京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。主夫見習い中。
美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都の洋館 (二十回 )一覧

2015-10-08 15:10:26 | 京都の洋館

この間御紹介してきた、京都の洋館シリーズの一覧です。
各回をクリックすると、その回に飛びます。

第一回(8棟)
京都ハリトリス正教会(1901 明治35年)
旧大阪毎日新聞社 京都支局 1928ビル(1928,昭和3年)
旧家邊徳時計店(1890 明治23年)
SACRAビル 旧不動貯金銀行 京都支店(1916,大正5年)
日本生命保険京都三条ビル 旧日本生命京都支店(1914年 大正3年)
京都文化博物館別館 旧日本銀行京都支店(1906,明治39年)
中京郵便局 中京郵便局旧庁舎(1902,明治35年)
みずほ銀行京都中央支店(1906,明治39年)


第二回(9棟)
龍谷大学大宮本校(1879年 明治12年)
旧南学寮、 旧守衛所 (1879年 明治12年)
本願寺伝道院(1895 明治28年)
なか卯七条新町店 旧富士ラビット(1925,大正14年)
京都国立博物館(1895,明治28年)
京都女子大学錦華殿(1898,明治31年)
長楽館(1909,明治42年)
島津創業記念資料館 旧島津本店(1988,明治21年)
島津河原町別館(1927、昭和2年)


第三回(9棟)
革島医院(1936,昭和11年)
新風館旧京都烏丸電話局(1931,昭和6年)
大丸ヴィラ旧下村邸(1932,昭和7年)
聖アグネス教会(1904,明治37年)
京都府庁舎旧館(1904,明治37年)
東華菜館(1926,大正15年)
先斗町歌舞練場(1927、昭和2年)
京都南座(1929,昭和4年)
旧村井銀行祇園支店(1924,大正13年)


第四回(9棟)
京都市役所本館(1927,昭和2年)
旧京都中央電話局上京分局(1924,大正13年)
京都御幸町教会(1913,大正2年)
旧山口銀行京都支店(1916,大正5年)
京都市美術館(1934,昭和9年)
京都府立図書館(1909,明治42年)
京都洛陽教会(1912,明治45年)
旧京都府立医科大学図書館(1915,昭和4年)
ニッシャ印刷文化新興財団、本館・印刷歴史館(1906、明治39年)


第五回(8棟)
藤井斉成会有鄰館第一館(1926,大正15)
日本聖公会復活教会(1929,昭和4年)
ルーテル賀茂川教会(1954,昭和29年)
京都中央信用金庫丸太町支店(1927,昭和2年)
京都市考古資料館 旧西陣織物館(1915,大正4年)
カトリック西陣教会(1907、明治40年)
旧西陣電話局(1922,大正11年)
上七軒歌舞練場(1897,明治30年頃)


第六回(8棟)
弥栄(やさか)会館(1936、昭和11年)
祇園甲部歌舞練場(1913、大正2年)
菊水レストラン(1926,大正15年)
東洋亭北山本店(1966,昭和41年)
丸太町東洋亭(1924,大正13年)
三菱東京UFJ銀行京都中央支店(旧三菱銀行京都支店 1925,大正14年建築)
京都三井ビル旧三井銀行京都支店(1914,大正3年)
大丸京都店(1928,昭和3年)


第七回(8棟)
聖ヨゼフ修道院 門の家(1920,大正9年)
紫明会館 旧京都師範学校(現京都教育大学)同窓会館(1932,昭和7年)
カトリック高野教会(1940,昭和15年)
駒井家住宅(1927,昭和2年)
進々堂京大北門前(1930,昭和5年)
旧京都帝国大学YMCA会館(1913,大正2年)
京都府立医科大学基督教青年会橘井寮及び主事宅(1913,大正2年)
関西日仏学館(1936,昭和11年)



第八回 (7棟)
京都国立博物館明治古都館(旧 帝国京都博物館 本館) 1895,明治28年
同上 正門 (1895,明治28年)
技術資料参考館(登録有形文化財) 1930,昭和5年
旧村井銀行七条支店(1915,大正4年)
柳原銀行記念資料館(1907,明治40年)
京都大学人文科学研究所分館(1930,昭和5年)
京都大学楽友会館(1925,大正14年)



第九回同志社大学(9棟)
彰学館(1884,明治17年)
同志社礼拝堂(1886,明治19年)
ハリス理化学館(1890,明治23年)
クラーク記念館(1893,明治26年)
有終館(1885,明治18年)
致遠館(1916,大正5年)
啓明館(1920,大正9年)
同志社アーモスト館(1932、昭和7年)
同志社新島遺品庫、旧図書貴重品庫(1942,昭和17年)



第十回 同志社女子大、その他(5棟)
栄光館(1932,昭和7年)
ジェームズ館(1919,大正2年)
デントン館(1955,昭和30年)
同志社大学フレンドピースハウス(1887,明治20年)
新島襄と妻・八重の私邸(1878、明治11年)


第十一回(5棟)
高野第三住宅集会所・管理事務所(1908,明治41年)
元立誠小学校(1928,昭和3年)
寿ビルデイング(1927,昭和2年)
京都芸術センター(1931,昭和6年)
京都聖マリア教会礼拝堂(2000,平成12)


第十二回(10棟)京都大学
京都大学正門(1893,明治26年)
京都大学百周年時計台記念館(1925,大正14年)
旧石油化学教室本館(1898,明治31年)
留学生ラウンジ「きずな」 旧理学部教室(1916,大正5年)
京大法経本部(1933,昭和8年)
尊攘堂(1903,明治36年)
京都大学文学部陳列館(1914,大正3年)
工学部土木工学教室本館(1917,大正6年)
工学部建築学教室本館(1922,大正11年)
工学部3第号館(1891,明治33年)



第十三回(6棟)京都大学ー2
京都大学 総合人間学部 正門と門衛所物 (1897年、明治30年)
旧農学部附属演習林事務室(1931,昭和6年)
農学部表門・門衛所(1924,大正13年)
京大医学プラザ(1914,大正3年)
医学部資料館 旧解剖学講堂(1902,明治35年)
医学部図書館第二書庫 旧解剖学教室標本室(1901,明治34年)



第十四回(3棟)
聖トマス学院(1923,大正12年)
ギャラリー工房・チェリ 旧徳力彦之助邸(1937,昭和12年)
日本聖公会京都聖三一教会(1930,昭和5年)



第十五回(7棟)
京都中央信用金庫東五条支店(大正13年)
フランソワ喫茶店(1941,昭和16年)
平楽寺書店(1927,昭和2年)
京都会館別館(1931,昭和6年)
京都府警察本部(1929,昭和4年)
救世軍京都小隊(1935,昭和10年)
加納洋服店(1927,昭和2年)



第十六回(2棟)京都府庁
京都府庁旧本館 (1904,明治37年)
京都府庁旧議場 (1904,明治37年)


第十七回(7棟)
京都市発達障害者支援センター かがやき(旧待賢小学校)1936年、昭和 11年
第二期蹴上発電所(1912,明治45年)
平安女学院 昭和館(1929、昭和4年)
平安女学院明治館(1895,明治28年)
任天堂 旧本社(1930、昭和5年)
中信興産 旧不動貯蓄銀行 七条支店(1930、昭和5年)
文椿ビルヂング(旧西村貿易店社屋)(1920、大正9年)


第十八回(6棟)
衣笠会館 旧藤村岩次郎自邸(1905,明治35年頃)
パビリオンコート(旧山中合名会社美術館)
洋館=1920、大正9年
和館=1904,明治37年
門 =1912,大正元年

ムラナカ理髪店(1928年、昭和3年)
香鳥屋 祇園本店(1926、昭和元年)
村瀬肉店(昭和時代初期?)
衣笠カトリック教会旧聖堂(1952,昭和27年)


第十九回(6棟)
京都工芸繊維大学 正門及び門衛所(1931年、昭和6年)
本館及び講堂(旧京都高等工藝學校)(1930年、昭和5 年)
倉庫(1931年、昭和6年建築)
自動車庫(1931年、昭和6年)
KIT倶楽部(旧舟岡家住宅離れ)1929年(昭和4年)、2008年(平成20年)改修
栗原家住宅 旧鶴巻邸 (1929年、昭和4年)


以上132棟(2棟国立博物館と京都府庁旧館はダブり)になりました。


第二十回(番外編)(8棟)
船岡温泉(1923,大正12年)
旧藤ノ森温泉(1930,昭和5年)
喫茶静香(1919,大正8)
水路閣(1890年,明治33年)
ねじりまんぽ(1891年、明治24年)
平安神宮(1895,明治28年)
平安神宮大鳥居(1929,昭和9年)


非公表洋館

大正から昭和初期にかけて建築された個人の洋館4棟も撮影しましたが、非公表とします。

U家住宅(1934、昭和9年)
西川家住宅(1933年、昭和8年)
旧鈴木大拙邸(1927年、昭和2年)
小川家住宅(1922年、大正11年)














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京都の洋館 最終回(第二十回番外編)

2015-10-08 05:28:19 | 京都の洋館


京都の洋館もいよいよ最終回となりました。
今回は番外編で、洋館めぐりのなかで出会った印象に残った和風建築、近代建築物をお届けします。


船岡温泉(1923,大正12年)
設計は河原林千之助です。京都市北区紫野南船岡町 有形登録文化財
料理旅館舟岡楼の浴場として建築されたものです。
脱衣所は建築当時のままで、非常に印象的です。















旧藤ノ森温泉(1930,昭和5年)
設計は京都工務所です。
正面外観には唐 破風を設け,腰壁部分に色タイルを貼っています。
京都市北区紫野東藤ノ森町 国登録 有形文化財(第26-0157号)です。
平成11年に銭湯は廃業し,現在店舗として活用されています。




















喫茶静香(1919,大正8)
先斗町の芸妓が始めた喫茶店で、昭和の面影が色濃く残っています。










水路閣(1890年,明治33年)
左京区南禅寺境内にあります。
設計は田辺朔郎です。

























ねじりまんぽ(1891年、明治24年)
京都市東山区東小物座町 地下鉄蹴上駅を降り、南禅寺に向かう道です。
蹴上インクラインの下を通るトンネルです。
アーチ構造で煉瓦積みしているのですが、レンガの積み方が特殊で、
通常ならば単純な併行積みですが、このトンネルはねじる ように積み上げています。


















平安神宮(1895,明治28年)
平安遷都1100年を記念して建てられた神殿で、平安京を造営した桓武天皇を祀っています。
設計は木子清敬、伊東忠太
京都市左京区岡崎西天王町





平安神宮大鳥居(1929,昭和9年)
京都市左京区岡崎成勝寺町 国登録有形文化財(第26-0129号)





今までお届けしてきた、京都の洋館シリーズ(二十回)の一覧をのちほどお届けします。



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京都の洋館(第十九回)

2015-10-02 05:26:08 | 京都の洋館

京都の洋館シリーズ第十九回です。
残すは番外編だけになってしまいました。


衣笠会館 旧藤村岩次郎自邸(1905,明治35年頃)
京都市北区北野下白梅町 国登録有形文化財です。
紡績会社・京都綿ネルの専務だった藤村岩次郎の自邸として建築されました。
京都市内では数少ない明治後期の煉瓦造の住宅建築です。
現在は文部科学省所管・財団法人衣笠会 繊維研究所として使用されています。


























パビリオンコート(旧山中合名会社美術館)
洋館=大正9年(1920) 和館=明治37年(1904) 門=大正元年(1912)

洋館,和館,門が国登録有形文化財になっています。
東山区粟田口三条坊町 青蓮院前にあります。

古美術品商である山中合名会社の顧客向け迎賓施設・私設美術館と して建てられました。 洋館の設計は池村元之助
壁面を煉瓦造,床面を鉄筋コンクリート造。
現 在結婚式場,飲食店などとして活用されています。
















ムラナカ理髪店(1928年、昭和3年)
京都市中京区室町通蛸薬師西南角
現在は1階は理髪店ではなくなっています。





香鳥屋 祇園本店(1926、昭和元年)
京都市東山区祇園町南側580
スクラッチタイル貼りの 鉄筋コンクリート造り、3階建の近代建築です。
現在ではかなり 古ぼけた外観ですが、当時はかなりモダンな建物だったと思います。
3階に大きく張り出したバルコニーがあり、2階にもバルコニーがあります。











村瀬肉店(昭和時代初期?)
木造2階建て磁器タイル張りの建物です。
京都市下京区七条通油小 路西入ル







衣笠カトリック教会旧聖堂(1952,昭和27年)
京都市北区衣笠御所ノ内町
比較的新しい建築物です。





旧聖堂です。











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京都の洋館(第十八回)

2015-09-30 05:33:50 | 京都の洋館


京都の洋館シリーズもそろそろ終盤です。
もう1回と番外編で終了します。


京都市発達障害者支援センター かがやき(旧待賢小学校)1936年、昭和 11年
京都市上京区丸太町通黒門東入藁屋町536-1(猪熊通丸太町角)
旧待賢小学校は平成9年に閉校 しています。
鉄筋コンクリート造り3階建てで、北東角に丸みを付けた、
昭和初期のモダンな近代建築物です。






第二期蹴上発電所(1912,明治45年)
赤煉瓦造りの発電所が,ウェスティン都ホテル前に残っています。明治24(1891)年に造られた日本最初 の水力発電所です。当初は80キロワットのエジソン式直流発電機2台が設置されました。現在も関西電 力蹴上発電所として発電が行われています。

























平安女学院 昭和館(1929、昭和4年)
設計はバーガミニー、鉄筋コン クリート造り2階建て建築物です。
京都市上京区室町通下立売下る 武衛陣町、国登録有形文化財(第26-0242号)











平安女学院明治館(1895,明治28年)
設計はイギリス人ハンセル、国登録有形文化財です。
アン王女様式と呼ばれる様式を採用しています。
典型的な明治の洋館ですが、施設の中に入れないため、外から見える範囲で撮影です。





任天堂 旧本社(1930、昭和5年)
任天堂の創業地(花札を製造)に3つの近代建築が残っています。
後にゲーム機器で世界を席巻しましたが、私の世代では花札のイメージが強いのではないでしょうか。
京都市下京区正面通り西木屋町東入






























中信興産 旧不動貯蓄銀行 七条支店(1930、昭和5年)
設計は関根要太郎(関根建築事務所)です。
鉄筋コンクリート2階建て、南面の入口上部と2階部分にアーチ窓、さらに2階右側に丸窓が二つあります。
京都市下京区烏丸七条西入ル





文椿ビルヂング(旧西村貿易店社屋)(1920、大正9年)
木造コンクリート2階建の務所建築です。外壁はタイル張り、入口は8角断面を半割した片蓋柱で飾っていま す。小屋組をキングポストトラスとし、銅板及びスレート葺のマンサード屋根を 架けています。建築当初は西村貿易会社の社屋として使用されたものです。
京都市中京区 三条通烏丸西入御倉町79、国登録有形文化財(第26-0208号)

















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京都の洋館(第十七回)京都工芸繊維大学

2015-09-23 04:57:15 | 京都の洋館


突然の入院で撮影はしたものの、整理つかずになっていた京都の洋館シリーズ、
やっと京都の洋館十七回目をアップします。
なおこのシリーズは、あと2回で終了する予定です。
明治以降から昭和初期までの京都に現存する洋館に魅せられ、
100棟を目標に散策の足をのばし撮影してきました。
最終的には130棟余になります。
今回は京都工芸繊維大学です。




京都工芸繊維大学 正門及び門衛所(1931年、昭和6年)





京都工芸繊維大学 本館及び講堂(旧京都高等工藝學校)(1930年、昭和5 年)
京都市左京区松ヶ崎正田町 国登録有形文化財(第26-0269号)















倉庫(1931年、昭和6年建築)、 移築 (1964年、昭和39年)
国登録有形文化財(第26-0270号)











京都工芸繊維大学 自動車庫:1931年(昭和6年)
現在は別の施設になっているようです。






京都工芸繊維大学 KIT倶楽部(旧舟岡家住宅離れ)
1929年(昭和4年)、2008年(平成20年)改修

京都市左京区松ヶ崎鞍馬田町15-1、国登録有形 文化財(第26-0273号)













栗原家住宅 旧鶴巻邸 (1929年、昭和4年)
京都市山科区御陵大岩17-2
染色家で京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)校長、鶴巻鶴一の邸宅として建設されたものです。
設計者は同校教授であった建築家本野精吾です。
当時最先端の工法 「中村式鉄筋コンクリート建築」による特殊なコンクリートブロック で建てられた、合理性を追及したモダニズム建築です。
2007年モダニズム建築の保存に関する国際組織 DOCOMOMO Japanより優れた日本のモダニズム建築の1つとして選定 され、2014年には国の登録有形文化財に登録されています。

植栽が多くて正面玄関からは建物の様子がよくわかりません。
年に何回か内部を公開されているようです。





建物の裏手でしょう。











栗原邸のすぐ横は疎水が流れています。









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京都の洋館(第十六回)京都府庁旧本館特集

2015-09-10 05:31:02 | 京都の洋館


昨日の台風18号、京都はほとんど被害がなかったようですが、
静岡県浜松や関東地方に大雨被害が出たのに驚きました。
皆様のお住まいのところは被害がでなかったでしょうか。
昨日はさすがに散策をお休みしました。

京都の洋館シリーズの第十六回として、京都府庁旧本館(重要文化財)と旧議場をお届けします。


旧本館(1904,明治37年)
1971,昭和46年まで京都府庁本館として、現在も執務室や会議室として使用されています。
創建時の姿をとどめる現行の官公庁建物としては日本で最も古く、
2004年に国の重要文化財に指定されました。
京都府京都市上京区下立売通釜座 設計は松室重光です。


京都府庁旧本館正面










車寄せと正面玄関





正面玄関を入ったところ










知事室がある二階に続く階段









公開中の知事室前





中に入ると係の方が案内してくれます。





まずは旧知事室です。
二階の南東角にあり、東の窓から比叡山を望むロケーションです。
1905、明治38年から1971,昭和46年まで,24人の知事が使用しました。





知事の執務机から見える景色





知事室の天井照明





知事室に隣接する旧食堂・旧応接室





別角度から





部長級役員の登庁、退庁を知らせる物です。






暖炉





天井照明





正庁
旧本館のシンボル的な部屋です。
数多くの公式行事や式典が行われてきました。
府庁内に内務省の臨時事務所が置かれた、大正天皇や昭和天皇の即位の礼の際に、
臨時閣議がここで開催されています。
また、人類初の有人宇宙飛行を成功させたガガーリンが来庁(昭和37)の際には、
バルコニーから府民の歓迎に応えたそうです。










二階通路
実はこの通路で映画「日本でいちばん長い日」が撮影されています。














二階から中庭を見た景色





中庭です。
春は枝垂れ桜が咲き誇ります。





旧議場
旧本館の北側につき出す形になっています。





議場内に入ります。
ここも係の方が説明してくださいます。
旧議場は1905,明治38年から1969,昭和44年まで府議会が使用していました。
二階までの吹き抜けで、一階は議長、理事席、議員席となっており、
二階が傍聴席です。
議員数は現在と同じ60名ですが、座席はずいぶん狭い印象をもちました。










傍聴席





意匠も凝っています。




















一階通路











府庁旧本館の案内図です。











旧本館に入るとたちまち明治の空気間に浸ることができます。
重要な文化財ですが、自由に見学できる貴重な建築物です。

旧議場は現在整備中ですが、来年4月くらいには完成するようです。
その時は傍聴席に上がれるようです。楽しみです。














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京都の洋館(第十五回)

2015-09-06 14:26:56 | 京都の洋館

本日も二回目の投稿になります。
京都の洋館シリーズも十五回になりました。

京都中央信用金庫東五条支店(1924,大正13年)
旧村井銀行五条支店で、レンガ石貼りです。
同行祇園支店とよく似たデザインです。設計は吉永長一と同じです。











フランソワ喫茶店(1941,昭和16年)
設計は当時京都大学に留学していたイタリア人のベンチペニ、国登録有形文化財です。
京都の知識人のサロンとして長年親しまれてきた、老舗喫茶店。
木造二階建の伝統的町屋を昭和16年に洋風に改築した建物です。
京都市下京区西木屋町通り四条下ル船頭町


























平楽寺書店(1927,昭和2年)
からきや工務店の設計施工、国登録有形文化財です。
仏教関係の学術書を扱う老舗出版社。
2~3階を貫くトスカナ式のジャイアントオーダーが外観の特徴です。
中京区東洞院三条上ル




















京都会館別館(1931,昭和6年)
洋館というより、和風洋館でしょうか。
現在京都会館本館が建て替え工事中です。
設計は京都市営繕課
左京区岡崎最勝寺町












京都府警察本部(1929,昭和4年)
設計は京都府営繕課です。













救世軍京都小隊(1935,昭和10年)
設計はヴォーリズ
京都市下京区四条通り富小路下ル 徳正寺町
改築されていますが、ヴォーリズの雰囲気がまだ残っています。

















加納洋服店(1927,昭和2年)
設計は不詳です。
創業は大正8年のハンドメイドオーダーのテイラーです。
京都市中京区寺町通り御池上ル本能寺前町







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京都の洋館(第十四回)

2015-09-05 14:15:03 | 京都の洋館


本日二本目です。京都の洋館シリーズ第十四回です。

聖トマス学院(1923,大正12年)
設計は武田五一です。
明治から大正にかけて関西を代表する棉業商だった山口玄洞の住宅でした。
印象的な車寄せがある武田五一の代表建築の一つです。
スパニッシュ風ですが、玄関まわりはアール・デコのようでもあります。
敷地内には駐車場になっているようです。
建物の痛みがひどく、悲しい気持ちになりました。
いつ取り壊されるかわかりませんので、画像は多くなりますが掲載します。
京都府立病院の駐車場に隣接しています。















特徴的なデザインの玄関です。










玄関灯ですが、照明はついていません。





玄関前の建築物





書庫でしょうか。





建物の裏です。










中庭は雑草だらけです。





建物の北側もガレージです。
北側から見た景色です。











ギャラリー工房・チェリ 旧徳力彦之助邸(1937,昭和12年)
設計は徳力彦之助、国の登録有形文化財です。
徳力彦之助が英国客船の内装部材を購入し自ら設計した住宅兼アトリエ
京都市右京区太秦組石町、広隆寺の信号を南に下がったところにあります。


























日本聖公会京都聖三一教会(1930,昭和5年)
木造の教会建築で国の登録有形文化財に指定されています。
信徒の画家、園部秀治がデザインし、米人宣教師建築家バーガミニーが実施設計。
階下が幼稚園、階上が礼拝堂のなっている。
京都市中京区聚楽廻中町





















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京都の洋館(第十三回)京都大学ー2

2015-09-03 05:21:33 | 京都の洋館

第十三回は京都大学の続きです。
本部構内以外の洋館を紹介します。

[吉田南構内]

正門と門衛所(1897年、明治30年)















[北部構内]

旧農学部附属演習林事務室(1931,昭和6年)
設計は大倉三郎です。
スペイン瓦・バンガロー風の建物、外周、中庭にベランダを配する。




















農学部表門・門衛所(1924,大正13年)
設計は森田慶一、コンクリート造り。
国の登録有形文化財です。





[医学部構内]

京大医学プラザ(1914,大正3年)
旧京都帝国大学生理学教室研究所です。
設計は山本治兵衛、永瀬狂三
左京区吉田橘町















医学部資料館 旧解剖学講堂(1902,明治35年)
木造平屋建の建築物で、京大歴史的建造物に指定されています。
設計は山本治兵衛





正面の方にまわります。














医学部図書館第二書庫 旧解剖学教室標本室(1901,明治34年)
設計は京都帝国大学営繕課の山本治兵衛
医学部で最初に竣工した建物です。










京都の洋館シリーズ、今回で100棟を越えました。
まだもう少しありますので、続けます。



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京都の洋館(第十二回)京都大学

2015-09-01 05:19:07 | 京都の洋館

京都の洋館第十二回目は、京大特集です。
京都大学も古い洋館が多く残っています。

京大正門(1893,明治26年)
設計は山口半六、久留正道です。















京都大学百周年時計台記念館(1925,大正14年)
設計は武田五一(京都帝国大学営繕課)、鉄筋コンクリート造りです。
京大を代表する建築物です。















旧石油化学教室本館(1898,明治31年)
設計は山本治兵衛、増築の一部は永瀬狂三、レンガ造り二階建
この建物は「別名ノーベル賞の館」と呼ばれています。
湯川秀樹、朝永振一郎、福井謙一が学んだことから付けられているそうです。














留学生ラウンジ「きずな」(1916,大正5年)
旧理学部教室、設計は永瀬狂三、山本治兵衛。
レンガ造りの平建です。










京大法経本部(1933,昭和8年)
設計は大倉三郎、内藤資忠





尊攘堂(1903,明治36年)




















京都大学文学部陳列館(1914,大正3年)
設計は永瀬狂三、山本治兵衛、レンガ造り二階建
















工学部土木工学教室本館(1917,大正6年)
設計は永瀬狂三、山本治兵衛。
大正期京大レンガ造りの代表作です。










工学部建築学教室本館(1922,大正11年)
設計は武田五一、京大最初の鉄筋コンクリート造りです。










工学部3第号館(1891,明治33年)
設計は山本治兵衛、永瀬狂三。
玄関だけ保存したレンガ造りです。






以上は本部構内です。
次回、本部構内以外の建物を紹介します。






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京都の洋館(第十一回)

2015-08-31 05:38:14 | 京都の洋館


京都の洋館シリーズも十一回目となりました。

高野第三住宅集会所・管理事務所(1908,明治41年)
旧鐘淵紡績京都工場、設計は横河工務所
1975(昭和50年)に紡績工場が閉鎖となり、1981(昭和56年)に住宅公団が分譲住宅しました。工場部分で残っていたボイラー室を改造した集会所・管理事務所です。
明治京都の近代遺産の一つと言えます。
煉瓦がとても魅力的です。左京区高野東開町









































元立誠小学校(1928,昭和3年)
京都木屋町通りの中心に位置しています。(四条通り木屋町上ル)
角倉了以が開削し、森鴎外が「高瀬川」を描いた、高瀬川にかかる橋が玄関口です。
アーチ型の玄関など凝った意匠が特徴的です。
小学校は1993年に閉校となり、以後は自治会行事やイベントの拠点として活用されています。
ここは日本映画原地でもあります。


















寿ビルデイング(1927,昭和2年)
旧銀行で昭和恐慌のあおりを受けて倒産しました。
現在はGALLERY GALLERYが入っています。
下京区河原町通り四条下ル東側。















京都芸術センター(1931,昭和6年)
旧明倫小学校で、2000年に芸術センターとしてオープンしたものです。
設計は京都市営繕課、鉄筋コンクリート造りです。
公立小学校はどこも画一的な造りが多いのですが、京都は近世からコミュニティが小学校を支えていました。祇園祭を支える京都町衆の伝統を誇る建物になっています。
中京区室町通り蛸薬師下ル











京都聖マリア教会礼拝堂(2000,平成12)
旧礼拝堂は、1911(明治45)に建てられたレンガ造りの風格ある建物でした。
いつも前を通ると圧倒されるような存在感がありました。
しかし、老朽化と阪神大震災で大打撃を受けて、新しく建て替えられたものです。










幼稚園












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京都の洋館(第十回)同志社女子大、他

2015-08-29 05:18:10 | 京都の洋館


京都の洋館第十回は、前日の同志社大学に隣接する同志社女子大学です。

栄光館(1932,昭和7年)
同志社女子大のシンボル的建物です。
六角の塔屋が目をひきます。
設計は武田五一です。










ジェームズ館(1919,大正2年)
これも設計は武田五一です。










デントン館(1955,昭和30年)
比較的新しい建物です。











同志社大学フレンドピースハウス(1887,明治20年)
旧同志社の宣教医J.C.ペリー邸で 登録有形文化財です。
神戸の異人館を見ているようです。
上京区寺町通石薬師下る染殿町、京都御苑の東側です。















同志社の創立者、新島襄と妻・八重の私邸(1878、明治11年)
木造2階建ての和風建築に洋風の手法を取りいれた建物。1985年、
京都市指定有形文化財















フレンドピースハウスと新島襄と妻・八重の私邸は、同志社大学・女子大学キャンパスから少し離れています。
それぞれ京都御苑に隣接していてよく通る場所ですが、 フレンドピースハウスは今回まで気付きませんでした。
同志社大学構内は一般観光客も見学できますので、洋館めぐりにはお薦めスポットです。


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京都の洋館(第九回)洋館の宝庫 同志社大学

2015-08-28 05:27:26 | 京都の洋館


今回は、京都の洋館シリーズ第九回、同志社大学特集です。
同志社大学は、ご存知のように新島襄が設立した京都の私立大学です。
京都を代表する洋館が烏丸今出川キャンパスにあります。

彰学館(1884,明治17年)重要文化財
現存する煉瓦造りの建物では京都市内最古です。
設計はアメリカン・ボード宣教師のグリーン。
外観アメリカン・ゴシック調です。


正面





真横





同志社礼拝堂(1886,明治19年)重要文化財
プロテスタント教会の煉瓦造り礼拝堂では、現存するなかでは最古の建物です。
設計はグリーンです。





真横










ハリス理化学館(1890,明治23年)重要文化財
イギリス人建築家ハンセルの設計です。










クラーク記念館(1893,明治26年)重要文化財
ドイツ人建築家ゼールの設計です。










有終館(1885,明治18年)重要文化財
設計はグリーンです。











有終館の近くにありました。






致遠館(1916,大正5年)
設計はヴォーリズ建築事務所、登録有形文化財









啓明館(1920,大正9年)
設計はヴォーリズ、西側から見るとかなりの大建築です。



















同志社新島遺品庫、旧図書貴重品庫(1942,昭和17年)











同志社アーモスト館(1932、昭和7年)
W・M・ヴォーリズ設計、登録有形文化財です。
建物名前は、新島襄がアメリカ時代にお世話になったアーモスト大学に因んでいます。
この洋館は学生寮として使われたそうです。






















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京都の洋館(第八回)

2015-08-25 05:32:53 | 京都の洋館

今日も京都の洋館シリーズをお届けします。
今回で八回目になります。
ところで台風15号が九州直撃のコースになりそうです。
進路の皆々様には十分にお気をつけていただき、被害がないこいとをお祈りしております。

まずは京都国立博物館です。
第二回で紹介しましたが、閉館時間だったので、もう一度お届けします。

明治古都館(旧 帝国京都博物館 本館) 1895,明治28年
煉瓦造の建物で、設計は宮内省内匠寮技師片山東熊。
昭和44年、表門、札売場及び袖塀とともに重要文化財に指定されています。










正面玄関





ロダン作の彫刻






技術資料参考館(登録有形文化財) 1930,昭和5年
旧恩賜京都博物館の陳列品収納用倉庫として建築されました。スクラッチタイル貼りで、南面に大きく方形の窓、 北側に縦型窓を各階に開け、端正でリズム感ある外観です。平成20年に国の登録有形文化財に登録されました。











平成知新館(2013)





旧村井銀行七条支店(1915,大正4年)
たばこ王、村井吉兵衛が創設した銀行の支店です。
列柱を特徴とする古代ギリシャ・ローマ様式のデザインです。
設計は吉武長一、煉瓦造りです。
下京区堀川西洞院西です。










柳原銀行記念資料館(1907,明治40年)
萌葱色の木造二階建ての洋風建築です。
河原町通り塩小路の東南にあります。










京都大学人文科学研究所分館(1930,昭和5年)
設計は東畑兼三、武田五一、鉄筋コンクリート造りです。
閑静な住宅街に建つスペイン風の美しい建物で、国の登録文化財です。
この建物は、旧外務省管轄の研究所(東方文化学院京都研究所)でした。
左京区北白川東小倉町です。




















敷地は植栽に覆われていますが、撮影してみました。










京都大学楽友会館(1925,大正14年)
建物全体はスパニッシュ様式ですが、玄関は特徴的なデザインが印象的です。
設計は森田慶一、鉄筋コンクリート造りです。
左京区近衛町にあります。













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京都の洋館(第七回)

2015-08-24 05:07:41 | 京都の洋館

地蔵盆も終わりました。
京都の洋館めぐりを再開です。七回目になります。

聖ヨゼフ修道院 門の家(1920,大正9年)
元々は旧財閥住友家衣笠別邸で、その後修道院や学校に使用されます。
戦後建物は取り壊され、この門と門衛所だけが残りました。
設計は多久仁輔、登録文化財になっています。
北区北野東紅梅町















紫明会館(1932,昭和7年)
旧京都師範学校(現京都教育大学)同窓会館です。
現在は高齢者施設、デイサービスなどが入っています。
北区小山、堀川通り紫明東入ル















カトリック高野教会(1940,昭和15年)
教会創立1938年、聖堂は1940年です。
北大路通り高野橋西詰















駒井家住宅(1927,昭和2年)
当時アメリカで流行していたスパニッシュ様式、設計はヴォーリズ建築事務所
駒井卓、静江記念館として保存されています。
左京区北白川伊織町





















進々堂京大北門前(1930,昭和5年)
京都大学の向かいにあり、今も昔も京大生に愛された、京都の老舗喫茶店です。
設計は続木斎、木造造りです。
左京区北白川追分町






















旧京都帝国大学YMCA会館(1913,大正2年)
左京区東大路通り東一条西入ル
設計はヴォーリズです。














京都府立医科大学基督教青年会橘井寮及び主事宅(1913,大正2年)
設計はヴォーリズ、YMCA会館に西隣です。










関西日仏学館(1936,昭和11年)
設計は R・メストラル、木子七郎
左京区東大路通り東一条上ル





















今回でお届けした京都の洋館は59棟です。
まだまだありますので、順次お届けします。
京都は拝観寺院は多いのですが、京都の洋館の多くは一般公開されていません。
明治以降の近代遺産として、広く観光客にも公開してほしい思わずにいられません。
私の洋館めぐり、100棟以上を目標にお届けするつもりです。







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