京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

東寺

2016-07-31 16:57:46 | 花めぐり2016

夏真っ盛りです。
連日の猛暑に少しバテ気味です。
1ヶ月余り楽しませてくれた蓮も見納め近くなりました。
猛暑のなかですが、昨日の天龍寺から帰って東寺の蓮を見にでかけてきました。

東寺の東門から入ります。
大宮通りから見える五重塔









経蔵の周囲が掘になり蓮が植えられています。




花数は少なくなりましたが、まだ咲いています。




















蓮と五重塔の景色が好きです。
























花が終わり花托が目立ってきました。





五重塔と不二桜









この日は猛暑にも関わらず、親子写生会が行われています。
熱中症大丈夫でしょうか。心配してしまいます。





広い境内です。





今度東寺を訪れるには年末の終い弘法になりそうです。



天龍寺暁天講座2016

2016-07-31 05:25:48 | 坐禅会

今年も天龍寺暁天講座が開催(7/30ー31)され、私は昨日行ってきました。
5時過ぎ車で家をでます。坐禅開始は6時です。

5時半前の嵐山渡月橋です。
朝陽を受けた渡月橋きれいです。





境内の駐車は参加者は無料です。
庫裏に入ります。





受付で資料をいただきます。





坐禅開始までに名勝曹源池庭園を撮影します。













多くの方々が早朝の曹源池の景色を楽しんでいます。










方丈内の坐禅会場です。





6時前坐禅の説明があり、約25分間の坐禅を休憩をはさんで2回行います。
広い方丈内に驚策の音が響きわたります。
今回は特に参加者が多いようで方丈内には入りきらず、廊下でも坐っています。

坐禅終了後、般若心経を読経します。
その後は佐々木容道管長による『夢中問答』32則「公案」の提唱です。

『夢中問答』は天龍寺開山の夢窓国師こと、夢窓疎石(1275~1351)が書いた仮名法語で、 夢窓国師が足利尊氏の弟、足利直義の質問に答えるQ&A形式の禅問答集です。





問 福智をもとむるをば悉くこれをきらへるに、禅家の学者一則の公案を提撕して、悟を求むるはくるしからずや。
(意訳 公案で悟りを求めるのも間違いではないか)

答 ー中略ー
宗師の人に此の公案あたふること、往生浄土のためにあらず、成佛得道の求めにもあらず、世間の奇特にもあらず、法門の義理にもあらず、総じて情識のはからざる處(意訳 思慮分別を越えたところにある)なり。
故に公案となづく。これを鐵饅頭にたとへたり。ただ情識の舌をつくる事あたはざるを處に向って、咬み来り去らば、かならず咬み破る時分あるべし。其の時始めて、此の鐵饅頭は世間の五味六味にもあらず、出世の法味義味にもあらざる事をしるべし。

管長いわく、無門関の無字の公案や白隠禅師の隻手音声などがよく知られているが、無とはなにかということを半年、1年と考えさせるのです。
頭で考えるのではなく、修行や生活を通して考えていくのです。
大学の知識や社会生活の分別は全く通用せす、参禅を通して思慮分別の及ばないところに導いていくのです。
そして厳しい修行のなかで、ある日突然公案一体となって得られる境涯になるのです。
本来の自己を見つけていくのを手助けするのが公案です。

※ 趙州和尚 、 因みに僧 問 う 「 狗 子 (く し )に 環 (か え ) っ て 仏性有りや 也 (ま ) た 無しや 。」 州 云 く 、「 無 」。狗 子は犬です。
※ 隻手音声、両手を打つとポンと音がします 。 その 片手だけの音声を聞けという公案で す 。

提唱が終わるとお素麺の接待があります。
今回の参加者は特に多く、460名だそうです。
雲水さん手作りの素麺がつぎつぎ運ばれてきます。





みなさん曹源池を見ながら素麺をいただきます。




















朝8時過ぎの曹源池





庫裏を後にしますが、もう外はガンガン照りです。





朝顔





帰りに放生池のハスを見ます。
そろそろ終盤です。




















各本山の暁天講座はこれから始まります。
私はもう一ヶ所は参加したいと思っています。







南禅寺天授庵の睡蓮

2016-07-30 16:03:54 | 花めぐり2016

南禅寺放生池のハスの後、天授庵に寄りました。
書院南庭池の睡蓮はまだ花を咲かせているでしょうか。

南禅寺三門










天授庵に入ります。









キキョウがきれいに咲いています。









枯山水の東庭















書院南庭にまわります。





鯉が餌をくれるのではと近づいてきます。




睡蓮、想像以上に咲いていました。

























ほぼ池一面の睡蓮です。










一部色づいています。





書院







南禅寺、永観堂

2016-07-30 08:35:59 | 花めぐり2016

今日早朝天龍寺の暁天講座にでかけ、投稿が遅れました。
昨日朝向かったのは南禅寺です。
暑くなってきたので散策は南禅寺から永観堂にしました。





祇園祭の間来れなかった勅使門前の放生池のハスはまだ咲いているでしょうか。
咲いていました。花数も十分あります。

























ここのハスはピンク色一色です。品種は不明。

























勅使門





近くにオニユリが咲いています。










次に向かったのは近くの永観堂です。

永観堂総門










こころなしかモミジ葉の一部が色づいているようです。









永観堂のハス池です。















そろそろハスも終わりが近いようです。
ツボミや花より花托が目立って来ました。






世紀の植物アオノリュウゼツラン開花

2016-07-29 05:18:49 | 花めぐり2016

京都の植物園でアオノリュウゼツランが開花しました。
この植物はとても成長が遅く、日本では約30~50年に1度しか開花しないのです。
開花が非常に珍しいため世紀の植物とも呼ばれています。
しかも今回は2本も開花しているのです。





アオノリュウゼツランの花










リュウゼツラン(竜舌蘭)の葉は長く、分厚くて先が尖っています。
また縁にはトゲがあり、アロエを巨大にしたようです。





アオノリュウゼツランは非常に寿命が長く、何十年も枯れずに葉を茂らせます。
そしてある日突然、株の真ん中からニョキニョキと枝を伸ばし、次々に花を咲かせ、
咲き終わると子株を残し て枯死してしまいます。









下のほうから開花し、上のほうはまだ開花前です。
もうしばらく花は楽しめると思います。





私のブログでリュウゼツランの開花を投稿するのは2回目になります。
昨年8月に京都の金光寺でも開花し、その時の投稿記事です。





夏の常寂光寺

2016-07-28 05:20:45 | 2016祇園祭

ひさしぶりの嵯峨野常寂光寺です。
五月は新緑がきれいでしたが、今はどんな景色を見せてくれるでしょうか。


江戸時代建立の山門




これも江戸時代からの仁王門前、緑がきれいです。









仁王門をくぐると本堂に向かう石段が目にはいります。






石段の途中





建て替えが終わった本堂





京都市内眺望、京都タワーが見えます。





比叡山も見えます。





一部紅葉しています。
夏だというのに、秋が忍び寄っているようです。





本堂庭園の景色










竹林もきれいです。





多宝塔





ここも一部紅葉しています。





四阿





いつもの好きなスポット






青苔がきれいです。










常寂光寺で出会った花です。







昆虫の名前でてきません。




















オニユリ





ホトトギス初見です。
まだ7月早いように思います。





白キキョウ





フシグロ仙翁





ナデシコ





コウホネ





嵯峨仙翁








ダリ展

2016-07-27 05:45:39 | 美術・博物館

京都市美術館で「ダリ展」が開催(7/1ー9/4)されています。
もう少し早く行きたかったのですが、祇園祭に熱中しすぎていました。
ダリは不思議な画家です。
私は昔からダリは何を描こうとしているのかよく理解できず、どちらかというと展示会などは敬遠するほうでした。
しかしひさしぶりのダリ大回顧展、しかも京都開催ということで足を運びました。





スペインに生まれたサルバドール・ダリ(1904ー89)は、もっとも有名な20世紀の芸術家の一人と言われています。





1929年に彗星のようにパリの美術界に登場し、シュルレアリスムを代表する画家として活躍しますが、やがてアメリカに進出、大きな成功と人気を獲得します。
その一方で映画や演劇、ファッションなどの異分野へも積極的に参画し、メディアにも盛んに登場しました。
芸術と芸術家のあり方を変えたという点では、現代美術の先駆者と言えます。
今回の展示会は、スペインのガラ=サルバドール・ダリ財団および国立ソフィア王妃芸術センター,アメリカのサルバドール・ダリ美術館の三つのダリの主要コレクションの作品を中心に約200点で構成されています。
油彩作品のほか,ドローイング,オブジェ,ジュエリー, 書籍,彫刻など初期から晩年までのダリの多方面にわたる、日本では10年ぶりの大回顧展になっています。

会場入口の撮影可能スポット





展示会場でいただいたパンフレットより

「素早く動いている静物」(1956)





「謎めいた要素のある風景」(1934)





「奇妙なものたち」(1935)





「狂えるトリスタン」(1938)





「子ども、女への壮大な記念碑」(1929)





「ルイス・ブニュエルの肖像」(1924)





ダリファンにはたまらない展示会でしょうが、私にはどうしてもなじめない世界観でした。夢の世界と言う方もおられますが、ダリの作品は夢とは違う、独特の想像の世界だと思います。
ダリは自作に対して「ダリの作品は誰にもわからない。ダリにもわからない」と言ったそうです。

京都展の後は東京展・国立新美術館で開催(9/14ー12/12)されます。


同じく京都市美術館でコレクション展(7/5ー8/21)も開催されています。
ひさしぶりに竹内栖鳳『絵になる最初』に再会しました。
モデルになるために着物をぬぐときのはじらい、 いまにも泣き出しそうな表情の一瞬を切り取った名品だと思います。
私の好きな絵のひとつです。
この作品は平成28年 新・国指定重要文化財に指定されました。





美術館を出て平安神宮大鳥居







ナツズイセン(夏水仙)と季節の花

2016-07-26 16:40:18 | 花めぐり2016

ナツズイセン(夏水仙)が開花しました。
秋の彼岸に咲くヒガンバナに似ていますが、ヒガンバナ科の花です。
花期は8月頃で、 早春に水仙のような葉が出てその後真夏になると葉が枯れ、
花茎を出し花を咲かせます。
花期に葉 がないことから、裸百合やマジックリリーと呼ばれています。
花は百合に似ていて、淡い透明感のあるピンクがとてもきれいです。
花びらの先には薄いブルーが入り、涼しげな印象です。










同じヒガンバナ科ハマユウも咲いていました。





カリガネソウ
鼻を近づけるとやはり臭気があります。














ハマカンゾウ





ユリはそろそろ終盤です。

オニユリ





ヒメユリ










カノコユリ(白花)





ヒオウギ
祇園祭の山鉾町でよく見かけました。





ミズヒキ





トウテイラン





フシグロセンノウ





オオケダケ





夏です。ヘチマや瓢箪、カボチャです。















トンボ
ハグロトンボでしょうか。










サギソウ、レンゲショウマ

2016-07-26 05:26:21 | 花めぐり2016


サギソウは日本各地の日当たりのよい低地の湿地に生える球根性のランです。
ラン科サギソウ属の花で別名サギランとも呼ばれています。
花は純白で羽を広げた白鷺を思わせます。
花期は7月ー8月ですから、今が見頃開始の夏の花です





毎回思いますが、ほんとうのサギのようです。










花に近づけず距離があったのでズーム撮影しました。










参考

昨年のサギソウは8月6日です。
このときは接写できました。











もう一種類は先日開花をお届けしたレンゲショウマです。
日本特産の1属1種のキンポウゲ科の花です。










夏は花が少ないですが、こういう山野草は大好きです。


祇園祭後祭巡行(24日)

2016-07-25 05:18:20 | 2016祇園祭

7月1日の吉符入りに始まった祇園祭もいよいよ最終版の後祭巡行です。
10基の山鉾が烏丸御池を9時半に出発し、御池通りを東進、河原町を南下、四条河原町から四条烏丸までの約2時間の巡行です。
前祭の巡行とは逆コースになります。
私は8時前に山鉾町に着き、出発前の景色から撮影しました。

大船鉾
宵山を賑わした提灯などは全て撤去され、出発を待つだけです。





北観音山
裃の役員や曳手の方々が集まっています。





見送幕





南観音山
出発前の恒例の記念撮影です。





八幡山





黒主山









出発前の御神酒でしょうか。





役行者山の見送幕





新町通り御池に移動します。

北観音山の辻まわし
山鉾の車輪は車のようには曲がりません。
車輪の下に竹を割ったのを敷いて、曳手が3回で90度向きを変えます。










南観音山辻まわし





御池通り





大船鉾辻まわし









今度はスタート地点の烏丸御池に移動します。
巡行の先頭は祇園會の旗です。後くじ順に巡行が進みます。





一番 橋弁慶山
五条大橋で弁慶と牛若丸が刀を交えています。





二番 北観音山
文和2年(1353)創建の曳山、昨年8年ぶりに復元新調した下水引の披露です。










三番 浄妙山
「平家物語」の合戦の一場面で、橋げたに矢が突き刺さっています。





四番 役行者山
修験道の祖、役行者と一言主神、葛城神の御神体を安置しています。










御池通り





五番 黒主山
謡曲「志賀」に因んでいます。
昨年御神体の小袖、腰帯が新調されています。





六番 南観音山
山の後ろの柳の大枝は疫病を防ぐと言われています。










七番 鈴鹿山
真松に山鉾で唯一絵馬がつけられ、盗難よけの護符になっています。





御池通り





八番 八幡山
地元の八幡宮を勧請、左甚五郎の木彫りの鳩は夫婦円満のしるしとされています。
社殿は総金箔で豪華そのものです。





見送幕





御池通り





九番 鯉山
左甚吉郎作の鯉は立身出世を象徴しています。
16世紀ベルギー作タペストリーは国の重要文化財です。





最後 大船鉾
神功皇后が凱旋した船に由来する鉾、一昨年150年ぶりに巡行復帰しています。
今年は船首の龍頭と前部下水新調されています。





10時前、10基の山鉾を見送りました。





祇園祭は31日八坂神社の疫神社夏越祭で終わりですが、私の祇園祭投稿は今回で終了です。
長い祇園祭のお付き合いありがとうございました。






祇園祭屏風飾り(屏風祭)

2016-07-24 05:27:50 | 2016祇園祭

祇園祭は別名屏風祭とも言われています。
山鉾町の商家を中心に所有する屏風を一般の方にも公開しています。
山鉾とはまた違う風情があり、宵山を盛り上げてくれます。
前祭も宵山に公開されますが、人が多すぎてなかなか見ることができません。
その点後祭はまだじっくり屏風を見物できるのが良いです。
前年と同じ屏風もありますが、全て入れ換えている商家もあります。


藤井絞















無名舎(吉田家)










夜の坪庭





二階の照明が印象的でした。





(株)大日














千梅










篠田商事





誉田商店の飾り幕
278匹の鯉が空を舞っています。





山本仁商店の曽我物語図屏風





右雙 富士巻狩





左雙 夜討ち





源平合戦 屋島の戦い、鵯(ひよどり)の坂落し
ガラス越しで余計なものが写りこみました。










光琳百花図屏風
八幡山保存会所有の屏風です。作は丸山応挙、1782年応挙が人の求めに応じ、
尾形光琳の屏風を写したものです。
これもガラス越しです。









付録

無名舎(吉田家)の日中の撮影です。










京都の典型的な坪庭です。





今年の屏風









永楽屋伊兵衛の手拭い
永楽屋の創業は元和元年と言いますから、1615年大阪夏の陣の年です。


















高島屋京都の入口には後祭の屏風飾りが展示されています。
木村英輝画「屏風」と「駒形提灯」です。





屏風
















駒形提灯











祇園祭後祭の宵山(22日)

2016-07-23 14:13:24 | 2016祇園祭

私の祇園祭もついに後祭宵山、残すは日曜日の巡行です。
昨晩宵山の風情を味わいに山鉾町にでかけました。
前祭は四条通りが歩行者天国になり、混雑を避けるため歩行者の通行も規制されますが、
後祭の宵山は通行規制もなく落ち着いた雰囲気で夜の山鉾を味わうことができます。
梅雨が明け日中は猛暑ですが、朝晩は風もあり少し過ごしやすいのです。
昨晩の宵山もときおり風が頬をかすめ、心地よかったです。


まだ日が落ちる前18時20分の新町通り

北観音山





役行者山





山鉾町の各家でも提灯を付けています。





鷹山
現在休み山ですが、復興を目指して準備が進められています。
鷹山は応仁の乱以前から巡行していた由緒ある山鉾で「くじとらず」の大きな曳山だったそうです。
文政9年(1826)の巡行で大雨にあい、懸装品が汚損してしまい、以来休み山になっています。
以来190年御神体をお飾りする居祭だけが続けられています。

三条通り室町西入の町屋で会所かざりが行われています。





天明の大火(1788)、蛤御門の変の大火(1864)をくぐり抜け、焼け残った御神体が公開されています。
御神体は鷹匠、犬飼、樽負の御三体です。





町内の子どもたちも粽や手拭い、おみくじ、扇子売りに頑張っています。





黒主山





浄妙山










橋弁慶山





御神体









鯉山










北観音山















南観音山














大船鉾















今回も山鉾町商家の貴重な屏風が公開されていました。
明日朝には投稿できると思います。


付録

北九州の僧侶が紙芝居で仏教説話を上演していました。
この僧侶は京都新聞に載っていたのですが、毎月25日北野天満宮天神市に京都入りし、
紙芝居無料で上演し続けている方だそうです。
祇園祭の宵山にも来ていました。








夏の大徳寺高桐院

2016-07-23 05:28:05 | 京都めぐり

祇園祭の最中ですが、ひさしぶりに夏の大徳寺高桐院を訪れました。
時間は朝7時過ぎです。









青苔がきれいになってきました。















定番の石畳参道










塵や埃が洗い流された青葉はきれいです。










視線をずらすと青葉のなかに少し紅葉しているのが見えます。





紅葉シーズンには明らかに早いのに、一部紅葉しています。
どういうことでしょうか。















時間がまだ早いので中門前で帰ります。










帰り石畳の景色





今回も落ち着いた景色で癒されました。




八幡山、役行者山、橋弁慶山

2016-07-22 16:38:29 | 2016祇園祭

連日の祇園祭続きで恐縮です。
祇園祭後祭でまだ紹介できていなかった山を紹介します。

八幡山





前懸や胴懸などが公開されています。



















左甚五郎作の鳩





祇園祭の最中は各山鉾などでもヒオウギが飾られています。
祇園祭は疫病が流行した869年に始まり、災厄除去を祈る祇園御霊長会です。
古くよりヒオウギは悪霊を退散したという言い伝えがあり、厄除けの花として飾るようになっています。





役行者山
応仁の乱以前からの山です。





町会所で貴重な飾付けなどが公開されています。





























鈴鹿山





橋弁慶山
弁慶と牛若丸の五条大橋での決闘を表しています。
















祇園祭後祭宵山(21日)日中

2016-07-22 05:26:38 | 2016祇園祭


祇園祭後祭も鉾建てが終わり宵山(21ー23)に入りました。
私は昨日前日同様に昼前に買い物用事があり、帰りに鉾町に寄りました。
昨日で後祭10基の鉾建てが終わり、山鉾まわりには提灯が吊るされています。

大船鉾
提灯が吊るされ飾付けが隠れています。











南観音山





北観音山





八幡山





黒主山





前懸や胴懸、見送、水引、御神体が公開されています。










浄妙山





浄妙山も貴重な飾付けが公開されています。





御神体と書は日本画家堂本印象画伯です。










鯉山





鯉山の飾付けです。
























どの山鉾の胴懸や前懸、水引などは歴史的にも非常に貴重なものです。
祇園祭が動く美術館と言われる所以です。