスターが貼っています。






ポスターは2019年 初夏「苔と新緑編」です。





庭園に入ります。

茅葺草庵





青苔がとてもきれいです。
苔は初夏がきれいと言いますが、初秋の今もきれいです。









ヒノキゴケ(シッポゴケ)





スギゴケ





ヤブラン










山門






彼岸花開花直前です。




















秋海棠





水引





金水引















草庵で「初秋の京都 モシュ印/コケ寺リウム」です。市内8ヶ寺で行われています。
撮影可能です、仏像は撮影禁止。





「通路から見た門と苔庭」





「苔庭正面から見た草庵」





「苔庭内のスギゴケ群」










草庵より






















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京町屋中京(21)彩雲堂、竹苞書楼、蓬莱堂、衣料店、あなぎ、磯部家、MARIE BELLE、加納洋服店

2019-09-24 17:14:24 | 京都の町 町屋・建造物


京都の町屋中京区の続き、第21回です。

彩雲堂
京都を彩る建造物認定番号第59号
中京区
彩雲堂は明治初期に創業し,京都画壇など多くの画家たちを支えた日本画画材店です。
建物は木造平入桟瓦葺で,明治期の建築と推定される厨子2階の町家と総2階の町家が繋がった構造となっています。
東部は店の間と画材製造の作業場,西部は座敷と収納庫となっています。
虫籠窓や格子窓,富岡鉄斎の書による木製看板は,趣ある外観を形成しています。
店の間において,店内で製造した絵具を販売する光景は,京都の伝統的な店舗を現代に引き継いでいます。
彩雲堂は町家景観で有名な姉小路界隈を代表する建物であり,町家が軒を連ねる景観を支える重要な存在となっています。


















竹苞書楼 古書店専門店 
中京区
寛延年間創業の老舗です。
天明、元治の大火により店鋪消失し、現在の建物はその直後に再建した江戸時代の建物です。
文人、学者に支えられ、文化サロン的存在です。













蓬莱堂茶舗
創業年から216年を迎える老舗茶舗です。
建物も享和三年(1803年)の創業以来のままですが、今年の10月より部分ごとに順次改築・改装します。
昔の風情・・・江戸とは行かないまでも昭和初期の雰囲気に戻したいということです。
また茶室を設けて、気軽な茶道体験から本格的な茶会・茶事など愉しむ場にするそうです。





寺町衣料店





うしのほねあなぎ





磯部家





路地にMARIE BELLE










加納洋服店
京都を彩る建造物選定番号第6-034号
中京区
大正期の町家の表屋を昭和2年に改修し,テーラーを始めた洋服店です。
平入りの2階建町家にパラペット建ち上げ,3階建ての洋風建築に見せる外観意匠です。
店舗内部は作業に必要な自然光を入れるためトップライトを設けた,テーラーならではの造りです。






京町屋外観の特徴
屋根一階庇の最前列は一文字瓦葺いています。
横の一直線と格子の縦の線の調合が町屋の外観美の一つです。
格子
戦国時代からで、内からは外がよく見え、外からはよく見えないようになっています。
家の商いや家主の好みでデザインが異なります。
上部が切り取られた「糸屋格子」、太い連子の「麩屋格子」、「炭屋格子」、重い酒樽や米俵を扱う「酒屋格子」、「米屋格子」、繊細な「仕舞屋格子」などがあります。格子を紅殻で塗ったものが紅殻格子。
ばったり床几
元々は商いの品を並べるもので、後に腰掛け用に床几として近隣との語らいの場でした。
ばったりとは棚を上げ下げするときの音からきています。
虫籠窓
表に面した二階が低くなっている「厨子二階」に多く見られる意匠。
防火と道行く人を見下ろさない配慮と言われています。
犬矢来
竹の犬矢来は割竹を透き間なく組んだものから、少し透かしたものまでさなざまです。
直線的な町屋の表情を和らげてくれます。
駒寄
家と道との境界に巡らされた格子の垣。元は牛馬をつなぐためのものでした。
意匠もさまざま、栗や欅などの硬い木が使われることもあります。
鍾馗
厄除けの瓦人形は京町屋の屋根の象徴です。


各種建造物指定の説明
国・登録有形文化財
緩やかな規制により建造物を活用しながら保存を図るため,平成8年度施行の文化財制度で,登録された建物が登録有形文化財です。
登録文化財には,築後50年を経過している建造物で,国土の歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものといった基準を満たす建造物が対象となります。
京都市では,近代の建造物を中心に積極的に登録を進め,市内243件(平成31年1月末現在告示分)が登録されています。

景観重要建造物
 平成16年に制定された景観法に基づき,地域の自然,歴史,文化等からみて,建造物の外観が景観上の特徴を有し,地域の景観形成に重要なものについて,京都市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には,所有者等の適正な管理義務のほか,増築や改築,外観等の変更には市長の許可が必要となりますが,相続税に係る適正評価や,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。

歴史的意匠建造物
 歴史的な意匠を有し、地域の景観のシンボル的な役割を果たしている建築物等を京都市が指定するものです。

歴史的風致形成建造物
 平成20年11月に施行された、歴史まちづくり法に記載された重点区域内の歴史的な建造物で,地域の歴史的風致を形成し,歴史的風致の維持及び向上のために保存を図る必要があると認められるもので,京都市長が建造物の所有者及び教育委員会の意見を聞いて指定した建造物。
指定を受けた建造物には,所有者等の適切な管理義務のほか,増築や改築,移転又は除却の届出が必要となりますが,建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。


京都を彩る建物
京都市内には京都の歴史や文化を象徴する建物が,所有者のたゆまぬ努力により,世代を越えて継承されています。
しかし,その存在と魅力が十分に伝わっていないものや,維持・継承が危ぶまれているものもあります。
そこで,京都の財産として残したい建物や市民から募集し,市民ぐるみで残そうという気運を高め,様々な活用を進めることなどにより,維持・継承を図ろうというものです。
京都を彩る建物は市民から推薦を受け、審査委員会で選定された建造物です。
京都市内で世代を越えて継承され,京都の歴史や文化を象徴し、概ね50年以上の建造物(国又は地方公共団体が所有しているものは除く)です。



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台風が過ぎ秋の花 秋桐、犬萩、狸豆、吾亦紅、白釣船草、釣船草、山白菊、南天萩、杜鵑草

2019-09-24 05:37:57 | 2019 花


台風が通りすぎ、秋が進みそうです。
秋の花です。

犬萩(イヌハギ)
京都府絶滅寸前種 環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU)

分布域は広いが、河川や林縁などの開発されやすい場所と生育立地が重なるため、現状では絶滅のおそれが高い。
自生しているほとんどの都府県で、レッドリストに挙げられている。






狸豆(タヌキマメ)










吾亦紅(ワレモコウ)






山白菊(ヤマシロギク)










白釣船草(白ツリフネソウ)









釣船草(ツリフネソウ)










南天萩(ナンテンハギ)





秋桐(アキギリ)斑入










木萩(キハギ)









野竹(ノダケ)





野紺菊(ノコン菊)





女郎花(オミナエシ)





藤袴(フジバカマ)





杜鵑草(ホトトギス)














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