京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

蓮 続々開花  羅漢石像55~59画像

2019-06-30 17:31:06 | 2019 花


蓮の開花がかなり進んできました。

即非蓮





酔妃蓮





にぎりめし





巨室の大黒





蜀紅蓮




桜蓮





巨室の斑





小舞妃





依水園





来観世紀





請所の本紅





不明





姫蓮





舞妃蓮





ミセススローカム





カスピカム





青菱紅蓮





精華





知星の曙





廬山白蓮





水晶白





○敷粉紅





棗紅





文君拂紅





重瓣八一蓮





紅灯籠





粉松球





彩雲飛





愛宕念仏寺の羅漢石像 55~59画像

55画像 剣道着を着た羅漢石像もいます。





56画像





57画像
どうした訳か本物の首飾りをつけています。
子犬を抱いています。犬好きだったのでしょう。





58画像
雪ん子のような石像です。





59画像
仲睦まじいです。











京都の町 北区大徳寺東門前通り 

2019-06-30 05:44:48 | 京都の町 町屋・建造物


大徳寺東門前通りを北へ歩きます。
ここはまだ京町屋風の店舗や家屋が残っている場所です。
実は京都の町屋は年々数を減らしています。
観光客目線では見た目には良いのですが、減っている原因は、住みにくい(特に冬場)、建て替えが困難なことも理由にあるようです。
京町屋が壊され、どこにでもあるような住宅や店舗に変わっているのが残念ながら現状です。
大徳寺の南の紫野は西陣の機屋が多い町で、機屋の町屋が軒を連ねていましたが、最近はその多くが失われています。


北大路大宮交差点(大徳寺東門、駐車場)




紫野和久傳大徳寺店(3階コンクリート)と松屋藤兵衛が並んでいます。
松屋藤兵衛は江戸時代創業の和菓子の老舗で、ここの「味噌松風」は私のお気に入りの一つです。










紫野和久傳大徳寺店





大徳寺一久

大徳寺納豆で有名な精進料理店です。
文明年間(1469ー87)より大徳寺に出入りし、以来五百数十年同寺塔頭の料理方を務めてきた老舗です。
一久の屋号は、一休禅師より授かったと伝えられている。
茶道三千家や藪之内家などの各家元御用も務めています。




















大徳寺納豆

一久以外にもこの門前通りで販売されています。
大徳寺納豆は現在食べ慣れている納豆とは違い、味噌や醤油に近いもので、醸造製品の部類に入ります。
味は赤味噌を香ばしくしたような感じです。
寺の保存食としてて代々伝えられてきた伝統食で、今でも大徳寺で作り続けられています。

大徳寺納豆は、唐より日本に伝えられたました。
それを後に大徳寺第47世一休宗純禅師が大徳寺に伝え遺されたということです。





井戸があります。










小物店





泉仙 精進料理店





ここでも大徳寺納豆を売っています。














京扇子





喫茶店





暖簾、虫籠窓、暖簾の町屋風店舗





仏具、金継ぎ、漆器修復





古美術店





大徳寺東門





虫籠窓、千本格子の町屋










お鮨屋さん
虫籠窓、暖簾、格子の町屋風店舗















豆腐屋





レモン館















大徳寺こんにゃく





らくたび
京町屋の虫籠窓、黒格子、鍾馗さん、暖簾(竹は珍しい)があります。










炭屋










大徳寺東門通りの塀





現在毎年減少している京町屋の現状を憂い、少しでも記録に残しておこうと、京町屋めぐりを
計画中です。長雨の続く梅雨のなかですが、ぼちぼち撮影しにいきます。





シダレ夏ツバキ、ザクロ、泰山木、萩 羅漢石像 50~54画像

2019-06-29 17:10:31 | 2019 花


シダレ夏ツバキ




















ザクロ





泰山木










萩 秋の七草がまた一つ開花です。





桔梗





ダリア





半夏生





愛宕念仏寺の羅漢石像 50~54画像


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一番右の石像かわいいです。





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仲良く手をつき合わせているのでしょうか。





52画像
赤ちゃん抱いているのでしょうか。なんとも言えない良い表情です。





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京都の町 今宮神社とあぶり餅屋 一文字屋、かざり屋

2019-06-29 05:35:47 | 京都の町 町屋・建造物


今宮神社への散策です。
創建は平安時代の944年、都の悪疫退散を祈り、紫野御霊会を営んだのが今宮神社の起りとされています。

参道のあぶりもち屋
まだ開店には早かったようです。開店が9時と思っていたのですが10時でした。
一軒は創業400年の「あぶり餅」の老舗かざりや、向かいに建つ一文字屋は平安時代から続く創業1000年の日本最古の和菓子屋です。
二軒ともあぶり餅だけを売っています。さっぱりとした白味噌の甘だれと香ばしいお餅は私も大好きです。
私はかざり屋さんでいただいています。





一文字屋















この建物は京都市景観重要建造物指定されています。

景観重要建造物とは,地域の自然,歴史,文化等からみて,建物の外観が景観上の特徴を有する建物のうち,景観計画区域内の良好な景観の形成にとって重要な建物等を京都市が指定するものです。
建造物の外観の変更,増改築等を行う場合には,許可を受ける必要があります。 





かざり屋














東門より入ります。





茅の小輪





「お玉の井」
元禄7年(1694年)桂昌院(お玉の方)寄進によるもの。まだ現役です。
手水盤は京都西町奉行所小出淡路守守里の寄進。
詳しい経過は後ほど。















茅の輪










夏越の神事は明日6月30日

今宮も昨年の台風で大きな被害がでました。










現在の社殿は1902年(明治35)の再建です。



















桂昌院と今宮神社の関係

桂昌院は1628年西陣で八百屋の次女で生まれ、名を玉といった。
公家二条家に出入りの本庄宗利の娘となり、関白家鷹司孝子に仕えたが、孝子が将軍家光に入嫁するのに伴い、江戸城に入り大奥で仕える。
やがて春日局に認められ、家光の側室となり、後に五代将軍綱吉の生母となる。
桂昌院は生涯神仏への信仰が厚く、とりわけ西陣の産土の神の今宮社が荒れているのを嘆き、元禄71年(1694)から時の奉行に命じて社殿を造営、神領を寄進する。それで今宮神社の神領が一新した。
また途絶えていた「やすらい祭」を復活させ、「今宮祭」には御牛車、鉾などを寄進、大いに復興に務めた。
神社中興の祖と讃えられている。











桂昌院が復活させた、やすらい祭は毎年4月第二日曜日に開催される京の三大奇祭の一つです。
春は疫病が流行することから、桜の花びらが飛び散る様子が疫病神が飛び回る様子を連想して生まれた疫病退散の神事です。
桜や椿などで飾られた花傘を中心に、赤毛・黒毛の鬼たちの行列が、お囃子に合わせて踊り歩きます。
この花傘の下に入ると疫病から守られ、一年間健康に過ごせるとの信仰が長く続いています。

やすらい祭画像(ネットより借用)











楼門










今宮神社は国登録有形文化財が数多くあります。
1694年桂昌院寄進によるものが今でも数多く残っています。





ベニコスモス、表白シュウメイギク 羅漢石像45~49画像

2019-06-28 18:20:34 | 2019 花


ベニコスモス(チョコレートコスモス)





表白シュウメイギク(ワイルドスワン)









モナルダ 白





トケイソウ





ハナトラノオ





ハクウンキスゲ










テッポウユリ ピンク





カンナ





ヘメロカリス
































ダリア





ベニハナ









ホザキシモツケ(穂咲下野)





アメリカテマリシモツケ





ヒメジョオン





タンポポの綿毛





アゲハチョウ





ルリタテハ






愛宕念仏寺羅漢石像 45画像~49画像


45画像 左穏やかな顔です、 右 手に持っているのはなんでしょうか。





46画像





47画像





48画像 にこやかです。





49画像 後列左から二番目 帽子をかぶり般若の面を持っています。








相国寺の蓮

2019-06-28 05:35:42 | 2019 花


昨日は熱帯低気圧・台風の影響で一日雨が降り続きました。
雨だけならまだ良いのですが、蒸し暑く、車も家もエアコン稼動です。

一昨日の相国寺の蓮です。
蓮は南門から入って左に放生池にあります。





碧翠蓮





○天○雲





落霞映雪





大賀蓮





粉○蓮





金輪蓮





舞妃蓮











ミセススローカム





品種不明










睡蓮





善廣院





養源院





法堂





庫裏





承天美術館

























タチアオイ





暁天講座の案内
8月2日、3日午前5時半受付 講師 冷泉貴美子、有馬管長







ササユリ、カワラナデシコ、桔梗、マツモトセンノウ   羅漢石像41~44画像

2019-06-27 17:09:02 | 2019 花


ササユリ










イヌゴマ(シソ科)





シマジタムラソウ(島路田村草 シソ科) 分布静岡、愛知、三重

環境省絶滅器具種Ⅱ





ヤハズアジサイ(矢筈紫陽花)分布 紀伊半島、四国





カワラナデシコ 秋の七草





桔梗  秋の七草





マツモトセンノウ














テッポウユリ










ハクウンキスゲ





赤トンボ見つけました。






愛宕念仏寺の羅漢石像 40画像~44画像


40画像
二人でお酒を酌み交わしています。微笑ましい像です。
右は仲良く寄り添う像。





41画像 にこやかな笑顔が印象的です。





42画像





43画像





44画像 故人はテニスが好きだったのでしょうね。








東寺、東本願寺の蓮

2019-06-27 06:05:04 | 2019 花


昨日も昼過ぎまでは晴れて、気温も31.7度まで上がり暑い一日でした。
一方で近畿の梅雨入り宣言が発表されましたが、実感の湧かない梅雨入りとなりました。
ですが一転、今日は雨、しかも熱帯低気圧が接近、これが台風になるのではとのこと。
一体どうなっているのという感じです。

昨日朝の東寺散策です。

東門から入ります。






蓮はまだ咲きはじめです。





























五重塔










講堂





金堂





南大門





次に向かったのは東本願寺の蓮です。

南土塀沿いの堀にありますが、蓮は東寺同様咲きはじめです。




















東本願寺





京都タワー








嵐山渡月橋と天龍寺の蓮

2019-06-26 05:41:44 | 2019 花


今年は梅雨入りが遅れ、近畿の最も遅い記録は1958年6月25日ですが、昨日で更新しました。
一転木曜日からは雨続きのようで、梅雨入り宣言は27日になるようです。
梅雨入りが遅れて水不足になるのか、それともまとまって降るのかどちらも困ったものです。

昨日は32度超えで、梅雨入り前というより、夏本番のような嵐山渡月橋です。
















愛宕山もくっきり。




















天龍寺放生池の蓮が咲きはじめました。








































































蓮の開花続いています。

2019-06-25 17:14:21 | 2019 花


蓮の開花が続いています。

妙蓮寺





桜蓮





巨椋の紅輝





依水園





交雑種





白万々





東観世紀





インド白





白君子小蓮





姫蓮





紅灯籠





冰嬌(ひょうきょう)





雪美人





状元球





貴妃酔蓮





春不老





飛燕春眠





蟹爪紅





請所の本紅





棗紅(そうこう)




窅娘玉脚





不明





粉霞





白牡丹





水晶白





廬山白蓮





巨椋の輝


















明智光秀の首塚

2019-06-25 07:06:34 | 京都歴史散策


東山にある明智光秀の首塚を訪れました。
来年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公になるそうで、来年は訪れる人が増えそうです。
明智光秀役は長谷川博己さんが演ずるとのことです。

首塚は東山白川一本橋を少し上流に行ったところにあります。





和菓子屋「餅寅」の前に石碑と案内板があります。






「明智光秀首塚」と彫られています。










車の通れない細い通りがあります。
最近石畳が敷かれました。20m先に駒札が見えます。






駒札










画像では電柱に隠れて見えないですが、五輪塔墓があります。
これが光秀の塚の本体といえます。
天正年間の公家の日記に、明智光秀の遺骸がこの辺りの地にて曝され、その後首塚を築き埋葬したと記されています。

明智家の家紋の桔梗が咲いています。





「光秀公」の扁額がかかった小さなお堂があり、厨子の奥には明智光秀の木造が鎮座しています。











明智光秀首塚を江戸時代から250年もの間、代々守ってきた家があります。
表通りに面している和菓子屋「餅寅」です。名物は桔梗紋の焼き印が入った「光秀饅頭」です。













月下美人、月見草、待宵草

2019-06-24 17:41:48 | 2019 花


植物園温室昼夜逆転室でまた月下美人が咲きました。

月下美人 サボテン科 メキシコ~ブラジル原産

花は7月から11月の間に3~5回ほど咲き、白色で芳香ある。
夜8時頃に開花し、2時間ほどで萎む。















これは開花前ですね。





開花が終わった後






ツキミソウ(月見草)アカバナ科 北アメリカ南部~南アメリカ

7月頃白色の一日花を次々咲かせる。夕暮から咲きはじめ翌朝には萎み、淡桃色になる。





マツヨイグサ(待宵草) アカバナ科 原産地チリ、アルゼンチン

初夏に3cm~5cmの黄色い花を夜に咲かせ、朝方に閉じ、橙紅色に変化する。





ヤエサンユウカ(八重三友花) キョウチクトウ科 原産地インド

夜から朝方まで咲きます。






オシロイバナ(白粉花) オシロイバナ科 原産地ペルーなど熱帯アメリカ

夕方咲き、翌朝まで咲き、午前中には萎む。










ケチョウセンアサガオ ナス科 原産地アメリカ南部~メキシコ北部

7月~8月白色で大輪の花を咲かせる。日没から朝まで開く一日花。










真如堂の沙羅、会津藩主松平容保公像、八橋検校の墓と菩提寺

2019-06-24 06:29:55 | 京都めぐり


真如堂の沙羅(夏椿)見頃です。





本堂前に二本の沙羅の木があります。











































手水舎















会津藩殉難者の墓










最近新たに京都守護職会津藩主松平容保公の像ができました。
綺麗な顔立ちです。

松平容保(1836~1893)は幕末の会津藩主です。
京都守護職となって公武合体に尽力し、尊攘急進派の長州藩を一掃したが、鳥羽伏見の戦いに敗れて江戸へ逃れます。
会津戦争で討幕軍に抗戦したが降伏、のち許されて日光東照宮宮司となりました。





像の近くに植えられているネムの木










八橋検校の墓に行きます。

三重塔の裏側にあります。





清和天皇火葬塚の近くです。










検校の墓と石碑です。














三重塔












検校の菩提寺常光院