京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

奥嵯峨散策、愛宕念仏寺

2015-07-31 05:24:14 | 京都めぐり


連日の酷暑続きですが、この数日は夕立というより雷雨もあり、まさに夏本番です。
雨の後、少しの間涼しくなりホッとしますが、その後の蒸し暑さには閉口です。
今の時期、花は少なくなりますが、夏の花を見つけながらの散策も楽しいものです。
一昨日法然院→南禅寺コースを歩きましたが、今回は奥嵯峨です。

先日まで緑に覆われた落柿舎ですが、百日紅が赤いアクセントになっています。





散策中見つけた花です。

ヒオウギ





カライトソウ





ノウゼンカズラ






いつもは祇王寺に寄るのですが、今回はパスです。
奥嵯峨の街道を歩きます。





ふと見上げると百日紅が。きれいです。





青空に赤い花、格別に美しいと思う。










民家の軒先に鬼ユリとゴーヤ






嵯峨鳥居下の茶屋、つたやさん。





今回は愛宕念仏寺と決めていました。
愛宕念仏寺の創建は770年頃と伝えられ、現在の地に移されたのは1922年です。
ここの最大の見所は膨大な数の羅漢石像です。
1981年から10年間、1200人の一般参拝者が自身の手で彫ったものです。
まだ30年余りしか経っていませんが、苔むした石像はなんとも言えない趣があります。
寒い時期の愛宕念仏寺を一度お届けしましたが、真夏の景色もお届けします。















本堂前です。





参道まわりにも、本堂周囲も石仏だらけです。

































昨日の散策 法然院、永観堂、南禅寺

2015-07-30 05:20:07 | 京都めぐり

台風が通り過ぎた後、猛暑続きです。
私は祇園祭巡行が終わった後の数日間、いつも虚脱感がでてきます。
祇園祭好きもほどほどにしないといけないと思っています。
連日の猛暑で散策どころではなく、家のなかに閉じ籠る時間が増えています。
熱中症も怖いですが、まだ涼しいうちは散策にでようと思い、
昨日は私の定番コース、法然院→安楽寺→永観堂→南禅寺としました。

早朝の鴨川、河川敷をランニングする人が多いです。





法然院です。





早朝ということもありますが、薄暗い参道です。





茅葺き山門










砂壇模様は左右とも水の流れです。
以前書きましたが、砂壇模様は水を表現し、参拝者がこの間を通り、
身を清めるという意味合いがあります。
















青苔は今回もきれいでした。





















安楽寺です。










哲学の道を少し歩きます。
木槿が咲いています。











永観堂です。
拝観時間前ですから外から見える範囲で撮影します。

























南禅寺です。
塔頭寺院の牧護庵の睡蓮










南禅寺勅使門前の蓮池のハス


























近くでは鬼ユリも見頃です。





せっかくですから、南禅寺の景色もお届けします。










法堂前





ここも青苔がきれいです。掃除が行き届いている証拠です。





朝露に濡れたもみじ葉






庫裏前の景色






少し色づいています。





西雲院の百日紅

2015-07-29 05:17:43 | 京都花めぐり

私は毎年真如堂に近い、西雲院のハスを見るのを楽しみのひとつにしています。
西雲院は金戒光明寺(黒谷)の塔頭寺院です。
幕末、黒谷一帯が京都守護職会津松平侯の本陣となりましたが、西雲院は会津藩の戦没者墓地をあずかっていることで知られています。


訪れたのは昨日、陽射しが強い午前中です。
真如堂参道です。





もうすぐ八月、心なしか緑の色合いが変わってきたように思えます。





西雲院の東門です。





本堂前にハス鉢が並んでいるのですが、残念ながら咲いていたのは一鉢でした。
唐招提寺小蓮です。





祇園祭に熱中していて、見頃を逸したようです。
残念な気持ちで目を移すと、百日紅の赤が青空に映えとてもきれいでした。
「あー、きれいだ」思わず声がでてしまいました。






目当てのハスは残念でしたが、きれいな百日紅を見れて満足です。
日々の何げない草花に、心うきうきさせられました。

さらに目を移すとコスモスです。
夏真っ盛りですが、次の季節が歩み寄っているようです。








真夏早朝の植物園散策

2015-07-28 05:34:37 | 京都花めぐり

京都は祇園祭後祭巡行から猛暑続きです。
あまりの暑さに少しバテぎみで、家に閉じこもる日々です。
せめて早朝のうちに散策をと思い、妻を誘って、今の時期7時半に開園する植物園を歩いてきました。
木陰の下はまだ涼しいのですが、直射日光の下は暑くてたまりません。
二人とも帽子にタオル、水筒、保冷剤(帽子の中や首回り)が必需品です。


観覧温室の池に琳派400年記念行事の作品が展示されています。

ヤノベケンジ「雷神+黒い太陽」




ヤノベケンジ+増田セバスチャン「フローラ」
フローラはローマ神話の花の女神だそうです。





植物園には桜園とあじさい園に蓮池がありますが、ピークは過ぎました。
まだ少しハスが咲いています。




















四季彩り丘では「花ハス展」(~8/2)が開催されています。
ここも終盤ですが、咲いていたハスをお届けします。

悟空





紅唇





重水花





重弁八一蓮





金牡丹





紅重台蓮





原始蓮





日本古代蓮





小舞妃





功大蓮






請所の本紅




小椋炎





小椋の大黒





今年の花ハスも終盤のようです。
四季彩り丘には「花ハス展」以外に花や野菜も植えられています。

ヒョウタンやトウガンなどが大きくなっています。















アケビです。
子どもの頃よく山で食べました。





イトバハルシャギク











あまりに暑くて、木陰の多い生態園に入ります。

センノウ、あちこちに咲いています。





ナデシコ





山ユリ





オニユリ





ヒオウギ





サワギキョウ











カライトソウ





カリガネソウ





ヌスビトハキ





ソバナ





キンミズヒキ





エンビセンノウ





ツユクサ





キヌタソウ





ハクサンフウロ





あまりの暑さに、1時間余りで植物園を退散しました。




下鴨神社御手洗(みたらし)祭

2015-07-27 05:25:56 | 京都めぐり


下鴨神社の御手洗祭は、 裸足になり御手洗池をすすむ「足つけ神事」が有名です。
平安の昔、貴族は季節の変わり目は禊祓いをして、罪や穢れを祓っていました。
それが今日では、土用の丑の日に下鴨神社の御手洗池に足を浸し、罪や穢れを祓い、
無病息災、安産もお願いするのです。
今ではすっかり、夏の風物詩になっています。
今年の御手洗祭は、7月19日~26日で、露店(23日~26日)もでます。
私がでかけたのは23日です。
朝から降り続いた雨がやっと昼にはあがり、この時期にしては涼しいくらいです。

世界文化遺産の石碑が立つ南口より入ります。





表参道、いつもは濃い緑が続くのですが、奥に準備中の露店が見えています。






露店が並びはじめています。










南口鳥居です。





鳥居のなかも出店がでています。





楼門です。





楼門を越えると、行列を整理する白いロープが張られています。
橋殿で裸足になります。
夕刻以降混雑しますが、日中は空いています。










ロウソクをいただき、橋をくぐり御手洗池に入ります。
冷たい池にびっくりです。
風があり、ロウソクの火が消えないようにして池をすすみます。




















風ですぐに消えてしまいます。










足形祈祷木納所です。






これはなんでしょうか。





足つけ神事は、夜の方が幻想的で写真的にもいいのですが,
夜は出にくいので日中の撮影で御容赦ください。








天龍寺暁天講座2015

2015-07-26 05:21:33 | 坐禅会

祇園祭後祭の巡行も終わり、昨日は天龍寺暁天講座に行ってきました。
4時過ぎに起床し、早めの朝食を軽くとり、天龍寺に向かいます。


朝5時半の渡月橋、朝陽をうけています。





天龍寺の庫裏に入ります。





平田晴耕前管長筆の達磨図が迎えてくれます。





史跡、特別名勝の曹源池庭園です。
暁天講座の大きな楽しみのひとつが、早朝の曹源池庭園を観賞することです。
池泉回遊式庭園で、嵐山と亀山の2つの山を借景にしています。
朝陽をうけた山肌と池に映る景色もきれいです。
サギがいることもあるのですが、今年はいませんでした。






















6時 坐禅開始前の方丈内





6時、お坊様が挨拶し、坐禅の仕方、驚策の受け方などの説明を受けます。
坐禅は途中休憩を入れ、20分余2回行います。

坐禅終了後、般若心経の読経後、佐々木管長の提唱です。
お話は、夢中問答の26則「學解は道のりの障り」です。

提唱を聞く参加者と佐々木管長










提唱終了後は、恒例のお素麺の接待です。
私も一杯いただきます。




お素麺はみなさん、曹源池庭園を眺めながらいただきます。












龍の襖に映った参加者











書院の掛軸と達磨図
軸は「莫妄想(まくもうぞう)」です。
妄想する莫(なか)れ、くだらぬことを考えるな、という教えです。











庭園に咲いていた草花です。






























庫裏を出て、放生池の蓮も撮影しました。
蓮の見頃は過ぎたようです。





天龍寺をでて、行きたかったところがあったのですが、
あまりの暑さに中止し、家で休むことにしました。
皆様も暑さに御注意くださいますように。




昨日の祇園祭後祭の山鉾巡行

2015-07-25 04:44:34 | 2015祇園祭

昨日、祇園祭後祭のハイライト山鉾巡行が無事行われました。
前祭巡行は台風11号の影響を受けましたが、後祭巡行は前日までの雨がうそのような青空のもとで行われました。
巡行コースは前祭と逆で、烏丸御池9時半スタートです。
私が山鉾町に着いたのは朝8時です。

出発を待つ山鉾を撮影です。
まずは大船鉾です。
役員の方々でしょうか、出発前の鉾を背に記念写真です。










南観音山










北観音山





八幡山
ここでも出発前の記念撮影中です。





それでは、巡行順番に山鉾をお届けします。
先頭は橋弁慶山です。出発地点に到着しています。





二番手の北観音山、新町御池で方向転換の辻回しをしています。















役行者山





八幡山










鈴鹿山





南観音山




















鯉山










黒主山










浄妙山





後祭巡行の最後、大船鉾です。











巡行を見送り、私は帰還です。





昨日は後祭巡行以外に、花傘巡行、夜には還行祭も行われました。
祇園祭は28日に神輿洗い式、31日夏越祭で1ヶ月間の幕を閉じます。

私の祇園祭めぐりは、昨日の後祭巡行で終了とさせていただきます。
連日の祇園祭めぐりにお付き合いいただきまして、感謝申し上げます。





『 夢の応挙 傑作10選』日曜美術館

2015-07-24 15:36:17 | 美術・博物館

少し遅れましたが、先日の日曜美術館 『 夢の応挙 傑作10選』です。





円山応挙、絵が上手すぎる。私はそんな感想を常々もっている絵師です。

応挙(1733-1795)は江戸時代後期に、徹底した写生で絵画に革命を起こした絵師です。





私の好きな伊藤若冲より人気を誇り、俳人で絵師の与謝蕪村を友にし、弟子には奇想天外な長沢芦雪がいます。
当時は絵手本をもとに描いていた時代でしたが、応挙は実物を徹底的に観察し描く写生を追及します。
番組はそんな応挙の魅力を 10の傑作から探っていくというものです。

傑作選1 「龍門鯉魚図」
二幅の掛軸が対になっています。





左側は池を優雅に泳ぐ鯉、実にリアルです。





右側は滝のぼりの鯉です。





傑作選2 国宝「雪松図」
雪を被った一対の松、雄松と雌松です。
新しく降り積もった雪の輝きを金で表しています。










傑作選3 「幽霊図(お雪の幻)」
応挙も妻、お雪がモデルと言われています。
足のない幽霊を描いたのは応挙が初めてのようです。





傑作選4 「牡丹孔雀図」
鮮やかな色彩と孔雀の美しさに目を奪われます。





傑作選5 「写生図鑑(甲巻)」
応挙の写生の素晴らしさを一番感じられる作品と言えます。












傑作選6 「藤花狗子図」
小さな藤の花を丁寧に描いています。





傑作選7 「遊虎図」
香川県の金比羅宮の表書院の襖絵です。










傑作選8 「松に孔雀図」
きらびやかな金地に墨一色で描かれた襖絵です。










傑作選9「大瀑布図」
勢いよく落ちる水の勢いを表現するために、絵の下が畳について曲げられています。





傑作選10「氷図」
イギリスの大英博物館秘蔵の作品です。
下半分に斜めの線が何本か引かれた絵ですが、氷のひび割れを描いています。
恐るべき応挙です。





祇園祭後祭宵山の屏風飾り

2015-07-24 05:25:34 | 2015祇園祭

祇園祭後祭の宵山で一般公開された、商家の屏風飾りをお届けします。

「平成の祇園祭礼図屏風」(山本仁商店)





右双
社参、辻回し、山鉾巡行、くじ改め





左双
後祭、鉾曳初、日和神楽/護摩焚き、鉾建て、花傘巡行、還幸祭、神輿洗い





ミニ山鉾といけばな





無名舎(吉田家)















藤井家





「光琳百花図屏風」(奥井商店、八幡山保存会所有)
金地に春夏秋冬の花々を描いた六曲一双屏風
落款によれば天明二年(1782)、円山応挙が人のもとめに応じて尾形光琳の屏風絵を写したものだそうです。近年では久しぶりのお披露目だそうです。










源平合戦屏風





鵯(ひよどり)越の坂落とし





屋島の戦い





「紙本金地著色祇園祭礼図屏風」(京都市指定有形文化財)
著者は桃山時代の巨匠海北友松の一子、海北友雪(1598ー1677)と確認されています。
明暦年間(1598ー1677)頃の製作とされています。





(株)大日の屏風
























昨晩の祇園祭後祭宵々山

2015-07-23 05:24:56 | 2015祇園祭

今年の祇園祭の後祭も宵山と山鉾巡行を残すまでになりました。
昨晩は後祭宵山の前日、宵々山です。
昨年49年ぶりに再開した後祭ですが、私は前祭の宵山より好きです。
前祭の宵山はすごい人出で、山鉾の通りは一方通行規制されていますが、
露店も並び、歩くに歩けないほどです。
でも後祭は露店もなく、祇園祭の風情が一番味わえると思います。

昨日の京都は、朝から強い雨が降り続き、出かけるのが思案されましたが、
夕刻には小雨となり、待ってましたと宵々山にでかけてきました。
途中から雨も上がり、頬にあたる夜風が気持ちよく、絶好のそぞろ歩きとなりました。


鈴鹿山






橋弁慶山





御神体の牛若丸と弁慶です。





五条橋の上で戦う設定です。





鯉山です。





町会所に飾られた懸装品





浄妙山です。





御神体です。





後掛、智積院所蔵の「楓図」です。





黒主山です。





黒主山の御神体





役行者山




役行者山の懸装品です。





新町通りの八幡山です。
新町通りには大船鉾、南観音山、北観音山、八幡山など大きな山鉾が建っています。





八幡山の懸装品





北観音山





囃子方も乗り込んでいます。





南観音山











町内の子どもたちです。





大船鉾です。
ここは人出が多すぎて身動きがとれにくくなっています。
















宵々山に商家で飾られた屏風も撮影できましたので、また投稿します。






祇園祭吉田家(無名舎)の屏風

2015-07-22 05:24:05 | 2015祇園祭

祇園祭後祭でも屏風飾りが公開されています。
北観音山付近の吉田家(無名舎)でも屏風が一般公開されていました。
明治42年に建てられたこの建物は市の「 歴史的意匠建造物」に指定されています。
建物は白生地問屋を商った京商家の典型ともいうべき表屋造りです。
店舗、住居、土蔵とそれらを結ぶ2つの庭と、通り庭から成っています。


新町通りの北観音山付近です。





吉田家(無名舎)の屏風を見物する方々





通りから撮影させていただきました。





















京都の町屋は間口は狭いのですが、奥行きがあります。
実はわが家も京都の町屋の敷地で、奥行きは27mあるのですよ。
吉田家も中庭、奥庭のふたつが見えます。





先日紹介しました藤井家も公開されています。





暑い暑い日が続いています。
梅雨明け宣言と同時に蝉の鳴き声が家のなかにも聞こえてきます。
先日蝉の脱け殻の画像をお届けしましたが、庭で蝉も見つけました。








祇園祭後祭の山鉾建と曳き初め

2015-07-21 05:22:15 | 2015祇園祭

昨日、前日の関東甲信越地方の梅雨明けに続き、近畿も梅雨明け宣言がでました。
京都も朝から気温はぐんぐん上がり、35度数超えの猛暑の一日となりました。
朝の散策を日課にしていますが、7時過ぎには暑くなるので、足が鈍りがちです。
昨日は、祇園祭後祭の山鉾建ての3日目で、大船鉾、北観音山、南観音山は曳初めです。
私が山鉾町に着いたのは1時半頃です。

室町通りを北上し、新町通り南下のコースにしました。


鯉山です。





浄妙山はまだこれからです。





黒主山は真松が立てられたところです。










桜の山飾りです。











役行者山です。





新町通りの北観音山、曳初めを待つばかりです。





真横から見た北観音山





北観音山の破風、きれいな彫刻です。







南観音山も完成し、曳初めを待つばかりです。






反対側





破風と上水引、きれいです。





最後は大船鉾です。
昨年150年ぶりに復活した鉾です。





大船鉾の後ろ面










午後3時過ぎ、曳初めスタートです。










祇園祭後祭は今晩21日から23日まで宵山です。
巡行は24日です。






祇園祭後祭の山鉾建て

2015-07-20 05:29:05 | 2015祇園祭

17日台風通過の最中に巡行が行われた祇園祭前祭ですが、息つく間もなく、
翌日には後祭(あとまつり)の山鉾建てが始まりました。
昨年49年ぶりに復活した後祭ですが、今年もスタートです。
私は昨日10時過ぎに、後祭の山鉾建てを見に行きました。
前日の大雨がまだ尾を引くように、雨のなかの山鉾建てです。

まずは昨年150年ぶりに復活した大船鉾です。
町内の入り口には「物忌」の表札が立てられています。





荒縄だけで締め上げる「縄がらみ」は終盤です。
真横から見た大船鉾





縄がらみは単に機能的であるばかりではなく、見た目にも美しいよう工夫されています。
これは海老結びです。海老のように見えると思います。
縄がらみは、懸装品をつけると隠れてしましますが、見えないところにも美しさを追求する粋が感じられます。





これは蝶結びです。





御町内の方々が手分けして、作業を行っています。





後祭の山鉾は10基で、前祭の23基より半分以下です。
四条通りより南にあるのは大船鉾だけで、残りは四条より北の新町と室町通りにあります。
新町通りを北に上がると、南観音山が組み立て作業中です。
雨よけのブルーシートが張られています。















山鉾の近くに日本画家加山又三氏が町内に寄贈した団扇絵が飾られています。





季節の花が描かれています。いくつか紹介します。




















この時期ピッタリのひまわり





最後は室町通りの鯉山です。
この山は荒縄ではなく、ロープです。
町内の長老と思われる方にお聞きしますと、終戦直後からロープだそうです。
御神体をのせる躯体は今年新調されたようで、真新しいです。
















大丸京都で買い物がありましたので寄りました。
山鉾のデイスプレイ





本日午後、大船鉾、南観音山、北観音山の曳きはじめです。
なお21日から23日は宵山、24日巡行です。

関東は近畿より早く梅雨明けしたようです。
暑い暑い夏本番です。
どうぞ皆様も暑さには御注意くださいますように。





ハイビスカスとムクゲ

2015-07-19 13:19:39 | 京都花めぐり

昨日の植物園の続きです。
ちょうど「第7回ハイビスカス展」が開催されていました。
ハイビスカスは夏を代表する花です。
鮮やかな色で大きな花、見ごたえがあります。


プリンスナナコマ





不明





ラマンダ





桃色サンゴ






ミルフィーユ





花恋





レモンチボン






アメリカンスイートイート






ピンクマドンナ





はごろも





ケビンジョンソン





シシリー





ゲイタープライド





コキオオレンジ





レインボーフリマテイ





桃色サンゴ






フルムーン





同じく夏の代表花ムクゲです。
ちょうど見頃で、わが家のムクゲもつぎつぎ花が咲いています。
雨に濡れた ムクゲですが、さまざまな品種があります。




















耳原花笠:八重の花で花笠型





日の丸





角倉花笠:半八重で花笠型