京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

嵐山から常寂光寺

2016-05-31 05:31:44 | 寺院・庭園


昨日は曇りで気温は高くなく、まずまずの散策日和でした。
向かったのは嵐山から常寂光寺、二尊院、祇王寺です。


緑が濃くなってきた嵐山





天龍寺の放生池の蓮はまだです。
小倉池で野鳥を待ちやっと一羽撮影できました。















常寂光寺山門





緑がきれいな仁王門前










石段を上がります。





石段途中を振り返り仁王門撮影





本堂前





本堂庭園









竹林もきれいです。










多宝塔





京都市内眺望





寺務所前










アジサイは咲き始めです。














私の好きなスポット





斜面の青苔がきれいになってきました。














歩いていると少し蒸し暑く汗がにじみます。
梅雨の走りでしょうか。
常寂光寺を出て二尊敬院、祇王寺に向かいます。


相国寺

2016-05-30 15:14:06 | 寺院・庭園

承天閣美術館で『森田りえ子展』を見たあと、春期特別拝観中の相国寺に入ります。
私の最初の禅寺通い、座禅会は相国寺です。
もう10年以上前になりますが、ここで第二、第四日曜日に開催されている座禅会に参加しました。
5,6年通い続けたのですが、参加者が多くなり、別の禅寺に変更しました。

座禅会はこの庫裏を入ります。




方丈に入ります。
白砂の方丈南庭です。















西の庭です。





枯山水の南庭です。





法堂





放生池の睡蓮が咲いています。










美術館のアプローチは青もみじがきれいです。






























美術館前の庭園





美術館の中庭





十牛の庭





今年は伊藤若冲生誕300年にあたり、若冲展示会は想像を越える大盛況です。
若冲は 禅宗に深く帰依した宗教人でもあり、相国寺に「動植綵絵」30幅、
と『釈迦三尊図』3幅対を寄進し、金閣寺大書院の障壁画も手掛けています。
私は相国寺でよく開催される 若冲展によく足を運びました。






『森田りえ子展』相国寺承天閣美術館

2016-05-30 05:24:44 | 美術・博物館

相国寺承天閣美術館で金閣寺方丈杉戸絵奉納10周年記念『森田りえ子展』が開催されています。
森田の作品は四条円山派の伝統を踏まえた花鳥画や京都の舞妓などがよく知られ、
私は作品の中では季節の花を鮮やかに描いた作品が気に入っています。
また寺社の襖絵なども手がけ金閣寺の方丈杉戸絵八面、客殿天井画二面を奉納しています。
今回の展示会はその奉納10年を記念しての開催です。





金閣寺方丈杉戸絵

春ー牡丹









夏ー花菖蒲










秋ー菊





冬ー椿










お店だしと呼ばれる舞妓デビュー三部作で、変身する女性の内面を描いています。

粧ー1(部分)





粧ー2(部分)





粧ー3(部分)





花菖蒲





秋蒼穹





熱国麗華





朝の月





昨年10月発表の新作シリーズ「KAWAII・GITAI」は京都で初公開です。
どちらかというとアニメのような感じです。




















「風神」の現代版のような作品です。





光の入江





作品約120点の展示です。
森田りえ子は女性の方に人気がありますね。






無鄰菴

2016-05-29 05:34:36 | 寺院・庭園

無鄰菴は明治・大正の元老山縣有朋が京都に造営した別邸です。
1941年山縣家より京都市に譲渡され、1951年には近代の名園として、国の名勝に指定されています。
庭園は山縣有朋の指示で七代目小川治兵衛が作庭したもので、東山を借景に、
琵琶湖疎水の水を引いた自然趣向庭園になっています。















狭い入口を入ります。





庭園の景色です。










カキツバタとニワフジ















青苔がきれいになりつつああります。





水の上の飛石を渡ると見える景色





三段の滝





茶室










明治36年(1903)日露開戦直前のわが国の外交方針決めた「無鄰菴会議」が開かれた洋館





母屋











母屋の坪庭














無鄰菴の向いは瓢亭










色づき開始のヤマアジサイ、花菖蒲

2016-05-28 05:36:28 | 花めぐり2016

植物園のヤマアジサイがそろそろ見頃開始です。
アジサイ園で色づいている品種をいくつか紹介します。

八重甘茶





クレナイヤマアジサイ(純白から深紅に変わります)





ヤマアジサイ ベニテマリ(白から赤に変わります)





ヤマアジサイ シノノメ(東雲)





ヒメアジサイ





マイコアジサイ





美山八重紫





クロヒメアジサイ





ナデシコガクアジサイ





他のアジサイも少しずつ色づいています。

ロゼア





カシワバアジサイ





西洋アジサイ ザ・クリスマス





西洋アジサイ インマクラター





西洋アジサイ ファザーン





花菖蒲は開花品種が増えてきました。












































昨日も蒸し暑い一日でした。
もうすぐ梅雨入りのようですが、アジサイや花菖蒲は雨で色づきが増すように思います。




真如堂のアジサイ

2016-05-27 05:31:36 | 花めぐり2016

紅葉の名所真如堂ですが、アジサイも多く植えられています。
見頃にはまだ少し早いですが、色つき具合のチェックに訪れました。
また来月早々に開花予定の菩提樹はどうでしょうか。





赤門と青もみじ





早速本堂裏のアジサイに行ってみます。
色とりどりのアジサイが色づき始めています。










































本堂裏は緑が濃い景色です。










境内に咲いていた花です。
バイカウツギ 半八重





オオベニウツギ





ホタルブクロ





サツキも満開です。





ヤマボウシ





ビヨウヤナギ





アジサイともうひとつの目的の本堂前の菩提樹です。
かなりツボミは膨らんでいます。来月早々には開花すると思います。










青もみじも撮影します。





















昨日は前日以上に蒸し暑い一日でした。最高気温は30度を越えました。
次回は菩提樹の開花頃に訪れたいと思います。




ヒマラヤの青いケシ、エーデルワイス

2016-05-26 17:10:42 | 花めぐり2016

植物園観覧温室でヒマラヤの青いケシやエーデルワイスが咲いてます。
私はヒマラヤ青いケシの青が好きで、毎年この時期に温室の高山・深山コーナーを訪れます。

ヒマラヤの青いケシ















エーデルワイス










カンパヌラロツンデイフォリオ(キキョウ科)





バイカカラマツソウ





サキンフラガ





メコノプシス・カンブリカ





キンセイラン(原産地 北海道)





コアニチドリ(原産地 南千島~本州中部地方北部)





エリモシャクナゲ





アポイアズコギク(原産地 北海道)





タカネナデシコ





シナノナデシコ (原産地 本州中部)





ハヤチネウスユキソウ(原産地 岩手県)





シコタンソウ





オヨベキキョウ (原産地 色丹島)





キンコウカ(原産地 北海道本州中部以北)





ホトトギス?





ヤマホタルブクロ








智積院、悲田院、今熊野観音寺、東福寺

2016-05-26 05:35:33 | 寺院・庭園

昨日は前日までの30度越えの暑さがうそのように和らいだ一日でした。
朝小雨が降りましたが、そのあとは曇り空でした。
梅雨入り前と思うくらの少し蒸し暑さを感じながらも日課の散策にでます。
コースは智積院→悲田院→今熊野観音寺→東福寺です。

東山七条の智積院です。














境内のサツキが満開です。





青もみじがきれいになっています。




















これからの時期は金堂裏の紫陽花がきれいなのですが、まだ咲き始めです。















睡蓮は見頃です。





次に向かったのは悲田院です。
平安時代、貧困者の救済施設であったところです。










曇り空でいまひとつですが、ここからの京都市内の景色です。
京都タワーも見えます。





泉涌寺塔頭寺院の今熊野観音寺です。
西国三十三ヵ所観音霊場十五番目の寺院です。










大師堂





お参りする方が絶えないボケ封じの観音さまです。
絵馬にはボケないお願いが書き綴られています。





驚いたことに一部紅葉しているのを見つけました。





散策の最終は東福寺臥雲橋です。
今は観光客が少なくいつも混みあう臥雲橋も閑散としています。





臥雲橋からの景色









少し坂道もあるコースでしたので疲れました。







南禅寺方丈庭園

2016-05-25 05:37:58 | 寺院・庭園

法然院、安楽寺から向かったのは南禅寺です。
ひさしぶりに方丈庭園(名勝指定)に入ります。

三門










大方丈に入ります。
禅寺特有の書院からほのあかりの広い廊下を歩きます。





龍虎之間





方丈南面の禅院式枯山水庭園です。
慶長年間小堀遠州の作庭と言われています。










方丈まわりにはいくつかの庭園が作られています。
如心庭(小方丈庭園)、心字形に庭石を配置した枯山水庭園です。





蓬莱神仙庭





六道庭





各庭は渡り廊下で見てまわります。














龍吟庭





鳴滝庭





還源庭





茶室





南禅寺中門









サツキ





桜の頃は大いに賑わったインクライン、今は静かなです。














サツキ

2016-05-24 17:31:53 | 花めぐり2016

ツツジがすっかり終わった頃から咲きだすのがサツキツツジ、一般的にサツキです。
サツキは盆栽として楽しまれる方も多く、熱心な愛好家もおられます。
丈夫で育てやすい花なので、全国的にサツキ愛好者が増えているようです。





サツキの盆栽いくつか紹介します。


































































どれも愛好家の熱意が伝わってきます。




法然院、安楽寺

2016-05-24 05:23:35 | 京都めぐり


昨日早朝向かったのは先月末以来の法然院です。
いつもの景色ですが、私の好きな寺院で落ち着きます。





茅葺き山門





砂壇の模様は先月末と変わっています。
渦巻き模様です。
砂壇の上に置かれた白いパックは猫避けです。














青苔が少しずつ鮮やかになってきました。










本堂への参道





本堂





池の鯉










次に向かったのは近くの安楽寺です。





ここから南禅寺に向かいます。



サボテンの針対決?

2016-05-23 14:59:37 | 京都花めぐり

散策で訪れた植物園で「サボテン展ー北米、南米サボテン針対決」が開催されていました。
サボテンの花はきれいですが、花を咲かせるのが苦手で現在わが家では育てていません。
開園直後に入り、植物園会館の展示室に向かいます。
入ってびっくり、すでに多くの方々います。
今年で43回目ですが、熱心なサボテン好きが多いのでしょうか。





サボテンと言えばトゲですが、トゲのない品種もありました。
気に入ったサボテンをいくつか撮影しました。

金鯱
この名前はよく聞きます





ミラクル兜
兜みたいで面白いです。





ヘリオーサ





アレナケア錦





緋牡丹錦





緋牡丹錦の花





翠晃冠錦





王翁殿





会場の様子





大 疣ゴジラ
面白いネーミングです。





紅葉ランポー玉





逆鱗丸(京都府知事賞)





パキプス
これもめずらしいです。





ベルラ斑入り





ラウシー





皆さんのお目当てはサボテン販売です。
お気に入りのサボテンを探しています。










会場には初心者向けのパネルがありました。




















サボテンにはまる方々の気持ちがわかるような気がします。








新緑の建仁寺

2016-05-23 05:37:52 | 京都めぐり

風薫る新緑の五月ですが、この間は連日真夏日に近い暑さが続いています。
まだ暑さに体が慣れていないせいか、日中の散策は疲れます。
それで散策の時間帯を早朝に切り替えるようにしました。
昨日早朝向かったのは座禅会でお世話になっている建仁寺です。

時刻は6時半すぎ、日中や夕刻以降は観光客や飲食で混雑する祇園花見小路も静かなものです。





花見小路突き当たりの北門から入ります。





方丈は勿論閉まっています。










境内を散策します。
朝は気温も低く散策にはもってこいです。
朝陽を受ける法堂





栄西禅師茶碑










開山堂





鎌倉時代創建の勅使門





勅使門前の庭





放生池、まだ蓮の開花は早いです。





望楼閣威厳があります。















青もみじがきれいです。










境内には松が多く植えられ、青苔がきれいになりつつあります。





今回は座禅会ではありませんので境内だけの散策でした。