京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

台風12号近畿直撃 

2018-07-29 06:58:25 | 定年後生活


今回の台風12号は関東から西日本に進むという異例のコースとなりました。
午前1時頃三重県伊勢市付近に上陸し、午前2時には三重県伊賀市に到達しました。
その時刻くらいに家の雨戸を激しくうつ雨風の音に目が覚めました。
京都市も暴風圏に入ったようです。

その後台風の進路は、当初京都市を通過すると思われましたが、少し南にずれました。
午前3時、奈良市付近に到達。 975ps 25m以上暴風90km 西北西が40kmの進路です。
奈良県では台風本体の猛烈な雨が降りました。
記録的短時間大雨情報がでて、1時半から2時半で120mmから100mmの激しい雨です。

午前4時には大阪市、午前5時兵庫県明石市付近、午前6時姫路と近畿直撃コースとなり、このあと豪雨災害を受けた岡山、広島県に向かっています。

私は午前2時から4時まで眠れず、雨風が弱まった頃に一寝入りして、いつもの5時過ぎに起床しました。
早速家の被害を確認しました。昨年秋の大型台風では屋根の雨樋が外れ、近所ではテレビアンテナが倒れていましたが、今回は被害はありませんでした。

京都でも豪雨災害があった地域を中心に避難指示が出されましたが、今のところ被害は聞いていません。怪我人はあったようですが、死者がないようなのはよかったです。

これから進路にあたる岡山、広島などでの豪雨災害が拡大しないか心配です。
どうぞ被害が拡大しませんように。


台風12号 嵐電で仁和寺散策 吉田兼好ゆかりの長泉寺

2018-07-28 06:59:48 | 京都めぐり


台風12号は今日の夕方以降、東海地方に上陸し、近畿、中国地方を横断して九州に向かっています。
かなり強い勢力になりそうで各地でも被害が心配されます。
特に大阪北部地震、先日の豪雨被害地では被害が拡大しないことを祈りたいです。
今夜は雨戸を全て閉めて備えるつもりです。
進路にあたる皆様もどうぞ御注意くださいますように。


久しぶりに嵐電に乗り御室駅で下車します。

嵐電御室駅





嵐電





御室駅の目の前が仁和寺です。





二王門










中門










中門を上がって撮影





金堂前参道





五重塔





金堂





修理が終わった金堂蔀戸部分





鐘楼





大黒堂





御影堂










観音堂は今年12月まで工事中です。
開始から5年、長い時間がかかります。










カリン





経蔵





五重塔











勅使門





御殿入口
先日の大阪北部を震源とする地震で御殿も被害がでました。
拝観はパスします。










双ヶ丘





徒然草の吉田兼好の晩年は双ヶ丘の麓で隠棲したと伝えられています。
双ヶ丘の近くに仁和寺があります。
徒然草でよく仁和寺の法師が登場しますが、吉田兼好と仁和寺との間には何らかの関係があったようです。
仁和寺の南、双ヶ丘の東麓に長泉寺という寺があります。
ここは吉田兼好ゆかりの地として知られ、門の前には「兼好法師舊跡」と刻まれた石碑が置かれています。
寺内には吉田兼好の墓と歌碑があります。(非公開です)
「契りおく花とならびの岡の上に 哀れ幾世の春をす ぐさむ」
墓は当初は双ヶ丘二ノ丘西麓辺りあったようですが、江戸時代にこの地に移されたと伝えられているそうです。













天龍寺、竹林の道、小倉池、落柿舎、二尊院、清涼寺

2018-07-26 05:43:53 | 京都めぐり


先日の豪雨のあとの嵐山渡月橋を撮影した後、嵯峨野散策しました。
時間は7時過ぎです。


宝厳院 
新緑の特別拝観がおわり、次回は秋の紅葉拝観です。





天龍寺





法堂





放生池の蓮









































竹林の道
時間は7時過ぎですが、海外の観光客が多いです。





大河内山荘






小倉池






向日葵











常寂光寺























落柿舎






小倉山






















二尊院






宝筐院







嵯峨野清涼寺
















清涼寺前のお地蔵様
京都の町はどこも地蔵盆です。








オトギリソウ、ヤマユリ、ヒオウギ、オニユリ、レンゲショウマ

2018-07-25 16:35:46 | 花めぐり2018


オトギリソウ(弟切草)
草地や山野に自生し、夏に2cm程の黄色い花を咲かせます。
物騒な和名ですが、この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説によるものです。





ヤマユリ










ヒオウギ











白桔梗





オニユリ











オオキツネノカミソリ






レンゲショウマ












オウゴンオニユリ風












ガガブタ











オオケダケ





女郎花






ヨモギギク





センノウ











カライトソウ






モミジアオイ













豪雨後の嵐山渡月橋

2018-07-25 05:43:03 | 京都めぐり


先日の豪雨のあと初めての嵐山渡月橋です。

7月6日の渡月橋 桂川は氾濫を免れましたが、道路は冠水しました。









昨日の嵐山渡月橋










まだ橋脚に流木があります。

















愛宕山





対岸の護岸工事中です。ここは豪雨で冠水した場所です。






渡月小橋














護岸工事は嵐山吉兆前です。






嵐山の手漕きボートがまだ陸揚げされています。








屏風祭

2018-07-24 16:06:18 | 2018祇園祭


祇園祭は別名屏風祭とも言われています。
山鉾町の商家を中心に所有する屏風を一般の方にも公開しています。
山鉾とはまた違う風情があり、宵山を盛り上げてくれます。
昨晩の宵山で撮影した屏風を御覧いただきたいと思います。


(株)大日
















千梅 摺物貼交屏風
高士吟嘯弾琴図
作者は岡本豊彦(1773-1845)江戸後期の四条派絵師













不明













源平合戦 屋島の戦い、鵯(ひよどり)の坂落し ガラス越し










光琳百花図屏風 ガラス越し
八幡山保存会所有の屏風です。作は丸山応挙、1782年応挙が人の求めに応じ尾形光琳の屏風を写したものです。















井ノ口家












無名舎




















藤井絞



















祇園祭後祭宵山

2018-07-24 05:34:09 | 2018祇園祭


昨晩は祇園祭後祭の宵山でした。
夕刻室町通りから新町通りの山鉾町を歩いてきました。
日中の最高気温は38.7度、山鉾町を歩きはじめたときでも35度近い気温でした。
後祭の宵山は前祭と違い、四条通りの交通規制も露店もありせん。
私はどちらかというと後祭の宵山のほうが風情があって気に入っています。


橋弁慶山










鯉山





浄妙山











黒主山











誉田商店280折りの鯉






役行者山










現在休み山の鷹山
早い復活が望まれます。






御神体






八幡山




















北観音山






























南観音山

















大船鉾






























屏風祭は次回です。
本日は後祭巡行ですが、残念ながら都合が悪く行けません。





京都御苑宗像神社とアオバズク

2018-07-23 17:41:51 | 野鳥


少し前に撮影したものです。

京都御苑内にある宗像神社です。










花山稲荷大明神





宗像神社は花山院邸跡に建てられています。






石碑裏










珍しい京都観光神社です。















ヒオウギズイセン










神社の入口に京都の自然200選 アオバズクの住む森の案内柱があります。






クスノキの大木に営巣しています。






オスが近くにいます。

































宗像神社の近くに閑院宮があります。








大船鉾、南観音山、無名舎、北観音山、八幡山

2018-07-22 16:09:21 | 2018祇園祭

昨日やっと38度をきったのですが、本日の最高気温は38.0度でした。
今晩は祇園祭後祭も宵々山です。
夜に行きたいのですが、暑さ続きで朝の山鉾めぐりにしました。


大船鉾
駒形提灯が取り付けられ、夜は宵々山で明かりが灯ります。


























南観音山




























無名舎です。


























北観音山












八幡山
































明日に続きます。




観蓮会~蓮を楽しむ3日間 

2018-07-22 05:24:19 | 花めぐり2018

京都植物園は昨日から夏の早朝開園で7時半から開園です。
猛暑続きの今年は特にうれしいです
同時に「観蓮会」蓮を楽しむ3日間もはじまりました。
昨日初日は金子元園長の蓮ガイドでした。

最初に蓮についてのお話です。
画像は折り花作りです。





咲いている蓮を見ながらのお話















蓮の香りを楽しみます。
蓮は虫媒花であることから香りを出します。
非常に良い香りがしました。










碧筒杯(象鼻杯)










蓮の花の折り花からもいただくことができます。





折り花










私は聞いたことはないのですが、蓮が開花するとき音を出すと言われます。
これについては、蓮の花は外側から一枚ずつ緩むように開き、音を出すには気圧差が必要で、離弁花である蓮は音が出ないそうです。


昨日の蓮

紅艶々





金牡丹





火花





蟹爪紅





悟空










文君拂紅





青菱紅蓮





成安紅蓮





巨椋の紅輝






巨椋の炎





明珠







巨椋の大島





西円寺青蓮







本日37.7度、レンゲショウマ、オニユリ、オオキツネノカミソリ

2018-07-21 17:14:18 | 花めぐり2018

本日の最高気温は37.7度でした。
一週間続いた38度超えでしたが、やっと38度をきりました。
とはいえ、暑いのに変わりはありません。
朝の散策のあとは早めに家に帰り、エアコン生活に浸っていました。


レンゲショウマ
日本固有の1属1種の植物で、東北地方南部から近畿地方にかけて分布します。
深山のやや湿った林床に多く見られ、やや薄暗い林に大群落をつくっていることもあります。シャンデリアのように、大きな美しい花を無数にぶら下げて咲く姿は、夏の花の風物詩です。






















シオカラトンボ





蝉の抜け殻よく見るようになりました。





ナツノタムラソウ





ハグロソウ





ヒオウギ

















オニユリ
















オオキツネノカミソリ
















こちらはムカゴがないコオニユリ





トケイソウ