京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

希少貴重種 ベニバナヤマシャクヤク、テッポウユリ、ツバメズイセン、ガマズミ、イブキジャコウソウ

2019-05-31 21:00:23 | 2019 花


紅花ヤマシャクヤク(白花)

紅花ヤマシャクヤクはボタン科ボタン属で、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸に分布しています。
現在この花は環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)、京都府のカテゴリー絶滅寸前種です。
京都府の「生存に対する脅威種」、「指定希少野生生物」に指定されています。
生育地、個体数が少なく、園芸用の採集でさらに絶滅に拍車をかけています。
京都府では採集の自粛(府の指定希少野生生物であり、無許可採集が条例で禁止されている)が呼びかけられています。

紅花とありますが、京都府内には葉裏が無毛のものが一般的で、花色も白花があります。
白花は紅花ヤマシャクヤクのなかでも貴重種です。

紅花ヤマシャクヤクの白花とヤマシャクヤクの違い

紅花ヤマシャクヤクの花柱(雌蕊)は5本で、その柱頭は渦巻いています。
ヤマシャクヤクの花柱(蕊雌)
は3本、その柱頭はく(へ)の字に曲がっています。















ベニバナヤマシャクヤクは京都府南丹市に群生地があります。

参考 ヤマシャクヤク(2019年4月18日投稿)

花柱が3本です。




参考 ベニバナヤマシャクヤクの赤花(2018年5月6日投稿)






テッポウユリ(ピンク花) 薩南諸島、琉球に分布






ツバメズイセン 原産地ヨーロッパ





ガマズミ(レンプクソウ科) 原産地金華山(岐阜県)





イブキジャコウソウ 原産地 北海道、本州、九州

比較的涼しい環境を好む高山植物です。
細い枝に小さな葉を四方に茂らせて地を這い、一見草のように見えますが、ごく小型の木です。
初夏から夏に桃色の小さな花を地際で一面に咲かせます。











ヒペアスケリア






タチテンノウメ





セナサンショウバラ





バレリーナ





チュウキンレン





コウホネ






ブラシノキ










エゴノキ





ハシドイ





















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植物園の紫陽花

2019-05-31 17:02:26 | 2019 花


植物園の紫陽花も色づきはじめました。

七段花をはじめヤマアジサイは一部見頃開始になっています。
西洋アジサイはまだこれからです。


東雲(しののめ)ヤマアジサイ




黒姫ヤマアジサイ





富士の白雪





七段花





甘茶





ヤマアジサイ





白花ヤマアジサイ





丹後なでしこ(ヤマアジサイ)





マイコ(ヤマアジサイ)





黒姫アジサイ





ガクアジサイ





四国テマリ





ロゼア





パーテイ





レグラ





クリスマス





インマクラータ





カシワバアジサイ八重





日向テマリ





満天星





天の川





由布の恵





雷光






済州島





オジロテマリ





六月は梅雨ですが、本格的に紫陽花の季節ですね。





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真如堂の紫陽花、菩提樹

2019-05-31 05:43:35 | 2019 花



そろそろ真如堂の菩提樹が開花し、紫陽花も色づいているのではと思い昨日行ってきました。















菩提樹は本堂前にあります。






残念ながらまだでした。





三重塔は工事中です。





手水舎





紫陽花です。





紫陽花が植えられている本堂裏に行ってみます。




















紫陽花園です。
ここの紫陽花は市民の家から持ち寄ったものです。
まだ色づきはじめです。














































鐘楼










境内のサツキ










一週間後には近畿地方の梅雨入りが予想されています。
その頃から紫陽花は楽しめそうです。
夏椿も開花しているかもしれないです、


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ホタルブクロ、立山ウツボグサ、オオバウマノスズクサ、キツネアザミ、オオハンゲ

2019-05-30 20:00:40 | 2019 新緑


ホタルブクロ










立山ウツボグサ





シロバナクサナギオコゲ





オオバウマノスズクサ





キツネアザミ










オオハンゲ






ヤマシャクヤク





クサタチバナ






大葉大山蓮花






























キョウチクトウ





黒花ロウバイ





素心ロウバイの実





睡蓮




















サフランモドキ






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浄福寺の菩提樹咲きはじめ、紫陽花、サツキ、夾竹桃

2019-05-30 14:49:48 | 2019 花


昨日の浄福寺





社務所前に菩提樹の大木があります。





まだ一部ですが咲きはじめました。










紫陽花も色づきはじめです。























サツキは満開です。






本堂





本堂前のキョウチクトウも開花です。









薬師堂

















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御池通りの紫陽花

2019-05-30 06:15:20 | 2019 花


京都の東西主要通りの一つ、御池通り(御池創生館、御池中学校付近)の紫陽花が色づきはじめました。
ここが色づくとあちこちから紫陽花の話題が聞こえてきます。
植えられている品種はロゼアです。青一色の景色は涼やかでいいです。














































ガクアジサイ















これから紫陽花の記事が増えそうです。




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旧邸御室の追加画像

2019-05-29 20:40:33 | 京都の町 町屋・建造物


昨日投稿の旧邸御室の追加画像です。

一階和室大広間の花梨の一枚テーブルに映る「庭鏡」ですが、撮影角度によって異なります。
好みもあるでしょうが、庭園の緑とテーブルに映る緑がくっついているほうが私は好きです。

①池に映る水鏡のように撮影




②少しレンズをあげます。





③レンズを上げすぎると良く映りません。





撮影風景
皆さん撮影角度を調整しています。





欄間 
富士山だけ投稿しましたが。富士山と松原になっています。





大広間の日本画 山桜です。





床の間の絵 北山台杉

北山台杉は垂木丸太を作るのが目的ですが、発祥は京都の北山で室町中期から長きにわたり続いています。
1本の幹から3~5本の立木がまっすぐ伸びているという独特の形状です。
同じ形のものはないと言われるぐらい、仕立て方や手入れ方法により千差万別の表情を見せてくれます。
個性的な庭園美を楽しまれる方が庭園に使用されます。






琵琶所の兜

古そうですが、こちらはサッパリわかりません。





庭園

常緑樹の多い庭園です。秋の紅葉はあまり期待できないようでした。










庭園に架かる石橋 鞍馬石





庭園の井戸





茶室に上がる石段





庭園の縁石 鞍馬石





洋間の天井画追加

山桜














トイレ 昭和式です。





門から玄関までの敷石 これも鞍馬石です。








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彦山姫沙羅、霧ヶ峰ヒオウギアヤメ、大葉大山蓮華

2019-05-29 15:42:52 | 2019 花


ヒコサンヒメシャラ(彦山姫沙羅)

福岡県の英彦山に由来するヒメシャラの仲間で、東海地方以西~九州に分布します。
ヒメシャラより花が少し小さい。
もうすぐ夏椿も開花しそうです。















中国沙羅





霧ヶ峰ヒオウギアヤメ






アヤメ





大葉大山蓮華




















タカネナデシコ

カワラナデシコの高山型の品種です。
北海道・中部地方以北の高山帯の岩礫地や草地に分布します。











カンパヌラ





オーニソガラム





ゲラニウム サンキネウム(フウロソウ科)





クレマチス









アカエンドウ(ツタンカーメンのエンドウ豆)





カーネーション





チェリーセージ





昼咲きツキミソウ





西洋オダマキ











ミッキーマウス











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京都御苑閑院宮の床みどり

2019-05-29 05:25:30 | 2019 新緑


 京都御苑内の南西に閑院宮邸があります。
閑院宮家は伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家と並ぶ四親王家の一つで、1710年に東山天皇の皇子直仁親王が創立され、公家町南西部に屋敷を構えました。
創建当初の建物は天明の大火(1788年)で焼失、再建されましたが、明治2年の東京遷都に伴い、閑院宮が東京に移られてからは、華族会館や裁判所として一時使用され、御苑の整備が一段落した明治16年、宮内省京都支庁が設置されています。
戦後に京都御苑が国民公園となってからは、厚生省、環境庁の京都御苑管理事務所などに使用されていました。
平成18年京都御苑の自然と歴史についての写真・絵図・展示品・解説を備えた収納展示室と庭園などを開放しています。

東門





現在即位記念として元号が展示されています。










庭園

玉石の州浜庭園です。州浜は京都御所仙 御所、桂離宮に見られる宮廷庭園です。





新緑がきれいです。白い建物は土蔵です。





菖蒲





旧官舎庭園






建物に入ります。





大化から令和までの元号が展示されています。















以前にも紹介しましたが、建物内で「床みどり」を楽しめる場所があります。
新緑のこの時期が一番きれいです。
曇り空のほうが映りは良いようです。












収納展示室










レクチャーホールの前にホタルブクロ

山野に分布するキキョウ科の花です。
名前の由来はぶら下がって咲く提灯に見立て、提灯の古語火垂からという説と子供が花の中に蛍を入れて遊んだという説があります。










フタバアオイ





建物から見た州浜庭園

左から門番所、築山、四阿、庭園






閑院宮邸を出るとクスノキの花が満開になっているのが目に飛び込んできました。





拾翠亭一般公開中です。
五摂家のひとつであった九條家の現存する唯一の建物です。





高倉橋






九条池と拾翠亭






建礼門が見えます。





厳島神社










下から見る高倉橋も良いです。





宗像神社
アオバズクが営巣する森『京都森二百選』の案内表示がでています。






下立売御門







菅原院天満宮





京都御苑散策でした。

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ヒマラヤの青いケシ、幻の青いケシ、エーデルワイス

2019-05-28 20:04:27 | 2019 花


ヒマラヤの青いケシ(メコノプシス ベトニキフォリア)

標高3,000m以上の高山の日当たりに生息します。
25度を超えると枯死するので、日本に平地での栽培は不可能に近い。
原産地はチベット南部~中国南西部、ミャンマー北部






メコノプシス シェルドー

ベトニキフォリアとグランデイアの交雑種











メコノプシス ホリドウラ(ケシ科)

天上の妖精、幻の青いケシと呼ばれています。ネパール西部、ブータン、チベットなどで分布











エーデルワイス


アルプスに成育する高山植物、『サウンド・オブ・ミュージック』で有名になりました。
アルプス三名花の一つです。











ピレオギク 北海道





リシリシノブ





コマクサ




チシマハマカンザシ 千島列島





ヤマホタルブクロ










シコタンハコベ





その他の高山植物




































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第一種希少植物種 ホテイアツモリソウ(布袋敦盛草)

2019-05-28 17:27:18 | 2019 花


植物園でホテイアツモリソウ(布袋敦盛草)が展示されています。

ラン科の植物で平敦盛が背負ったホロ(母衣)にたとえたアツモリソウの仲間です。
通常のアツモリソウより花の色が濃く、さらに希少価値が高い植物です。

特定第一種国内希少野生動植物種(1997)に指定され、種の保存法上の規制対象になっています。
本州で生育が確認されているのは長野県、山梨県、福井県の3県だけです。
日本国内で自生している固体数はわずか100個体程度と推測されています。

「アツモリソウは栽培目的で乱獲されることが多いラン科の中でも、最も激しく乱獲、盗掘される種類です。
そのため「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(平成四年六月五日法律第七十五号)にもとづき、1997年に「特定国内希少野生動植物種」に指定されています。
現在では環境大臣の許可をうけた場合などの例外を除き、採集等は原則禁止で、違反した場合一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処せられます。」  wikipedia





























アツモリソウ(敦盛草)関連の花

熊谷草(クマガイソウ)があります。
アツモリソウと同じく幻の花として有名です。

クマガイソウ(熊谷草)5/22に投稿しました。

林床や竹林に群生するランの仲間です。匍匐(ほふく)茎と呼ばれる地下茎を長く伸ばして増えていきます。
葉は丸っこい扇状で縦じわが何本も走り、表面に凹凸ができ、つけ根の部分で重なるよう前後に2枚つきます。
その中心から花茎を伸ばし先端に1輪の花を付けます。花は袋状にふくらんでユニークな形をしています。
色は袋状の部分が白地に紅紫色の脈が網目状に広がり、それ以外の花びらは淡い緑色です。
現在森林伐採による生育地の減少や園芸用の採取により減少し、環境省のレッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に分類されています。

名前の由来は花の袋状になった部分を、熊谷直実(源平・鎌倉時代の武将)が背中に背負った母衣(ほろ)に見立てて名付けられました。

















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旧邸御室 絶景庭鏡 初見学

2019-05-28 05:57:21 | 京都の町 町屋・建造物


私はいままで存在さえ知らなかったのですが、読者の記事を拝見し行ってきました。
旧邸御室は名勝双ヶ岡の麓にあり、京福電鉄御室仁和寺駅から南西へ徒歩約3分ほど歩いたとことにあります。
昭和12年500坪の敷地に建築された数寄屋造りの邸宅で、平成28年秋に国の登録有形文化財の指定を受けています。
設計者は不明ですが、建築主は大手酒蔵会社役員・四代目阿部喜兵衛氏ですが、祖父の二代目はNHK朝ドラ「マッサン」で、竹鶴政孝氏をスコットランドに送り出したことで知られています。
昭和44年現オーナーの父親(山三製材所社長)が購入し、現在に至っています。
















門から左へ続く石畳を進むと一際大きな灯籠があり、その奥に受付があります。





玄関で靴を脱ぎ、用意されたビニールに靴を入れて持ち、庭園は靴をはいて見学することができます。

花梨の一枚板の衝立は鏡のようになっています。





22畳の大広間から見事な庭の景観を楽しむことができます。
ここの主役はインドネシア産花梨の一枚板のテーブルに映る「庭鏡」です。
素晴らしい景色、絶景です。





床の間
北山杉を画いた軸と琵琶床には兜の置物





富士山の欄間









玄関脇の屋内茶室





中庭





武藤彰氏の作品が展示されている洋間





天井絵










庭園に下り、小高いところにある茶室へと行きます。

茶室待合










茶室双庵










掛け軸や生け花があると茶室がもっと生きてくるのですが。


茶室から見える愛宕山











母屋庭園が見えます。





母屋に戻ります。
あちこちに立派な鞍馬石が使われています。





ガラスに緑が映っています。





もう一度「庭鏡」を撮影します。





瑠璃光院の「庭鏡」は書院2階の机の天板に庭のカエデが映り込む光景が有名ですが、旧邸御室も素晴らしいです。
また岩倉実相院の「床みどり」も有名ですが、ここは撮影禁止です。

この邸宅は昨年の「そうだ京都行こう。」第43回「京の夏の旅」キャンペーンでも公開されたそうです。

今回私は入りませんでしたが、南面の庭を望む部屋が喫茶室になっています。

旧邸御室のある御室エリアは、世界遺産仁和寺にも近く、多くの文化人が住んだことでも知られています。
古くは平安初期の学者・清原夏野、鎌倉末期の徒然草を執筆した吉田兼好、江戸時代初期の陶芸家野々村仁清などです。

立派な鞍馬石
旧邸御室は門から玄関までの飛び石、縁側の靴脱ぎ石、石橋、石燈籠などに立派な鞍馬石がふんだんに使用されています。
鞍馬石は鞍馬寺で有名な京都市左京区鞍馬で産出される石です。
特徴は表面が赤茶色に錆びていて、茶道の侘び寂の世界に欠かせないようです。
この錆びは風化によるものですが、花崗岩と違ってほどよく錆び、石の中まで錆びが浸透していないのです。
値段も高価で、現在では旧邸御室で使用されているような大きな鞍馬石はなかなか産出されないようです。
花梨のテーブル、鞍馬石など贅を尽くしたものが見られます。










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さつき展

2019-05-27 21:31:29 | 2019 花


植物園で第56回さつき展が昨日まで開催されていました。

さつき(皐月)はツツジ科ツツジ属の常緑低木で、関東以西の本州のほか、屋久島に隔離分布しています。
日当たりの良い、増水すると水没してしまうような川沿いや山奥の岩肌などに自生しています。
開花期は5月下旬から6月上旬で、ヤマツツジなどよりも1か月ほど遅く咲きます。
園芸用に乱獲されたり、河川の護岸工事、ダムの建設によって生育地が少なくなり、絶滅が懸念される植物の一つです。
江戸中期にツツジのブームがあり、数多くの園芸品種が作出されました。
これらをおおまかに区別するため、4月から5月中旬に開花するものを「つつじ」、5月下旬から6月上旬に開花するものを「さつき」と呼ぶようになりました。
さつきは盆栽などで親しまれています。


光華





星の輝き





白琳





咫の鏡





夢花火





紅万里





明日香





和(やわらぎ)





聖光





旭の泉





万里の輝





明星の月





白玲





碧空





日光





朝桜





































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山ホタルブクロ、タカネナデシコ、シロウマアサツキ、野薊、花菖蒲

2019-05-27 14:51:47 | 2019 花

初夏の花がつぎつぎ開花しています。

ヤマホタルブクロ

山野に分布するキキョウ科の花です。
名前の由来はぶら下がって咲く提灯に見立て、提灯の古語火垂からという説と子供が花の中に蛍を入れて遊んだという説があります。










タカネナデシコ(高嶺撫子)

ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、カワラナデシコの高山型の種です。





シロウマアサツキ

白馬岳、飯豊山、朝日連峰などの高山に分布しているが、京都府北部に広範囲に生息することが確認されました。
京都府内の分布記録区域は丹後地域、中丹地域です。

 



野アザミ





ヤマオダマキ





シライトソウ





シンジュギク





ドクダミ





ナンテンハギ





ミヤマヨメナ





ヒオウギアヤメ





クサノオウ





ニワフジ





花菖蒲が少しづつ開花しています。
























































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新緑の清涼寺、北嵯峨野の田植え、広沢池の水鏡

2019-05-27 05:31:26 | 2019 新緑


散策コースは、嵯峨野清涼寺→大覚寺広沢池(投稿済)→北嵯峨野→広沢池です。

新緑の嵯峨野清涼寺です。

総門





本堂










庫裏前















一切経堂と弥勒石仏





桜の実が赤く色づいています。





北嵯峨野で田植えが始まりました。















水をはっている田んぼ、田植え直後の田んぼ










































広沢池

久しぶりにきれいな水鏡です。





















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