京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

春の陽射し 四条大橋から鴨川散策

2019-01-31 17:35:11 | 定年後生活


昨日は朝気温が低かったものの、晴れて気温が上がり暖かい春のようでした。
四条大橋から歩いて三条大橋の河津桜の開花チェックし、鴨川散策しました。

南座

二月から滝沢歌舞伎がはじまるそうです。






鴨川 四条大橋







河川敷に降ります。
何か撮影でしょうか。





ユリカモメです。










三条大橋





ユリカモメの群れ






























セグロセキレイ










オオバン





















ヒドリガモ





キンクロハジロ 雌










セグロセキレイ











コサギ

















トビ





北山は積雪しています。





カワアイサ










ここにもユリカモメの群れ





アオサギ





オナガガモ



















三条大橋の河津桜開花

2019-01-31 06:42:01 | 2019 桜


三条大橋の西詰、弥次さん喜多さんの近くに2本の河津桜があります。











枝先に花が三つ咲いていました。
1月中の開花ははじめてではないでしょうか。
厳寒の昨年は3月5日でした。
やはり今冬は暖冬のようです。











こちらは数日中に開花しそうです。






弥次さん喜多さん
もちろん十返舎一九の「東海道中膝栗毛の主人公です。
弥次郎兵衛と喜多八が東海道を通り、伊勢もうでに出る旅物語です。





ユキヤナギ













シモバシラ(植物)の氷柱

2019-01-30 18:20:39 | 2019 花


寒い朝です。車のフロントガラスや屋根は凍っています。
こういう朝はシモバシラの氷柱が見れると思い、植物園に行ってきました。
予想どおり氷柱ができています。






























シモバシラはシソ科多年草のれっきとした植物です。
氷柱が出るしくみは、冬に地上部の茎が枯れても、地下の根は生きていて水を吸い上げます。
気温が氷点下に下がる厳寒の夜、茎に吸い上げられた水が凍りはじめると、体積が増えて、
道も管が敗れて水が押し出され氷の彫刻ができるのです。








護王神社(いのしし神社)、菅原院天満宮神社

2019-01-30 05:55:43 | 京都めぐり



京都御苑の西、烏丸通りに面して護王神社があります。
足腰に御利益のある神社として、スポーツ(陸上競技・サッカー・ラグビー)守護の神社としても知られています。
祭神は平安京の建都に貢献された和気清麻呂です。
和気清麻呂が300頭の猪によって難事を救われたとの伝説から、狛犬の代わりに「狛猪」が置かれています。
「いのしし神社」とも呼ばれ、境内には狛猪のほかにも多くの猪に因むものがあります。
昨年の参拝は2日でしたが、今年は『猪年』で凄い参拝者になるということで昨日になりました。
今年も日課の散策が続けられるようにお参りしてきました。










足腰守護の大きなお守り袋も表門に吊されてます。





狛犬ならぬ狛猪です。











神社の説明板










拝殿には今年の大絵馬











祈願殿と猪像





飛翔猪像





境内のあちこちに猪の像があります。















陶器のもあります。





絵馬















毎年白い猪のかりん が出るのですが、今年は参拝が遅くなり会えませんでした。

昨年撮影のかりん





神社の塀には和気清麻呂のことが紙芝居式に飾られてあります。





護王神社を南に少し歩くと、菅原院天満宮神社があります。
祭神は菅原道真と道真の祖父、父親です。
神社によるとこの地は菅原道真が生まれた場所で、曾祖父、祖父、父親が住んでいた地だそうです。










境内





菅原道真公生誕の産湯井戸があります。












本殿










天満宮といえば牛





絵馬






















神社の近くに大丸ヴィラがあります。
1932年(昭和7年)に大丸百貨店の第11代社長下村正太郎の自邸として建てられたチューダー様式の住宅です。
ウィリアム・M.ヴォーリズ設計






















少雪の八坂の塔、二年坂、高台寺、円山公園、八坂神社

2019-01-29 05:41:08 | 京都めぐり


一昨日(1/27)嵐山嵯峨野のあと、嵐電で四条大宮に行き、市バスに乗り換えて東山に向かいました。

八坂の塔 9時42分
嵐山嵯峨野に比べ雪はわずかに屋根に残る程度です。





八坂庚申堂















八坂の塔
少し雨が降ってきました。










二年坂














高台寺
もう少し屋根に雪があると美しい景色になるのですが。















高台寺





円徳院















ねねの道





祇園閣





大雲院





円山公園音楽堂





大谷祖廟










長楽館





円山公園










雪不足で平安神宮方面は中止です。

八坂神社


























雪景色の常寂光寺、落柿舎、天龍寺、清涼寺(1/27)

2019-01-28 16:26:56 | 京都めぐり


雪景色の嵐山嵯峨野散策の続きです。

常寂光寺










落柿舎















小倉山





ロウバイ





二尊院





久遠寺





清涼寺











本堂前の梅










白梅















阿弥陀堂前





雪をのせた紅梅









多宝塔





ここの紅梅も結構花が咲いています。











宝筐院





ぶらり嵐山の像





このあと、嵐電嵐山駅にもどり、四条大宮下車、東山に向かいます。

本日雪景色の嵐山渡月橋 金閣寺

2019-01-27 17:33:05 | 京都めぐり


前日雪が舞う寒い一日で、夜一時強い雪が降りました。
かなりの積雪かと思いましたが、雪から霙にかわり、起床時は道路に雪はなく、屋根にうっすら積もっているだけでした。
少しは雪景色を撮影できるだろう思い、嵐山に向かいます。
今日の日の出時間は7時、明日から7時台を切り6時59分です。

7時10分、嵐山渡月橋です。





東の空が明るくなってきました。





嵐山





渡月橋















道路には雪がないです。





渡月橋口の交差点





日の出が東山を昇ってきました。





いつもの撮影場所















このあと天龍寺、竹林の道を通って常寂光寺、落柿舎、二尊院、清涼寺を歩きます。

金閣寺は小雪のためパスしました。
ライブカメラの映像です。










新年の南禅寺ぶらり

2019-01-27 05:32:32 | 京都めぐり


新年初の南禅寺です。
時間は8時半過ぎ、朝陽がまだ低く光量不足ですが、気温は低く張り詰めた空気感が漂っています。
観光客がまだほとんどいない景色を一人占めした気分です。

三門










三門から勅使門





法堂










三門





方丈拝観入口





水路閣










最勝院





疏水










法堂










方丈玄関












僧堂





紅葉時混み合った天授庵も今はひっそりとしています。





金地院





















金地院東照宮(重要文化財)
家康公の遺嘱により1628年造営される。










蹴上ねじりまんぽ(1891年、明治24年)
京都市東山区東小物座町 地下鉄蹴上駅を降り、南禅寺に向かう道です。
蹴上インクラインの下を通るトンネルです。
アーチ構造で煉瓦積みしているのですが、レンガの積み方が特殊で、
通常ならば単純な併行積みですが、このトンネルはねじるにように積み上げています。




























南禅寺は鎌倉時代1291年の創建ですが、明治維新後の近代建築である水路閣1890(明治23)、現在は桜並木の名所で知られる蹴上インクライン1891(明治24)、ねじりまんぽ、さらには平安神宮が1895(明治28)や無鄰庵などが併存するエリアです。
そういうところも魅力の一つかも知れないですね。





真如堂から黒谷、今人気のうさぎ神社(岡崎神社)

2019-01-26 05:42:58 | 京都めぐり


昨日吉田神社からの散策の続きです。

真如堂赤門











手水の花





本堂前より三重塔
二月三日の節分会はここで行われます。
本堂では一年間分の般若心経を唱え、世の除難招福を祈るという日数心経が行われます。
朝から夕方まで10名の僧侶が読経し、立春大吉の護符も授与され、境内では招福湯が接待されます。











塔近くの椿























本堂裏










西雲院前から金戒光明寺三重塔に歩きます。










京都市内景色





石段を下り















蓮池にかかる極楽橋を渡らずに、手前を左折します。












墓地











もう左側は岡崎神社です。






安産の神様として有名な岡崎神社





能舞台






この地は平安時代三善清行の邸宅跡の石碑が立っています。





本殿





狛うさぎ
阿形が雄、吽形方が雌だそうです。
それぞれの頭をなでることで、縁結びや夫婦和合のご利益があるようです。










縁結び招き兎と金運招き兎










うさぎの祈願
うさぎに水をかけてお腹をさすってお参りするそうです。





「うさぎ神社」岡崎神社が人気になった可愛らしいうさぎの行列
白とピンクの2色のウサギが微笑むように座っています。
これらは岡崎神社のうさぎみくじの容器です。
うさぎの体内におみくじが入っていて、おみくじを引いた参拝者が容器を持ち帰らずにここに並べています






うさぎの絵付けは手書きのようで、微妙に違うのです。






















岡崎神社を出ます。





昨日の散策 百万遍→吉田神社→宗忠神社→真如堂→金戒光明寺→岡崎神社
距離は約3kmです。


節分祭前の吉田神社から真如堂の散策

2019-01-25 05:44:56 | 京都めぐり


来月二月三日は節分で多くの寺社で行事が行われますが、なかでも盛大なのは吉田神社です。
吉田神社の節分祭は室町時代にはじまり、信仰と伝統を誇る京洛の一大行事になっています。
例年約50万人の参拝者が訪れ、境内は多くの露店と厄除祈願やくちなし色の御神札を求める参拝者の人波で埋め尽されます。露店は2.3日約800店が出ます。
あまりの人出に私は毎年尻込みし、八坂神社や壬生寺、真如堂に行っています。

それで、昨日朝に節分際前の吉田神社に行ってきました。
吉田神社は京大農学部前を南下しても良いのですが、百万遍を南下するコースにしました。
京大総合博物館、関西日仏会館を過ぎ、東山東一条交差点です。





交差点を左折すると吉田神社の鳥居が見えます。





京大正門前を通ると吉田神社前です。
こちらが表参道になります。











節分大例祭の行事看板が出ています。

二日 前日 祭疫神祭 大元宮中門 午前8時
  古式追儺式(鬼やらい神事)午後6時 本宮前 舞殿

三日 当日祭 火炉祭 本宮前 火炉

四日 後日祭 福豆抽選会 本宮・大元宮





本宮の石段を上ります。




本社前の火炉です。
火炉祭当日午後11時より行われます。
納められた古神符守札に宿る神霊が元の御座にお還りになられる様、浄火を点じ焼き納めるとあります。






神社HPより借用











吉田神社は貞観元年(859)平安京の守護として、都の東北の鬼門に位置する吉田山に創建されました。
タケミカヅチノミコト、イワイヌシノミコト、アマノコヤネノミコト、ヒメノカミです。
節分厄除まいりの発祥の社といわれています。










追儺式は前日の午後6時本宮に於いて行われ、俗に「鬼やらい」と呼ばれています。
神社ホームページでは『平安朝の初期より毎年宮中にて執行されていたものを、古式に則って厳修に伝承・継承されており、古の趣を現在に伝える数少ない神事の一つといえます。その儀式は、大舎人が黄金四つ目の仮面を被り、玄衣朱裳を着装し、盾矛をとりて方相氏となり、・子(しんし※人偏に辰)という小童を多数従え、陰陽師が祭文を奏し終えれば方相氏大声を発し盾を打つこと3度、群臣呼応して舞殿を巡ります。最後に上卿以下殿上人が桃弓で葦矢を放ち、疫鬼を追い払います。平安京鎮護の神として、また全国の神を祀る社として、鬼すなわち悪神を追い払い諸人の不幸を除いて、人々の幸福と平和な生活を願います。』とあります。

神社HPより借用










社務所





本宮





絵馬





吉田神社境内図があります。





重要文化財の大元宮に向かいます。
途中、料理飲食の神・山蔭社があります。










そこから見える市内の景色





斎場所大元宮です。
二月二日疫神祭は本宮前日祭に引き続いて大元宮に於いて行われます。
疫神(=災いをもたらす神)に「荒ぶる事なく山川の清き地に鎮まります」事を祈り奉るために、門外に向かって祭事が斎行されます。















本殿 重要文化財






斎場所大元宮から少し歩くと、竹中稲荷大神があります。










竹中稲荷大神の向かいが宗忠神社です。

本殿










神社の石段を下りると逆立ちした備前焼の狛犬があります。
石段を下りた先に真如堂の総門と本堂が見えます。
















宗忠神社前





真如堂への道中、第57代陽成天皇神楽岡東陵があります。










真如堂前です。





真如堂でも二月三日には節分会が行われます。











この後、真如堂から黒谷さんを通り、うさぎ神社で有名な岡崎神社に向かいます。
最近SNSで人気が高まっているそうです。