京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

49年ぶりの祇園祭後祭巡行

2014-07-25 05:23:19 | 2014祇園祭

7月に入って始まった今年の祇園祭、49年ぶりに古式にもどり、後祭が復活しました。
その後祭も、昨日、巡行日を迎えました。

巡行は、烏丸御池に各山鉾が集合し、9時半に出発し、河原町御池を南下し、四条河原町を西進し、四条烏丸が最終到着となります。
前祭の山鉾巡行と逆コースとなるわけです。

私は、8時前に四条新町に着き、出発前の山鉾の景色を撮影しました。

150年ぶりに復活した大船鉾が、巡行を待っています。
すでに、大勢の人が集まっています。





私は、新町通りを北へ上がります。
出発前の南観音山です。





榊に「蘇民将来子孫者也」の御札を着けた正装の役員





北観音山です。






出発前、町内の関係者で記念写真です。






八幡山です。





さあ、いよいよ各町の会所を出発です。
2階から出発を見送る町内の方です。





北観音山出発です。皆さん、拍手で送り出します。
先頭の役員さんは、町内の方々に「49年ぶりに新町通りを北上します」とかけ声をかけました。






私は、新町通り御池に先回りし、辻回しを撮影します。
まず、来たのは八幡山です。






次に来たのは北観音山です。





北観音山、1回目の辻回しです。





山鉾の大きな車輪の下に、細い竹を敷き、すべりやすくするため、水をかけます。





2回目の辻回しです。





3回目の辻回し。





やっとまっすぐになりました。





エイヤーの合図で、曳き方が綱をひっぱります。





今度は南観音山です。
北観音山同様、辻回しを行います。











待望の大船鉾の役員と曳き手です。






150年ぶりの大船の晴れ姿です。





大船鉾も辻回しを行います。





まっすぐになりました。






山鉾集合場所の烏丸御池です。






巡行の先頭は橋弁慶山、続いて北観音山が出発です。





他の山鉾も出発です。





私は、出発を見送り、家に帰りました。
人の多さと暑さで、少し疲れました。


祇園祭は、7月1日の吉符入りに始まり、24日の後祭巡行、還幸祭奉納、そして25日狂言奉納、28日神輿洗、31日疫神社夏越祭で終了です。

今年の私の祇園祭は、昨日の巡行でひとまず終わりにします。
自宅が比較的山鉾町に近いこともあり、よく散歩がわりに、大好きな山鉾を見に出かけることができました。

私は60歳で定年退職し、主夫見習いのようなことはしていますが、再雇用もアルバイトも一切せずの身過ぎ世過ぎです。

私は、大好きな京都で、四季の花や祭や行事に心を寄せ、また美術館や庭園めぐりに、そして禅寺通いにせっせと通っています。

現役世代や同世代で働いておられる方々には申し訳ないような気持ちですが、御勘弁ください。















23日祇園祭後祭の宵山

2014-07-24 05:28:30 | 2014祇園祭

昨晩は約50年ぶりに復活した祇園祭後祭の宵山、明日が山鉾巡行です。
私は21日の宵山初日に、夕食後の散歩がてらに行ってきましたので、昨晩は家でNHKスペシャルの祇園祭生中継を見ていました。
番組は、古都1000年の祇園祭の山鉾を飾る豪華絢爛な懸装品を取り上げています。

番組を見られた方もおありと思います。
でも正直なところ、 宵山の雰囲気という点では、昨日の番組では十分伝わっていないように思います。
しかし折角ですので、少しNHKの画像を紹介します。
画像はよくありません。


新町通りの山鉾




鯉山の山鉾の提灯
























祇園祭の前祭23基、後祭10基の山鉾を飾る豪華絢爛な懸装品の多くは、数百年前に海を渡って京都にやってきた東西の第一級品の美術品です。

16世紀ベルギーで織られた国宝級のタペストリー、世界に一枚と言われる17世紀ムガール帝国の掛物、サファヴィ朝の王候貴族の金銀入りの絨毯など、世界中から集まった貴重な宝の数々です。
祇園祭の山鉾が、「動く美術品」と言われる所以です。

これらの美術品がなぜ、どのよう経過で京都にたどり着いたのか、番組の謎解きが進みます。





鯉山の会所で、公開されている懸装品に焦点が当てられていきました。





番組内容は、機会があれば後日投稿したいと思います。

















祇園祭後祭宵山23日の朝 大船鉾

2014-07-23 14:29:22 | 2014祇園祭

本日2度目の投稿です。
祇園祭もいよいよ、後祭の宵山と山鉾巡行を残すまでになりました。
今晩は、宵山です。
おそらく、大勢の人が山鉾の建つ、新町通りや室町通りにくりだすことでしょう。

私は、宵山初日に行っていますので、今晩はNHKの生中継を家で見て過ごすつもりです。

今朝、朝食後の散歩にと、大船鉾まで足を運びました。
時間は7時過ぎです。
150年ぶりの大船鉾、曳初めも終わり、あとは巡行本番を待つだけです。
















鉾まわりには、警備の方と、大船鉾のTシャツを着た方がいます。
お話を伺うと、山鉾町の方で、大船鉾の囃子方をされているそうです。
昨晩から徹夜で、大船鉾の警備をされているんだそうです。

昨晩から徹夜して、夜は宵山で囃子鳴らし、明日の本番もそうです。
ほんとうにお疲れさまです。
祇園祭を支える町衆の努力は大変なものです。


大船鉾から南観音山を撮影










祇園祭後祭の宵山初日(21日)

2014-07-22 05:32:06 | 2014祇園祭

昨晩は祇園祭後祭の宵山初日です。
後祭は、1966年に合同化されて以来ですから、およそ50年ぶりの復活です。
当然、後祭の宵山も、およそ50年ぶりとなります。
ちなみに、宵山行事は、7月21日~23日で、巡行は7月24日日です。

夕食を少し早めにとり、6時過ぎに家をでました。
1時間余りの夕食後の散歩です。

四条通り新町を北上し、室町通りを南下するコースにしました。
まずは、南観音山です。






北観音山です。





八幡山です。





御神体や懸装品は会所の中です。





黒主山です。





御神体です。





懸装品です。





浄妙山です。




御神体です。





鯉山です。
会所は長い行列でスルーしました。





橋弁慶山です。





御神体です。





懸装品です。





150年ぶりに再興された大船鉾です。
すごい人出で、入り口でギブアップです。





祇園祭の宵山は、山鉾以外に屏風の見学があります。
祇園祭は別名、屏風祭とも呼ばれる所以です。
古い町屋のお宅で、所有する屏風などを公開するのです。
撮影順番に紹介しましょう。




















奥の屏風をズーム










「曽我 物語図屏風」です。
曽我兄弟の仇討ちを題材にしたものです。
お家の方にお伺いしますと、江戸時代の17世紀の作品だそうです。










宵山の初日でしたが、やはり人出は多かったです。
宵々山、宵山はさらに混雑は避けられそうにありません。

長年、祇園祭の宵山に来ていますが、知人と出会うことは今までありませんでした。
でも、昨晩はバッタリ出会いびっくりしました。
御夫婦とも医師で、彼は浴衣姿でした。
少し言葉をかわして別れました。


昨晩も早めに切り上げて帰宅でーす。
あっ書くの忘れました。
四条通りは歩行者天国ではありません。
業者の屋台は後祭はありません。













雨の大船鉾曳き初め

2014-07-21 05:35:12 | 2014祇園祭

昨日は150年ぶりに再興された大船鉾の記念すべき曳き初めです。
多くの人出が予想されましたので、私はちょっとでも曳き綱に触れればいいかなと思ってでかけました。
曳き初めの出発予定時間は午後2時です。

私が四条通り新町に着いた途端に、雨が降り始めてきました。
大船鉾の周囲はすでに人だかりです。
新調した懸装品が濡れないように、急いでビニールシートをかけはじめます。





真横から撮影





後ろ姿です。





雨が強くなり、急いでビニールをかけています。





傘を持っていますが、道路から飛び散る雨でズボンもずぶ濡れです。
屋根のある場所に雨宿りです。

雨が一段落し、道路にでると鉾のまわりは、人、人、人、、、、、。





私はなんとかかき分けて、四条通りに退避です。
四条通りを東進する予定だったので、四条通りで撮影できればと思っていたのです。

2時過ぎ、やっと大船鉾が動きだします。
祭関係者と警察が交通整理しますが、あまりの人の多さに前になかなか進めません。
その時、また強い雨が降りだしました。

やっと四条通り近くまで来ました。





傘をさし、鉾を待ちますが、四条通りの手前で止まったままです。
警察官が四条通りの車を止めていますが、一向に進みません。
そして、今度はバックです。
会所を出発し、100m余りで進行をやめたのです。
あまりに人出が多すぎて途中でやめたようです。

傘が開くなか、バックです。





私も急いで家に帰りました。
巡行本番は、うまくいきますように。

南観音山です。






夕方のテレビで曳き初めの様子が放映されました。
私が断念した鉾を曳いている画像です。











祇園祭後祭の鉾建て2日目

2014-07-20 05:36:09 | 2014祇園祭



昨日は祇園祭後祭の鉾建て2日目です。
土曜日、150年ぶりの山鉾再興もあり、大船鉾には大勢の方々が見学に訪れています。
大屋根が上がると、やはり大きな鉾だと実感します。
建物と比べてみると、3階建ての家みたいです。






反対側から撮影します。
飾りが取り付けられています。






荒縄だけで締め上げられていきます。
とても、きれい、芸術的でさえあります。





大船鉾の舳先
やはり、船を実感するフォルムです。





再興記念でしょうか、酒樽もあります。






鉾に登る階段でしょう。これも真新しい木の匂いがします。





大船鉾は「四条通り新町下ル」にあります。
四条通りより、北からも望遠で撮影してみます。





大船鉾に続き、南観音山、北観音山も建ちはじめました。

南観音山です。
ちょうどお昼の時間帯だったので、職人さんが休憩中でした。






北観音山はまだ組み立て中です。





ここは、毎年Tシャツの種類が多いのです。






近くのお店には、山鉾のミニチュアが展示販売されています。





ここ、新町通りは、まだ古くからの町屋も残っています。
奥行きのある、うなぎの寝床のようです。
お店に改装されています。





昨夜は妻が暑気ばらいを兼ねた女子会?に出かけました。
私はありあわせの食材で晩御飯を作り、ひとりで食べました。
やはり、ひとりはちょっと味気ない気がします。

そして、妻が「話し疲れた」と言って帰ってきました。
私は、良かったね、と妻に言いました。








祇園祭後祭 大船鉾の鉾建て

2014-07-19 05:39:50 | 2014祇園祭

京都は17日に祇園祭前祭(さきまつり)の巡行が終わった後、すぐに後祭がはじまりました。
この後祭の最大の目玉は、なんといっても150年ぶりに復興した大船鉾です。

私は昨日の大船鉾の鉾建てを見に行きました。

大船鉾の始まりは、応仁の乱以前からの古い歴史があります。
応仁の乱で、京都中が焼き払われ、大船鉾も他の山鉾同様焼失。
復興後、天明の大火(1788)で 神功皇后の御神面を残して焼失。
更なる復興後、1864年の蛤御門の変で、木部などの多くが焼失。

実に三度の焼失以後は休み鉾となってしまいました。
しかし、幸いにも御神体人形や舳先を飾る大金幣、織物や刺繍を使った大舵や、前掛、後掛などの懸装品は焼失を免れていました。

そして月日が流れ、町内関係者、行政の長年の再興に向けた努力が実を結び、今年の祇園祭後祭で巡行されるのです。

しかし、鉾の再興は大変な作業だったそうです。
何せ江戸時代の焼失ですから、写真も図面もありません。
残された資料をもとに、苦戦したようです。

絵が残されていました。





平成21年、「京都祇園祭の山鉾行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
京都市はそれを記念し、無形文化遺産展示室が京都駅前のヨドバシカメラ一階に設置しました。そこで、製作過程の大船鉾の実物を展示したのです。

大船鉾の製作にあたっては、大工さんが材料費だけで手間賃を取らなかったそうです。
祇園祭を支える町衆の心意気が、いまでも脈々と受け継がれていると思いました。

非常に人通りの多い場所ですので、見られた方も多いと思います。
私も2,3度訪れました。





今年、正式に御披露目する大船鉾の鉾建ての様子を御覧ください。


町内の入り口に立てられた、真新しい高札。
物忌(ものいみ)のため、車馬下乗の事とあります。
今時、馬もないだろうと思いますが、蛤御門以来の長年の再興の思いがこめられている気がしました。






組み立て中の鉾











他の山鉾同様、大量の荒縄で締め上げられます。





近くには大きな車輪があります。






町内の提灯も祭の雰囲気を上げています。





大船鉾の曳き初めは7月20日の午後2時から始まります。
楽しみです。私も当日は見に行くつもりです。


後祭の山鉾の位置と、巡行コースです。













祇園祭山鉾巡行のあと

2014-07-18 16:48:32 | 2014祇園祭

本日2度目の投稿です。

祇園祭の山鉾巡行の日、私は巡行前の景色を撮影し、10時過ぎ一旦家に帰りました。
暑さで火照った身体をエアコンで冷やし、身体を休めました。

昼食をとり、夕方までまだ時間があります。
晩御飯は○○にしよう、食材があるので買い物はいらないね、などと考えているうちに、
もう一度、山鉾巡行の終わりを撮影したくなりました。

それで午後1時過ぎにもう一度でかけました。
自宅が山鉾まで比較的近いというのは、良いのか悪いのかわかりません。

四条烏丸東を出発した、山鉾巡行は烏丸御池付近で終了です。
それぞれの山鉾は、それぞれの会所に向かいます。
そして新町通りを帰る山鉾が多くなります。

会所に着いた山鉾は、休む間もなく、解体に入ります。
まるで、祭の余韻を打ち消すかのようです。
実は山鉾は、厄を集める神事なので、集めた厄を留めないためなのです。


会所に帰ってきた山鉾が並ぶ四条通り





郭巨山では、松の木の山を取り外しています。





新町通りを南下する月鉾






向きを変えるために、辻まわしが行われてます。






月鉾の会所に到着した鉾に、拍手と三本締めが行われ、片付けに入りました。






新町通りを南下する岩戸山






同じく南下する船鉾






鶏鉾も片付けに入っています。






菊水鉾も同様です。





函谷鉾でも片付けです。
あっという間に、懸装品がはずされました。






例年はこれで、祇園祭のハイライトが終わり、京都は本格的な夏に突入となります。
でも、今年は古式に戻り、後祭がこれから始まります。
後祭は、前祭の23基より、山鉾数は少ない10基です。
前祭の巡行が終わるとすぐに鉾建てに入り、21日から23日まで宵山、24日に巡行となります。
蛤御門の変で消失した、大船鉾が再興するという記念すべき年です。

朝8時から交通規制されていた四条通りは、午後2時には解除されました。
いつもの景色にあっという間にもどりました。






祇園祭の山鉾巡行

2014-07-18 05:32:58 | 2014祇園祭

前日の宵山に続いて、祇園祭のハイライト、山鉾巡行に行ってきました。

今年は、巡行出発前の景色を撮影しようと、8時過ぎに四条烏丸に向かいました。
今年の巡行順番は、くじ取らずの長刀鉾を先頭に、占出山、芦刈山、孟宗山、函谷鉾、山伏山、綾傘山、などの順番で23の山鉾が、9時に巡行出発します。


それでは、私の撮影した巡行前の景色を御覧ください。

長刀鉾です。





占出山





長刀鉾と芦刈山です。





四条烏丸から、四条室町に移動しました。
函谷鉾です。






伯牙山






4鉾揃い踏みです。





太子山、御神体がまだ白い布で被われています。
聖徳太子の子どもの頃の姿が御神体です。





綾傘鉾です。





菊水鉾が室町四条で辻まわしを行っています。
5回に分けて角度をかえます。山鉾の車輪は前後しか動かないのです。





油天神山です。






木賊山です。





小さな子どもも裃の正装、とても可愛いです。





四条傘鉾です。





月鉾です。





放下鉾も四条新町で辻まわしです。






蟷螂山、御神体のカマキリの羽なども動きます。





裃を着けた神様の使いの後ろには、榊とカマキリの折り紙があります。
面白いというより、やはり祇園祭は神事だなあと思います。












郭巨山です。









祇園祭は、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されているせいでしょうか、外国人の見物が非常に多い印象でした。


私が撮影している間、地元テレビ局は生で巡行を放送しています。
私の位置と違う角度の画像を3枚、お届けします。

四条烏丸東より出発前の長刀鉾などです。




くじ改めの儀式です。
くじ取り式で決められた順番通りになっているか、改めるわけです。
ちなみに、改めるのは、京都市長です。





長刀鉾のお稚児さんによる注連縄切りです。
これを合図に巡行が始まります。




















今年もやっぱり祇園祭宵山に行ってきました。

2014-07-17 05:31:44 | 2014祇園祭

昨晩の16日は、祇園祭のハイライトの一つ宵山でした。
私はいつも通り夕食を作り、帰宅した妻と食事をしながら、今日は宵山だね、などと会話をしていました。
半分腰が浮きかけている私を察したのでしょう。
妻が、行ってきたらと、声をかけてくれました。
私は、じゃあちょっと散歩がてらでかけてくる、とカメラだけ持って、7時前家をでました。

すでに四条通りは、車両の通行規制が行われ、歩行者天国になっています。
着いたのは7時頃ですが、ものすごい人出です。

コンチキチンの祇園囃子に誘われるように、集まってきます。

四条通りから山鉾を撮影しました。




四条傘鉾の前では 、鉦(かね)や太鼓、ササラを持った8人の子どもが囃子に合わせて舞っています。
この傘鉾は、古く応仁の乱以前に起源がありますが、明治4年以降途絶えていました。
それが、昭和60年に再現されたものです。
なかなか、味わいのある踊りです。





四条傘鉾です。






月鉾と函谷鉾です。











月鉾の上ではコンチキチンのお囃子が行われています。






蟷螂山です。





四条通りは、新聞各社が脚立に乗り、写真撮影です。
近くでは、テレビ局が撮影しています。





読売新聞の画像です。
やはりプロですね。浴衣姿の人たちを撮影しています。






あまりの人の多さに、これ以上は無理と思い、踵を返します。
家に帰り着いたのは、8時過ぎです。
1時間余りの散歩になりました。

今年もなんとか、宵山にでかけることができ満足です。

ちなみに、今年の宵山は、午後11時現在の人出で、昨年より7万人多い34万人でした。







祇園祭 15日宵々山の景色

2014-07-16 17:09:32 | 2014祇園祭

本日2回目の投稿です。

私は宵山の初日(14日)に山鉾見物にでかけたのですが、 15日の宵々山は 家におりました。
夕方のニュースで、 宵々山に集まる人たちをテレビが映しだしていました。

6時から歩行者天国になると、コンチキチンの祇園囃子に誘われるように四条通りは大勢の人です。
四条通りは、歩行者も片側通行の規制がかかっています。
勿論、山鉾が建ち並ぶ室町通りや新町通りも一方通行規制されています。

画像はテレビと地元新聞のものです。
読者の皆様に祇園祭宵々山の雰囲気をお届けします。

夜6時過ぎの四条通りです。









15日の人出は28万人で、昨年の宵々山より5万人 増えたそうです。





私たちが前日訪れたときよりも、はるかに多い人出です。
山鉾の御神体や前掛けなどの豪華な懸装品 は、それぞれの会所に展示されています。
また、古い町屋などで、屏風の御披露目もあります。
それを見学する人が長い行列をつくります。
おそらく、宵々山、宵山はじっくり見物できる状況にはないでしょう。
狙い目は、宵山の朝8時くらいから10時くらいです。
今年は用事があって行けませんでしたが、私は毎年、人出の少ない朝に出かけていました。

今夜は宵山、明日は山鉾巡行です。
今晩の人出の多さにたじろぎながらも、夜の散歩がてらでかけようか、思案中です。

昨年の宵山の様子、27万人の人出です。







祇園祭宵山初日に行ってきました。

2014-07-15 05:48:37 | 2014祇園祭

2014祇園祭が始まり、私は連日山鉾町を訪れていますが、昨夜は宵山初日に行ってきました。
今年は前祭と後祭に分かれて行われます。
四条通りより北の山鉾は、後祭が多くなります。

例年、宵山は大勢の人出で、一日ですべての山鉾をまわるのはほとんど無理です。
私は、四条通りの鉾の辻を中心に、四条通りから北をまわったり、違う年には四条通り南をまわるといった具合でした。

今回、前祭は23基の山鉾が建っています。

昨夜は、軽めの夕食をとり、宵山にでかけました。
四条通りは18時以降は、交通規制され、歩行者天国になると思っていましたが、規制はありませんでした。(家に帰り調べてみると、交通規制は15,16日でした。)

着いて驚いたのは、露店がなかったのです。
地元商店の方々が自分の店先で祭関連の商品を販売しているだけです。
勿論、ビールなども売っています。

私は露店なしに大賛成です。
毎年、狭い通りに露店が並び、ますます狭くなり混雑します。
以前から祇園祭には露店が似合わないと思っていました。
今年の宵山は、祭の風情が確実にアップしたと思います。

初日の人出ですが、昨年までの宵山より人出は少ないように思いましたが、やはり、新町通りや室町通りは大混雑でした。

私が四条通り鉾の辻に着いたのが、6時半前で、帰り支度したのが7時半、家に帰りついたのは8時前でした。
多くの方は、夜8時以降から参加するのでしょうが、還暦後世代は無理は禁物です。

それでは、まわった順番に宵山の景色をお届けします。
最初の頃はまだ夕暮れです。

鶏鉾





綾傘鉾





船鉾





船鉾の会所です。
ほとんどの山鉾の御神体や山や鉾を飾るものは、巡行までは会所で保存され、一般にも公開されます。





岩戸山





岩戸山の会所




木賊山





木賊山の会所





太子山





太子山の会所





油天神山





会所





芦刈山




会所





伯牙山




会所




月鉾




菊水鉾











山伏山





会所





占出山





会所





放下鉾














祇園祭宵山初日の朝

2014-07-14 17:19:25 | 2014祇園祭


今日は祇園祭の宵山初日です。
昨日で前祭の山鉾がすべて建ちました。
そして、夜は 宵山で、山鉾の提灯に明かりがともされ、露店もでます。
祇園祭は、山鉾巡行がメインイベントですが、私は宵山のほうが好きです。

夜は、老若男女が浴衣姿で山鉾の風情を楽しみますが、夜まで待てないので、今朝も行ってきました。

時間は朝の8時前です。
鉾町に出勤するサラリーマンを横目に、山鉾撮影です。
途中、小雨が降りましたが、お構い無しです。

まだ飾りつけができていない山鉾もあります。
前掛けや掛けなどの装飾品は、保存会中にありますが、まだどこも開いていませんでした。

郭巨山





放下鉾






霰天神山





占出山




山伏山





菊水鉾





鶏鉾






白楽天山






岩戸山





船鉾





綾傘鉾





芦刈山





油天神





太子山





木賊山






蟷螂山:カマキリが屋根にのります。





保昌山:山鉾の辻からポツンと離れたところにあります。





長刀鉾





函谷鉾





月鉾






最後山鉾まわりの途中、大行寺門前の花





これから、宵山に出かける予定です。
今日二度目の出陣です。
雨が降らなければ、、、、、。











祇園祭鉾の曳き初めと4日目早朝の山鉾

2014-07-13 10:18:59 | 2014祇園祭

昨日午後私は行けませんでしたが、四条室町の鉾の辻周辺で、山鉾巡行前の五つの鉾の曳初めが行われました。
五つの鉾は、函谷鉾、長刀鉾、月鉾、菊水鉾、鶏鉾です。
この日は、一般の方が鉾を曳くことができる貴重な日です。
画像は、夕方のニュースで放送されたものです。

函谷鉾の曳初め





鶏鉾の曳初め





今日の早朝、建仁寺の暁天講座に向かった際に撮影したものです。
撮影時間は5時過ぎです。
曇り空で少し薄暗いですが、明るめに撮りました。

前掛けや胴掛けもとりつけられています。
雨よけのビニールがかけられている、月鉾です。





菊水鉾です。





函谷鉾です。





長刀鉾です。






船鉾です。
こちらは、暁天講座が終わった帰りに撮影したものです。
今日中に完成させないといけないので、保存会の方が慌ただしく作業されていました。
この後、強い雨が降ってきましたので、私は退散です。













祇園祭鉾建て3日目の朝

2014-07-12 15:25:02 | 2014祇園祭

祇園祭の鉾建ても3日目です。
前日の天気予報で、京都は35度の猛暑日になるとのことでしたので、朝8時前に行ってきました。
前日来たのが昼過ぎでしたので、半日足らずではそんなに作業が進んではいません。

私の家から山鉾が建つ場所までは、朝でしたら市バスで10分ほどです。
ちょっと見るくらいなら、行って、帰って1時間くらいです。
気候のいい季節なら、歩いていくのですが、、、、。
今は、熱中症が危ないですから。

山鉾建ての画像ばかりですと、イメージがわきにくいと思いますので、完成した山鉾も御覧下さい。画像は一昨年の巡行のものです。


放下鉾





真木を組み立てています。





放下鉾が完成すると。





菊水鉾
鉾車が取り付けられました。





菊水鉾の銘入りです。





完成した菊水鉾






函谷鉾
赤い綱隠しも取り付けられました。





巡行する函館鉾





長刀鉾





巡行する長刀鉾






鶏鉾
昨日の昼にはまだ上がっていなかった真木が上がっていました。





巡行する鶏鉾







岩戸山





巡行する岩戸山






船鉾






巡行する船鉾






月鉾